「俺が、
「あぁ、その、出久があんたの親の事を話してから雰囲気が刺々しい、ていうか……違和感があったから。」
「……弟はヒーローオタク、姉貴は変わり者か。ずいぶんな姉弟だな?つうか、お前らあんまり似てないな?」
「よく言われるよ。そんで聞きたいんだけど、あんたの親……バーサークスとかいうのはどんなヒーローなわけ?」
舞夏の尋ねた言葉に烈は頭を掻くと、ため息を吐きながらも答える。
「狂戦士ヒーロー“バーサークス”、サイエンスヒーロー“クインテット”……戦闘センス抜群で荒々しく戦う“バーサークス”と豊富な知識でサイバー犯罪を行う敵を捕らえる“クインテット”。
「?どんな目って、憧れられるんじゃないの?」
「“色眼鏡”だよ……。どいつもこいつもまともに見ようともしない。何かする度にあの2人の子だからだって……俺はあいつらの付属品かよって何回も思った。」
「……。」
「だから俺は強くなるんだ。もうあの2人の子だからとか、色眼鏡なんて使わせない。俺は……俺だって証明してやるんだ。まぁあんたには関係無いか。」
「まぁ、確かに関係はないね。でも、あんたの両親はあんたに何か押し付けたの?」
「……何が言いたい?」
「いや、何と言うかそう言うのを話したのかなって……。あんたがすごい努力をしたってのはなんとなく分かる。」
「あっそ。そんだけ分かってくれれば良い。ま、無個性のアンタには関係ないだろうがな。邪魔したな、体育祭で当たったら、そん時に会おうぜ?」
烈はそれだけ言うと帰っていき、その立ち去る姿を見ていた舞夏は、何処か淋しげな背中をただ見つめていたのであった……。
◆◆◆
烈Side
「狂歌か。」
「イレイザーヘッドですか。こんにちわ。」
「学園では名前で呼べ。体育祭の練習か。」
トレーニングルームを出た辺りで、イレイザーヘッド……相澤先生と鉢合わせて頭を下げる中、相澤先生は何やらこちらを見ている。
「……何ですか?」
「お前の事は大概知ってる。そのおかげであの狂獣がエンデヴァーをぶっ飛ばした事件もな。」
「あれは俺関係ないでしょうが。」
「まぁそうなんだが、少しは周りを頼ったりするのも大切だぞ。」
「周り?色眼鏡でしか見てこない連中をどうやって……?悪いんですけど、俺は俺なんで。失礼します。」
俺はイレイザーヘッドに一礼すると、家に帰る。
俺は必ず優勝する……。
マイアのお相手
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A組男子
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A組女子
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B組男子
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B組女子
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ビッグスリー
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オリキャラ
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ヴィラン連合
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士傑高校