宇宙人になりました(リメイク)   作:RE:引きこもりたい…!!

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 七話です。

 今回はクララです。更新が不定期過ぎて…。申し訳ありません!

 クララ→レイラ  パシリ。

 レイラ→クララ  普段は優しいけど機嫌が悪い時は魔王になる……あっちょ、クララまっt


僕が言えた事じゃないんだけどね?

 

 

 以前の漫遊寺の件から二週間が過ぎた。今日はイプシロンが雷門と再戦をする日だ。雷門はこの日に備え、僕等が昔使っていた大阪にあるエイリア地下修練場で特訓をしていたらしい。前回からどれだけ強くなったのか気になるから僕も試合を見に行こうとしたんだけど…。

 

「レイラ、沖縄に炎のストライカーと呼ばれる人間がいるようだ。恐らく元雷門のエースストライカーである豪炎寺 修也だろう。少し見に行って有能であればエイリアにスカウトしてこい」

 

 ……っとキャプテン直々に言われたのでエイリア式のワープで沖縄に来ました。正直面倒くさいけど豪炎寺 修也については僕も気になる所、なので命令通り炎の男について地元の人に聞いてみたんだけど…、

 

「めんそーれ!!炎の男について聞きたい?それは俺のことさ!こんな暑い沖縄で暮らしてるんだからな!!」

 

「なら俺も炎の男だぜ!!イェーイ!!」

 

「「「イェーイ!!」」」

 

「あっはい」

 

 まさかの炎の男が増殖。沖縄の人はノリがいいと聞いていたけどノリ良過ぎない?

 

 とりあえず当てがなくて憂鬱な気分を晴らそうと海に来た。綺麗だなぁと思って見ていた時に端の方で子供が何かしているのが見えた。どうやら木材に挟まれて動けなくなった子犬を助けようとしているらしい。いい子だなぁと思いつつそろそろ行こうと立ち上がる。しかし、

 

「天馬ーー!!」

 

「!?」

 

 母親らしき人物の叫ぶような声に思わず振り向いた。その時目に映った光景は三つ。

 

 一つは木材が子供に向かって倒れている所。次に恐らく子どもを助けるために木材に目掛けて撃ったであろう炎を纏ったシュート。

 

 …そして、そのシュートを弾き飛ばそうとするもう一つのボールだ。

 

 それを見た瞬間、反射的に子供を助ける為に身体が動いていた。炎のシュートを阻止しようとするボールの元へと走り出し、

 

「ハァァァッ!!」

 

 ボールを飛んできた方向へと力一杯蹴り返した。蹴り返したボールの先を見ると赤くて特徴的な髪型をしているエイリア学園のユニフォームみたいなぴっちりした服を着た男と何処かの学校の制服を着ている子がいた。恐らく赤髪の男があのボールの持ち主だ。

 

 …学校を破壊している僕等が言えた事じゃないけど、気に入らないね。あんなに小さい子供を傷つけようとするなんて。

 

「すまない。君があのボールを蹴り返してくれたお陰であの子が助かった」

 

 赤髪の男を睨みつけていると、先程炎のシュートを撃った少年が僕の所に来た。チラッと子供を見てみると確かにあの子に迫っていた木材は粉々に破壊されている。助かって良かったと思いつつ、離れた位置から正確に木材を狙い、更には破壊してみせた彼の実力が気になった……ってあれ?この人って…!

 

「豪炎寺 修也?」

 

「!!気付かれてしまったか…」

 

 やっぱり!!フードを被ってるから一瞬分からなかったけど豪炎寺 修也だ!!思わぬ所で目的達成だ!!……って思ったけど今はその目的は置いておこう。豪炎寺君もさっきの事で怒っているみたいであの男を睨んでいる。

 

「任務失敗、想定外の事態だ」

 

「貴様…、一体どういうつもりだ!」

 

「任務?あんな小さな子を傷つけるのが?随分と酷い任務もあったもんだね」

 

 尚、エイリア学園として学校を破壊している自分達の事は棚に上げた。さてと、彼の事をどうしてやろうかな…。

 

「豪炎寺さん!!新人さん!!」

 

「ブフォッ!?」

 

「どうかしたのか?」

 

「な、何でもないよ…」

 

 あの男の隣にいた制服の少年に本名を呼ばれてかなりビックリした!!な、な、なんで僕の名前を!?あんな子はお日さま園でも見た事ないよ!?

 

「お、落ち着いて下さい新人さん!俺はその……、未来から来たんです!」

 

「み、未来?そっちの赤い人も?」

 

「YES。私は松風 天馬からサッカーを奪う為に今から約200年後の未来からやって来た」

 

「サッカーを奪うだと?」

 

 まさかの赤い人も肯定した。多分松風 天馬っていう人制服の子だろう。でもサッカーを奪うってどういう事だろう?そもそも二人が嘘をついている可能性もあるし…。とりあえず豪炎寺君にも聞いてみよう。

 

「豪炎寺君、どう思う?」

 

「……まぁ、宇宙人がいるくらいだからな。あり得ない訳ではない…のか?」

 

 どうやら半信半疑といった所みたい。エイリア学園の存在が未来人がいるという事実を後押ししているみたい。でもごめんね?エイリア学園って本当は人間なの。それを知っている人は父さんとお日さま園の関係者だけだけども。

 

「えっ?宇宙人?……あっ、宇宙人ってエイリア学園の事か!……あれ?でも確かエイリア学園って本当は宇宙人じゃなかっ」

 

「彼からサッカーを奪うなんて許さないぞォ!!」

 

「「「…………」」」

 

 あっぶな!?もうちょっとで僕等の秘密がバレる所だった!!そして今理解した、あの子達本当に未来から来てた!!だってエイリア学園の正体知ってたもん!!ギリギリだけど上手く誤魔化せて良かった!!

 

「……YES、マスター」

 

 赤い髪の人が耳につけた機械を操作している。恐らくあの機械から指示を受けているのだろう。

 

「ちょうどいい。加冷 新人、豪炎寺 修也。お前達のインタラプトも修正する」

 

「豪炎寺さん、新人さん!一緒にサッカーを守りましょう!」

 

「一体何がどういう事なんだ…」

 

 まさかの沖縄で未来人と勝負をする事になってしまった。本当どういう事なんだろうか……。

 

 ……いや、宇宙人騙ってる僕が言えた事じゃないんだけどね?




 ありがとうございました。

 ちなみに

ガゼル「…!!」

クララ「…ガゼル様、どうかしましたか?」

ガゼル「いや、レイラが何か厄介ごとに巻き込まれた気がして面白……、少し気になっただけだ」

クララ「…そうですか。まぁなんやかんやで上手くやるでしょう。あんなでも一応ダイヤモンドダストの副キャプテンですし」

ガゼル「そうだな。考えている事が顔に丸出しでツッコミ担当で所々ポンコツだが一応ダイヤモンドダストの副キャプテンだ。何とかなるだろう」

アイシー「……お二人とも、レイラ様に当たりが強くありませんか!?」
 

 レイラがいない間、基地でこんな事がありました。ボロクソ言われるオリ主って珍しい……珍しくはない?
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