舞夏と出久の熱い姉弟対決を制したのは、姉の舞夏であり、2人の試合の熱は冷めやらず次の試合もすぐに開始された。
次の試合は拳藤対鉄哲対鷹野の3人による対抗戦を行い、B組対普通科の試合は舞夏に負けじと拳藤と鉄哲が精神的な成長を見せたことで、鷹野を圧倒し、拳藤が鉄哲と鷹野を倒して決勝戦への切符を勝ち取った。
『さぁさぁ!いよいよ決勝戦が始まるぜ〜〜!!今回の決勝は何と華やかな女子同士の対決だ〜!
まずは〜!そのセンスは最早天才!素の戦闘能力で勝ち上がってきたNEWスター!ヒーロー科、緑谷舞夏!』
「スターって……なんか盛りすぎ。」
『VS!武闘派な個性を使いこなして、決勝戦への切符を勝ち取った逸材!ヒーロー科、拳藤一佳!』
「やってやろうじゃん!舞夏!」
「あたしも負ける気はないよ。一佳。」
『さぁ、どんな試合を見せてくれるんだ!決勝戦、Ready、Fight!!!』
「はあああ!!」
「くっ!?」
試合開始の合図と共に先制したのは一佳だった。
一佳の個性、大拳は拳を巨大化させる個性であり、その攻撃力はB組の中でも上位に入るものであり、戦闘センスも舞夏を見ていた彼女は、独自に特訓もしていた。
その結果、一佳の成長は目覚ましいものになっていった。
「どうした舞夏!逃げるだけなの!?本気で掛かってきなよ!」
「無茶言ってくれるね、っと!」
舞夏は一度一佳から距離を取ると、深呼吸をして意識を彼女だけに向ける。
「(懐かしいね。戦場で馬鹿やってた頃よりはマシだけど、今は……真っ直ぐ前だけを見る。)」
舞夏は今この瞬間、ゾーンに入った。
「はああああああああ!!」
「ふっ!!」
パァンッ!!
「かはっ!?」
舞夏は右フックが一佳の脇腹にヒットし、一佳は後ろに下がるが舞夏は逃さずに、まるで読んでいたかのように一佳を転ばせると鳩尾に掌底を放つ。
「っ!か………っ!」ドサッ。
「っ!勝負あり!拳藤さんダウン!勝者、緑谷舞夏さん!!」
「「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」」」」」」」」」」」
観客のプロヒーローたちは、舞夏の勝ちが決まった瞬間に歓声を挙げ、舞夏も静かに笑いながら拳を上に挙げる。
舞夏は倒れてる一佳を背負うと、そのまま医務室まで連れて行くのだったが、歓声はしばらく鳴り響いたのであった……。
その後行われた閉会式、そこでは1位の舞夏、2位の一佳、3位の鉄哲と鷹野が表彰台の上に立っており、その姿を写真に収めようと、パパラッチ達も集まっていた。
「何か恥ずかしいね。」
「良いんじゃない?注目されるなんて滅多に無いんだし、この際目立っときなよ。」
「あたしは目立つの苦手なんだよ。」
「さぁ皆さんご注目を!今回の入賞者はこの4名です!そして、メダルの授与はこの方!」
「ハー!ハッハッハッ!!!誰かって!?もちろん、私だぁ!!!」
「オールマイト!!!」
「まずは3位の鷹野少年、鉄哲少年!惜しかったね。活躍は見事だったよ。」
「ありがとうございます!!」
「次は唸るような活躍をしてみせます。」
「はっはっは!それは楽しみだ!さて次は、準優勝の拳藤少女、素晴らしい武を見せてもらったよ。感動してしまった。」
「あ、ありがとうございます!もっと頑張ります!」
「うんうんっ!応援しているよ!それじゃあ優勝おめでとう緑谷少女、まさか優勝するとは思わなかったよ。」
「あたしもまさか優勝するなんて思わなかったよ。けど、嬉しいといえば嬉しいかな。」
「君は緑谷少年と同じくらい期待している。今後もその活躍を楽しみにしているよ!」
「あぁ、どうも。」
メダルをオールマイトから受け取った舞夏達に、パパラッチ達も写真を撮りまくり、プロヒーローたちや生徒達は彼等に拍手を向けるのであった……。
マイアのお相手
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A組男子
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A組女子
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B組男子
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B組女子
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ビッグスリー
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オリキャラ
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ヴィラン連合
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士傑高校