お待たせして申し訳ありませんでした!
クリスマスイベントなのにクリスマスから程遠い時期ですが。
今回は、オリキャラごろごろ回。
パッショーネのオリ幹部と。
オリスタンド使いが出てきています。
ディアボロを排斥した後のパッショーネの内情とかについても勝手に捏造しています。
ホームアローンのようなドタバタ追いかけっこ劇は、たぶん次回からかな?
今回は追跡開始かも。
それでもOKって方だけどうぞ。
いいですね?
「………………………………そうか、分かった。引き続き情報収集を続けてくれ。」
ブチャラティは、通話を終えると受話器を置いた。
フーッと息を吐き、それから部屋のソファーに座って顔を手で覆っているミナミを慰めているナランチャを見た。
視線に気づいたナランチャがブチャラティに顔を向けた。
「ごめん、ブチャラティ…。」
「謝る必要はないぞ。」
娘の花梨のことで謝罪するナランチャにブチャラティは首を横に振った。
「あ…の…。」
「すまない。まだ情報が掴めていない。出来うることはすべてやるつもりだが……。」
不安げに顔を上げるミナミにブチャラティはそう言った。
花梨の神隠しは、場合によっては日本でも県外で発見されたということもあった。だから国外のイタリアで起こるとなれば余計に地理に疎くなるので捜索範囲を広げても発見できるかどうか怪しい。ムーディーブルースが現れてからはムーディーブルースが連れて帰ってきてくれることが多く、また神隠しの頻度も年々少なくなってきていたのもあり完全に油断していた。
スタンド能力の訓練と教育、能力を把握するためにイタリアに来てパッショーネで預かることとなった理由は、父親のナランチャがいるからだけではない。レクイエムであらゆる出来事を無効化して真実に辿り着けなくさせられるジョルノが万が一に対応できるからというのもある。ミナミと愛陽のレクイエムは別としてそれ以外に通用するだろうから。
日本人の血が入っているとはいえ、イギリス系アメリカ人の遺伝子が強いミナミの子である花梨の顔立ちはハッキリ言って日本人の顔立ちではない。ミナミと同じ色の青い目の色もブルネットの髪色もミナミの父親であるジョセフの若い頃に似ているらしくジョースター一族の遺伝子が強すぎると古い知人達がコメントするほどである。ナランチャの顔と見比べてみると鼻筋がナランチャに似ているのが分かるがそれ以外の顔パーツはミナミ似。成長するとどうなるか分からないが。西洋の地で白人の特徴が強い外見をした花梨を探すのは難しいかもしれないが、こちとらギャング、ディアボロ時代からの情報網は握っている。
「ブチャラティさん。」
「どうした?」
ミナミのことはナランチャに任せ、客室から出たブチャラティの所へパッショーネに所属するギャングの部下が駆け寄ってきた。
その部下がブチャラティにあることを伝える。それを聞いたブチャラティは、すぐに携帯を取りだしどこかへ連絡した。それから足早に№2の執務室へ向かう。
「ブチャラティ様、お話とは?」
「ジャジント。お前に仕事を頼みたい。」
パリッとしたスーツの50代ぐらいの男が入室してきたのでブチャラティが手短にそう伝えた。
ジャジントと呼ばれた男は僅かに目を見開くが、すぐにブチャラティから投げて寄越されたメモリーカードを慌て手で受け取り、我に返って深々と頭を下げ急いで部屋から出て行った。
ジャジントが去った後、部屋に設置されている内線電話が鳴った。受話器を取ったブチャラティは、通話相手とやり取りを始めた。
「ああ…、今回のコレでジャッジ(判断)しようと思う。………………分かった、好きにさせてもらう。あの男でおそらく最後のはずだ。」
『…年越しまでに古い無駄な汚れ落としを最後にしましょう。ああ、本当にクソほどに面倒くさい落ちない汚れでしたね。』
通話相手であるパッショーネのボス、ジョルノがそう言っていた。
***
ブチャラティから投げ渡されたメモリーカードから情報を出力したジャジントは、部屋に設置されているコピー機で数枚の紙に出力した内容をコピーした。
「スコム! スコム! いるなら出てこい!」
自宅に帰ってからすぐにスーツを脱いで下着の上にバスローブを身につけているという部屋着の格好のジャジントは、イライラを隠すことなく自分以外がいない部屋の中で怒鳴り散らす。
すると。
「お仕事ぉっすかぁ?」
低い男の声なのだがどこか抜けたような、聞く人によっては頭が悪そうだと感じそうな喋り方の男がどこからともなく現れた。
浮浪者かと思ってしまうほど小汚い格好だが、一見痩せているように見える長身の手足は硬く引き締まっており服で隠れて見えないが服の下の身体のあちこちには傷跡がある。顔は彫りが深くボサボサの短い赤毛と無精髭、目の周りが寝不足みたいに黒いクマになっており、酷い猫背とボロボロの格好も相まって何も知らない普通の目線で見れば蔑まされるだろう。
「呼んだ理由はそれしかない! 言われなくても分かれ! このアホが!」
「コレ、仕事?」
ツバを吐き散らして怒鳴り散らすジャジントの怒声を聞きつつ、コピー機から出てきている書類を指差してスコムという男が子供みたいに無垢さを感じさせる表情をして首を傾げる。
「さっさと行け! ノロマ!!」
「は~い。」
スコムは書類を手に取って無邪気に返事をし、部屋から出て行った。
ジャジントは、イライラとタバコに火を付け、煙を吸い込み吐いてからドカリッと大きな皮椅子座り込んだ。
「若造共が…、馬鹿にしおって…。」
そう言ってテーブルの引き出しを開ける。
そこには無数の針やカッターナイフの替えの刃が突き刺さったジョルノとブチャラティの写真が入っていた。角度から盗撮であることが分かる写真だ。
ジャジントというこの男、パッショーネに所属する幹部クラスのギャングとしてディアボロがボス時代からの古参である。
年功序列思考こそあれ悪運と部下の功績で今の地位と収入を安定させているタイプで、その思考のせいで若いながらボスの座と№2などに座ってパッショーネを掌握したジョルノ達に反感を持っていた。
しかしジョルノとブチャラティを倒せるほどの知力も人脈も無い、しかもジャジント自身はスタンド使いですらない。部下はスタンド使いだ。そのスタンド使いのおかげでジャジントがいまだにパッショーネにいられるようなものである。
そのスタンド使いというのがスコムだ。ジャジントがストリートチルドレンだった彼を拾い、教育して都合の良い部下にした人間だ。
頭が悪く、けれど与えた仕事を善悪抜きに実行して思わぬ成果を出すことさえある優秀な駒であった。重労働に見合わない低賃金や自身に浴びせられる虐待の数々にも理不尽にも疑問を持たない。その従順さと成果を出すスコムのことを話すジャジントに他のギャングが羨ましがるほどである。しかし当のジャジントはその価値をいまいち理解していないようである。そのためベラベラと愚痴感覚でスコムのことを話してしまっている。そのためジャジントへの評価はジャジントのお抱えのスコムへの評価であった。残念ながらジャジントはそのことを知らないようであるが。
そんな状態であるからスコムに接触を試みようとする人間は多かった。ジャジントの言葉が正しければ仕事の成果に対する報酬が極端に低い状態で、更に奴隷まがいな扱いをされてこき使われていることが分かるのでそれ以上の報酬を出したり好待遇を出して自分の所へ引っこ抜こうとしたのだ。
ところがジャジントの話通りの人間が見つからなかった。情報が全くないわけではない。だが見つからない。びっくりするほど見つからない。それっぽい人間の目撃情報があるにはあるが捕まえられない。手紙などによる接触も成功しなかった。
あまりに見つからないためジャジントの言うスコムが本当に存在するのかという疑惑が出るほどであった。
ジャジントはスコムについて頭が悪いが従順で使い勝手だけは良いと言う他にこうも言っていた。
影が薄すぎて目の前にいても見失うことがある
スコムを引き抜きたいと企む者が酒の入ったジャジントからスコムの情報を聞き出したときに愚痴混じりにそう言っていた。
目の前にいて見失うとはどういうことなのか?
普通の人間の感覚ならそんなオカルトじみた奇妙なことは信じられないだろう。
だがしかし一部の普通じゃない枠に足突っ込んでいる人間達なら信じる案件だし、分析するために頭を使う案件だった。理由は簡単、スコムのオカルトじみたその特徴がスタンド能力であるのなら説明がつくからだ。
スコムを行かせた後に、ジャジントは急いで着替えをして他の部下を連れて外へ出た。
ある大物幹部と今回の捜索任務をするためだ。
「先に行かせただ? それならせめてもっと早く報告しろ。」
「すみません…。」
「呼び戻せないのか?」
「アレは仕事熱心で…集中すると連絡が取れないことが多いのです…。」
「あー……、ターゲットがストーカーされすぎて死ぬ、か?」
「はい…。」
「…………あのな…」
合流場所で顔を合せて早々にジャキッと音が微かに聞こえ、ジャジントの額にリボルバーの銃口。
パッショーネの幹部、グイード・ミスタは冷たい眼差しで愛用のリボルバーを腰が引けている体勢のジャジントの額に押しつけて言葉を続ける。
ジャジントは自分より若いが地位の高いにいるミスタの言葉に広い額から汗をにじませた。
「最優先保護対象を殺す気か?」
「そんなことは…!」
「とっとと呼び戻せ。」
リボルバーの引き金にかけた指に力を込め始めるミスタ。
その時ジャジントの携帯からメールの通知音が鳴った。
「失礼!」
ジャジントが一言言ってから携帯を取り出して通知を確認した。
「…スコムからです。」
「………で?」
「対象を見つけて追跡しているようです。」
「もう見つけたのか?」
「捜し物が得意な奴でして…。」
「なるほど。良い部下だな?」
「はい…。」
「じゃあ、お嬢さんを迎えに行くから場所を教えろ。」
「そうしたいのは山々なのですが…。」
「あ? なんか不都合があるのか?」
ジャジントは目を泳がせ気まずそうに汗までかく。
「どういうことだ?」
「スコムは…、その…影の薄い奴でして…。そのせいかアイツが追跡している状態だとターゲットまで見つからないことが…。」
「はあ?」
最凶のストーカーの思わぬ弊害?
あるときにスコムに追跡させた状態で通信しながらターゲットをジャジントが捕獲しようとしたのだが、なぜかターゲットが見つからないまま国境を越えられて逃亡されるというようなことがあった。結局その件はスコムに追跡を続行させて逃亡に成功したと思い込んだターゲットが気の緩みで必要な情報を吐いたので、それをスコムがジャジントに流してからジャジントの命令で用済みになったターゲットをスコムに暗殺させたという結末になった。
「どーすんだ? えぇ?」
「だ、だいたいの場所を把握してからスコムを離脱させれば!」
「だったらそうしろ。」
「はい! 今すぐに!」
ミスタに急かされジャジントは急いで花梨の居場所を把握してからスコムがストーキングをやめるよう指示を出すために行動した。
しかし。
最凶のストーカーが惑わされる要素がすぐに発覚し、花梨捜索と保護が困難になっていくのであった。
「あれ? あれれ?」
スコムはネアポリスの外れ近くで花梨を見失い、慌てて周りを見回した。
スコムは花梨を再度見つけるために急いで行動したが、5歳の花梨の足で届く範囲で見つけることができなかった。
バッボナターレと行動している花梨を追跡していたが、デパートに入店した辺りでトイレに入った花梨を見失わないためにスタンド能力を使ってトイレの中まで追跡しトイレから出てきた花梨が手洗いをしてからバッボナターレの隙を突いてデパートから脱出していくのも見ていた。花梨は後ろを気にするようにたまに立ち止まったりを繰り返し、不意にスコムの目から外れて姿をくらますこともあったが幼い子供が本能で得体の知れない不安という形でスタンド能力の気配を感じ警戒されることをスコムは経験していたからスコムは花梨が警戒して必死に追跡をかわそうとしているのだろうと考えてそれでも任務なので追跡を続けていたのだ。
しかしネアポリスの外れ近くでついに花梨の姿形が消えた。
慌てるスコムは知らないが、スコムが花梨を見失った場所は、花梨が神隠しで飛ばされてバッボナターレと出会った場所だった。
***
「お嬢さん? 彼はいったいなにを?」
「……よく分からない。」
バッボナターレが言うお友達の彼とは、ムーディーブルースのことだ。ちょっと視線を変えたらいつの間にか出てきていて、どこか行って帰ってきたような様子だったからだ。
「そうか。では、次はコレを。うーーーん! 似合う! 似合うよぉ!!」
「いいですねぇいいですねぇ!! モデルが良いとお洋服が喜びますねぇ!!」
クリスマスの時期だけしか流通していない期間限定の服や防寒着のブランドの着せ替えショーがデパートの服屋の一角で行われていた。
バッボナターレと知人であるらしい年齢不詳かつ中性的な外見の店員が腰をくねらせてキャピキャピと裏声で興奮している。長身バッキュッボンッのボディにゴテゴテの厚化粧をしているのに口周りの青ヒゲは隠さないのか?っと疑問に思えてしまうがそういうファッションなら仕方ないと花梨は顔にも声にも出さなかった。
十数着ほど色々と薦められたブランド品を試着し、レジのテーブルに山盛りの服と靴などの履き物が入った箱も重ねられ、バッボナターレの知人店員以外の女性店員がポカーンとしたりしてバッボナターレがキャッシュで支払ったため別の方向で女性店員が驚いてしまうという流れとなった。
「んん~、お嬢様、なんて字が綺麗なのかしら!」
「そう?」
宅配サービスで山盛りの服類を日本の実家に送って貰うことになったので、宅配先の住所を書類に書いていると青ヒゲ性別不明店員さんが花梨が書く字を褒めた。
花梨はべた褒めされる一方で、この山盛りの高級なお洋服をいきなり実家に送ったらお婆ちゃん達が腰を抜かすかも?っと淡々と祖母達の健康を心配していた。
「ありがとうございました~! またいらしてね!」
「少し休憩しようか。」
買い物を終えて店をあとにしてからバッボナターレが花梨と手を繋いで歩きながら聞いた。
花梨の格好は地味めだった冬服からバッボナターレと青ヒゲ性別不明店員さんが吟味してくれた可愛らしくも上品な冬服の格好になっていた。ついでに美容系の知識と技術もある青ヒゲ性別不明店員さんが従業員室で手早くお化粧と髪のセットまでしてくれ、花梨の見た目はすっかり良いところの育ちの良さそうなお嬢様だ。
濃いい店員さんとのやり取りで少し疲れたのは確かだ。花梨が頷くとバッボナターレがデパート内にあるカフェに行こうと誘った。
店の前から甘いコーヒーの香りがして花梨がツバを飲むとバッボナターレが微笑んだ。
「コーヒーがお好きかい?」
「甘いの好き。」
「ほうほう、なるほど。ここのハニーミルクがオススメだから是非飲んでみると良い。おや? ケーキもご要望かな?」
「あっ。」
店の入り口に立て掛けられた今日のオススメの写真と文字に、花梨の後ろに立っているムーディーブルースがケーキのひとつを指差していた。
「…チョコ。」
本日のオススメとして載っていたケーキのひとつがチョコレートを使った物があった。ムーディーブルースはそれを指差していた。
「これは少し苦みがあるよ? だいじょうぶかな?」
「甘くて苦いのだいじょうぶ。」
「よし! では、入店しよう!」
「声が大きいです。」
「うむ、失礼した。」
バッボナターレの大声に周りの視線が集まるため花梨が軽く窘めたのでバッボナターレはコホンッと小さく咳払いしたのだった。
それから花梨はハニーミルクがたっぷりの甘い温かいコーヒーとちょっとビターだが強烈に甘いチョコレートケーキをご馳走になった。
コーヒーとケーキを味わった時、表情の変化が乏しい花梨だが雰囲気で言うと背景に愛らしく温かなイラストの花が散らばっているような状態だったのをバッボナターレはすぐに見抜いていて、微笑ましそうに花梨を見ながら自身もハニーミルクコーヒーを味わった。
以下、オリキャラ達の設定。
・パッショーネ所属ギャングの幹部(仮名:ジャジント)
ディアボロがボス時代の時からの古株。
表面上は新生パッショーネに従っているが、内心では年功序列思考で彗星のように現れて成り上がったジョルノ達に不満がある。
本人はスタンド能力は無いが、部下にはスタンド使いがいる。(下記)
悪運と部下の功績のおかげでで今の地位と収入を安定させている。
能力を総合すると可もなく不可もなしだが、いなくても問題ない程度とブチャラティは評価。
クリスマス前、年越しまでに掃除したい古い汚れとしてジョルノとブチャラティには認識されており、ディアボロがボス時代からの最後の要らない物だが切り捨てるタイミングが掴めない位置にいた。なおそのことを当人は知らない。
・上記の幹部の部下スタンド使い
スタンド能力を持つ下っ端ギャング。
物心ついた時から都合の良い下っ端となるべく育てられ、なおかつ生まれつき若干知能遅れがあるのか良くも悪くもアホでうっかりなため損ばかりしており、低賃金でこき使われている。
矢による後天性スタンド使いではなく生まれつきタイプで、能力の弊害で影が薄く使いこなせていない頃はそれによる不幸が多かった。大人になってからも近くにいても身内に気づかれないなんてことは多い。
スタンド能力は戦闘に向かないが、追跡と隠れんぼに非常に長けている。また本人の執念も凄まじいため対象を見失ってもすぐに見つけ出して追跡を再開する。そのストーキング能力と諦めの悪さ故に自覚無く知らず知らずにターゲットを疑心暗鬼にさせてうつ病で自殺させたこともあるほど。
その優秀な能力を狙う者達からヘッドハンティングを狙われているがそのことを知らない、
名前:スコム・パリレ
(イタリア語で「姿を消す」)
スタンド
『ブラック・デイ』(元ネタ ソフィー・セルマーニ Black Day)
能力
射程距離2m以内の全ての存在から「認識」されなくなる。
自分自身の存在感を無くすことで目の前にいても見失わせるなどの力を発揮するが、無意識の部分で本体が慕う対象やターゲットにして追跡してる相手の存在感も薄くし意図せず危険を回避させてしまうなどの弊害がある。
先天性の能力であるため幼いときから存在感を薄すぎるためにそれによる事故や対人関係が構築が困難になったりの原因になっている。
破壊力-C
スピード-D
射程距離-E
持続力-B
精密動作性-A
成長性-D
外見とその他能力
自覚のない苦労が多くて実年齢より老けて見える20代?
スタンド能力はあくまで気配と姿を消すだから、優れた追跡(ストーキング)能力そのものは本体の才能と努力。
姿を消す、気配を隠す能力だから本体が必然的に五感が鋭いとかで犬並みの嗅覚とか他の動物並みの視力と聴力もある。
ただ対象を確認するのは本体の五感なのでムーディーブルースの再現でのくらましや、クヌム神やサーフィスみたいな贋物を見分けるのが難しい。
生まれつき若干の知恵遅れがあるのか、都合の良い下っ端として育てられた環境もあり深く物事を考えられず育て親の幹部の命令を忠実に守るが金の勘定も苦手で仕事に見合わない低賃金なのに理解できていない。
給料でジェラートを食べるのが楽しみでそれが生きて仕事を頑張っている理由だと思い込んでいる。
たぶん、書いてて後付け設定や削除する部分が出来るかと思います。
ちなみにスコムの追跡を惑わしたのは、白いムーディーブルースです。
花梨の意思でやらせたわけじゃありません。