ラブライブ!スーパースター‼︎・響きの記憶の戦士 作:ニントという人
今回のギーツ見てたら、まさかのビートバックル登場……
……パクリジャナイヨ、グウゼンダヨ。
まあ、向こうのビートは炎とか氷とか出してましたが。
とりあえず、本編どぞ。
前回の、ラブライブ!スーパースター!!・響きの記憶の戦士!
「前回……地獄…到来……っ!」
「だから二学期が始まったんでしょ?誇張表現にも程があるわよ。」
「だって俺……宿題…あと10ページ終わってない…」
「………あ〜……」
「よし…答え写すか!」
「どーなっても知らないわよ?…とりあえず、私のギャラクシーな選挙活動の一ページ。第33話、どうぞ。」
◆◆◆◆
(一応)生徒会に立候補するのがすみれに決まり、俺たちは選挙活動として中庭に来ていた。
といっても、ここで演説などを行うわけではなく、PR用の動画撮影のためだ。
「生徒会長候補、平安名すみれ!合言葉は〜〜〜………結ヶ丘〜〜〜〜〜………」
カメラのフレームからひょこっと顔を出し、そこから中庭のベンチまで駆け寄り、カメラ目線で──
「ギャラ「ああっ!待てー!」クシーーーーーッ!」
──キメたところで、ボールと追いかけっこ中の生徒によって、完全に顔を隠されるすみれ。
「……OKデース」
「いいわけないでしょ!?」
……まあ、よくはないわな。
「やっぱり場所変えない?いつも練習してる屋上で、スクールアイドルのアピールも入れながらとか…」
「……けっこうアリね。」
あら。ありだったのか。まあまあ適当に言ったんだけど。
「…ですが…やはり可可はかのんが…」
そう言う可可が見るのは、さっきの動画の撮影中に映り込んだかのんの静止画。
うーん、まあ…かのんも向いてそうな気はするけどなぁ……
でもかのんって結構な頻度で気が弱くなるし、あの葉月さんに勝てるか、って言うと…
そう考えているときに、選挙について調査していた千砂都が、俺達のもとに走ってきた。
「千砂都!どうだった!?」
「今立候補が締め切られて、正式にすみれちゃんと葉月さんで争うことになったよ!」
なるほど、結局二人しか立候補しなかったのか。
「ウフフフッ、つまり葉月恋を倒せば、この学校の頂点に立てるというわけね…」
「簡単に言うなぁ…」
「そうだよ、葉月さん、この学校の創立者の娘っていうし…」
「勝てるわけがないデス…」
「味方が諦めてどーする!」
「ま、まあでも、葉月さんも盤石ってわけでもないらしいよ。実際音楽科ではクラス委員で、みんなをまとめてて人気もあるんだけど、普通科をちょっと下に見てるんじゃないかって噂もあって…」
なるほど。まあある意味この学校の上層部らしいといえば…らしいな。
「そうよ…普通科の生徒は音楽科の三倍……その票をこっちに持ってくれば…イッヒッヒッヒッヒ……!」
えーと、その…、すみれさん、その着眼点は素晴らしいんですけど、笑い方が完全に悪役のそれです、ハイ。ショ○カーとか黒十○軍とかのそれです、ハイ。
あと、その………大抵こういうのって………
「『私、葉月恋は、普通科と音楽科が手を取り合う学校を目指し、この秋の学園祭を共に盛り上げていくことを約束します』……」
かのんによる朗読の原稿は、廊下の掲示板に貼られた、葉月さんの選挙公約。
……うん。まあ………フラグってやつですね、ハイ。
「葉月さんって、音楽科の事ばっかり考えてるって噂だったけど…」
「結構私達のことも考えてくれてるんだね!」
「そうそう!」
おまけに、通りすがりの女子生徒の発言がクリーンヒット。
「先手打たれちゃったねぇ…」
「コレで終わりデス…勝てるわけがありまセン…そしてスクールアイドルは……」
千砂都の発言に可可が続き、そして……
……ちょっとまってなんか始まっ(ry
◆◆◆◆
【回想………じゃねえ妄想だコレ!?】
全身黒尽くめの少女が向かうのは、とあるビル(校舎)の屋上付近。
頑丈に施錠された鉄扉を一定のリズムで叩くと、備え付けの隠し窓からもうひとりの少女が。
その少女が
「クー」
といえば、続けてもうひとりの少女が
「カー」
と言う。どうやらそれが合言葉のようで、解錠されたドアに足を踏み入れた少女の前には、3人の少女と一人の少年が。
「大丈夫デス。誰にもつけられてまセン。」
「よし、今日は歌のレッスンを──」
先程の二人の少女が会話を交わした時、闇に包まれていたはずの教室が、煌々とした光に上書きされる。
その光は教室の窓から入り込んでおり、その先に居たのは……
「やっと見つけましたよ。スクールアイドル……」
……5人とは対象的に、白い服に身を包んだ少女がいた。
彼女は5人に対して手を突き出すと、
「校則第10条325項、この学校におけるスクールアイドル活動の一切を禁止する!ひっ捕らえなさい!」
「しまったデス〜〜〜〜〜ッ!?」
こうして、5人の身柄は確保され、この世界(学校)でスクールアイドルの8文字を見ることは、二度となかった…
◆◆◆◆
【ってのが可可の妄想、ってわけ。】
「……さすがに、そうはないと思うけど…」
「世界線間違えてない?」
どこのマフィア系映画だよ。ここラブライブトピアでしょ?
「いいえ!あの人ならやります!あの眼は、スクールアイドルを憎んでいる眼デス!」
いやまあ、スクールアイドルは嫌ってるかもだけどさ、そこじゃねえんだわ。時代背景とか諸々おかしいんだわ。今は平成だよ?………ん?今は令和3年だって?……平成33年の間違いじゃなくて?()
「でも、どうしてここまでスクールアイドルを毛嫌いするんだろう…?」
「ちぃちゃんもわからないの?」
「うん。音楽科では、ほとんどその話したことないし。」
うーん、流石にガイアメモリで調べられないしなぁ…俺、地球の本棚には入れないし。
…………まあ、入れても知ろうとは思えないけど。
「やはり、選挙で勝つしか無いわ!」
そう高らかにすみれが宣言するも、正直戦況は危うい。
「でもどうやって?」
同じ感想を抱いたのか、千砂都がすみれに聞けば、
「大丈夫!」
と、自信満々な様子の平安名候補。
…………嫌な予感がするのは、俺だけだろうか。
◆◆◆◆
「ど…どうぞ〜〜……本日は、たこ焼きをサービスしちゃいまーす…!」
そう言いながらたこ焼きを通りすがりの生徒に差し出すのは、我らがかのんさん。
「……これ、どゆこと?」
俺が思わずそう言うと、千砂都のバイト先のキッチンカー(結ヶ丘出張版)の中にいる千砂都から返答が。
「……たこ焼きで、支持者を増やそう、っていう考えらしいよ。」
「そうよ!こうすれば支持者が増えて、最終的には葉月恋を凌ぐ得票数を………!」
とすみれは言うが、コレって実際……
「これ…セーフなの?」
「……どうだろう……ギリギリ…」
「……セーフ…じゃない?」
「アウトです。」
「「「おわぁぁぁっ!?」」」
突如生えてきた(失礼)理事長の言葉で、俺たちは衝撃の嵐に包まれる。
……コレ………終わったやつでは…?
次回、ラブライブ!スーパースター!!・響きの記憶の戦士!
「ざ、惨敗…」
きれいに回収したアレと
「別に何もありません。」
無情な声を響かせるのは
「学校のためには、スクールアイドルはないほうがいい。」
…孤独な、一人の少女。
第34話 Sの本心/戦いの終わりと、新たな戦い。