車の合宿で死にかけてます。マジでやばいです。
どれくらいやばいかというと教習の時間の前になると腹が死ぬくらいやばいです。
もうこの週の間ずっと腹壊してます。
ノンフィクションで一作書くことができるくらいには死にかけてます。
まあ、何が言いたいかというと昔投降したまんまなので一切手直ししてないですが許してくださいということです。
ではどうぞ!
~光一視点~
「では、朝ごはんも食べ終わりましたしギフトの鑑定に向かいましょう!」
「断る」
「何で断ってるんですか! 抵抗は認めません! いきますよ!」
黒ウサギが言った事に即座に返す十六夜。
つくづく思う。本当にこいつ等昨日会ったばっかなのか?
「とりあえず行きますよ! もう連絡を入れてしまってるんですからね!」
「へいへい」
十六夜がめんどくさそうに答える。
久遠と春日部の二人は異論が無いようでおとなしく付いていく。
さて、俺も向かうか。
俺たちは“サウザンドアイズ”にやってきたのだがおかしな事態になった。
サウザンドアイズの店員に鑑定に来たと言ったら“ノーネーム”お断りだと難癖をつけられた。
“サウザンドアイズ”では規定で“ノーネーム”お断りらしい。
そこで少しもめていると、なぞのどたばたという足音が聞こえてくる。
その声は店の中から響いておりなぞの声まで聞こえてくる。
「いぃぃぃやほおぉぉぉぉぉぉ! 久しぶりだ黒ウサギイィィィィ!」
「きゃあーーーーー…………!」
その声の主は黒ウサギに襲い掛かり、そのまま黒ウサギもろとも水路に落ちていった。
「……何だあれ?」
そうつぶやくが誰も反応しない。
いや、俺たちを追い返そうとした店員は気づいているだろうが右手で頭を抑えている。
「……おい定員。この店にはドッキリサービスがあるのか? なら俺も別バージョンで是非」
「ありません」
「なんなら有料でも」
「やりません」
店員と十六夜がわりと真剣な表情で話している。
何をやっているんだこの問題児?
「し、白夜叉様! ちょ、ちょっと離れてください!」
白夜叉と呼ばれた着物風の服を着た真っ白い髪の少女を引き剥がして投げつける。
「てい」
十六夜のほうに向かったそれは十六夜に足で受け止められる。
「ゴバァ!お、おんし、飛んできた初対面の美少女を足で受け止めるとは何様だ!」
「十六夜様だぜ。以後よろしく和装ロリ」
ヤハハと笑いながら自己紹介をする十六夜。
「初対面の人間にむかってそれは無いだろう十六夜」
そういってエミヤが十六夜の頭をはたく。
「あなたはこの店の人?」
久遠が正気に戻って白夜叉と呼ばれた少女に話しかける。
「おお、そうだとも。この“サウザンドアイズ”の幹部で白夜叉様だよご令嬢。仕事の依頼ならおんしのその年齢のわりに発育がいい胸をワンタッチ生揉みで引き受けるぞ」
「オーナー。それでは売り上げが伸びません。ボスが怒ります」
店員が
「うう…………まさか私まで濡れる事になるなんて」
ざぱっ、と水から上がりながら黒ウサギがつぶやく。
「因果応報……かな」
「にゃーーおん」
春日部が相変わらず淡々とした声で言う。
そして抱えている猫もなにを言っているかは分らないが春日部に賛同しているように聞こえる。
「ふふん。お前達が黒ウサギの新しい同士か。異世界の人間が私の前に来たという事は……ついに黒ウサギが私のペットに」
「なりません! どういう起承転結があってそんな事になるんですか!」
ふざけるように言う白夜叉に黒ウサギが怒る。
「まあいい。話があるなら中で聞こう。まあ、準備の真っ最中なのでな。私の私室で我慢してもらおう」
そういって白夜叉が俺たちを店の中に招く。
外に居た店員が何かをいいたそうにこっちを見ていたが諦めて店の準備に戻ったようだ。
まあ、俺たちを入れないようにしていた店員は規則を守っていただけなので腹が立つのも仕方が無いのだろう。
しかしオーナーの私室に招くだけなので文句は言えないようだ。
通された部屋は純和風で着物姿の少女は上座に座る。
俺たちも座って良いと言われて腰を下ろす。
「では、改めて自己紹介をしておこうかの。私は四桁の門、三三四五外門に本拠を構えている“サウザンドアイズ”幹部の白夜叉だ。この黒ウサギとは少々縁があってな。コミュニティが崩壊してからもちょくちょく手を貸してやっている器の大きな美少女だと認識しておいてくれ」
「はいはい、お世話になっております本当に」
胸を張る白夜叉に投げやりに答える黒ウサギ。
仲は悪くないのだろう。
節々から信頼が見て取れる。
「その外門、って何?」
春日部が白夜叉の言葉に対して質問をする。
「箱庭の階層を示す外壁にある門ですよ数字が若いほど都市の中心部に近く、同時に強大な力を持つ者たちが住んでいるのです」
この箱庭は外門の数字の若さがおおよその強さを表しているのだろう。
「…………超巨大たまねぎ?」
「いえ、超巨大バームクーヘンではないかしら?」
「そうだな。どちらかといえばバームクーヘンだ」
春日部、久遠、十六夜の順で口をそろえて言っている。
そして三人は息を合わせてうん、とうなずく。
それを見て黒ウサギは肩をおろすが、反対に白夜叉は呵呵と哄笑を挙げて二度三度うなずいた。
ちなみにただいま空気のエミヤは外の準備を手伝いたいのか外をちらちら見ている。
完全に上の空だ。
そんなエミヤをよそに白夜叉は話し始める。
「ふふ、上手い事例える。その例えなら今居る七桁の外門はバームクーヘンの一番薄い皮の部分に当たるな。更に説明するならなら東西南北の四つの区切りの東側にあたり、外門のすぐ外は“世界の果て”と向かい合う場所になる。あそこにはコミュニティに所属していないものの強力なギフトを持ったもの達が棲んでおるぞ――昨日小僧が倒した蛇神のようなの」
白夜叉は薄く笑って十六夜のほうを見る。
「まさか神格持ちの蛇神を素手で叩きのめすとはの。昨日聞いたときは心底驚いたぞ。して小僧。お主は神格もちか?」
「いえ、黒ウサギはそうは思いません。神格なら一目見れば分るはずですし」
「で黒ウサギ、神格ってなんなんだ?」
俺は黒ウサギに聞く。
神格とは生物としてのランクを最大まであげるギフトらしい。
蛇が神格を持つと昨日の蛇神のようになり、人が持つと現人神や神童になるらしい。
そして所有しているギフトの格もあがるらしい。
なので神格を手に入れることをとりあえずの目標にしているコミュニティもあるらしい。
「まさかあやつが簡単にあしらわれるとはのう」
白夜叉が何かを思い出すようにつぶやく。
「白夜叉様はあの蛇神様とお知り合いなのですか?」
「知り合いも何も、アレに神格を与えたのはこの私だぞ。もう何百年も前の話だがの」
思ったよりこの世界も狭いみたいだな。
まさか(十六夜が)昨日倒したやつの親分に会うなんてな。
~光一視点終了~