ラブライブ!スーパースター‼︎・響きの記憶の戦士 作:ニントという人
今年情報量多すぎやしませんかね?
ああまぁとりあえず、本編どぞ。
前回の、ラブライブ!スーパースター!!・響きの記憶の戦士!
「前回、缶詰め状態になったかのんが逃走し、無事じゃないけど無事に翌朝を迎える。」
「可可ちゃんは相変わらずの運動神経だったしねえ……」
「まあ、良くなってるんじゃない?昔はイマイチ知らないけど。」
「なんですみれが上からなのデスカ!?」
「身長的には上でしょ!?」
「そういう話デハ……」
「あーストップストップ!その話はとりあえず本編でやってくれ!ってわけで第51話どうぞ!」
◆◆◆◆
あれから一晩、再び学校へと向かった俺達は珍しく、朝から部室へと集まった。
そこでは、かのん以外のメンバーが一箇所に集まり、一枚の紙を凝視していた。
「どう……かな……?」
かのんが後半を窄ませながら聞いた言葉に対して、代表して千砂都が口を開いた。
「…いい………すっごくいい!」
「ほんと!?」
「はい!今の私達を、とてもよく表している歌詞だと思います!」
そう。昨日かのんが思いついたのは、ラブライブ!出場に当たっての歌詞だったのだ。
「しっかし一晩でよくやったよなぁ……」
「なんかスラスラ行っちゃったんだよね〜……そうだ、それからグループ名も思いついたんだ!」
そう言ったかのんがホワイトボードに書いたのは、すでにロゴで書かれた、誰も見たことのない名前。それは……
「『
「うん!フランス語で 結ぶ って意味の言葉から作ってみたの!……ほら、恋ちゃんのお母さんって、学校を通して一つに結ばれる、って思いから結ヶ丘って名付けたでしょ?私達もそれと同じで、スクールアイドルを通していろんな色の光で結ばれていくといいなあって思ったんだ。」
「光………」
「赤だったり、青だったり、緑だったり………繋がったり結ばれたりしていく中で、私達自身想像しないような色の光になっていく……それはまだ何色でもない、私達だから出来ること。………始まったばかりの、この学校だからこそ出来ること……」
「私達だから……」
「……悪く無いんじゃない?『Liella!』。」
すみれの一言に続いて、皆がその言葉を噛みしめるように、確かめるように、口に出した。
「Liella!………!」
「Liella!」
「Liella!……!」
「Liella!」
「………Liella!」
…………結ばれる光……か。
「さあ!そうと決まれば!」
と、急に可可が立ち上がりガバっと行ったかと思うと─────
◆◆◆◆
「テヤァァッ!」
……あれから数時間後、可可は屋上に向かうと、いつか見たことのある感じで、一本の紐を切った。
それに支えられていた、巨大な布が屋上の柵に垂れ、そこにはあの………『Liella!』の文字が。
「結ヶ丘高校スクールアイドル部、Liella!デース!」
可可は校舎中……いや、世界中に向け、そう宣言した。
「だから大きすぎるっていうの!」
「これぐらいが丁度いいよ!ドンドン有名になっていかなきゃだし!」
「勝たないといけませんね!」
「うん!」
「じゃ、早速その第一歩を!」
俺たちも続けて屋上に飛び出すと、スマホを取り出しあのページへ。
「じゃあ行くよ!私達の名はーっ!?」
「「「「「Liella!」」」」」
そして、かのんは登録ボタンを押し………
ドガァン!
「「「うわぁっ!?」」」
「「キャァッ!?」」
「おああっ!?」
………かけたタイミングで、突如俺たちの付近が爆発した。
「…!まさか!」
俺は思い当たる節が……どころか節しかなく、屋上から地上を見渡した。
………そして。
「……!」
俺の視界は、昨日も見たあの銀色の光を捉えた。
◆◆◆◆
「圭人くんあれって朝言ってた…!」
かのんの声に俺は素早く頷くと、続けて聞こえたすみれの声にも内心で同意を示す。
「なんでこんな時に……」
「やっぱり、圭人くんどころか私達も狙ってきてるよね……!」
「ったく、この状況で斬撃飛ばしてくる奴がいるかっての………!」
俺はその発言と同時に屋上から飛び出し、窓枠とかいろんな場所を使ってこまめに着地しながら最終的に地面へと着地、そのまま見えた光に走り出した。
「こんな時に来やがってよ……!」
俺は走りながらベルト一式を取り出し装着、そしてそのままメモリを装填した。
「変身!」
「beat!」
スロットを倒し、俺は昨日に続いてまた変身し、再び背中からロッドを抜いた。
「いいとこで邪魔すんじゃねえ!縁は結んだままに限るんだよ!」
よくも結びを邪魔してくれたな!
俺と奴は再び各々の武器を交え、昨日は一度交えると鍔迫り合いに持ち込んでいたが、俺は奴の武器を無理やり弾き、連続攻撃へと移行する。
「はぁぁぁぁっ!」
腕や脚から音波を発し、最大限の高速機動で動く俺が繰り出すロッドを、奴は正確に弾き、防いでいく。
このまま戦闘を続けてもいいが、それでは昨日の二の舞いだ。アイツを逃がす間もなく、即座に倒して無力化する必要がある。
「だったら……コレだ!」
俺は奴を強引に蹴飛ばし、懐から黄金に輝くメモリを取り出した。
「boost!」
「ハァッ!」
「boost! maximum drive!」
「ハァーーーッ………ハァッ!」
マキシマムスロットにブーストメモリを装填し、俺は人生二度目となる強化フォームへと姿を変えた。
「さーて………お前っていう悪縁も、とっとと断ち切らせてもらうぜ!」
俺はロッドを構え、高音を発生させながら空高く舞い上がる。
奴が俺の姿を見失っている間に、ロッド周囲に低音をまとわせながら急降下。
「ハァァァァッ!」
上空からのロッドによる打撃が奴の頭部に命中し、続けて低音を帯びた右足で奴へ回し蹴り。
その衝撃で奴が数メートル吹き飛んだ隙きに、俺はブーストメモリをメモリスロットから抜き、再び装填した。
「boost! maximum drive!」
「ハァーッ………ッ!」
俺は足裏で超高音の音波を炸裂させ、校舎を軽く飛び越す程に跳躍、そして空中で、スロットのボタンを押し込んだ。
「ビート・ハレーションストライク!」
俺の背中で音波が弾け、俺の体は奴目掛けて急激に落下していく。
俺は右足を突き出し、それは奴の体を正確に打ち据え─────
「ハァーーーッ!」
奴は、様々な音を放ちながら、爆散。
────あとには、一人の少年と砕けたメモリが残った。
◆◆◆◆
「……っ!圭人くん!」
「大丈夫デスカ!?」
「ああ、何とかな。しっかし、アイツがまさか近くの男子校のやつだったとは……」
「私達も遠目で見ていましたが、あの制服は確かにあそこの……」
「ああ、しかも起きたら何も覚えてなかったみたいだしな………下手すると、あの男は洗脳とか催眠とか、その類いの力を持ってるか……組織にそういう力を持った奴がいるか……だな。」
「そうだよねぇ………」
戦いを終え、俺が部室に戻ってくると彼女らが早速こちらを向いてくる。
あのドーパントが近くの男子校生徒だったことも驚きだが、彼が自らの意思で襲っていなかったことも驚きだ。
他者の意思を奪う力は、ダブル本編でもパペティアー・ドーパントなどが行っていた。彼があのとき一言も喋らなかったのも、操られていたからというのが理由の一因だろう。
……まぁ、それは今は後でいい。
今はそれより……
「……その話は置いといて……俺達の本題、終わらせとこうぜ。」
「……うん!」
俺の声にかのんが頷くと、俺は入力フォーム(全部入力済み)を出しておいたスマホを取り出し、彼女らが俺の周囲に集まる。
「それじゃ改めて!ご唱和ください、君たちの名は!?」
「「「「「……Liella!」」」」」
……今度こそ、俺たちは夢への新たな一歩を踏み出した。
次回、ラブライブ!スーパースター!!・響きの記憶の戦士!
「ついに発表デス…!」
始まる本戦
「課題をつけることにしました!」
最初の関門は…
「HEY YO!私の名前は澁谷かのん!」
…ラップ…?
第52話 Wなライブ/ナイスなセレクト。