宇宙人になりました(リメイク)   作:RE:引きこもりたい…!!

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 六話です。

 今回はアイシーです。……今考えたらこれ十一人分書かなきゃならないんですよね…。最後の方、あんまり出番のないキャラはダイジェストにして一気に書こうかな…。

 アイシー→レイラ とても優しい人!もう一人お兄ちゃんがいるみたい!

 レイラ→アイシー アイキューの妹。自分にもよく懐いてくれるので妹が出来たみたいで嬉しい。でもこれを言ったらアイキューがブチギレた。


試合は三分で終わらせないで

 

 前回、雷門とサッカーバトルをした僕等は今漫遊寺中に来ています。理由は一つ、ここで行われるであろう雷門とイプシロンの試合を見に来たから。それで今漫遊寺中の門の前にいるんだけど…、

 

「……階段、長くない?」

 

 そう、漫遊寺に続く階段がすっごく長いのです。何?この学校は登校時にも修行しないとダメなの?

 

「長いな」

 

「百段以上はありますね。帰ります?」

 

「ダメ」

 

チッ…

 

「小さく舌打ちしないでくれる?」

 

「チィッ!!」

 

「大きくしろって意味じゃないよ!?」

 

 案の定と言うべきか、ガゼルとアイキューはかなり乗り気じゃないみたい。二人共苦虫を百回ぐらい噛み潰したような顔をしている。

 

「ダメだよ兄さん。ちゃんと最後まで偵察しないと!」

 

「全くもってその通りだなアイシー!!では行きましょうガゼル様!!」

 

「はい、ここまで予定調和です」

 

「それより何故私だけ名指しなんだ」

 

 まぁでもやる気になってくれてよかった。このまま帰るのは嫌だしね。

 

「よし、じゃあ早速階段をのb」

 

「「「………」」」

 

 さて問題です。先程僕の台詞が途切れた理由と他の三人の沈黙の理由は何でしょう?

 

 

 答えは……。

 

「れ、レイラ様が何故かあった落とし穴に落ちてしまいましたぁ!?」

 

 僕が落とし穴に落ちたからでしたふざけんな!!

 

「何でこんな所に落とし穴があるの!?」

 

「フフッ、れ、レイラ。怪我はないか…フハッ…」

 

「ンフフフフwww」

 

 くっ…!!ガゼルもアイキューも口元を抑えて笑ってる…!そんなに面白いなら思いっきり笑え!!

 

「「フハハハハハハwwwww」」

 

「本当に笑ってんじゃないよぉ!!」

 

 

───────────────────────

 

 まぁそんなこんなで落とし穴から救出され、ようやく漫遊寺中の中に入った。グラウンドには既にイプシロンがおり、試合をしていた。残念ながら相手は雷門ではなく漫遊寺中だったけどね。でもそれよりも気になることがあった。校舎の端の方に見覚えのある人がいた。

 

「あれ?ガゼルにレイラ、それにアイキューとアイシーまで。奇遇だね」

 

「グラン様!?」

 

「…グラン、何故君がここにいる?」

 

 そう、エイリア学園マスターランクチーム“ガイア″のキャプテン、グランだ。今は髪を下ろして普段着を着ているみたいだけど。

 

「雷門を見にきたんだよ。彼等は面白いからね」

 

「私達と目的は同じという訳か」

 

「ガゼル暇だって言ってたじゃん」

 

「ノーザンインパクトォ!!」

 

「ぐはっ!?事実を言っただけなのに…!?」

 

「レイラ様、事実は時に牙を剥きます」

 

「身に染みたよ…」

 

 ガゼルの冷気を纏ったソバットキックが腹に直撃。すんごい痛いし冷たい。まぁギャグなのですぐ治るけども。

…っと、なんやかんや話してたらイプシロンが漫遊寺中に勝利した…というより一方的に蹂躙したね。漫遊寺中は強いって聞いてたけど実際はそうでもないね。

 

 そして、いよいよ真打ち登場みたいだ。敗北した漫遊寺に変わり、雷門がグラウンドに立った。

 

「ジェミニストームを倒した実力を見せてもらうよ、円堂君」

 

「レイラ、デザームが指を三本立てて何かを言っているがここからでは何も聞こえない。何を言っているのか予想してみたまえ」

 

「格好つけてたのに何で今大喜利させるの!?」

 

 本当空気読んで欲しい。確かにデザームが三本指を立てて何か言ってるけども。

 

「面白そうだね。レイラ、やってみなよ」

 

「面白いの期待してます」(無茶振り)

 

「えっと、頑張って下さい!」

 

「皆まで…、全く…。そうだなぁ…、『カップ麺は基本三分で出来るが中には一分程度で出来る物もある!!!!』とか?」

 

「0点」

 

「いい加減怒るよ?」

 

 無茶振りした癖に何その辛口評価?いや、僕もどうかと思ったけども本当にあるんだもんそのカップ麺。

 

「へぇ、そんなカップ麺もあるんだね」

 

「バリカタだけどね。僕はやっぱりカップ麺は三分待ってこそだと思うけどね」

 

「私はパスタの方がいい」

 

「あ〜、風介は昔からそうだったね」

 

「緑川と新人がうどんか蕎麦かで論争してる時も一人我関せずで黙々とパスタを食べてたからね」

 

「昔からマイペースだよね、風介は」

 

「そう言う君は昔から弄られキャラだったね」

 

「赤ちゃんの頃からずっとそうだったんじゃないかな?」

 

「違うよ!?何で生まれた時から未来のキャラを決めつけられるの!?」

 

「あ、あの〜、皆さん…?」

 

「ん?愛、どうかしたの?」

 

「試合がもう終わってます…。あとさっきからずっと本名が出てます…」

 

「「「えっ?」」」

 

 愛…、じゃなくてアイシーにそう言われてグラウンドを見てみると確かにイプシロンの姿は既に無く、変わりになんか小さい選手が逆さになってボールを足で挟んでた。何これ?

 

「デザームがこの試合は三分で決着とすると言っていましたからね。きっちり三分で帰って行きました」

 

「……アイキュー、デザームの声聞こえてた?」

 

「いえ、読唇術です」

 

 それ先に行ってくれない?そんな視線を送るけどアイキューは普通にシカトしてくる。オイ。

 

「レイラが変な事を言うから試合を見逃しちゃったね」

 

「ガゼルが大喜利したんじゃん」

 

「……うん」

 

「言い訳が何も思いつかなかったのか…」

 

 ハァ…、雷門の実力をもっと見てみたかったんだけどなぁ…。……というかさ、

 

「サッカーの試合は三分で終わらせないで?」

 

 何でデザームが勝手にルールを変えたのか。とりあえず今回悪いのはデザームって事にしておこう。




 ありがとうございました。

 ちなみに

レイラ「今回は偵察らしい偵察は殆ど出来なかったね。とりあえず帰r」

アイシー「れ、レイラ様がまた落とし穴に落ちてしまいましたぁ!!」

ガゼグラアイキュ「「「ブフォッ!?」」」

レイラ「……落とし穴を作ったヤツ、絶対に許さないからなぁ!!!!」

 こんな事もありました。一日に二回も落とし穴に落ちるとかドッキリかよ。
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