ラブライブ!スーパースター‼︎・響きの記憶の戦士   作:ニントという人

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第3話でございます。
前回がまあまあ長かったので、今回は短くしたい…!
それでは、どうぞ。



Kの入学/戦士の誕生

前回の、ラブライブ!スーパースター!!・響きの記憶の戦士!

「前回!やっと入!学!」

「ねぇ私主人公だよね?なんで二話から登場な訳?」

「かっかのん…えーっと、そこは作者に言ってもらう方向で…」

「おいこの小説のタグみろよオリ主だぞ」

「作者!やめろ!余計なことを」

「はぁー、そうだよ、どうせ私は主人公じゃ」

「あー待って、かのんの世話もだけどあらすじ紹介の時間がないからひとまz」

「第3話、どうぞ!」

「かのん!?なんでそんな元気なんだよ!てか今回も俺のセリフ取られたー!」

 

◆◆◆◆

 

現在、家へと続く道を辿っている。

え、前回から変わってないって?

 

そんなメタ発言させんなよ照れるだろ〜

 

 

まあ、うん。そこは置いといてだ。

自分の家は結構かのんの家から近いが、いかんせん疲れがとてつもないので普通より時間がかかっている。

でもあとちょっと…と思った瞬間、カバンが『ピロン♪』となった。

実際には、なったのはカバンではなくその中のスマホだったのだが、そこはいい。

誰だよこんな時間に…とか思いながら通知欄を見ると、

『澁谷 かのん』

となっていた。

なんであいつ帰ったそばから…とか脳内で呟きながら内容を覗くと、そこには簡潔に

『今から来られる?』

のメッセージと、マーカー付きの地図画像がついていた。その場所と現在位置を照合すると…

 

「反対方向やんけ」

 

俺がいた方向とは正反対の位置だった。

はぁーっとため息をつきつつ、俺は進行方向を反転させた。

 

◆◆◆◆

 

「お、圭人くん、うぃっすー!」

「うぃっすー、じゃないんだよなに呼び出してんだよ」

 

呼び出された広場の移動販売車。その中でたこ焼きをわんさか焼いている少女───俺のもう1人の幼馴染みである 嵐 千砂都に対して素直な感情をぶつけておいてから、車のそばへ向かう。

 

「で、何か用?」

「いや、私もなにも聞いてないんだけど…」

 

幼馴染2人の声と視線を受け、目を泳がせるのは

 

「いやー、ちょっと相談があって…」

 

我らが主人公、澁谷かのんであった。

 

◆◆◆◆

 

「スクールアイドル?」

「うん。誰か、興味ある人いないかなぁって。」

「探すのはいいけど…」

「うん?」

「あんまりいない気がするんだよね、音楽科には。」

 

かのんからのスクールアイドル候補生捜索要請に対して、千砂都は承諾したものの…

 

「どういうこと?」

「だって音楽科って、歌にしても楽器にしてもダンスにしても、それ専門でやってきた子ばっかりだから。そこでいきなりスクールアイドルって言っても…」

「そうかぁ…」

 

確かに、一つのことを真剣にしていた人に、いきなりスクールアイドルって言っても、そう簡単に今までの道は捨てれないだろう。

 

「それに、音楽科だと、スクールアイドルあんまり好きじゃないって人もいて。特に葉月さんなんかは、この学校には必要ないーって。」

「「葉月…」」

 

俺とかのんは顔を見合わせ、代表してかのんが

 

「それ、もしかして髪こうやって結んでる?」

 

そう言いながら、かのんが髪を後ろでポニテ風にまとめると千砂都のツボに入ったのか

 

「知ってるの?アハハ! あの人、私たちの学校を作った『葉月 花』って人の娘さんらしいよ。」

「うわぁ…あいつ創業者の娘なのかよ…」

 

と、これは俺。

 

「そっかぁ…」

 

と、これはかのん。

 

 

「じゃあ、今度こそ俺は帰るよ。」

「あはは…結構根に持ってる…?」

「ううん、全然持って無いけど? 」

「やっぱり怒ってる…!」

 

かのんたちとは別れ、今度こそ俺は、家へと向かった。

 

◆◆◆◆

side???

 

「くそっ!あのクソ野郎どもが!」

 

僕が見つめる先では、1人の中年男性が荒れている。

そういう者こそが、僕にとっての目当てとなる。

 

「…力が欲しいか」

「はぁ?」

「我は力を与える者。」

「は?力?」

「汝、力を求めよ。」

 

そう言って、僕はあるものを彼に与える。

それは、人間を進化させる、魔性の小箱。

 

「これがあれば…俺は…」

「汝、神となれ。」

「俺は…神に…」

 

───さあ、ショーの始まりだ。

 

 

 

◆◆◆◆

side圭人

 

「もう8時じゃん…」

 

先程のたこ焼き談義から数分、俺は家への道を歩いていた。今はよくある繁華街を歩いてi

 

「キャア!」

「はっ?」

 

突如悲鳴が聞こえ、聞こえた方を見ると、男性と女性が言い争い…というより、男性が女性を殴っていた。

 

「何なんですか貴方は!」「うるせぇ!テメェのせいで俺は!」

 

聞く感じ、痴情のもつれ、といったところか。

 

そう考えるうち、男性がポケットから何か取り出して───って、おい嘘だろ!?

 

「あれって…!」

 

◆◆◆◆

 

40:イッチ

〔ライブ配信モードを起動しました〕

 

41:名無し

ほえ?ライブモード?

 

43:名無し

ライブモードって、スレ主の視点を全員で共有するやつだろ?なんで今…

 

43:名無し

おい待った!今映ってる男が持ってるのって!

 

44:名無し

が…ガイアメモリ!?

 

45:名無し

おいイッチ!

なんでガイアメモリがここに!?

 

46:イッチ

僕が知りたいですよ!そもそもこの世界じゃミュージアムも財団Xも存在しないはずじゃ…!

 

47:名無し

それは確かに…って、おい!

 

48:イッチ

『うぉぉぉぉ!』

『knife!』

 

49:名無し

ドーパントになりやがった!?

 

50:名無し

どうすんだイッチ!?ひとまず逃げたほうが…!

 

51:イッチ

…いや、俺行きます。

 

52:名無し

行く?行くってまさか…!

 

53:イッチ

決まってるじゃないですか。戦いにですよ。

 

54:名無し

…おい、イッチ正気か?

 

55:イッチ

はい。幸い、僕と一番相性がいいメモリとロストドライパーはありますし…

 

56:名無し

いや違う、そこじゃない。

俺らが聞いてるのは覚悟の方だ。

 

57:イッチ

覚…悟?

 

58:名無し

ああ、そうだ。

イッチ、君はどうして戦うんだ?

別に君が戦わずとも警察がじきに来る。

なぜ君は命をかける?

 

59:イッチ

…そんなの、決まってるじゃないですか。

 

 

 

 

 

人を助けたいからですよ。

 

自分が助ける力を持っているのに助けない選択を取るよりかは、助けられる命は助けたい。

それが理由です。

 

 

60:名無し

…合格、かな?

 

61:名無し

…みたいだね。

 

62:名無し

そうと決まれば、行ってこい。

 

 

 

新しい仮面ライダー。

 

63:イッチ

…はい!

 

◆◆◆◆

 

「おらぁぁぁ!」

「キャァ!」

 

目の前の怪人───ナイフ・ドーパントが目の前の一般民を切り刻んでいる。

俺は一刻も早く彼女らを助けるべく、カバンから2つのアイテムを取り出す。

片や、黒をベースに赤い塗装のバックル、『ロストドライバー』。

片や、奴が持つものと似ているが、奴のものが化石なら、こちらはクリスタルのような形状のUSBメモリ型デバイス、『ガイアメモリ』。

俺はロストドライバーを腰に押し当て、ベルトを生成、右腰には『マキシマムスロット』が生成される。

俺はメモリを左手で構え、メモリ下部のボタンを押す。

 

 

『beat!』

 

 

そして、俺は叫ぶ。

仮面の戦士を、象徴する言葉を。

 

 

 

 

「変身!」

 

メモリをドライバーにセットし、そのまま左手でスロットを倒す。

 

『beat!』

 

メモリに内蔵された地球の記憶がドライバーを介して俺の体に流れ込み、俺の体を変えていく。

胴体と脚、腕は赤くなり、目は緑の複眼へ。

全身が金属質のスーツ状になり、頭部には″B″をデフォルメしたアンテナが生成される。

背中には、鍔がスピーカー型の片手用のロッドが装着される。

最後に、周囲に音波を響かせ、変身が完了する。

その瞬間俺は、背中からロッド───専用武装のビートロッドを取り外し、今まさに人を切らんとしていたナイフ・ドーパントの攻撃を防ぐ。

 

「ハッ!?」

 

驚くあいつに対し、俺はなにを返すこともなく、ビートロッドでやつの刃を返す。

 

「グッ…誰だテメェ!」

 

奴の問いに対し、俺は…

 

 

「俺は…ビート!仮面ライダービートだ!」

 

 

そう言い返し、俺はロッドを構える。

 

「ハア?仮面ライダー?」

 

奴はそう言い返し、腕と一体化しているナイフを構える。

俺と奴はしばし睨み合った後、俺の

 

「…さあ、ミュージックスタートだ!」

 

この言葉がゴングとなり、戦闘の火蓋は切られた。

 

「オラァァ!」

 

奴が振り下ろしてくるナイフを、俺は奴のそばを滑るように回避。

そして、テンポよく連撃をかいしする。

 

「フッ!ハッ!ヘァッ!ゼァァッ!」

「ドァァッ!」

 

俺の連撃によって吹っ飛ばされたドーパントは、少しの間倒れたもののすぐに起き上がり、俺に向かって斬撃波を放ってくる。

俺はそれをビートロッドで防ぎ、空へ高く跳躍。落下の勢いを利用して、奴の頭にビートロッドの打撃を叩き込む。

 

「グォッ!?」

 

奴が怯んだ隙に、回し蹴りを脇腹に一発。続け様に、反対の足で蹴りを一発。また一発。

 

「グッ!グォォォッ!」

 

奴は再び吹き飛ばされ、近くにあったビルの壁にぶつかる。

 

「グッ…ガッ…」

 

奴はよろめき、立ち上がることさえままならない。

 

「さあてラスサビだ!」

 

そう叫んだ俺は、ビートメモリをスロットから取り外し、右腰のマキシマムスロットに入れ替える。

 

「beat!maximum drive!」

「ハァー…ッ!」

 

俺はマキシマムスロットのスイッチを押し込み、高く跳躍する。

 

「ビート・ミュージックストライク!」

 

俺は叫び、右足での飛び蹴りをドーパントに叩き込んだ。

 

「グァァァァァッ!」

 

奴はもう一度壁に叩きつけられ、爆発。

人間の姿に戻ると、ガイアメモリが排出され、砕け散った。

 

「ああ…ぞんな…」

 

その言葉を最後に、奴は意識を失った。

俺は騒ぎになる前に逃げることを決め、ビルの間の路地に行こうとした時…

 

「あの…あなたは…?」

 

さっき、あの男に襲われていた女性だ。

 

「…ビート。仮面ライダービートだ。じゃあな。」

「あの…。ありがとう、ございました。」

「気にするな、やるべき事をしただけだ。」

 

俺はそう告げ、ここを後にした。

 

◆◆◆◆

side???

 

「まさか…この世界にも仮面ライダーが…」

 

僕は驚きのあまり、そう口にした。

だが、問題などない。むしろ…

 

「面白いじゃないか」

 

そう呟き、僕はここを後にした。

 

◆◆◆◆

side圭人

 

昨日の戦闘から一夜明け、結ヶ丘の教室。

教室内は、ある一つのことで持ちきりだった。

そしてとうとう、俺にもその話題が…

 

「圭人くん!」

「どした、かのん?」

「えーっとねぇ…

 

 

 

 

 

 

 

仮面ライダーって知ってる?

 

 

 

 

 

 

俺でーす!




はい、第3話の終わりです。
ようやく、ようやく戦闘シーンが入りました。
ということで、今回の主人公くんが変身するライダーは、ガイアメモリ系オリライダー、ビートでございます。
詳しい設定は、今後投稿する設定集に掲載しようと思います。

ブックマーク、感想宜しくお願いします。

では、予告をどうぞ。


次回、ラブライブ!スーパースター!!・響きの記憶の戦士!
「誰だよ投稿したやつ…」
身バレの危機と
「みんな無理、と…」
集まらない仲間と
「歌が好きだ!」
彼女の本音!
第4話 Kの入学/まだ名もないキモチ
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