ユグドラシル最期の日、自殺するために訪れた、一人のプレイヤ   作:タイタンの掟

9 / 10
 復活するピンクの粘体、ぶくぶく茶釜さんです。

 まぁ、ちょっとしたifモノとして描き始めましたが、なかなか二次は難しいモノですね。

 オーバーロードは、アニメ版から読み始めました。今度、四期なのだそうで、一本書いて見ました。



復活するピンクの粘体

<アインズ・ウール・ゴウン>

 

 ぶくぶく茶釜さんは、ピンク色をした、てかてかした粘体(スライム)で肉棒に見える外見だったし、みんなからアバター創りに失敗したと言われてた。ぶくぶく茶釜(玲子)さんは、ソリュシャンと同じ様に、人型が取れるのに、人型の時に自分の容姿が、あまり好きじゃ無かったなかったみたいで、いつもピンク色の粘体(スライム)で過ごしていた。

 

 「可愛い」は禁句みたいで俺が、人型は可愛いじゃないですかって言ったら、私は年上よって返されたんだよな。正確にはわからないけど、実年齢だと9歳ほど年上になる、そんなぶくぶく茶釜(玲子)さんは、人気声優になっても優しくて、俺の憧れだった。

 

 “王の居室”は、ペア用のスィートイベント扱いで、VR技術を全力で注ぎ込んだ造りになってた。しかもペアのワールドエネミー「光の覇王、闇の女王」は、ワールドエネミーの中では何度でも攻略できる定期イベント扱いで、初回攻略ペア特典が“王の居室”南の島バージョンってだけの、ユグドラシル的には攻略しやすいイベントだった。ワールドの称号ペアが、他の称号と違って、何人も居たこともあって、似非ワールドエネミーみたいな扱いをされていたなぁ。ぶくぶく茶釜(玲子)さんは、初攻略を目指していて、ぷにっと萌さんが監修して、タッチさんとかに露払いとかさせてた。俺とのペアで攻略した後で、ぶくぶく茶釜(玲子)さんと、一緒に過ごしたんだよな。

 

 部屋では、ピンク色の粘体じゃなくて、人型になって、俺を抱きしめてくれた。

 

 でも、この頃からぶくぶく茶釜(玲子)さんは、声優として人気が上昇して、バラエティなんかにもでるようになって、りあるの仕事が増えて、イン時間が減ってたけど、インするとたいていは“王の居室”に居たから、気に入ってたんだろうなぁ。俺がインすると、南の島“王の居室”デートが定番だった。

 

 リアルのぶくぶく茶釜(玲子)さんは9つ年上で、童顔だけどカッコよかったし、一緒にいると本当に楽しかったし、“王の居室”の部屋に入って、好きだよってぶくぶく茶釜(玲子)さんに言われた時は、本当に嬉しかったよなぁ。VRに暖かさや砂浜の感触、狭い箱庭のような海や波も再現されていて、夜はブループラネットさん波に凝った夜空が、本当に綺麗だった。

 

 カッコいいに憧れてて、仕事でカッコいい女役のオーディションに受かると、本当に嬉しそうに報告してくれてた。売れてからも、半分くらいの仕事はエロゲとかで、よく愚痴を聞かされて、慰める役をやらされてたな。舞台とかで活躍しだして、長期でいなくなることも多くなって、あんまりインできなくてゴメンって、連絡だけになって、最期の半年は本当に来なくなった。

 

 それが病気で、治すために働いてたけど、結局は治らなくて、声を喪ってたなんて、本当に知らなかった。

 

 声を喪った後は、ウルベルトさんと暮らしていて、源次郎さん音改さんも一緒に、ウルベルトさんが亡くなって、本当に絶望してしまったんだろうな。楽しく過ごした、ナザリックの最奥、“王の居室”で死ぬのを選んだ。

 

 俺は、久しぶりに声が聞けて、ただ嬉しかったけど、自分の声で話せたのは、本当に嬉しかったんだろうな。

 

 でも、ペロロンチーノさんにタブラ・スマラグディナさんのことは、エロなのは仕方ないとして、倫理規定まで外しちゃダメでしょ。源次郎さんたちまで巻き込んでたなんて、全く知らなかったですよ、みんな俺に気をつかってたんですね。でも、とっても残念です。

 

「ウルベルトさんと暮らしていて、突然の事故で亡くなったんだから、寂しいんだろうな」

 

 ハーレムルート。俺は、アルベドが綺麗なのも、シャルティアが可愛いのも、知ってるし欲情してしまう自分がいる。普段だと、精神抑制されるけど、ブクブク茶釜(玲子)さんとは止まらなかったし、なくはない性欲の抑制って、ゲームの制限だったのかな。

 

 仲間達のNPCなのに、本当に良いのかな。ただなぁ、ペロロンチーノさんやタブラさんの話を聞くと、酷いって気もするからな。垢BANされた話だと、ビッチ設定にして、色々仕込んで、覗いていたってことになるから、俺が設定を書き換えたことで、記憶そのものも書き換えられたことになったみたいだ。

 

 シャルティアもアルベドも、愛しいと思う気持ちに嘘は無い、でもなぁと考えてしまう自分が、ほんとに厄介だよな。18禁の行為ができることは、最初に確認しちゃってるし、俺も普通のペアリングは持ってるから、アルベドで試してみて、俺の方に問題がなければ、覚悟を決めるというか、多分きっと我慢はできないと思う。

 

ぶくぶく茶釜(玲子)さんは、誰が、本当に好きだったのかな)

 

 俺のことを好きって言ってくれたけど、ギルドメンバーで女性は少なかったから、パーティも色々と参加していたし、オフ会でも目立ってたからなぁ。俺とのことも、好きって感じで、アルベドやシャルティアのように、すべてを捧げるって雰囲気ではなかったよな。声優の仕事を語るぶくぶく茶釜(玲子)さんは、やっぱり一番きれいだったし、本当に好きで仕事をしているんだって感じだったからなぁ。

 

 

 

 

 

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 玉座の間には、ユグドラシル金貨五億枚が用意され、シーツに包まれたピンクの粘体は、その中に眠っていた。守護者達だけでなく、セバスを含めたプレアデス達や、高位の僕達も集まっていた。

 

 玉座に座った、鈴木悟ことアインズ・ウール・ゴウンは、ギルドマスターとして、ギルドの証、スタッフオブ・アインズ・ウール・ゴウンを使った。

 

「復活せよ。ブクブク茶釜」さん

 

 溶けゆく金貨が、波打つように流れて、シーツを覆い、形を調えるようにして、ブクブク茶釜のピンク色の粘体に象られていった。

 

「えっと、ここ何処、あれ、モモンガ君(悟君)どうして、私は死んだハズ」

 

「記憶が、混乱してますね、ぶくぶく茶釜(玲子)さん」

 

「え。モモンガ君(悟君)、ここってナザリックの“玉座の間”、あれ」

 

「アルベド。ぶくぶく茶釜(玲子)さんが、混乱しているから、しばらく宝物殿の“王の居室”に連れて行く。シャルティア。一緒に来てくれるか」

 

「はい、アインズ様。しかしアインズ様、宝物殿では、入れる者が限られて、十分な看護ができません」

 

 宝物殿に入れるものは限定されていて、メイド達が対応できず、対応は戦闘メイドのみとなる。

 

「そうか、ならば、第六階層に“王の居室”を移す。アウラ、マーレ、構わないか」

 

「「構いません」」

 

 ぱぁっと、二人の顔が、明るくなった。

 

「アインズ様。よろしいのですか。シャルティアはまだ」

 

「アルベド、構わない。ブクブク茶釜(玲子)さんから頼まれた、しばらくシャルティアを、ブクブク茶釜(玲子)さんの傍で預かりたいと」

 

「そうですか。わかりました。アインズ様」

 

「メイド達から数名づつ、ヴァンパイア花嫁達を、看護と護衛に廻してくれ。第1・第2・第3階層は、コキュートスとマーレに預ける」

 

「了解しました」

 

 残っていてくれた、そして、自分の最期をナザリックで迎えたいくらいに、ナザリックを思ってくれたんだ。ブクブク茶釜(玲子)さん、本当に、俺は嬉しくて、本当にありがとうございます。そして、源次郎さん、音改さん、ウルベルトさん、残念です。輪廻転生が、この世界にあって、この世界に転生していたら、逢いに来てくださいね。

 




 本編的には、復活で終了です。

 ここからは、後日譚と言う形になリます。

 本編の話との兼ね合いとして、書籍版3巻の戦闘は、アインズ様が偽装するため、スキルを発動させて、沙漠を創ります。結果として、冒険者モモンが、エ・ランテルの英雄となり、アダマンタイト級冒険者としての名声を得ます。

アインズ様のハーレムルートは、ぶくぶく茶釜、アルベド、シャルティアは確定、アウラとマーレは百年先予定。ほかは、希望などありますでしょうか?

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