ラブライブ!スーパースター‼︎・響きの記憶の戦士   作:ニントという人

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どもども、作者でございます。
この頃作者はテスト勉強に追われているでしょう。
ということで予約投稿です。書いたストックです。
1,2週間前に書いたやつだっけな。
まあ作者のどうでもいい話は置いといて。
そして気づいてしまった……

あらすじ紹介やってない!?
…そんなあらすじ紹介が復活する第12話、どうぞ。


始まりのF/二人を一つに、名前も一つに

前回の、ラブライブ!スーパースター!!・響きの記憶の戦士!

「前回、かのんが!歌えなく!なってしまった!」

「あ〜!ほんとにどうしよう〜!」

「大丈夫デス!かのんさんならきっとできます!」

「そうそう!きっとまた歌えるよ!」

「うぅ…そうかな…」

「まあ自信持てって。……じゃあ、そんな俺達がどうこの状況を打破するのか、それがわかるのか?わからないのか?な第12話をどうぞ!

 

◆◆◆◆

 

「やっぱり無理だよ〜!そんな簡単に歌えるようになってるなら、今まで苦労してないよ〜!」

 

現在かのんの家、絶賛やさぐれ中。

 

「かのんさんは歌えてマシタ!可可も圭人さんも見てました!」

「たまたまだよ……今の姿が本当の私なんだよ…」

 

どこかの地獄兄弟かよってレベルでやさぐれてんなおい…

 

「くよくよしないでくだサイ!」

 

可可の言葉に、かのん、千砂都、俺の三人は彼女の方を向いた。

 

「かのんさんがいたから、可可は今こうやって頑張れているんデス!」

 

考えれば、彼女は一人きりで生まれたちを離れ暮らしている身。

言語もほぼ問題ないとはいえ、やはり心のどこかで辛さは感じているはず。

 

「……可可ちゃん…」

 

かのんの心にも、その思いは通じたようだった。

 

「……でも、一回克服できたのにまた繰り返しちゃったんだよ?どうしたら良いか…」

 

そう、問題はそこだ。

たとえ志はあったとしても、現実という非常な存在がそれを押しつぶす。

今にも泣き出しそうなかのんが言うと、可可は少しの間黙考した末…

 

「…分かりました。では無理に歌おうとするのは止めましょう。」

「歌うのを止めるって、じゃあどうすんだ?」

「…今回は、可可一人で歌いマス。」

「「「えっ…!?」」」

 

……一人!?

 

「ほ…本気なの!?」

「本気デス。かのんさんほどの歌唱力はありませんが……ですから、かのんさんはステージに立つだけでいいんデス!」

 

……すごい、この子。初対面の時から思っていたけれど、ここまで来ると畏怖の念すら湧いてくる。

 

「一緒に全力のライブにしましょう!それが終わったら、また歌えるように頑張ればいいんデス!」

 

……やっぱりすごい。この子は。

 

「可可、約束しましタ!かのんさんが歌えるようになるまで、諦めないって!」

 

……そうだ、何も諦めるわけじゃない。今できることを全力で、それからのことは後だ。

 

「かのんちゃん、可可ちゃんがここまで言ってくれてるんだよ?」

 

千砂都も、かのんを誘いかけるように言う。

 

「ああ。後のことより今。出来ることを全力でやれば良いんじゃないか?」

 

俺も続けて言い、かのんの背中を押す。

 

「…そうだよね。まずは、二人で一位取らなきゃだもん!いいライブが出来るように頑張る!」

「はいデス!そうと決まれば、お三方に見せたいものがありマス!」

「見せたいもの?」

 

◆◆◆◆

 

「じゃっじゃーん!」

 

そう言って飛び上がる可可の両手には、光る棒が一本ずつ……いわゆるサイリウムと言われるもの。

彼女に連れられて来た代々木公園には、巨大な…限度を知らない大きさの看板。

そこには特徴的な書体で『kuukaa』と書かれ、バルーンなどで装飾が施されている。

ああ、言っていなかった。可可はサイリウムだけでなく、頭にははちまきを巻きながら飛び上がり、着地すると同時に軽めの…ヲタ芸だね、これ。まあそれを打っていた。

……どこから突っ込んだらいいんだ、これ。

 

「どうですか…!」

「…なに、これ…」

「…me too…」

 

ほんとになにこれ?

 

「初ライブに当たって用意した、グループ名付きの看板とブレードデス!」

「…ブレード…」

「あれってファンの子が持つやつじゃ…」

「配りたいと思いマス!私達を応援してくれそうな人達に!」

 

行動力よ。前世でも見たことないよこんな行動力を持つ人。

 

「この、kuukaa、ってのは…」

「可可が考えたグループ名デス!可可のクーと、かのんさんのカーで、クーカーーッ!」

「どうだろ…」

 

うんかのん。その気持ちはわかる。わかりやすいよ。わかりやすいけどさ……スレのニキからさっき感じたからこれ以上は止めとこ…

 

「でも、トレーニングの間にこんな物作ってたなんて。」

「…確かに。これ、見てる限りだとだいぶ大仕事だと思うけど…」

「好きですので!」

 

なるほどね。たしかにそれなら納得だ。俺も前世でも今生でもそんな経験あったしね。

千砂都に俺、可可が話す中かのんが、

 

「…看板は…ちょっと考えようか…」

 

…それは同意だわ…… 流石に早すぎると思うぜ…

 

「……あそうだ。ここまで来たんだし、ついでに見てこうぜ。」

「?見てくって何を?」

「決まってんだろ?…………二人のステージ。」

 

というわけで。

 

 

 

俺達は、本番の舞台となる代々木公園のステージに来ていた。

 

「「「ふぁ〜〜〜〜!」」」

 

女子三人が感嘆の声を上げる中、俺も内心驚いていた。

 

「すごいな…こんな大きいのか…」

「ここで、ライブするんだ…」

「はい…」

 

…ステージは、トンネルの断面図とでも言うべき、ドームにも似たステージ。

それそのものはありふれたものだけれど、ここでライブをすると認識するだけで、何段も綺麗に見えてくる。

 

「…全部で10グループくらい参加するらしい…その中で、一位を取らないと…」

「10グループの中で、一位…」

 

かのんの声は震えていた。

…だが、その奥に感じられる心は、一つも震えていなかった。




はいはい、終了です。
気がつけば3話が終わりそうですけど…まだ2話しかしてないんだよなぁ…
原作2話は6話くらいかかったのに…
まあ、書いていきます。とりあえず。
ってわけで、予告でもどうぞ。

次回、ラブライブ!スーパースター!!・響きの記憶の戦士は!
「サニーデスゥゥ!」
突如襲来する
「フフッ…ハハッ…」
衝撃と悪魔(怪人)
「こっちは忙しいんだコノヤロー!」
乗り越えるために…

第13話 始まりのF/襲来、夏と幻想
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