宇宙人になりました(リメイク)   作:RE:引きこもりたい…!!

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三話です。
一応覚えている限りでリメイク前と同じ感じに書いていますが…。結構前の話なので内容がわからない箇所が多数です。それでもよければ、

 よろしくお願いします。


イプシロンと練習試合(ダイジェスト)

 

 前回の特訓の時にハイテンションになって走り続けた僕ですが、実はそれに付き合ってくれた子がいる。あっ、ガゼルじゃないよ?彼は一足先に部屋に戻りましたよあの野郎。その子の名前はアイシー。アイキューの妹で心優しい女の子。

 そんな彼女は僕と一緒に走ってくれたんだけど流石に無理させすぎちゃったかなって思ってお詫びとお礼を兼ねてケーキを持ってきた。それで今アイシーの部屋の前にいるんだけど…。

 

──ゴゴゴゴゴゴ…──

 

 な、なんかアイシーの部屋から真っ黒いオーラみたいな物が見える気がする…!!一体何が……ハッ!?まさかシスコンを拗ねらせ過ぎたアイキューの怨念か!!まぁ気のせいだろうから普通に入ろうかな。ノックを4回して中にいるであろうアイシーに確認を取る。

 

「アイシー 、いる?」

 

「あっ、レイラ様!鍵は開いてますのでどうぞ!」

 

 入室の許可をもらったので遠慮なく入る。あれ?中にもう一人誰かいるね。

 

「クララ?君もここにいたの?」

 

「…私がいてはいけませんか?」

 

「そんな事はないけど…。なんか機嫌悪いの?」

 

 アイシーと向かい合うように座っていたのは同じくダイヤモンドダストのメンバーであるクララだ。見ると彼女達の前にボードゲームがあるので二人で遊んでいたんだろう。どんな状況かチラッと見てみよう。

 

「うわぁ…、クララ、借金まみれだね…」

 

「……」

 

「ここまでボロボロなのも逆に珍しいね。あっ、まさかそれで機嫌が悪い……ハッ!?」

 

 クララの現在の成績を見て感想を述べているその時、僕は気づいてしまった。そう、部屋の前で感じたあの黒いオーラ、その正体は…!

 

──ゴゴゴゴゴゴ…──

 

 クララの怒りのオーラだったんだ!!なんて恐ろしいオーラ、ゴゴゴって擬音が目で見える程に怒っている。まるで怒り狂うモンスターのようだ!!」

 

「レ、レイラ様!声に出てますよ!」

 

「あっ」

 

 慌てて口を抑えるも時既に遅し。絶対に聞こえてたよね。ほら、目が見えないけど絶対怒ってるよあれ!なんかブツブツ言ってるし!!こうなったら仕方ない!本当は僕が食べる予定だったけど、

 

「そ、そういえば今日はケーキを持ってきたんだ。二つあるからよかったらクララも「食べます」早っ」

 

 僕の台詞を被せて食い気味になってまでケーキに反応したクララ。やっぱり女の子には甘い物なんだね。…次怒らせたらケーキを持っていこう。

 

「あはは…。あっ、ケーキありがとうございます!いただきますね!」

 

「どうぞどうぞ」

 

 ケーキをお皿に載せて二人に渡す。僕も食べたかったけど今回はしょうがないよね。また今度自分用に買ってこよう。

 

「「いただきまー…」」

 

『ダイヤモンドダストのメンバーに告ぐ。これよりイプシロンとの練習試合を行う。各自準備が出来次第グラウンドへと向かうように』

 

「「「……」」」

 

 おうふ…。なんてタイミングの悪い…。まぁ呼ばれちゃったなら仕方ない。二人には悪いけどケーキはちょっとお預け……ハッ!?

 

──怒怒怒怒怒努──

 

 ま、不味い!!クララの怒りが頂点に達して遂に怒の字が見えるようになってしまった!まるでインドの英雄であるアシュなんたらマンのような怒りが目に見えるようだ!!」

 

「レイラ様、また声に出てます!!」

 

「あっ、やべ」

 

 何故2回も同じミスをしてしまうんだ僕は!?もはやなんらかの陰謀を感じるよねこれ!!

 

「…大丈夫ですよ。そこまで怒ってはいませんから」

 

「えっ?それ本当?擬音が目に見えるんだけど」

 

「本当です。それよりイプシロンと練習試合でしたね、早く行きましょう…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶっ潰す

 

「「ヒッ!?」」

 

 あまりの恐怖に思わずアイシーと抱き合ってしまった。だって怖いんだもん!かなりドスの効いた声だったよ!?女の子が出しちゃダメな声だったよ!?

 

「…何してるんですか二人とも?早く行きますよ」

 

「「ハイ!!」」

 

 二人して背筋をピーンと伸ばした。ヤバイ、すっごい怖過ぎて震えるよ。アイシーもずっと震えちゃってるもん。…ハッ!?何か妙な電波を受信…!

 

──妹を泣かせたら◯す──

 

 まさかのシスコン兄貴からのテレパシーである。それ僕じゃなくてクララに言ってくれない?

 

 

──────────────────────

 

 

「フハハハハハ!!レイラ様!!今日は練習試合の程よろしくお願いします!!!!」

 

「……オサーム」

 

「デザームです!!」

 

「本日はご愁傷様です」

 

「…ハッ?それはどういう……!!!!!」

 

「疑問系でもやかましいな君!?」

 

 

──────────────────────

 

 

 そこから先はもう酷いの一言だった。

 

「フローズンスティール!!」

 

「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「ゼルーーーーー!!」

 

 クララのフローズンスティールでゼルが数十m吹っ飛び、

 

「貴女この前ごにょごにょ……」

 

「な、何で知ってるの!?」

 

 マキュアがクララに弱みを握られていたり、

 

「フローズンスティール!!!!」

 

「また俺ぐっはぁぁぁ!!!!」

 

「ゼルーーーーー!!!!」

 

 またゼルがクララに吹き飛ばされたり、

 

「ガゼル様。死ね

 

「っと。クララ、パスが強過ぎる。後何か呟いていなかったか?」

 

チッ。気のせいです」

 

 クララがガゼルに殆ど全力シュートなパスを出したり、(ガゼルは難なく受け止めた)

 

「貴方は単純にうるさい」

 

「な、なんだと……!?」

 

 デザームがシンプルに悪口を言われ、

 

「フローズンスティール!!」

 

「こっちもフローズンスティール!!」

 

「今度はまさかのダブルぐっっはぁぁぁぁ!!!」

 

「ゼルゥゥゥゥ!!!!」

 

 今度はアイキューと一緒に×印にフローズンスティールをして、ゼルがまた吹き飛ばされてオサームに泣きながらポジションを交換して欲しいと頼み込んだり、

 

「ノーザン…、インパクト!!」

 

「ぐェェェェェェェェ!!??」

 

「もうやめたげてぇぇぇぇ!!!!」

 

 キーパーになったゼルにガゼルがトドメと言わんばかりに全力のノーザンインパクトを喰らわせたりしていた。もはや試合ではなく蹂躙である。早く終わって欲しい。

 

 そしてようやく試合が終わった頃には、

 

「あ、あんな事知られたら、マキュア生きていけない……」

 

「わ、私の声はそんなにも大きいのか…?」

 

「………」チーン

 

「しっかりしろゼル!!傷はまだ浅いぞ!!」

 

 イプシロンの皆は死屍累々であった。なんだこれ。僕等がやってるのってサッカーだよね?いくら超次元だっていってもここまでエグい事にはならないよね?

 

「ハァ…、これでは練習にならないね」

 

「ガゼル、それを言うのはやめてあげて?」

 

 いや本当、皆ちゃんと頑張ってくれたから!特にゼル、あんなに酷い目に遭っても最後まで試合に出てくれたじゃん!すっごい頑張ってくれたんだよ!ちゃんと褒めてあげようよ!

 

 まぁでも今回は間が悪かったとしか言えないね。クララの機嫌が悪い時だったし。取り敢えず今はゆっくり休んでね、イプシロンの皆。

 

『イプシロンの皆。ジェミニストームが雷門に破れたみたいだ。これから彼等の所に向かって罰を与えてきてくれ』

 

 突如として流れる放送に少し驚いてしまった。まさか本当にジェミニストームが倒されるなんて…。数週間程度でそこまでレベルアップ出来るとは思わなかった。

 雷門か…、少し調べる必要がありそうだね。

 

「「「「………………」」」」

 

 あっ、イプシロンの皆が呆然としてる。……ガンバッ!!

 

 




ありがとうございました!

 ちなみに

デザーム「少し喋り過ぎのようだな、レーゼ」

レーゼ「で、デザームさ……ま?(何でボロボロ?)」

デザーム「レーゼ、お前達をエイリア学園から追放する」

円堂「お前達、何でそんなにボロボロなんだ!?特に一番前にいる白い髪のお前、大丈夫なのか!?」

ゼル「えっ…。や、優しい…!」

デザーム「絆されるな!!じゃなくて、レーゼ!!お前はこの地で死に絶えるがいい!!」

レーゼ「ちょっ!?何でボロボロなのかだけ聞かせt」

 こんな事がありました。円堂くんの優しさにゼルは涙を流した。
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