特急「雷鳥」金沢・能登殺人事件   作:新庄雄太郎

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そして、事件は最期を迎える


第6章 事件の終結

「赤いスポーツカーの女の身元が割れたよ。」

 

 

 

「本当か。」

 

 

 

「名前は、前川雅代 能登出身です。」

 

 

 

「本当か。」

 

 

 

「うん、恐らく犯人は能登に。」

 

 

 

「えっ。」

 

 

 

「主任。」

 

 

 

「おい、能登金剛だ。」

 

 

 

「了解。」

 

 

 

南と高山達は、パトカーに乗り赤いスポーツカーの行方を追った。

 

 

 

能登金剛

 

 

 

「行くよ、あいつを殺してやったか。」

 

 

 

「ええ、あの裏切り者には殺すしかないわ。」

 

 

 

「こんなトリック考えたな。」

 

 

 

「ええ。」

 

 

 

「これなら、私も。」

 

 

 

そこへ、石川県警のパトカーがやって来た。

 

 

 

「あっ、入たぞっ、こっちだ。」

 

 

 

「はっ。」

 

 

 

南達が追いつめたが、赤いスポーツカーには誰もいなかった。

 

 

 

「あっ、あそこだ。」

 

 

 

そして、南達は前川を追い詰めた。

 

 

 

「うごくなっ、鉄道公安隊だ。」

 

 

南と高山と小海達は、犯人がいる能登金剛へ向かった。

 

 

 

「誰だ、お前は。」

 

 

 

「私よ、覚えてる。」

 

 

 

「誰だよ、あんた。」

 

 

 

「忘れたとは言わせないわ。」

 

 

 

と、前川はナイフを構えた。

 

 

 

「こいつらが悪いのよ、こいつらが、体罰のせいでしたのは。」

 

 

 

「4年前の体罰の事ですね。」

 

 

 

と、南と高山達は、拳銃を構えた。

 

 

 

「担任の関口のせいで、うちの息子が死んだのよ。」

 

 

 

「じゃあ、荻野と七宮と青山を殺害したのも。」

 

 

 

「そうよ、全部私が計画したのさ。」

 

 

 

「やはり、事件の犯人はあんただったのか。」

 

 

 

「そうさ、これもみんな私がやったとみていいだろう。」

 

 

 

「それで、復讐したって事か。」

 

 

 

「そうよ。」

 

 

 

「それで、俺はこのツアーで偽名を使って参加していたのさ。」

 

 

 

「さぁ、お前も能登金剛の中に地獄へ送ってやるわ。」

 

 

 

と、その時。

 

 

 

「そこまでだ、関口。」

 

 

 

「はっ、警察。」

 

 

 

「てめぇ、警察だったのか。」

 

 

 

「半分当たり、鉄道公安隊だ。」

 

 

 

「関口、荻野及び七宮青山殺害容疑で逮捕する。」

 

 

 

と、小沢警部は二人を逮捕した。

 

 

 

「さすがですね、鉄道公安隊は。」

 

 

 

「ええ。」

 

 

 

「よし、行くぞ。」

 

 

 

と、関口と前川は石川県警に連行した。

 

 

 

「これで、事件は解決ね。」

 

 

 

「ああ。」

 

 

 

「それに、仁奈と六花の推理もね。」

 

 

 

「いやー、それほどでも。」

 

 

 

「しかし、又2人がお手柄を立てるとはな。」

 

 

 

「仁奈、金沢と能登で起きた殺人が体罰事件も解決するなんて。」

 

 

 

「これで、この関口は懲戒処分ね。」

 

 

 

「ええ。」

 

 

その後、2人の女探偵の活躍で青藍高校の関口の体罰の証拠は警察と教育委員会に両方に回り、関岡教諭は再逮捕された。その後「雷鳥15号」の男も再逮捕された。

 

 

「今回の事件は、教師が生徒を殴るなんて。」

 

 

「内の学校やったら、私たちは編入するからね。」

 

 

「仁奈、それって自主退学。」

 

 

「それもあるね。」

 

 

金沢駅

 

 

 

帰りは、金沢から京都までは金沢発13時48分「雷鳥32号」に乗って京都から新幹線に乗り次いで東京へ帰京した。

 

 

 

こうして、金沢能登の連続殺人は青藍高校で起きた体罰の恨みの復讐と言う結末を迎えた。




劇中の列車時刻は92年のダイヤを使用しています

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