ラブライブ!スーパースター‼︎・響きの記憶の戦士   作:ニントという人

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どもども、作者でございます。
始まりましたねラブライブスパースター二期!
………まあ見れてないんですけどね!(血涙)
親が…某鉄の腕なダッシュを…っ!
ってことで、これが投稿された二時間とか三時間とかあとに見てるでしょう、僕は。
録画機能ありがとう。

…ってことで、二期に到達するのがかなり遠そうなこっちの小説、どうぞ。


始まりのF/終わる幻想

前回の、ラブライブ!スーパースタ=!!・響きの記憶の戦士!

「前回、とうとうライブ本番!」

「二人共最高だったよ〜!」

「あぁ〜よかった〜!歌えたよ〜!」

「流石かのんさんデス!可可は信じでいマシタ!」

「…たださ、まだ原作3話の話終わってないんだよね…」

「「「…え?」」」

「……ってことで、まだ何かありそうな第16話、どうぞ…」

 

◆◆◆◆

 

かのんと可可の────クーカーのステージは、幕を閉じた。

その後、他のグループのライブも行われ、いよいよ結果発表となった。

 

『それでは!順位の発表に移ろうと思います!』

 

司会の人がアナウンスすると、会場から歓声が沸き起こる。

 

『さて、まずは三位から────』

 

と、そこまで言った時。

俺の視界に、ある一人の男が写った。

 

「……おいおいその予想は当たんなくていいんだよ…!」

 

俺がそう呟いた訳は簡単だ。その男が、この前会ったばかりの……あのファンタジー・ドーパントの変身者だったからだ。

 

「悪い千砂都……今すぐ逃げたほうが良いかもしれねぇ…」

「え?それってどういう…」

疑問を抱く千砂都を尻目に、俺はロストドライバーとビートメモリを取りだした。

 

「…っ!圭人くん、もしかして…!」

「ああ、来てほしくない観客の方がいらっしゃったらしい…」

 

俺達が言葉を交わす間に、奴はステージの上に登っていた。

 

『あの…すいません、今から結果発表なので降りていただけると…』

 

当然、司会が注意するが…

 

「全部…僕の…」

 

男は聞く耳を持たず、小さく何事が呟くと、ポケットから一本のUSBメモリを取りだした。

 

「全部…全部…全部僕の物だァァァァァァァッ!

 

奴は何かに耐えかねるように叫ぶと、手に持ったメモリを起動し、首に差し込んだ。

 

「fantasy!」

「ウオォォォォ!」

 

奴は半ば半狂乱に陥った状態で、四方八方に様々な属性の攻撃を発射していった。

 

「「「キャァァァァァァァァァ!」」」

 

会場は、一瞬にして悪夢へと変わった。

 

◆◆◆◆

 

「圭人くん……あれこの前の…」

「ああ……待った、まだステージの方にかのんと可可が…」

「…!そっか、どうしよう…」

「…俺が行ってくる。二人を逃したら変身して戦闘に入る…」

「…わかった。無理しないでね。」

「当然。千砂都も逃げとけよ。」

 

その言葉を最後に、俺はステージへと駆け出した。

 

「かのん!可可!」

 

俺は舞台裏に向かうと、二人の名前を叫んだ。

 

「…!圭人くん!」「圭人さん!」

 

すぐに、聞き慣れた二人の声がして、俺はその方向へと向かった。

 

「二人共大丈夫か!?」

「なんとか…」「こっちも大丈夫デス!」

 

二人の元へ着くと、その周辺には奴が放った炎が引火していた。

 

「他のグループは?」

「あの人がドーパントになった時に、すぐに逃げていったよ。私達は、丁度周りに火が来ちゃって…」

「そういうことか…待ってろ!いま火を消す!」

「お願い!」「お願いシマス!」

 

そう言った俺は、すでに腰に装着済みのロストドライバーにビートメモリを装填し、ライ

ダーに変身した。緊急事態につき短縮版である。

 

「beat!」

 

変身した俺は、マキシマムスロットにオーシャンメモリを装填、スロットのスイッチを押す。

 

「ocean!」

「ocean! maximum drive!」

 

マキシマムドライブを発動した俺は、右腕から生成した水を、狙いを定めながら火に当てていった。

 

「…よし…消し終えたぞ!」

「ありがとう!」「ありがとうございマス!」

「二人はとりあえず逃げててくれ!俺はアイツを止めに行く。」

「分かった!無茶しないでね!」

「分かってる!」

 

そう会話を交わすと、俺はステージへ、二人はステージの外へ向かっていった。

 

「また会ったなファンタジック野郎!」

 

俺はそう叫びながら、背中から取り外したビートロッドでやつに打ちかかった。

 

「…!なんデおマえが!」

「こっちの事情だ!」

 

再度振り下ろしたビートロッドは奴の胴を打ち据え、やつを数歩後ずらせる。

 

「さあ……ミュージックスタートだ!」

「なニがミュージックだ!」

「そんな事言わずに、大人しく聴いとけ!」

 

俺達は、あのときの再現のように、剣とロッドで激しい剣戟を繰り広げる。

 

「倒す前に聞いておく、このフェスを襲ったのはなんでだ?」

「簡単だよ……もう二度と俺をオタクっテバカに出きナいようにするためダ…おれノアイするスクーるアいドルを俺のもノ二スレば…」

「…そうか、よーく分かった。……おまえの過去がとてつもなく暗かったってことだけはな。」

 

俺と奴が鍔迫り合いになると、俺は言葉を続けた。

 

「…でも、それは人を傷つける理由にはならない。だから…」

 

俺は、ロッドを握る両手に力を込めると、

 

「……俺が、お前を止める!」

 

そう言い放ち、強引に奴を弾き飛ばした。

 

「グあッ!?」

 

奴は数メートル弾き飛ばされると、地面を転がってから地に身体をつけた。

 

「くソが…俺はマちがってナい…俺は…俺は間違ってなぁァいッ!」

 

奴はいよいよ正気を失ったのか、これまでの何倍もの声量で絶叫すると、炎刃、水弾、風刃、土石、光弾、闇弾など様々な攻撃を繰り出してきた。

……そろそろ、あれを使うか。いますぐにでも逃げ出しそうだ。

俺はそう考え、濃いクリアイエローのガイアメモリを取りだして起動、ビードロッドのスロットに差し込んだ。

 

「lock!」

「lock! maximum drive!」

 

「ハアァァァッ!」

 

俺は足に力を込め、跳躍するように前方────奴の方向へと駆ける。

そして、俺とアイツがすれ違う瞬間、俺はロッドのトリガーを引き、半ば切り抜くように打撃を食らわせた。

 

「グっ!?」

 

奴は打撃で悶えるが、それ以外に対した変化は見られない。

 

「へへ、なんダ、失敗してンじゃネェか。こレなら余裕ダ!」

 

そういって、奴は再び弾幕を張る。

俺はそれを跳躍での回避、ロッドでの防御でやりきった俺は、ロッドにサイクロンメモリを差し込んだ。

 

「cyclone!」

「cyclone! maximam drive!」

「フッ!」

 

俺は身体を捻り、ロッドを左腰に構える。そして。

 

「オラァァッ!」

 

俺は右にロッドを振り払いながら、同時に俺の身体も回転させ、自分自身に大竜巻を纏わせながら、そのまま奴へと突撃した。

 

「ウォォォォォォッ!」

 

「ぐあァぁぁァァっ!」

 

俺は回転しながら、何度も何度も回転斬り…否、回転打ちを奴に喰らわせた。

 

「ぐグググぐぁあぁぁぁ!?」

 

奴は更に遠くまで吹き飛ばされると、そのまま、地面に倒れた。

 

「グ…こ…こうなったら逃げるしか…」

 

奴はそう言って、おそらくテレポートを発動しようとした………のだが。

 

「……!?ナぜだ!?なぜテレポートガ使えナい!?」

 

……奴の反応から見るに、テレポートは使えなかったのだろう。なら良かった。どうやら成功したらしい。

 

「その反応、うまく行ったっぽいな?」

「…!うまくいッただと!?やはリキ様のせイか!?」

「ご名答。さっきのお前が失敗って行った攻撃の結果さ。」

「な…どういウこトだ!?」

「簡単な話さ。俺があの時使ったガイアメモリはロックメモリ、施錠の記憶を秘めたメモリだ。その記憶から、お前のテレポート能力をいわば封印して、その鍵を閉めたってわけだ。」

「な……」

「ってことで…」

 

俺はドライバーから外したビートメモリを、マキシマムスロットに装填、ロッドを背中にマウントし、キックの予備動作を取った。

 

「や…やめロ!来るナ!ヤメロ!」

「…いや、無理だな。」

 

俺は奴の懇願には耳を貸さずに、俺は高く跳躍すると、同時にスロットのボタンを押し込み、奴にライダーキックを打ち込んだ。

 

「ビート・ミュージックストライク!」

「や…ヤメロぉぉぉぉ!」

 

俺の右足は、正確に奴の胴体を捉え、そのまま───奴を蹴り飛ばした。

 

「ぐァァぁァァぁぁぁッ!?」

 

奴は飛ばされた後、地に転がった後─────爆発。

爆煙が収まると、そこには男と、砕け散ったメモリが転がっていた。

 

◆◆◆◆

 

その後。俺はメモリの残骸を回収すると、その場に訪れた警察から身を隠しつつその場を離れた。

メッセージアプリで三人と連絡を取り、近くのカフェで合流する。

受付に待ち合わせだと伝えてから奥に進み、すでに聞いてあった席へと向かう。

 

「…あ、三人とも」

「…あ、圭人くん/圭人さん/圭人くん!」

 

三人とも俺に反応し、その間に俺は4人席の中の余っていた1席に座る。

 

「さてと…三人とも、大丈夫だったか?」

「うん。どこも怪我してないよ。」

「圭人くんが守ってくれたしね!」

「ありがと、圭人くん。」

「そんな褒められても何も出ないぜ。…まあ、それは置いといてだ。今回のフェスの結果発表だけど、一体どうなるんだ?」

「あ、それなら、運営のSNSに載ってたよ。明日、別の会場で発表するって。」

「そうか。…じゃ、今日は一旦解散しようか。」

「…そうだね。」

「はいデス!」

「オッケー!」

 

そんなわけで、俺達はその日は解散することにした。

……俺が何も頼んでなかったので、出る前にコーヒーを頼んだことは、割愛させてもらう。

 

◆◆◆◆

 

翌日、俺達は結果発表を聞きに来ていた。

そして───やはりというか、1位はサニーパッションだった。だが、かのんと可可のクーカーも、新人特別賞をもらうことが出来た。

この結果で、二人のスクールアイドル活動がどう転ぶかはわからない。

でも、結果を聞いたかのんの顔に、後悔の感情は無いようにに思えた。

……きっと、彼女にとって、最高のステージが出来たのだろう。




次回。ラブライブ!スーパースター!!・響きの記憶の戦士!
「同好会!?」
まさかの奇跡に
「フギェァァァァッァァ!?」
謎の絶叫と
「ギャラクシー!」
新たな仲間!?

第17話 Gな新人/始まる活動
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