そして、南と高山達は京都で下車して、京都からは北陸本線経由の特急「雷鳥15号」に乗って金沢へ向かった。
大阪と金沢・富山・新潟を結ぶ特急「雷鳥」は湖西線・北陸本線・信越本線を経由して運転されている。
仁奈たちは、車窓を眺めながら楽しんでいた。その頃、南と高山は特急「雷鳥」の車内を警乗していた。
南と仁奈達が乗った、特急「雷鳥15号」は大阪を午前8時40分に発車し、途中停車駅は新大阪、京都、近江今津、敦賀、福井、芦原温泉、加賀温泉、小松、金沢、高岡、終着富山へは12時06分に到着する。
特急「雷鳥15号」の車内にて
「あれ、この男の人。」
「何か、怪しいわね。」
「あっ、強姦だ、強姦が来たわ。」
「公安隊呼んで。」
と、仁奈は言う。
「高山さーん、「雷鳥」に強姦が来たわ。」
そこへ、南と高山が駆けつけてきた。
「あっ、やっぱり。」
「この男か。」
「てめぇ、誰や。」
「鉄道公安隊だ。」
と、高山は手帳を見せた。
「何だと。」
「こいつ、ぶっ殺してやろうか。」
と、男は特殊警棒を取り出した。
「このーっ。」
「とりゃっ。」
と、高山は男を取り押さえた。
「お前を、逮捕する。」
南は男を手錠をかけた。
「主任、もうすぐ金沢です。」
「そうか。」
「すぐに、金沢公安に連絡して連行しよう。」
「君、何で「雷鳥」に乗って金沢へ行くんだ。」
「俺は頼まれて、奴を殺して来い、と言われて。」
「そうか、名前は。」
「俺か、磯村 裕介だよ。」
「そうか、よし、磯村雄介、強姦の現行犯で逮捕する。」
「だけど、500万払うと言われたんだ。」
「誰にです。」
「それは知らんわ。」
南達が乗った、特急「雷鳥15号」は11時27分に金沢に到着した。
ホームには石川県警の草彅刑事と金沢の鉄道公安隊がホームに来ていた。磯村は金沢で下車し、石川県警に連行された。
「所持品です。」
「はい。」
「よしっ、連行。」
と、磯村は石川県警に逮捕された。
「これで、事件解決ですね。」
「いや、これから起きるんだよ。」
「そうですね。」
犀川大橋 大正13年 登録有形文化財
この写真は野町側より見る
大橋を渡ると右に雨宝院、まっすぐ進むと野町交差点左へ行くと寺町寺院群。
「こちらが、有名な室生犀星の文学碑でございます。」
と、バスガイドが案内した。
「あんずよ花着け 地ぞ早やに輝け あんずよ花着け あんずよ燃えよ」
「さすがですね、よく知っていますね。」
「ええ、金沢に行く前に調べたんです。」
このあと、桜橋へ向かった。
桜橋
南主任と高山は金沢でカメラを持って犀川の河畔を歩き桜橋まで来ました。
「ここが桜橋ね。」
「そうだよ。」
「川を見ると橋が近く見えるのね。」
と、仁奈が言う。
「そうだよ。」
兼六園
「今、紅葉が見頃なんだって。」
「本当、キレイね。」
「うわーっ、紅葉もきれい。」
「本当だ。」
「ねぇ、あれ何かな。」
「どうしたの。」
仁奈と六花は、何かを見つけたのだ、それは女の絞殺死体だった。
「きっ、キャーッ!」
2人は、悲鳴を上げた
「あっ、この女は確か。」
「前に室長が話していたいじめ自殺の女子高生ね。」
「まさか、金沢で殺されるなんて。」
「やはり、自殺と「雷鳥」の強姦と関係しているのかな。」
この事件には、謎がある
果たして、この事件の真相は?