MFG(ウマ娘部門)   作:狸より狐派 ハル

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頭文字DとMFゴーストの奥山さん十何年も違うとはいえ、キャラ違いすぎて草。


第6話 URA外組織のウマ娘

≪神奈川県 小田原市 オートショップスパイラルゼロ≫

 

「またせたな、奥山。もうあの子は走っているか?」

 

「いや、まだだ池田。もう少しかかるな」

 

「そうか、間に合って良かった。それにしても、ウマ娘部門に出る者たちは、なかなか速い子が多いな」

 

「ああ、実際この開幕戦で何人かがアンタの所から出てるが、中々うまく行かないもんだな」

 

「あの子達が弱いわけではない、ただストリートと言う枠組みを地元以外あまり知らないのもあるが、やはり速いものは日本中にだけでも多くいる・・・だが、代里(より)ならあるいは」

 

「代里ちゃんか。あの子はウマ娘の中でもダントツだからな。脚でもクルマでも。ホントに現役大学仏教学部の子か?」

 

「しかもスゴいと言う自覚がないから、なおさら反応に困る。

 

クルマは楽しんでるだけとか言ってるが・・・。

 

ただ、あの子がこれから出す記録は、海外の子達も驚くだろうな」

 

「そりゃあね、あの子以上に峠で速いウマ娘はまずいないとオレも思うよ」

 

 

 

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≪箱根ターンパイク MFG予選6日目≫

 

さぁ、もうすぐボクの出番です。教祖様は忙しいから、もしかしたら観るのは難しいと仰っていましたが、それでも構いません。結果をしっかりも残せば立派な証明となりますので。

 

「さて、ボクの出番までもう少し」

 

駐車場を出てスタートラインへ歩く。今までに予選でボク以外のゼロ・アカデミー生徒はちょっとだけ物足りない成績となっています。まぁ思ったよりもレベルの高いウマ娘たちが色んな所からやって来てるだけあって大変ですね。

 

逆に言えばそれぐらい、やり(ごた)えがあると言うものです。教祖さま、もし観ているのであれば必ず刮目してくださいね。私、闘争心燃えてきましたので。

 

・・・あらいけない、感情が高ぶり過ぎました。ここぞと言う時ほど冷静に・・・。

 

・・・

 

・・・・・やっぱり楽しみです♪

 

 

 

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≪埼玉県 定峰峠≫

 

「おっ、珍しいわね。あんたが先に来てるだなんて。って言うかスマホで何見てんの?」

 

「MFGです」

 

「・・・なん・・・だと・・・!?」

 

「そこまで戦慄しますか」

 

「いやあんたが他人の走りに興味を示すなんて珍しいったらありゃしない・・・ハッ!?まさかついにやっと私の想いが通じた・・・!?

 

ッハー!!いやぁ今まであんたにトレセンでの経験や、私なりの峠道極意を何度も教えてきた甲斐があったってもんよ!!成長したわね~~~ソウ!!」

 

「大げさでは」

 

「まぁ確かに大げさかも知れないけど、まぁそんなことは置いといて、で今誰が走ってんの?将来あんたの永久のライバルになるウマ娘?」

 

「いえ、まぁ今後強敵になりそうな知り合いがもうすぐですけどね」

 

「え・・・あんたに知り合いいたの・・・?」

 

「・・・私をなんだと思ってるんですか」

 

「峠にしか興味がない脳筋ボッチ」

 

「ひっど」

 

「いやぁまぁ峠以外あんたを見ることってあんまないし、それに1人で良く走ってるし・・・

 

あっそうだ。その知り合いって誰なの?」

 

「村田代里って人です」

 

「あーら、あんたと同じ漢字だけの名前の子ね。ね、どういう子?」

 

「大学生でゼロ・アカデミーってところで峠を学んでいる人です。自分のことをボクって言います」

 

「えっなにそのキャラ濃そうな人。私より年上でゼロアカデミー?なにそれ知らない」

 

「まぁ叔父さんと神奈川県へ行った時に紹介してもらったんですよ。モータースポーツとウマ娘が走るための、教室のようなものですね」

 

「へぇそんなのあるんだ。あっもしかしてこの人?この桃髪で下の方で結んでるの」

 

「えぇ、この人です。あっカメラ目線で手ふった」

 

「うわぁあざとい。絶対キャラ作ってるでしょこれ」

 

「まぁそう思われても仕方ない・・・かな。他にも大学の仏教学部に入っていますし」

 

「えっ」

 

 

 

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≪しばらくして、東京 トレセン学園 生徒会室≫

 

今日はシンボリルドルフだけでなく、生徒会副会長のエアグルーヴもいた。

 

しかし2人の表情は険しく、どこか信じられないといった感じだ。

 

と、そこへドタドタドタと大きな足音を出してやってくる者が表れた。

 

そのウマ娘はバアンとドアを勢い良く開け、こう叫んだ。

 

「オイッ!!今さっきアタシの記録を塗り替えたヤツが出タって話があったゾ!!どう言うことダ!!?」

 

「なっ!?おい貴様!!ドアは静かに開けろ!!壊れるだろ!!」

 

「これが落ち着いていられるカ!!アタシを超えたのはどこのどいつダ!!!」

 

「わかった、ブラッド。今から説明をするから落ち着いて聞いてくれ。

 

・・・君を記録を上回ったウマ娘、彼女の名は村田代里、と言う者だ」

 

「はぁ?ムラタ・・ヨリ?誰だソイツ??」

 

「私にもわからない、見たこともないウマ娘だ。恐らく・・・この国の走り屋・・・にしては洗練された走りだった。恐らく・・・日本URA以外の競争ウマ娘組織の者だろうか・・・」

 

「なんだトぉ・・・?そんなヤツがいるってのカ・・・!?」

 

インパルスブラッドは驚愕の表情のまま固まった。

 

・・・が、しかし

 

しばらくして彼女は不敵に笑いだした。

 

「・・・ククク、ッハハ・・・」

 

「ブラッド・・・?」

 

「いいじゃねぇカ、こういうノ・・・こういうイレギュラーこそが勝負の醍醐味(だいごみ)ってヤツじゃねぇかヨ・・・!

 

おもしれぇ!!!ムラタヨリ・・・!コイツはアタシが絶対に仕留めてヤルゼ・・・!!」

 

彼女はレースの時よりも凄まじい顔つきになった。

 

・・・しかしまだ彼女たちは知らなかった。

 

さらなる特異点(イレギュラー)が待ち受けていることに・・・




こんな〆方したら後々が死ぬほど大変なのに、なんでやっちゃうかなオレ。
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