受け継がれし絶脚   作:戦国のえいりあん

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ジュニア級はこれで最後です!
今回もおまけがあります!

後、ストームの勝負服イラストが完成したので良かったたら見てくれると嬉しいです!


第十話 始まりの一歩

・12月下旬 ジュニア級

 

 12月の月末、今年最後のトレーニングを終えた各ウマ娘たちはそれぞれトレーナーに挨拶を済ませると次々と各寮へと戻っていく。そんな中、ドゥンケルストームもまた今年最後のトレーニングを終えトレーナーと話していた。

 

「お疲れ様、今年も今日で最後だね」

 

「…ああ、そういえばトレーナーと契約してもう半年も経つのか。早いものだな」

 

「君のデビュー戦と初のG1レースでの勝利…本当に充実した半年間だったよ」

 

「…だが、来年から私もクラシック級になる。戦(レース)の本番はここからだ」

 

「もちろん!次の目標はクラシック三冠路線…来年も一緒に頑張ろう!ストーム」

 

「…おう、よろしくなトレーナー」

 

 その後、トレーナーと別れたストームは美浦寮へと戻るために学園内を歩いてると同じく自室に戻ろうとしていたルームメイトのマサキコスモスとばっかり出会ったのだ。

 

「あ!ストームお疲れやす、今年最後のトレーニングは終わったん?」

 

「…ああ、あんたはこんな時間まで何やってたんだ?」

 

「…こないだのテストで単位がちょい足らへんかったさかい補講受けとってん。…ギリギリでなんとか単位取れたわぁ」

 

「…まったく、あんたも相変わらずだな。そんな調子で単位を落としてたら本当に退学になるぞ?もっと真面目に勉強しろよ」

 

「…うちは勉強もあかんし模擬レース出てもトレーナーはんたちには見向きもされへんし…来年からどないしたらええんかいな…はぁ〜〜…」

 

 聞けばコスモスの学業成績は悪く、単位も合格ギリギリでまったく余裕がない状態なのだ。一方、スカウトに関してもコスモスはダート専門かつ走りの適正がかなり偏ったピーキーな能力であり本人もダート路線を強く希望しているのだが、なかなかコスモスとウマの合うトレーナーが現れないのだ。

 

「…いっそのこと、退学になったほうがええかもしれへんかな」

 

「…馬鹿言うな、まだ諦めるのは早いぞ」

 

「そ、そやけど!うちはストームみたいに頭良うないし才能もあらへんもん!うちはあんたみたいにできひんで…」

 

「…必ず機会は巡ってくるさ、もう少し頑張ってみろ。私にも手伝えることがあるなら手を貸す」

 

「……」

 

「…な?せっかくあんたと友達になれたんだ。もう別れるなんて私は嫌だぞ」

 

「……うん!ストームおおきにな!あんたと友達でほんまによかったわぁ!」

 

「…ああ」

 

「あのぉ〜…早速でかんにんなんやけど〜数学の勉強手伝うてくれへん?一週間後のテストがやばいかもしれへんのやけどぉ…」

 

「……ったく、もはやお約束だな」

 

 自室に戻ったら徹底的に数学を頭に叩き込んでやろうと内心思いながらストームはコスモスと共に美浦寮に戻ろうとしていた。放課後の時刻で学園内も暗くなり始め生徒たちも少なくなっていたそんな時、ストームの目にある光景が映った。

 

(…ん?あれはブライアンか…?)

 

 みると学園内の外に並ぶように生えている樹木の一本の上にナリタブライアンが隠れるように横になっていたのだ。

 

(…何やってるんだ?あんな所で…)

 

「あれ?ストームどうかしたん?」

 

「…先に戻っててくれ、ちょっと用事を思い出した」

 

「うん、分かったわぁ。遅ならへんようになぁ。門限過ぎたらヒシアマ先輩怖いで?」

 

 コスモスと別れたストームは大急ぎで学園の外に出るとブライアンのいる樹木の元へ全力で走っていった。その後、樹木の根元まで来ると気になったストームはブライアンへ声をかけた。

 

「…おい、ブライアン。こんな所でなにをやってる?」

 

「…ん?ストームか…」

 

「…もう放課後だぞ、トレーニングは終わったのか?」

 

「ああ、トレーニングはもう終わった」

 

「…栗東寮に戻らないのか?休むなら部屋で休んだらいいだろう」

 

「…今、面倒なヤツに追われてる。私のことはほっておけ」

 

「…面倒なヤツ?」

 

「…チッ、もう来やがったか」

 

 するとストームの姿を見つけた何者かが声をかけながら近づいてきた。その人物はというと…

 

「ドゥンケルストームか、こんな所で会うとはな」

 

「…あんたは、同級生のエアグルーヴか」

 

 ストームの前に現れたのは同級生のエアグルーヴだった。ストームと同じく今年のジュニア級では見事な成績を残し来年のクラシック級でもトリプルティアラ路線を目標にローテーションを進めることを表明しており、その高い実力から"女帝"の異名で知られるウマ娘だ。

 

「ちょうどよかった。お前に聞きたいことがある」

 

「…なんだ?」

 

「この辺りでナリタブライアンを見なかったか?確かお前とブライアンは仲がよかったと記憶しているが」

 

(…面倒なヤツって、エアグルーヴのことか?)

 

 ブライアンならこの木の上にいると伝えようとしたが、理由が気になったストームはすぐには答えずにまず理由をエアグルーヴに尋ねた。

 

「…いや、見ていないが…何かあったのか?」

 

「そうか、実はブライアンの奴が生徒会の仕事をサボって何処かに行ってしまってな…非常に困っている」

 

「…生徒会?ブライアンは生徒会の仕事をしているのか?」

 

「ああ、私と同じ副会長を任されているのだが…サボリの常習犯でな。まったく、ブライアンの奴めこれで何度目だ?」

 

 実はブライアンは生徒会の副会長を務めているのだが、エアグルーヴの言う通り生徒会の仕事を何度もサボっておりその度にエアグルーヴに追いかけられるのが当たり前の光景になっていたのだ。

 

(…あいつ、何やってんだよ)

 

「引き止めて悪かったな、ブライアンを見つけたら教えてくれストーム」

 

「…ああ、分かった。見つけたら声をかけておく」

 

 その後、エアグルーヴは再びブライアンを探しに学園内へと走り去っていった。その時、木の上に隠れていたブライアンがストームの隣に飛び降りて来た。

 

「…オイ、何でアイツに居場所を教えなかった?」

 

「…今回だけだ、次サボってるのを見つけたら問答無用で連れて行くぞ」

 

「…チッ!アンタの目も気にしないといけないのか」

 

「…そもそも、任された仕事はちゃんとやれよ。副会長なんだろう?」

 

「書類の整理など私はやらん、あんなものはエアグルーヴがやればいいだろう」

 

「…あんたな、じゃあ何で生徒会に入ったんだ?」

 

「…ルドルフと戦うためだ。それ以外、興味はない」

 

 ブライアンが生徒会に入ったのは生徒会長であり"皇帝"の異名で知られる偉大なウマ娘、シンボリルドルフと戦う機会を得るためだったのだ。普通ならあのシンボリルドルフと共に走る機会は滅多にないのだが、生徒会に入れば少しでも戦うチャンスがあるのではないかと考えたのだ。

 

「…まあ、そんなことだろうと思ったよ」

 

「とにかく、生徒会の仕事など興味はない。用がないならさっさと帰れ」

 

「…やれやれ、話を聞いてたら気が変わった。寮に戻る前にエアグルーヴに一声かけておくか」

 

「なんだと…!見逃すつもりじゃなかったのか!」

 

「…理由はどうであれ仕事をサボるのよくないぞ」

 

「…チッ!」

 

 すぐにその場から逃げようとするブライアンだったが、そんな彼女をストームが引き止めた。

 

「…まあ、黙っててやってもいいが、一つ条件がある」

 

「……なんだ?」

 

「…少し私に付き合ってくれ、あんたと行きたい場所がある」

 

ーーーーーーーーーー

 

 エアグルーヴに居場所を内緒にしておくことを条件にストームはブライアンと一緒にトレセン学園の外に出ていた。学園からウマ娘の脚で走れば数十分でたどり着く場所でこの近辺では人通りの少ない河川敷のある住宅街で学園の生徒もランニングルートとしても使用している。

 

 

・河川敷のある住宅街

 

 

「……オイ」

 

「…なんだ?」

 

「何処へ連れて行く気だ?さっさと教えろ」

 

「…あんた、肉は好きか?」

 

「…それがどうした」

 

「…最近、いい焼き鳥屋を見つけたんだ。今日は奢ってやるから一緒に食べないか?」

 

 実はストームは数カ月前にこの河川敷の下にある小さな焼き鳥屋をたまたま発見したのだ。一見するとボロボロの看板に古びた廃屋のような外見なのだがそこの焼き鳥はストームが絶賛する美味しさであり肉が好物であるブライアンと一度一緒に食べてみたいと考えていたのだ。

 

「…それがアンタの言う条件なのか?」

 

「…ああ、あんたと一緒に食べたいんだ」

 

「そうか、まあ…肉ならいいか」

 

 ブライアンも好物である肉には興味を示しており、意外と乗り気なのか耳と尻尾がピコピコと動いていた。

 

「…お?興味がありそうな顔だな。肉が好物というのは間違いなさそうだ」

 

「オイ、その話は誰から聞いた?」

 

「…あんたの姉さんから聞いたぞ、かわりに野菜はまったく食べないから栄養バランスが取れてないんじゃないかとハヤヒデ先輩が心配していたぞ」

 

「…チッ!姉貴め、余計な事を喋りやがって…」

 

「…少し野菜も食べたほうがいいぞ?…っと、待たせたなここだ」

 

 二人は例の焼き鳥屋に到着したのだがブライアンはボロボロの廃屋のような建物を見て怪しそうにストームをジト目で見ていた。

 

「…オイ、本当にここなのか?どう見ても廃墟にしか見えん」

 

「…安心しろって、間違いない。まあ、ついて来い」

 

 そんなブライアンをよそにストームは上機嫌でその建物の中に入っていった。続けてブライアンも中に入ると建物の中は屋台のような内装で少し薄暗いがしっかりと整理整頓されており達筆な字でメニューが書かれた木札が正面に貼られていた。

 

「…酒井店長、来たぞ」

 

「…おう、ストームのお嬢ちゃんか。いらっしゃい」

 

 正面に座っていたのは使い古されたツナギを身に着けた初老の男性が座っていた。聞けば店長の名前は"酒井"であり、彼は数十年前からこの建物で焼き鳥屋を営んでいるのだ。

 

「…最近、よく買いに来てくれるな」

 

「…ああ、店長の作る焼き鳥は最高に美味いからな。なんで人気がないのか不思議なくらいだ」

 

「…まあ、ここが焼き鳥屋だとは誰も思わねぇだろうしな」

 

「…もっと人通りのいいところに店を出したらいいんじゃないか?店長の焼き鳥ならきっと行列間違いなしだぞ」

 

「……やなこった、人通りが多いところは嫌いなんだ。こうやってひっそりとやるのがいいんだよ」

 

「…ふふ、まあ、そのおかげで私がこの味を独占できるからいいんだけどな」

 

 ストームと酒井はすっかり顔馴染みになっており頻繁に焼き鳥を買いに来るストームのことを気に入っているようだった。

 

「…今日は連れがいるのか」

 

「…ああ、私の友達だ。是非とも店長の焼き鳥を食べてもらいたくてな」

 

「……こんなトコまで来てくれてありがとよ。美味いやつを作るから好きなもん注文してくれや」

 

「……」

 

「…そうだな、今日はシンプルに鶏皮串にしようか、八本で頼む」

 

「…毎度あり、ちょっと待ってな」

 

 そういうと酒井は二人の目の前で鶏串を手慣れた手さばきで焼き始めた。酒井の作った自家製のタレに包まれた焼き鳥は白い煙と共に香ばしい匂いを漂わせ二人の食欲を唆らせる。数十分後、酒井は安物のプラスチック容器に焼き鳥を詰めてストームに手渡した。

 

「…あいよ、待たせたな」

 

「…ふふ、美味そうだな。ありがとう店長」

 

「…いつでも来な、また作ってやるからよ」

 

 その後、ストームは酒井に代金を支払うとブライアンと共に建物を後にした。二人は河川敷を上がると近くにある橋の上にもたれかかると早速、購入した焼き鳥を食べようと手に取った。

 

「…ほら、半分こだ」

 

「…ああ。…美味そうだな」

 

「…食ってみろ、美味いぞ」

 

 ブライアンはさっそく一口、鶏皮を口の中に入れてみる。抜群の歯ごたえと香ばしく味わい深い絶妙な甘さのタレ、食べると同時に口の中にタレとしっかりと焼かれて脂が乗った鶏肉のうま味が広がり、後味もあっさりしていてしつこくなく続けて何個でも食べたくなる美味しさにブライアンも思わず頬が緩んでいた。

 

「……!!コイツは美味いな…!」

 

「…だろ?酒井店長の焼き鳥は最高に美味いんだ。この味をあんたにも味わってもらいたくてな」

 

「……悪くない、気に入った」

 

 よほど気に入ったのか上機嫌で尻尾を振りながらあっという間に残りの串を平らげてしまったのだ。ストームもお気に入りの焼き鳥屋を気に入ってもらえた上に友人であるブライアンと食べ歩きができたことで嬉しそうだった。

 

「…気に入ってもらえてなによりだ。酒井店長も喜ぶぞ」

 

「…ああ。また、食いたいものだ」

 

 その後、鶏皮串を食べ終えた二人は橋の上で沈む夕陽を眺めながら何気ない会話をしていた。

 

「…あんたも来年はクラシック路線に進むんだな」

 

「…ああ、来年こそ必ずアンタを超えてやる。ルドルフもアンタも…私が倒す」

 

「…ふ、強くなったあんたと戦(レース)で走るのが楽しみだ」

 

「…チッ、余裕でいられるのも今のうちだ」

 

「…まあ、お互いに来年も頑張ろうぜ。私とあんたは友達であり…そしてライバルだ」

 

「…ああ」

 

 二人は互いに見つめ合い拳を軽くぶつけ合った。そんな時、ストームが腕時計を見ると門限が迫っていることに気づき名残惜しそうに話し始めた。

 

「…おっと、残念だがそろそろ門限だな。残り二十分ほど…トレセン学園までここから約数十分か…」

 

「……フッ」

 

「…やるか?」

 

 どちらが先に学園にたどり着くか勝負しようと考えた二人はすぐさま走りのフォームを取る。スタートの合図はストームが投げた小石の音だ。その後、ストームとブライアンはそれぞれの寮まで全力疾走で帰り、互いに門限ギリギリでなんとか自室に戻ることができたのだった。

 

 

ーーーーーーーーーー

・おまけ

 

◯絶脚の継承者

 

 これはまだドゥンケルストームが生まれて物心ついた幼い頃のこと。母親であるドゥンケルダイナの子守唄ですやすやと眠りについた幼きストームは夢の中にいた。場所はいつものあの草原でパジャマ姿のストームはキョトンとした顔で辺りを見渡す。

 

・数十年前 ???

 

「ここ、どこ?おへやじゃない…」

 

 初めて見る謎の光景に不安から心細くなったのかストームは泣きそうになりながら母親を探していた。

 

「おかーさん…どこ…?…ぐすっ…こわいよ…」

 

 そんな小さなストームの前に自身を見下ろす巨影があった。そこに現れたのは現在と変わらぬ姿をした馬の絶影だった。しかし、自分よりも遥かに巨大で見たこともない謎の動物を目の前にストームは今にも泣きそうになっていた。

 

「…やあ、こんにちは。ストーム」

 

「…う、うぇぇん!!?ばけものだぁ…!た、たべないでぇ!!おかーさんっ!!」

 

「お、おっと…!ま、待ってくれ!怖がらせてごめんよ」

 

 ストームを落ち着かせようと絶影は座り込み目線を合わせると必死に宥めようとしていた。本来ならこの年齢の子供なら手が付けられないほど泣き叫んでもおかしくないのだが、この頃から只者ではなかったのかストームは涙目になりがらも自身を落ち着かせていたのだ。

 

「…ほ、ほら、君を食べたりしないよ。だから安心して?」

 

「……ほんとに…たべない?」

 

「…もちろんだよ、君と少しお話したいだけさ」

 

「…なんでわたしのなまえしってるの?」

 

「…ふふ、私は生まれた時からずっと一緒にいたからね」

 

「あなたはだれなの…?おかーさんとはにてるけど…ぜんぜんちがう」

 

「…私の名前は絶影、君やお母さんよりずーっと先の時代を生きてたご先祖みたいなものかな?」

 

「ぜつ…えい…?なんか、へんななまえ」

 

「…そ、そうかい?私の自慢の名前なんだけどね…」

 

「ぜつえい…よびにくい…かわいくないから"ぜつちゃん"ってよぶ」

 

「…はは、まあ、好きに呼んでくれて構わないよ」

 

 そうしてストームと絶影は互いに自己紹介を済ますといろいろなことを話し始めた。

 

「…へぇ、ストームは駆けっこが好きなんだね」

 

「うん!わたし、かけっこならいつもいちばん!おかーさんやせんせいもすごくほめてくれるの」

 

「…すごいね、私も見てみたいな」

 

「ぜつちゃんもわたしとかけっこする?わたし、はやいよ!」

 

「…それじゃ一緒に駆けっこしようか!勝てるかなぁ〜?」

 

 絶影は嬉しそう起き上がるとストームと一緒に草原を走り始めた。もちろんかなり手加減しているがそれでもストームは子供でありながらかなりの速さで走っており、その速さには絶影も驚いていた。

 

(…速い、まだこんなに幼いのに…)

 

「ぜつちゃん、はやい…!でも、わたしまけないよ!」

 

(…ふふ、訓練を積めばきっといい走りをするようになる…この子がどれだけ速くなるのか楽しみになってきたよ…!)

 

 その後、ストームと絶影はしばらく走り込んでいたが急に辺りが徐々に光に包まれ始め世界がぼやけ始めた。

 

「あれ?どうしたの?」

 

「…おや、どうやら起きる時間のようだね」

 

「それじゃ、もうあさ?」

 

「…そうだよ、お別れだね」

 

「ぜつちゃん…もうあえないの?」

 

「…ふふ、大丈夫、また君に会いに行くよ」

 

「また、いっしょにわたしとかけっこしよ!」

 

「…ああ、約束だストーム」

 

 これがドゥンケルストームと絶影が初めて出会った瞬間だった。




次話からクラシック級突入です!
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