ユグドラシル最期の日、自殺するために訪れた、一人のプレイヤ 作:タイタンの掟
ピンク色の粘体と骨格標本(スミマセン)は、気に入っているのですが、なかなかに情景を上手く描けません。自分の作成能力の低さが歯がゆいです。
ユグドラシル最期の日、ナザリックの宝物殿に、ピンク色の粘体が訪れていた。
私のことだ。
ブクブク茶釜と呼ばれて、ピンク色の
同じく良く一緒にパーティを組んだ、後衛キャラのエロ弟は、まぁ、あれだ。エロ莫迦と一緒に、あぼーんというか、運営から倫理規定に引っかかったために、垢BANされてしまった。
第二階層の死蝋玄室で、シャルティアを撫でて、
「ごめんね、エロ弟は、ここには来れないの。ただねぇ、あいつが一番好きだったのは、間違いなく貴女よ、シャルティア・ブラッドフォールン」
(エロ弟との言い合いも、それなりに楽しかったか、もうできなくなるな)
少し動きが鈍くなり、リアルな身体に毒が回っている状況は、あたしの寿命が終焉を迎えようとしていることが理解できる。まぁ遅効性の毒ということで、実際に死ぬのは数時間後だが、眠るように死ねる薬は、現実世界で絶望した者には、よく売れている商品だったりする。
第六階層の大森林には、巨大樹があり、そこには私が創ったNPC、アウラ・ベラ・フィオーラとマーレ・ベロ・フィオーレが住んでいる。巨大樹の中は、広くリビングとか造って、やまいこさんや餡ころもっちもちさんとかと、女子会をしていたな。やまいこさんの妹あけみを招待したこともあったな。
少し動きが鈍くなり、リアルの身体に毒が回っている状況が、あたしの寿命が終焉を迎えようとしているのが理解できる。まぁ、自分で数時間先に死ぬっていう、遅効性の毒を飲んだのだから、死を迎えるというのは、当たり前の状況である。
巨大樹で待機している、アウラとマーレを頭を撫でた、抱きしめようとしても、倫理規定から、NPCには一定以上触れることはできない。
「ごめんね、あんまり来れない、お母さんで」
(今日で、この子達と会うのも、最期になる。あたしは、ここで眠るから、世界が失われても、一緒にいるよ)
二人のキャラから、好い女と好い男になった百年後の姿をホワイトプリムさんに描いてもらって、今日の日付を入れて貰った。二人のドレッサーに、二人の絵を入れる。
(悟君は、インしてないか、寂しいけど仕方ないか)
ユグドラシル最期の日、絶望の中で私が、死を選んだ日だった。
声優を職業としていて、病気となり、結果として声を失った。命に別条はない、人工声帯で声は出せるけれど、声優としては終わった。病気を治すために、仕事を詰込み、借金しまくって、結果としてエロゲやら含めて、様々な作品で仕事は貰えたけれど、そんな夢もまた潰えてしまった。濁声で仕事は無くなり、VR上でかつての自分の声を組み合わせて話すのが精一杯、声優としての私は死んでしまった。
私は、戸籍を抜いて一人となり、弁護士だったウルベルトさんに頼んで、自己破産の手続きをおこなったけど、源次郎さんと音改さんが協力してくれて、借金の山から返済することで、資産整理という形に落ち着くことができた。
源次郎さんと音改さんは、アインズ・ウール・ゴウンに参加していた老夫婦で、エロ弟とエロ莫迦のとばっちりで、ユグドラシルの運営からアカウントが凍結されてしまった。エロ弟を連れて、謝りにいったのを、あちらが覚えてくれていて、今回助けてくれたということだ。子供のいない老夫婦にとっては、アインズ・ウール・ゴウンのメンバーが、子供のようで楽しかったそうだ。資産整理の結果、身一つになった私は、ウルベルトさんの家で、暮らすようになった。
そして、ユグドラシル最期の日は、アカウントの凍結は解除されるという話もあって、みんなで一緒に入ろうねって話をしていた。
ウルベルトさんが、源次郎さんと音改さんを空港へと迎えにいって、私があんまり上手くない料理だけど、できる限りおもてなししようと、頑張って飾りつけをしていたら、メッセが入って、三人が自動車事故にあって、病院に担ぎ込まれたという連絡を受けた。急いで、病院に行ったけど、三人とも亡くなった後だった。
(はぁ、これだと、私は疫病神だよねぇ)
宝物殿から防具の廊下に転移して、領域守護者の部屋へと入ると、エロ弟の姿をした
『あたしが判る』
『はい。ブクブク茶釜様』
(VR合成は、ユグドラシルでも有効みたいね、助かったわ)
『私は、最奥の寝殿、“王の居室”に行きます』
“王の居室”は、ユグドラシルの大型アップデート、ペアエネミーの時代、最強の敵だった
(ペア戦が、私にとっては、最良の日々だったなぁ)
ギルドの皆が推察する通り、私が、悟君とエッチするために、欲しかったアイテムを持っていたのが、「光の覇王、闇の女王」だったのだ。
『私のリングオブ・アインズ・ウール・ゴウンを、
『は。至高の御方の品、このパンドラズ・アクターが、確かにお預かりしました』
動きは無いが、敬礼してからの大袈裟な言葉は、かなり引く感じだったけど、可笑しい感じも懐かしかった。私は、パンドラズ・アクターの頬に撫でながら
『悪いけど、モモンガ君に私が来たことは、内緒にして貰えるかな』
『はい、いいえ、ブクブク茶釜様。しかし、嘘は付けません』
『そうね。宝物殿に誰か来たかとか、尋ねられない限り、応えないでお願い』
『はい』
私は、霊廟に入り、
源次郎さんと音改さんの
ペアモンスターがドロップするペアリングは、正式に運営が認めたペアのみが、倫理規定が解除されるアイテムだったけど、“限定解除”のアイテムを実装することで、NPCにも有効となった。エロ弟は、シャルティアとヴァンパイア花嫁という設定があったことを利用して、NPCにペアリングを与えて、
結果的に運営にバレて、パッチ当てが実行され、“限定解除”のアイテムを制作して、売却していた、エロ弟とエロ莫迦は、そのまま垢BAN。アイテム作成を実行していた、源次郎さんと音改さんまで、巻き込まれてアカウントが凍結されてしまった。
時間的に猶予があったから、エロ弟もエロ莫迦も引退という形で、ユグドラシルを去っていた。源次郎さんと音改さんも名残惜しいけど、そう言って、ユグドラシルを去っていった。後で、知った私は、弟と莫迦を連れて、源次郎さんと音改さんに謝りに行った。
運営からの通知は、本人しか知らないので、他のギルドメンバーにこの話は知られないようにして、特に悟君に知られないように、ぷにっと萌さんとウルベルトさんに根回しした。
奥の寝殿に入ると、源次郎さんによって整理されて保管されている、ワールドアイテムやゴッズアイテムが並んでいる。
私は、最奥の“王の居室”、の前に立つ。
“王の居室”は、光の指輪と闇の指輪を持つ者しか入れない、アイテムで構成された部屋で、見た目は両開きの扉にしか見えない。両開きの扉を開けると、巨大なスィートルーム構成になっている。メイド用の控室や仮泊所、キッチンなんかもあって、酒類が置かれたカウンターバーも備えられていた。
実際にここで、骨格標本のような
クィーンサイズの巨大なベッドに、私は横になると、体温が低くなっていくようにして、徐々にリアルな身体が眠くなっていくのが判る。
あぁ、死ぬんだ、私は、、、好きだよ、
10編くらいで、ぶくぶく茶釜様が復活して終わる予定ですが、皆様に楽しんでいただけたらと思います。
二次小説は、あまり書いてないので、色々と至らないことも多いかと思いますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。
アインズ様のハーレムルートは、ぶくぶく茶釜、アルベド、シャルティアは確定、アウラとマーレは百年先予定。ほかは、希望などありますでしょうか?
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クレマンティーヌ
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ネム
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ラキュース
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イビルアイ
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番外席次
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5人全員