ラブライブ!スーパースター‼︎・響きの記憶の戦士   作:ニントという人

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ども、作者です。
絶賛テスト前です。
泣きたいです。
そうなる数週間前に書いた最新話、どうぞ。


Sの本心/戦いの終わりと、新たな戦い。

前回の、ラブライブ!スーパースター!!・響きの記憶の戦士!

「今年新設された、結ヶ丘高等学校でスクールアイドル活動が始まってから9ヶ月。我が学校に選挙の時期が訪れ、学校は、葉月、平安名、木島の三つに別れ、混沌を極めていた…いやなんだよこの台本?誰が持ってきたんだよ?おい作者、なんで眼逸らしてんだ?お前か?お前なのか?ただビルド風にしたかっただけなのか?後間違ってんだろ俺選挙出馬してないんだけd「第34話、どうぞ。」おいそこは言わせろよ作者!俺主役なのに…」

 

◆◆◆◆

 

あのたこ焼き贈与作戦がガッツリアウトだったことが判明した俺達は、大人しく普通の活動で、投票日当日までの日々を過ごした。

…そして、色々飛ばして開票日。結果は……

 

「………ざ…惨敗……なんでったらなんで〜!」

 

……葉月さん、101票。我らがすみれ………マイナス20票。

………なぜマイナス?

 

「何がどうしたらマイナスになるんだ…」

「たこ焼きの件のペナルティだって。」

「なるほどねぇ…」

「まあ、どちらにしろ当然デスね。」

「じゃかましぃ!」

 

まあ…勝てる気は……1%ぐらいはあったよ。うん。

 

「やっぱり、最初からかのんが出ていた方がよかったのデス。」

「うーん……まあ……その方が良かったかも。」

「あんた達ねぇ〜〜!」

 

辛辣な俺たちにすみれは鋭い目線を向けるも、その奥の感情は悔しさで溢れていて。

 

「でも、やっぱり葉月さんが生徒会長で良かった気がする。」

「まあ……分からないいこともないな。」

「アンタ達ぃ…!」

「い…いやいや、すみれちゃんがダメってわけじゃなくて……ただ、この学校全体の事を考えたり、色々決めていったりしないって考えると…」

「まあ、適材なのは葉月さんだよな…」

「確かに、そういう観点から見ると…」

 

正直、その辺りはやっぱり葉月さんの方が適任だと思う。うちの某ギャラクシーよりも。だが……

 

「ですが、スクールアイドルは……」

「そこだよねぇ…」

 

………そう。問題はそこだ。

葉月さんと俺たちが解りあえない理由は唯一、スクールアイドルに対する価値観、それだけなのだ。

……だが、その一点はあまりにも大きい。

 

「………話してみる。」

 

少しの沈黙の後、かのんが呟いた。誰に……かは、聞くまでも無いだろう。

 

「聞いてくれるでしょうか…?」

「わからないけど…でも、きっと何か理由がある気がするんだ。」

 

かのんは、そう、迷いながらもはっきりとした声で言った。

 

◆◆◆◆

 

そして、放課後。

片手にイチゴミルクもう片方にアップルティーを持って葉月さんと会いに行ったかのんは、校庭……の池付近で話していた。

 

「前に、スクールアイドルじゃなきゃ応援するって言ってたよね?私達のことが嫌いとか、意地悪したいってわけじゃないんでしょ?」

 

そう言って、再度葉月さんに向き直ったかのんは言った。

 

「理由が知りたいんだ。それが解かれば、私達も妥協点を考えられるかもしれないから。」

 

かのんは続けた。

 

「葉月さんは受け入れられないかもしれないけど……やっぱり、スクールアイドルは、悪いものじゃないと思うから!」

「別に何もありません。」

 

しかし。葉月さんから帰ってきたのは、無情な一言。

 

「私はただ、学校のためにはスクールアイドルが無いほうがいい。そう考えているだけです。」

 

そう言い切ると、彼女は立ち去っていった。

 

………これがかのんから聞いた、葉月さんが言う“スクールアイドルを嫌う理由”……らしい。

 

◆◆◆◆

 

そして。翌日の朝開かれた全校集会で、初代生徒会長となった葉月さんの任命式…とまでは言わずとも、簡単な挨拶が行われた。

アナウンスに導かれてステージに登壇した葉月さんはどこかありきたりな、だがその奥にしっかりと芯の通った挨拶を始めた。

 

「改めまして、この学校の初代生徒会長に任命された、葉月恋です。この名誉ある仕事につくことが出来、光栄であると同時に、身の引き締まる思いです。」

 

ここで葉月さんは原稿を取り出し、その内容を読み始めた。

 

「私は、この結ヶ丘を地域に根ざし、途切れることなく続いていく学校にするために、誠心誠意、努力する所存です。そのために……」

 

ここで葉月さんは言葉を切ると、唇を噛み締め………どこか悩んでいるような、苦しむような。この状況で、する可能性が低い表情を出した。

…そして、次の瞬間。俺たちは、その理由を、少し、ほんの少しだけ理解したのかもしれない。

 

「…………そのために、最初の学園祭は、音楽科をメインに行うことと決定しました。」

 

………この発言によって、何が起きるか………

…それは容易に想像でき、だからといって防ぐことも出来ない、最悪の状況だった。

 

◆◆◆◆

 

「完全な公約違反だよね!」

「そうだよ!みんな学園祭楽しみにして、クラスの出し物とか考えてたのに!」

「隣のクラスが、抗議の署名集めるって!」

「おお!協力する!協力する!」

 

……クラスに戻った俺の視界に写ったのは、怒りに支配されたと言っても過言では無い世界。

だがそれも無理はない、本来行うべき責務を放棄し、横暴、暴挙とも言える行動を目の当たりにしたのだから。

そんな中、状況に似合わぬ高笑いを上げる、一人の少女が一人。

 

「クーックックックック、抗議よりよっぽど手早い方法があるわ………リコールよ!」

「リコール?」

 

クラス中が頭に疑問符を浮かべる中、高笑い少女……我らがすみれ女史は続けた。

 

「そう!成立すれば公約違反で現生徒会長は解任、そしてやり直しの選挙の末、この私が「かのんが生徒会長に!」せい……ギャラ!?」

 

いやギャラて。ポケ○ンの鳴き声じゃないんだから。

 

「私ッ!?」

 

唐突に名前を出されたかのんは叫び、ソレに食いついた可可……ではなくクラスメイト数名がかのんのもとに駆け寄った。

 

「かのんちゃん立候補するの!?」

「ええっ!?」

「応援するよ!」「私達、かのんちゃんがいいんじゃないかって話してたんだ!」「うんうん!」

「いや、ないないない!そんな話絶対にない!ほら、私なんて全然目立たないし…!」

「あんたそれ、嫌われるタイプよ。」

「そうそう。ステージで何度注目を浴びたと思ってんだよ。」

「へっ……?……いやいやいや!そんなんじゃなくって!」

 

……うーん、この自意識過剰の対義語………

 

◆◆◆◆

 

で、最終的に部室なう、というわけで。

 

「でも、本当にそれぐらいしないとだめかもしれない。」

 

そう神妙な顔で呟く千砂都に、可可も同意を示す。

 

「そのとおりデス。公約を破るぐらいですから、スクールアイドルも禁止にしてくるに違いないデス。」

 

……まあ、その可能性が高いよなぁ……

かのんもそう思っているらしいものの、ソレだけで思考を止めておらず、

 

「そんな気もするけど…何か理由がある気がするんだよなぁ…」

「でも昨日は教えてくれなかったんでしょ?」

「そうだけど…」

 

うーん、本人に聞いても答えなくて、表情から理由を察することも出来なくて……

……って、なると残る選択肢は…

 

 

◆◆◆◆

 

「……それで尾行?」

 

………しかないよな……(ストーカーじゃないよ!尾行だよ!)

呆れ声で呟くすみれに、千砂都が語った。

 

「仕方ないよ。音楽科の子たちも、葉月さんのことはほとんどわからないって言ってたし。」

 

その音楽科の子、には、かつて音楽科だった千砂都も少しは入る。

まああの人、人と話すこと……少なそうだしなぁ……前世の俺みたいに。

 

「やるなら徹底的にデス!」

 

うん、気合が入ってるのはいいんだけどさ、古典的な頭と両手に草木を持つスタイルはどうなのよ。あとちゃんと隠れなさい、路上じゃ逆に目立つから。

ってことで、ミッション……開始。




次回、ラブライブ!スーパースター!!・響きの記憶の戦士!
「ギャラ…?…不本意なんですが…」
あの人の扱いの悪さは
「どうしよう!?約束も何もしてないのに〜!?」
想像を絶する
「私なら大丈夫です。」
事実がかき消す。

第35話 Sの本心/空虚な屋敷
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