ラブライブ!スーパースター‼︎・響きの記憶の戦士   作:ニントという人

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どもです、作者です。
にじよんあにめーしょん、今週の回の璃奈ちゃんボードがバッ!って一面に出るシーンすごい怖かったの僕だけですかね?スマホ思いっきりぶん投げたんですけど。誇張抜きで。
…とりあえず、本編どぞ。


Bの消失/赤い苦しみ

前回のラブライブ!スーパースター!!・響きの記憶の戦士!

「前回、久しぶりになにもない、ただ普通の日常を送る……はずだった俺たち。そこに突如、マスカレイド・ドーパントの集団が現れた。」

「その場は圭人くんが退けたものの、意味を感じない襲撃に、どうしても違和感が拭えない私達。」

「そこで、再度考えてみたのですが…」

「衝撃の仮説が出てきちまったんだよな…ってわけで、とりあえず続きの43話行っちゃって。」

 

◆◆◆◆

 

「もしあいつらの狙いが俺なら…………今回結ヶ丘を襲ったのは、俺が出てくると踏んだから……つまり、仮面ライダーと結ヶ丘の関係性に勘付いたんだ……」

「…え?……ま…待って待って、それってもしかして、圭人くんが仮面ライダーってことも…」

「十中八九、バレてるだろうな………そうなると、今回の襲撃は確証を得る、って意味があったのかもしれない。多分、あのスコーピオン・ドーパントのとき……あの時、俺が体育館から変身して出てきたのを見たんだろうな。だから、学校の中にライダーがいることに気がついた…」

「ってなると、あの事件もそれ狙いだったのかもね…そのためだけに、学校を巻き込むなんて……」

「………ああ。彼女にスコーピオンメモリを渡したのがライダーの正体を探るためか、はたまた結ヶ丘でなにか起こす気だったか……細かいところはわかんないけど、少なくとも、今後俺を狙ってくるのは間違いないかもしれない。」

「そう、だよね………」

 

俺たちは最悪な結論を導き出してしまった。

俺の正体があの男にバレた、つまり、仮面ライダーが何に関係し、誰とどういう関係性であるかが完全に向こう側に知られる、という危険がここに来て浮上した。…………いや、下手すればそれすら遅すぎる気付きかもしれない。今までの事件でも、俺は結ヶ丘……特にスクールアイドル部の面々が巻き込まれる事件にすぐさまライダーとして駆けつけていた。それを悔いるわけではないが、そこから仮面ライダーと結ヶ丘の関係性を探り出したのだろう。………そして、今回の事件で奴らが勘付き、マスカレイド・ドーパント10人を犠牲に、確信へと至った。

 

「………どうすれば……このままじゃお前たちまで巻き込むことに…」

「それなら大丈夫だよ、今までもなんとかなってたんだし…」

「そうデス、圭人さんが今までも助けてくれました、これからもきっと……」

そんな問題じゃないんだ!

 

俺が思わず出した大声に、5人が揃って口を閉じる。

 

「………悪い………でも……今から起きるのは今までの戦いの非じゃない…あいつらは俺をなんとしても倒しに……いや殺しに来る。たとえ周りにどんな被害が及ぼうと……いや、そんなことを眼中にも捉えずに……」

「そんな………」

「…………だから、俺がこうして結ヶ丘にいれば、そこを狙ってあいつらはここを襲いに来る……きっと何度も、俺を完璧に……仮面ライダーを、この世界からなくすまで…」

「…ど…どうにかできないの…?」

「できなくは……強いて言うなら、俺が先にあの組織を潰すことだけだけど………現状、どんな組織でどこに本拠地があって…その辺が何もわかってないんだ……だから、どうにかするってのは…現状、無理に等しい…」

 

……正直に言えば、もう一つだけ方法がある。

………だがそれを言えば、彼女らは絶対に反対する。だからこそ、ここでは言えなかった。

─────後に、どんな結末になろうと。

 

◆◆◆◆

 

26:名無し

……まさか、こんなことが起きるとは…

 

27:名無し

ああ……ただ、想像できないことじゃなかった。向こうが正体に気づけば、間違いなくこちらの立場を利用して攻めてくる。コレを想定しなかったこちら側の落ち度でもある……

 

28:平成の化身

ああ。だが、事態はまずい方向に動いているぞ。このまま行けば、奴らが結ヶ丘ごとスレ主を潰そうとする危険だってある。

 

29:スレ主

はい……今はとりあえず、対抗するためにも戦力を増強します。

 

30:名無し

お、戦力増強…というとまさか?

 

31:スレ主

そのまさか、メモリを一本精製しようかと。

 

32:名無し

……うわー普段ならテンション上がるのに全然喜べねー……

 

33:名無し

で、今回は何を作るんだ?前みたいに安価でも取るのか?

 

34:スレ主

>>33 それもいいなって思ったんですけど、今回はもう決めてるんです。

僕の持ってるメモリって、ビート、オーシャン、ビルダー、ロックの四本で、純粋な高火力がないんですよね……

なので今回は、ダブル本編でも高火力系だったヒートメモリを作ろうかと。

 

35:平行世界移動系ゼロワン

おお、俺が好きなやつだ

 

36:名無し

>>35 お前も似た能力持ってるしなー

 

37:名無し

フレイミングタイガァー!

 

38:名無し

威力は爆弾100発分。

 

39:名無し

まあ、ビートとヒートで語感も似てるしな。色も似てるし。

 

40:名無し

確かに似てるな…

 

41:名無し

でも、ヒートメモリを家で作るのはまずいんじゃないか?下手したら高熱火災で家がバーニングファルコンしちまうぞ?

 

42:スレ主

安心してください、風呂に漬けながらやります。

 

43:名無し

……大丈夫…それ…?

 

◆◆◆◆

 

「…なんとかなりましたよ………なんとかね……」

 

スレから抜けること数時間、俺は体をちょっと焦がしながらも、部屋を完璧に死守しながらヒートメモリを精製することに成功した。

 

「…後で一応受診しとくか……金が飛ぶぅ……」

 

俺は自らの体と懐を犠牲に、現状最高火力のメモリを手にしたわけなのだが…………

 

「そろそろ…強化フォーム的なのも考えるべきか………」

 

俺が戦いだしてから早半年、ライダーなら強化フォームの2つほどはあってもおかしくない時期だ。

 

「でもロストドライバーだしなぁ……エターナルみたいにレッドフレアからブルーフレアになりはしない気がするし……」

 

どうすっかなぁ………拡張性が無いとどうしてもこういうことに……メモリ強化アダプターって俺作れないしなぁ……そもそもあれロストドライバー対応してないわ形状的に。

 

「うーん…………要はエクストリーム的なアレにするか……もしくは……無敵モード的なやつか…?」

なんかいい感じに一時強化とかできないかなぁ……でも俺スロット一個しか………………

 

「…………いや待てよ?俺ベルトにスロットはないけど…」

 

そうすると、俺は風呂場で今だ服を着ないままロストドライバーを巻いた。後から思ったことを言っとこう。先に服を着ろ。

 

「……マキシマムスロットならある……コレなら、必殺技の形でなんとかできるんじゃ……」

 

まあ服を着ていないことは置いておいて、この発想自体はけっこう良いものかもしれない。

 

「ただ、どういうメモリにするかなぁ………とりあえず服着よ…」

 

夜も夜なので寝間着を選んでおいて再度着込むと、俺は再び意識をスレに繋いだ。

 

◆◆◆◆

 

72:名無し

強化フォーム用のガイアメモリ、ねぇ…

 

73:名無し

というかよく思いついたな、マキシマムドライブで疑似強化を行うって。

 

74:スレ主

まあ、エグゼイドの無敵モードみたいに時間制限はあるでしょうね。だいぶ無理のある強化でしょうし……

 

75:名無し

まあ、実際のところは必殺技みたいなものだからな………んで、誰かメモリのアイデアある人はいる?

 

76:名無し

うーん……

 

77:名無し

おーん……

 

78:名無し

えーん……

 

79:名無し

>>78 泣くな

 

80:名無し

>>79 ふえぇ…

 

81:名無し

……まあ、上二人の奴らは置いとこう。とりあえず、アイデアは…ゼロォ…と…。

 

82:名無し

うーん……なんか無いの?それこそ歴代ライダーの強化フォームのモチーフとかでさ…

 

83:名無し

そうだなぁ…最近で言うとジェットとかキャノンとか…あと氷に騎士…ゼロワンだと……シャイニング…?

 

84:名無し

ただそれだとジェットだと飛行、キャノンだと砲撃だけとかになりそうだなぁ…純粋に「強化!」って感じの方が…

 

85:名無し

じゃあ…ハイパァー!ムテキィィ!

 

86:名無し

うーん……ありっちゃありだけど……それだと制限時間多すぎない?

 

87:英雄学園の黒の剣士

ならもう英語の意味から強化って意味で行くとか?パワーとかグレードとか…

 

88:名無し

うーん……力を上げるとか高めるとかってことだろ?ちょっとグー○ル先生に頼んで………

………あーっ!これだァーッ!

 

89:名無し

おいどうしたどうした?

 

90:名無し

皆んな、これに見覚えはあるか…?

DUAL ON

GET READY FOR…

 

91:名無し

……ブースト!

 

92:名無し

アンド!

 

93:名無し

マグナム!

 

94:名無し

レディ?……ファイト!

 

95:英雄学園の黒の剣士

…すまん俺知らない

 

96:スレ主

あ僕も知らないです

 

97:平行世界移動系ゼロワン

なるほど、そういうことか…

 

98:平成の化身

そうだな、それなら強化として納得だろう。

 

99:名無し

俺も知らないからkwsk

 

100:名無し

今の音声、スレ主が転生した後に始まった令和四番目のライダー、ギーツの基本フォームの変身音なんだよ。フォーム名は『マグナムブーストフォーム』。

 

101:名無し

基本フォーム?強化案なのに?

 

102:名無し

ああ、このギーツってライダーはベルトにレイズバックルってのを付けて変身するんだが、そのバックルの中でもブーストは飛び抜けて強力なんだ。他のバックルで変身するとスペックが一桁台の中、ブーストはなんと腕につければパンチが23.4t、足につければキックが58.5t。

 

103:名無し

なるほど、それで高めるって意味のブーストが……たしかに、それなら強化フォームに使えそうだな。

 

104:名無し

今更だけど、アクセルの強化フォームにアクセルブースターってあるし、ブーストするって点では共通だな。

 

105:スレ主

なるほど…いいアイデアですね、ありがとうございます!

 

106:名無し

あー…たださ、機能的に作るの結構負荷掛かりそうじゃね?

 

107:名無し

ああたしかに…ヒートメモリでだいぶ消耗してるし、明日に回したほうが……

 

108:スレ主

いや……コレでもし明日に襲撃でもあって、取り返しがつかなかったら嫌なので……今日は徹夜してでも作ります。

 

109:名無し

そうか………無理するなよ。

 

110:スレ主

……はい。

 

◆◆◆◆

 

そして、翌朝。

いつものように時間が流れる結ヶ丘の中で、異常なまでに疲労感をにじませる男が1人。

 

「どしたの……圭人くん……」

「……徹夜………」

「えぇ……」

「何してたのよあなた……」

「新しいメモリ作ってた………」

「ああ……今回は何作ったの?」

「えーっと、これとこれ…」

 

俺は疲労困憊でボドボドの中、ポケットから二本のメモリを取り出し、4人の前に出す。始業前なので、唯一教室の違う恋は今は居ない。

 

「この赤いのが……ヒー…ト…で、こっちの黄色っていうか金色っぽいのが…ブー…スト……」

「ヒートは…熱い…ってこと?それでブーストは…高める、だったかしら…」

「そゆこと……ヒートは火力目的で、ブーストは……素直に言えば、そろそろ強化したいな、と思って。」

「強化?」

「ああ。……ビートメモリはそのままに、必殺技として全スペックを底上げする、っての思いついてさ。」

「それで、ブーストメモリ?」

「そ。まあ、今日の朝できたから使ってみないとわかんないんだけど。」

「ああ…そっか、徹夜したって言ってたわね。」

「まあな……ま、実際は使わなければ良いんだけど……」

「無理そうだよねぇ…」

「そうデスよね……」

 

…しかし、昨日俺を狙いにドーパントが現れたのはほぼ間違いないだろうが……

……今まで結ヶ丘を執拗に狙っていた、その訳がわからない。

もし俺を倒して終わりではなく、結ヶ丘を狙うのがライダーがいるからではないとしたら。

俺が負けてしまえば、そのまま結ヶ丘は……

 

「……さて、そろそろHRだし、早く席座っとけよ。俺は寝る!」

「「「「…あ、おやすみ。」」」」

 

あ〜夢のセカイにいんざごー………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「圭人くん次体育!」

「やっべ!」




次回、ラブライブ!スーパースター!!・響きの記憶の戦士!
「そうだといいんですけど…」
迫る悪意は
「やっときたか…」
少女たちの日々から
「…………え……?」
希望を奪う。

第44話 Bの消失/覚悟と涙
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