女傭兵のヒーローアカデミア!!   作:ボルボロックス

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大変お久しぶりです!

遅れて申し訳ありません!!


第五話 それぞれの修行と試験!

 舞夏はリューキュウという女性と話してから、自分も自分の大切なモノを護る為、そして成長するために体を鍛え始め、さらに出久と同じようにボランティアなどもやりながら過ごしていた。

 

 

 そんなある日の夜、舞夏がトレーニングの一つであるランニングから帰ってきて、風呂に入ってから夕飯を食べ終えて、勉強してから眠りについた時であった。

 

 

「あれ?ここは……。」

 

 

 舞夏は花畑の上に立っていた。

 

 

 自分は眠っていたはずなのに、何故か花畑の上に立っていた事に舞夏は困惑しかけるが、そこにある人物が話しかけてきた。

 

 

「やぁ、久しぶり。マイアさん!」

 

 

「アスカ?なんでここに?てか、ここはどこなの?」

 

 

「うむっ!良い質問ありがとう。ここは夢の中であるが、夢とは違う空間でな。……マイアさん、あんたの本来の力を呼び戻すのと、修行する為の空間だ。」

 

 

「修行する為の、空間?」

 

 

「そう!貴女の弟である出久くんがオールマイトの考案したトレーニングをしているそうですね。ならば、貴女も彼を護るのならば強くなってみてはどうでしょう?今後、貴女の周りには、貴女以上の存在やヒーローが出てきます!その際に生き残るためにも渡し忘れた特典もお渡しします。」

 

 

「それはありがたいけど、それって個性なんじゃないの?」

 

 

 舞夏……マイアの問い掛けにアスカが答えた。

 

 

「まぁ、そう思うでしょうね。ですが!これは個性とは異なります。個性は言わばオマケのようなもの。私がこれから貴女にするのは純粋な修行であり、この修行で得た能力は個性には含まれません!!」

 

 

「……ある意味なんでもアリだな。んで、あたしはどれくらいまで強くなれば良いの?」

 

 

「そうですねぇ。………………………………どうせだから“神”を超えるくらい?」

 

 

「あんた一回病院行った方が良いよ。主に頭の。あのさぁ、そもそも神を越えるってのがあり得ないっての。どんだけやばいもんにならせる気だよ?」

 

 

「そうでもないですよ?何せあのタイガだって人間やめてるんですから!」

 

 

「それは言えてる。あいつはある意味で異常だったわ……。まぁいいか、あたしも成長しなきゃいけないし。受けさせてもらうよ。その修行……。」

 

 

 マイアがそう言うと、アスカは指をぱちんっと鳴らす。

 

 

 すると、景色が変わると、そこは昔いた懐かしい戦場であった。

 

 

「ここは……!!」

 

 

「今日から毎日ここで修行してもらいます。この空間の中では1ヶ月大体1分ですので、1年過ごしても歳は取りませんが、経験値は加算されていきますし、死んでも生き返ります。かなり痛みますけど!」

 

 

「あ、あぁ、そうなの……?ならそうだなぁ……。毎日少しずつだけど、やってみるかねぇ。」

 

 

 そうして出久はオールマイトの、マイアこと舞夏はアスカの所で修行をする事となり、いつもと変わらない日常に、ほんのちょっぴりの非日常を過ごしていたが、それぞれが目標に向かって進み、努力を重ねに重ねていった……。

 

 

 

 そして……目標の雄英入学当日!!巨大なヒーローの頭文字である“H”を象った建物、雄英高校の前に立っていた舞夏と出久。

 

 

 2人は今日!“雄英”一般入試実技試験に挑むのであった……。

 

 

◆◆◆

 

 

 試験当日。

 

 

「ま、間に合った!!」

 

 

「だね。大丈夫?出久、緊張してる?」

 

 

「う、うん……!!で、でも大丈夫!!だってたくさん頑張ったから!!それより、姉さんも受けるんだね、雄英!」

 

 

「まぁね。何せ大切なモノ(家族)を護れる存在にならなくちゃ。」

 

 

「姉さん……!!」

 

 

「どけこら!!!」

 

 

 舞夏と出久の後ろ、そこには2人を射殺さんばかりの眼光を向ける爆豪が立っていた。

 

 

「俺の前に立つんじゃねぇ!殺すぞ!!」

 

 

「かっ……爆豪くん……!?」

 

 

「あたしらが嫌で道を通りたきゃ避ければ良いじゃん。道広いんだし?」

 

 

「んだとコラ!?」

 

 

 爆豪が舞夏に詰め寄ろうとした時であった。

 

 

ガッ!!

 

 

「ガハッ!?」

 

 

「「え/ん……?」」

 

 

「道の真ん中ぎゃあぎゃあやってんじゃねぇよ。邪魔だタコ。」

 

 

「んだ!?ぶつかんじゃねぇよモブが!!!」

 

 

 爆豪の肩にぶつかって彼を転ばせたのは、1人の男子生徒であり、その生徒は爆豪を見ると、はぁっ……。とため息を吐く。

 

 

「モブねぇ?なら、そのモブに転ばされたお前はモブ以下だな?ヘドロくん?」

 

 

「~~~~っ!!!?んだとゴラァァァッ!!誰がモブ以下だぁぁぁあっ!?俺はオールマイトを超える男だぞ!!?」

 

 

「……お前、あんまり頭良くないだろ?あぁ、爆竹みたいな頭してるから、脳細胞がどっか行っちまったのか。それは知らなかった、謝るよ。」

 

 

「~~~~~~っ!!!!!!!ぶっ殺す!!!」

 

 

 さすがに騒動にざわつき始める他の生徒たち、しかし、爆豪は自身の個性を使おうとして男子を掴もうとした時、どこからともなく“布”が伸びてきて、爆豪を縛り上げる。

 

 

「んぐっ!?……んだ、これ!!?固ぇ……!!」

 

 

「試験当日に騒ぎを起こすとはな?……お前ら、何しにここに来たんだ?」

 

 

 そこには若干小汚ない格好をした男が立っており、ガッチリと布で爆豪を縛っていた。 

 

 

「俺らは試験に来たんですよ。それをそこの爆竹くんがこの2人に襲い掛かりそうになったり、軽くぶつかった俺に個性を使おうとして来たんですよ?俺ら、責められる要因無くないですか?」

 

 

「……はぁ。あまり騒動を起こすな。今回は見逃すが、次はないと思えよ。それと次に“個性”を勝手に使おうとしたら、問答無用で摘まみ出すからな。」

 

 

 そう言うと、男は爆豪から布を剥がすと校舎へと帰っていき、爆豪は男子と出久、舞夏を睨み付ける。

 

 

「お前ら、覚えとけよ……!!!オラッ!!見てんじゃねぇよ!!!!」

 

 

「なんだあれ?まるで小物のヴィランだな?」

 

 

「歩く火薬庫兼サイコパスでいじめの常習犯、そんであたしらの幼馴染み。」

 

 

「あんなのが幼馴染みかよ?ある意味同情するぜ。」

 

 

 それだけ言うと男子生徒は校舎の方へと向かって、歩いていった。

 

 

「す、凄い人だったね?」

 

 

「確かにね?そんじゃ行こうか。」

 

 

「う、うん!」

 

 

 舞夏と出久も校舎の中へと進んでいった……。

 

 

◆◆◆

 

 

 そして、試験の説明をするために講堂に入り、そこで番号が配られ、舞夏と出久は離れて座ることとなった。すると、しばらくして尖った金髪頭の男、ヒーロー“プレゼントマイク”が現れた。

 

 

「イエーーーーーーーーーーーイ!!今日は俺のライブにようこそーー!!エヴィバディセイヘイ!!」

 

 

シーーーーンッ

 

 

「こいつシヴィーーーー!んじゃあ、サクッと俺から試験の概要をプレゼンするぜーーーー!!!!」

 

 

「(煩っ……。)」

 

 

 プレゼントマイクの後ろには映像が写し出された。

 

 

「入試要項通り!!リスナー達にはこのあと10分間の“模擬市街地演習”を行ってもらうぜ!!持ち込みは自由!!プレゼン後に指定の演習会場に向かってくれよな!!!」

 

 

「(あたしは……“F”会場か。)」

 

 

「そしてぇ!!!各演習場には“仮想敵”を“3種”と多数配置しており、それぞれの“攻略難易度”に応じてポイントを振り分けてあり、各々なりの“個性”で“仮想敵”を行動不能にして、ポイントを稼ぐのがリスナー達の目的!!もちろん!!他人への攻撃などアンチヒーロー的行動はご法度だぜ!!!」

 

 

「質問よろしいでしょうか!!」

 

 

 プレゼントマイクが説明し終わった時、1人の眼鏡をかけた生徒が手を上げた。

 

 

「先程、各演習場には“仮想敵”を“3種”と言っておりますが、プリントには“4種の敵”が掲載されております!!これが誤載であれば日本最高峰の雄英において恥ずべき痴態!!我々受験者は模範となるヒーローの指導を求めて、この場に座しているのです!!そして!!そこの縮れ毛の君!!」

 

 

「!?ぼ、僕!?」

 

 

「先程からボソボソと気が散る!!物見遊山気分なら即刻雄英から立ち去りたまえ!」

 

 

 ギロリと出久を睨む眼鏡の学生、その時であった。

 

 

「くくくっ!愉快愉快♪まさに絵に書いたようなお利口さんだ事で。」

 

 

「何だと!!?そこの君!!何故煙草など吸っている!!?未成年「残念、これは棒つきキャンディーさ。あと、ちょっと私からも良いかい?」な、なんだ?」

 

 

 棒つきキャンディーを口にくわえた女子生徒が眼鏡の学生の方を見る。

 

 

「まず、眼鏡くん。キミは幾つか間違っているよ。まず、仮想敵についてはちゃんと説明があるだろうから、最後まで聞くべきだった。目上の人の話は遮るものではない。さらに、そこの“マリモ”くんに対してキミは“物見遊山”と言ったね?なぜキミが彼を物見遊山だと思って叱る権利があるんだい?」

 

 

「ぼ、俺は!全生徒を代表して「いや、誰かキミに代表して発言してくれって言ったかい?」っぐ!?」

 

 

「あと、ヒーローなら状況を判断した方が良いよ?私から見れば、キミは彼を晒し者にしているようにしか見えないけど?そこのところ考えた方が良いよ?真面目眼鏡くん。」

 

 

「ぐっ!!!?」

 

 

 女子生徒の言葉に赤っ恥を書かされた男子生徒はそっと座り、女子生徒は片手をあげて申し訳なさそうにプレゼントマイクに謝る。

 

 

「いや~、申し訳ないプレゼントマイク。勝手に発言してしまって。」

 

 

「オーケー!オーケー!構わねぇぜ。中々クールで好感が持てるぜ?そう!4種目のヴィラン!!それは謂わば“お邪魔虫”!!会場を所狭しと暴れている“ギミック”よ!!だから、倒しても“ポイント”にはならないぜ!!」

 

 

 プレゼントマイクの言葉にざわつく生徒達。しかし、まだ終わってはいなかった。

 

 

「さて、最後にリスナーの諸君に我が校の“校訓”をプレゼントしよう!!かの英雄、ナポレオン・ボナパルトは言った。“真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者”と!!!

 

plus ultra!!!それでは皆、よい受難を!!」」

 

 

 その言葉に“数人”の生徒が反応し、その後はそれぞれの会場に向かったのであった……。 

 

 

◆◆◆

 

 

舞夏Side

 

 

 ガイダンスを終えて、舞夏はジャージに着替えて自分の会場であるF会場に来ていた。

 

 

 会場には大勢の生徒達がひしめいていた。というか、なんかあたしチラチラ見られてんだけど?

 

 

「うわ、凄い人数。こんなにいるのか。てか、何であたしの事をチラチラ見てんだ?」

 

 

「確かに多いね?何人ここから“落ちる”ことやら?」

 

 

「?あんたさっきの。」

 

 

「どうも。私は霊蘇。死煙(しえん) 霊蘇(れいす)さ。」

 

 

 先程の女子、死煙 霊蘇は舞夏に手を伸ばす。

 

 

「あたしは緑谷 舞夏。宜しくね。ねぇ、ところでほとんどの男子がこっちをチラチラ見てるの?あたしなんかした?」

 

 

「舞夏ちゃん……かぁ。それはまぁ、それだけ立派な物をお持ちなんだ。男子諸君は見てしまうだろうさ。まぁ、何はともあれ気楽に行こうや。」

 

 

 その時であった。

 

 

『ハイスターーーート!!』

 

 

「「「「え?」」」」

 

 

『おいおい!実戦じゃあカウントなんて入らねぇぞ!!走れ走れ!!賽は投げられてんぞ!!』

 

 

「っ!!?」

 

 

 プレゼントマイクの言葉を聞いて、動いた一同。

 

 

 しかし、誰よりも彼らを抜いて行ったのは……舞夏であった……。




遅くなりまして、申し訳ない!!


何かあればコメントなど!!

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