MFG(ウマ娘部門)   作:狸より狐派 ハル

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SSランクが根性育成でらくらく達成できるんですか!?やったー!!

↓一時間後

35戦全勝してもA+止まりじゃないですかヤダー!!

これがループします。


第5話 もう1人の元ストリートウマ娘

≪フランス 某所≫

 

ヨーロッパ最強と言われるウマ娘、ブロワイエは自室のテレビでMFG中継を観ている。

 

その目は穏やかで優しく、しかし気品のある落ち着いた眼差しだ。

 

(あれからあっという間の日々だったな・・・)

 

ある日、練習用のターフ場で現役のフランストレセン生徒を煽っていたストリートウマ娘がいた。

 

その彼女は走りこそ荒削りの自己流だが、なんと現役競争ウマ娘よりも速い実力を持っていた。

 

個人的に気になったブロワイエはそんな調子に乗っているそのウマ娘に勝負を挑み、そして圧倒的な力でねじ伏せた。

 

その日以来だったか、しつこくやって来たのは。

 

さすがに毎回勝負をしたわけではないが、勝負をしていくうちに、気がついたらこちらを慕うようになった。

 

今ではフランストレセン学園のエースとなっている彼女が、ストリートウマ娘の血を呼び戻し、日本で駆けている。

 

世界はアメリカのウマ娘に目が行きがちだが、こちらも母国からの人気は負けていない。

 

フランスと日本の時差は、後者が先に8時間先に進んでおり、こちらの現時刻は6時13分。ちなみにロブロエイはこの日のために、日の出前の4時に起床し、つい30分前に国際電話で話し合っていた。

 

かわいい後輩が全力を尽くしているのだ、応援しない理由はない。彼女はまばたきをせず、その素晴らしい走りを誰よりも刮目していた。

 

 

 

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≪神奈川県 箱根ターンパイク MFG予選5日目≫

 

『アルジャン』。その名前の通り、銀髪(argent)のツインテールをし、騎士を彷彿とさせる勝負服を(まと)うウマ娘は峠道を颯爽(さっそう)と走る。

 

(今思い出すだけでも恥ずかしい・・・かつて一匹狼だった自分をカッコいいと思っていた

 

実際は単に意地っ張りで、臆病なだけだと言うのに・・・

 

でもあのお方と出会って、やっと目が覚めた。今の自分は昔とは違う。

 

もう馬鹿なことを考えるのは絶対にしない。フランストレセン学園の誇りにかけて、このレースを勝ちきって見せる・・・!!)

 

絶対に折れることのない、鋼の意思を持ち彼女は全力を尽くした。

 

 

 

結果として彼女は暫定2位、現1位のインパルスブラッドとはなんとハナ差まで追い詰めている。

 

電話にてアルジャンは少し納得ができてなかったが、ロブロエイはそんな彼女に激励を送った。

 

この日のトップランカーは誰だったのかは、勿論言うまでもない。

 

 

 

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≪日本トレセン学園 生徒会室≫

 

「どうだい?ここまで君を追い詰めた、ウマ娘の走りを見た感想は」

 

「イヤーまぁヨユウだったシ?これくらい想定のハンチュウってやつだシ?これで焦るようなヤツがいれば、ソイツはマダマダだゼ!」

 

「その割には声が震えていないか?インパルスブラッド?」

 

「ふっ震えてねーシ!!あれだよ、あれ!ムチャブルイってヤツだよ!!」

 

「それを言うなら武者震い、だ。」

 

「ウルセーヨ!ちょっと噛んだだけダ!決勝になったらこのアタシがブッチぎってやるから覚悟しとけヨ!カイチョーさんよぉ!!」

 

「やれやれ、別に私は走ることないのだがな・・・まぁ楽しみにしてるよ」

 

 

 

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≪埼玉県 某所≫

 

「ぬわぁあああ!!ハナ差とかふざけんなし!!ぶっちぎれよアルジャンンンンン!!!」

 

「あれ?この人のファンなんですか?」

 

「そうじゃないけどこの日だけはぶっちぎって欲しかったんだよこのインブラがぁああああ!!」

 

「他人の名前、無理矢理略ったよこの人・・・」




次回はMFゴーストの原作キャラ登場予定。
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