ポケットモンスターHUNTER アルセウス   作:箱厨

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タイトルで察したそこのあなた……そうです!クロノの手持ちには、あの古龍級生物がいます!


恐れよ、暴威を振るうは貪食の竜

いきなり私の目の前に現れたアカイさんそっくりの少年、クロノ。黒龍ミラボレアスの代弁者だと名乗る彼を追ってドンドルマを飛び出した私は、遺跡平原手前の草原で彼とポケモン勝負をしていた。クロノ曰く、「勝負に勝てばミラボレアスへ便宜を図ってやる」とのことだが……罠の可能性は高いが、今の私には断るという選択を取れる余裕はないので話に乗ることにした。

クロノが使う一部のポケモンは私が聞いたことも見たこともない新種のポケモンで、タイプ相性を探るのに苦労した。さらにクロノは『狂竜化』、『狂竜症』という状態異常でこちらを猛然と攻め立ててくる。未知のポケモンに未知の状態異常……二つの不確定要素が恐ろしく噛み合い、私の極みポケモンの一体であるライチュウが倒されてしまった。

だが、クロノも既にブロスター、ネギガナイト、デカヌチャンの三体を失っている。クロノの四体目のオノノクスに対し、私はミミロップを繰り出した。

 

「ふんっ、いつまでのその勢いが続くと思うなよ!オノノクス、サイコカッター!」

 

「オノッ!オノォ!」

 

「あくのはどうで迎撃!」

 

「ミミミィ!!」

 

オノノクスが顎斧から飛ばしてきたサイコカッターを、あくのはどうで撃ち落とす!エスパータイプにあくタイプは効果は抜群だから、サイコカッターを打ち破れる!

予想通りあくのはどうはサイコカッターを破壊して真っ直ぐオノノクスに飛んでいき命中した!

 

「オノッ……!」

 

「ちぃっ、生意気な……ドラゴンクロー!!」

 

「オノオ!」

 

「りゅうのはどう!」

 

「ミミッ、ロォ!!」

 

ドラゴンクローを展開して突っ込んでくるオノノクス。苦手なドラゴン技で迎撃しようと思いりゅうのはどうを指示したけど、オノノクスはその竜爪でりゅうのはどうを切り裂くと、一息でミミロップの懐に飛び込んできた!

 

「ミィッ!!」

 

「ミミロップ!」

 

「畳み掛けろ!インファイトォ!!」

 

「オォッ!ノオォッ!!」

 

「波導を集めて迎撃して!!」

 

「ミッ……ミィ!!」

 

ドラゴンクローが直撃したミミロップに、追い打ちのインファイトが迫る。ミミロップは指示通り両手両足に波導を集めると、それらを駆使した体術でオノノクスのインファイトをいなし始める。

顎斧、両手両足、更には尻尾と使える部位をすべて使って連撃を仕掛けてくるオノノクスを、ミミロップは必死に捌き続ける。

 

「アイアンヘッドだ!!」

 

「オノゥ!!」

 

「ミッ……!?」

 

だが、ここで流れが変わってしまった。クロノの指示で繰り出されたアイアンヘッドはミミロップの顔面を強かに打ち付け、ミミロップが大きく怯んでしまった!

 

「今だ!ドラゴンクロー!!」

 

「オォノオオッ!!」

 

「ミィーッ!?」

 

「ミミロップッ!!」

 

再びドラゴンクローが直撃し、ミミロップは大きく吹き飛ばされ倒れこんだ。……ダメだ、完全に戦闘不能にされてしまった……。

 

「ミミロップは戦闘不能だな!」

 

「……そうね、戻ってミミロップ」

 

「ハッハッハッハァ!やはり俺様に勝とうなど、土台無理な話だったのだ!」

 

「勝負はまだついてないよ。行けっ、ガブリアス!!」

 

「ガブァア!!」

 

私の手持ちは巨大ポケモンであるジンオウガとリオレウスを除くと実質四体しかいない。ミミロップが倒れたことで、お互いに手持ちを半分失った状態になった……つまり、数字だけで見ると互角の勝負をしていると言える。

 

「さっきのバトルで弱っているその竜も、すぐに叩き潰してやる!ドラゴンクロー!!」

 

「オノォ!!」

 

「ガブリアス、ドラゴンクロー!!」

 

「ガッブアアァ!!」

 

オノノクスとガブリアス、双方のドラゴンクローの応酬が始まる。ただ、ガブリアスはデカヌチャン戦でのダメージがあるので、なるべく被弾は避けたいところ……さて、どう出るべきか……!

 

「オノノクス!斧だ!!」

 

「オノークス!」

 

クロノが指示を出すと、オノノクスは両手に集められたドラゴンエネルギーを顎斧に添えると、そのままエネルギーが斧に移った!

 

「どうだ!オノノクスの顎斧を十全に発揮する最高の技、名づけて『斧竜の剣斧』だ!!」

 

「やる……!」

 

「さぁ、もう一度ドラゴンクロー!顎斧と両爪による四連撃、受けるがいい!!」

 

「オノオォォ!!」

 

「ガブリアス!奥義装填!!」

 

「ガブアア!!」

 

流石に体力が減っているガブリアスだと、あのコンボの突破は難しいかもしれない……だからここは、出し惜しみなしで一気にケリをつける!!

龍風圧を纏ったガブリアスが、天高く飛んでいく。そのまま天空から星のようにオノノクスへめがけて突撃する!!

 

「アブソリュートドラゴンストーム!!」

 

「斧竜の剣斧!!」

 

「ガブアアアアアッ!!」

 

「オノオオオオオッ!!」

 

両者の技同士が激突し、大爆発が起こった。最初に煙の中から飛び出したのはガブリアス。肩で息をしているが、健在だ。対してオノノクスは……。

 

「オ……オォ……」

 

「オノノクス……!」

 

「オノノクス、戦闘不能ね」

 

「くそぉ……」

 

悔しさを滲ませながら、クロノはオノノクスをボールに戻す。

……さっきの激突、かなり無理をさせたかもしれない。ガブリアスは次が限界だろう……。

 

「……閃く双刃より放たれる、無数の斬撃。鬼人の力を纏いて、瞬速を得ん」

 

「……?」

 

「さぁ、貴様の出番だァ!!」

 

クロノが五体目のポケモンを繰り出した。

出てきたのは青紫色の甲冑に身を包んだ黒騎士のような凛々しい出で立ちのポケモン。腕は肘から先が剣のようになっていて、剣の根元や後頭部は炎のように揺らめいている。ほとんど人間と遜色ない姿に、私は思わず動揺してしまった。

……うん、かっこいいなぁ、って。

 

「怨念宿りし呪いの鎧、身に纏うは非情なる剣!ソウブレイズ!!」

 

「…………」

 

「ソウブレイズ……」

 

また私が知らないポケモン……クロノめ、いったいどこからこんなポケモンを……?

 

「ガブリアス……」

 

「ガブッ!」

 

「……!そう、わかったわ。最後まで頑張ろう!」

 

「ガッバァ!」

 

ガブリアスは継戦の意思を示した。自分が限界に近いことを察している……だから、なるべくソウブレイズの情報を引き出そうということなのだろう。私は彼の意を汲んで、あえて続投した。

 

「さぁ、行くぞ!シャドークロー!」

 

「レイッ!」

 

「ドラゴンクロー!」

 

「ガブッ!」

 

ソウブレイズの影の力と、ガブリアスの竜の力が互いに激しくぶつかり合い、剣劇を繰り広げた。ガブリアスは限界までソウブレイズから技を引き出そうとしている……頑張って、ガブリアス……!

 

「ちっ、まだ粘るのか……ニトロチャージ!!」

 

「ブレァ!」

 

ニトロチャージ!ほのお技が使えるのか!体の一部が炎のように揺らめいているのも、きっと偶然ではないはず……ほのおタイプの可能性が高くなった。

ニトロチャージはガブリアスに命中した。ダメージそのものは大したことはないけど、問題は追加効果。段階的に加速していくニトロチャージは、連発されると厄介だ……!

 

「アクアブレイク!!」

 

「ガアァブッ!!」

 

「躱せ!」

 

「レイ!」

 

……っ!ニトロチャージですばやさが上がったために、攻撃を回避された……!

 

「シャドークロー!!」

 

「レイァ!!」

 

「ガブァ……!」

 

「ガブリアスッ!!」

 

ソウブレイズのシャドークローが直撃し、ガブリアスが倒れてしまった……!

 

「戻って、ガブリアス……!」

 

「ふぅ……ようやく、その忌々しい竜を片付けられたか。生意気にも龍風圧を操るとは、鋼龍が知ったらどんな顔をするやら……」

 

「スゥー……ハァー……よしっ、ダイケンキ!!」

 

「…………」

 

私の最愛の相棒、ダイケンキ。残り二体のポケモンも、ダイケンキで勝つ!

 

「ハッ!そいつも諸共に叩き斬ってやる!!やれ、ソウブレイズ!」

 

「レイ……」

 

「ダイケンキ、絶対に勝つよ。私たちは、絶対に死んでなんかやらない!!」

 

「……!」

 

「ニトロチャージ!!」

 

「つばめがえし!!」

 

ソウブレイズがニトロチャージで突撃し、ダイケンキもアシガタナを抜刀して斬りかかる!一度ぶつかりあった両者はしばらく鍔迫り合いになった末に一度距離をとった。

 

「かわらわり!」

 

「レイッ」

 

「シェルブレード!」

 

「!!」

 

目にも止まらない高速の斬撃の応酬が繰り広げられている!ダイケンキは後ろ両脚で立ち上がり、ソウブレイズのかわらわりを迎撃し、シェルブレードで斬りつける!対するソウブレイズもシェルブレードを最小限の動きで回避しつつ、無駄のない動きでかわらわりを放ってくる。

極みダイケンキについてこれるなんて、なんてポケモンなの……!接近戦にかなりの自信があるのね!……だがっ!!

 

「ひけん・ちえなみ!!」

 

「ッ!!」

 

「レァ……!」

 

ダイケンキの太刀筋は、常に誰よりも一歩先を行く!!

ひけん・ちえなみが命中したソウブレイズはかなりダメージを負ったように見える。あくタイプに弱い……?エスパーには見えないから、ゴーストタイプ……?見た目のほのおっぽさが本当なら、シャンデラと同じほのお・ゴーストの複合タイプということになる。

確認のためにも、みず技を確実に当てないと!

 

「むねんのつるぎだ!!」

 

「レイズッ!」

 

「ルッ……」

 

「ダイケンキ!」

 

炎のようなエネルギーを纏った斬撃が、ダイケンキを襲った!幸いにしてダメージは少ないようだが……むねんのつるぎを使ったソウブレイズの傷が、わずかに癒えている……」

 

「まさか、吸収技……!」

 

「ほぅ。流石、察しがいいな。むねんのつるぎは、斬りつけた相手から生体エネルギーを吸収し、自身の体力を回復する技だ!」

 

「(けど、ダメージが少ないところを見るに、技のタイプはダイケンキのみず・あくに対して通りが悪いタイプと見た。ソウブレイズの見た目からして、ほのおかゴーストか……)」

 

「かわらわりだ!」

 

「レァ!」

 

「(……っと、考察は後だ!)ダイケンキ、つばめがえし!」

 

「……!」

 

かくとう技のかわらわりには、ひこう技のつばめがえしをぶつける!ソウブレイズはニトロチャージで得た素早さで攪乱しようとするが、素早さが速いだけじゃダイケンキからは逃れられないよ!

案の定、動きを見切ったダイケンキはソウブレイズのかわらわりを弾き返し、つばめがえしをヒットさせた。ここだ!

 

「シェルブレード!」

 

「……ッ!!」

 

「レアァッ!!」

 

シェルブレードが命中し、ソウブレイズは大ダメージを負って大きく吹っ飛ばされた。あの反応は間違いなく、効果抜群のそれ!これは予想通り、ほのおとゴーストの複合タイプの可能性が高い!効果抜群技が急所に当たる気分はどうかしら!?

だが、簡単には膝をつくつもりはないらしく、ソウブレイズはクールに見える相貌を歪ませてダイケンキを睨みつけている。

 

「えぇい、ニトロチャージだ!」

 

「ブレアアァ!!」

 

さらに加速を重ねながら、ソウブレイズはダイケンキの隙を伺おうと周囲を駆け抜けている。

 

「ダイケンキ、シェルブレード」

 

「…………」

 

ダイケンキは一度手に持ったアシガタナを鞘に収め、静かに目を閉じた。

 

「かわらわりだ!」

 

「ブレイィズ!!」

 

ソウブレイズがダイケンキの背後から迫ってきた……今だ!

 

「斬っ!!」

 

「シャアッ!!」

 

振り向きつつ抜刀、いあいぎりの要領ですれ違いざまにソウブレイズを斬る!ソウブレイズの腕は最後まで振り下ろされることなく、ダイケンキの横を通り抜けるとそのままうつぶせに倒れ込んだ。

 

「なぁっ……!?」

 

「……また、つまらぬものを斬ってしまった……」

 

「ルシャ……」

 

「オイコラッ!おちょくってんじゃねーぞテメェ!!戻れ、ソウブレイズ!」

 

さて、クロノもこれで残りの手持ちが一匹……さぁ、最後のポケモンは……?

 

「巻き起こす斬打の旋風。あらゆる状況を柔軟に捌き、勝機へ導く。

こいつで決着をつけてやる……ギルガルド!!」

 

「ギルッ」

 

出てきたのは剣と盾が一対となったポケモン、ギルガルド。たしか他所の地方のチャンピオンが使ってたポケモンって、お母さんが言ってたっけ。攻防一体のフォルムチェンジを使いこなすポケモンで、型に嵌ればめちゃくちゃ強いんだとか。

……せっかちなおじさんがお母さんに「お前が直接装備したほうが強くね?」って言ってから秒でアームロックされていたのを思い出した。たしかギルガルドは人を操ったり生気を吸い取ったりすることができるんだっけ。そりゃあ、そんなものを直接持てとか言われたらさすがに怒るよ……。

ただ変だな……お母さんが見てた録画映像に出ていたギルガルドは金色っぽい色合いだったのに、クロノが繰り出したギルガルドは黒をベースとして盾部分の線が黄色に、刃の部分に赤が入った姿をしている。あんな色いたっけ……?

 

「さて……戦るか」

 

「それが六匹目ね?なら、これが最後の戦いね」

 

「最後?あぁ、そうだな……貴様の、最期という意味でならな!」

 

そう言うやいなや、クロノは一歩前に出ると、叫んだ。

 

「ギルガルド!合体!!」

 

「ギルルル!!」

 

「え、合体?」

 

突然のことにこちらが困惑していると、ギルガルドは盾に収まった状態から抜刀状態に移行した後、自身の盾をクロノの右手に持たせて本体である剣は触手のような腕を左腕に巻きつけつつクロノが本体を左手で掴んだ。

 

「……は?」

 

「よっしゃあ!!」

 

「いや、"よっしゃあ"じゃないが!?」

 

何やってんのクロノのやつ!?ギルガルドは生気を吸収するってお母さんも言ってたのに!

 

「フッフッフ……まさか、この手を使うときが来るとはな。予想だにしなかったぜ」

 

「私はクロノの行動そのものが予想外すぎるんだけど」

 

「おいおい、ショウ?俺様のこの姿、どこかで見たことないか?」

 

「どこかでって……」

 

右手に盾を、左手に剣を。武器を振るい、構えを取るクロノの姿……いや、確かに既視感はある。それも、つい最近。

 

「……ハンター……」

 

「そう、片手剣装備のハンターだ!クックック……これより相対するはポケモン・ギルガルドのみにあらず!ハンターが培ってきた狩りの技術もまた、貴様を排除する脅威となるのだ!」

 

「……っ!!」

 

なるほど、そういうことか!だからギルガルドを自ら装備して……クロノ自身も、ハンターのように戦う術を身につけているということ!

厄介だな……思い起こされるのは四十路のハンター、赤鬼さん。あの人は相当な使い手だった。クロノの狩猟技術がそれに匹敵するかどうか……とにかく、戦ってみないことにはわからないな……。

 

「さぁ……始めようか!」

 

クロノが突っ込んできた!わずか一歩の踏み込みで素早く動き、あっという間にダイケンキとの間合いを詰めてきた!

 

「つばめがえし!」

 

「ダイケンキ、こっちもつばめがえし!!」

 

「!」

 

どうやらギルガルドの技を使う場合は、ちゃんと技を指示しないとダメなようだ。わざわざ声に出して斬りかかってきたんだから、きっとそういうことだろう。

鍔迫り合いに持ち込んだクロノとダイケンキ。ポケモンのパワーにも負けないなんて……これはクロノ自身の力なのか……?

 

「ダイケンキ、シェルブレード!」

 

「っと!キングシールド!!」

 

クロノを押し返し、クロノが持つギルガルドの本体に向けて斬撃を放つ!それをクロノは盾を構えてバリアーを張ると攻撃を防いだ!

マズイ、たしかキングシールドってあの守りの壁に接触すると攻撃力が下げられたはず。迂闊に攻撃を繰り返すと、こちらが徐々に弱体化されてしまう。そこへ来て、狂竜症だ。

攻撃を続けなければ攻撃能力を下げられる……だが攻め込みすぎればキングシールドで……くそっ、絶妙に噛み合ってるなぁ!

 

「さて、と!」

 

クロノは懐から何かを取り出すと、前方へ駆け出しながらそれを盾に擦りつけると、摩擦熱で着火したのか火が上がった。その直後、ギルガルドの剣身部分の体が激しく燃え上がり始めた!?

 

「さぁて、あまり長く持たないんでね……2分で片す」

 

「一体何を……ダイケンキ!」

 

「!!」

 

突撃してくるクロノに合わせて、ダイケンキも突っ込む。あの炎……物凄く嫌な予感がする……!

 

「ひけん・ちえなみ!!」

 

アシガタナを抜刀し、無数の斬撃を繰り出す!これでどうだ!

 

「ギルガルド、つじぎりだ!」

 

クロノはギルガルドに技の指示を出すと同時に、シズカさんも使っていた虫を取り出してその糸をギルガルドの本体に結びつけた。そして、つじぎりを発動したギルガルドを、糸を掴んで振り回し無数の斬撃をことごとく迎撃してみせた!?

 

「風車、ってな!」

 

「くっ……つばめがえし!」

 

今度はつばめがえしだ!

 

「ふっ……!」

 

クロノはつばめがえしが命中する直前に小さくバックステップをすると、つばめがえしの初撃を回避した。そのままダイケンキが斬り返そうとしたのに合わせて、クロノも飛び込みつつ横へ切り払うようにギルガルドを振るった。

その一撃でダイケンキのつばめがえしを切り払うと、さらに踏み込みX字にギルガルドを振るってダイケンキを斬りつけると、右に振りかぶった盾を振り上げダイケンキを顎から殴打し、さらに引き絞ったギルガルドで突きを放ちそのまま駆け上がりつつ斬り上げ宙へ躍り出ると、盾に全体重を乗せてダイケンキを思い切り殴りつけた!

な、なんて隙のない連続攻撃……!これがクロノの実力だというの!?

 

「ギルガルド、せいなるつるぎ!そうら、ブレイドダンスだ!!」

 

「……っ!!ダイケンキ、受けちゃダメ!素早く、シェルブレード!!」

 

「ッ!!」

 

かくとう技のせいなるつるぎ!あくタイプのダイケンキには効果は抜群だ!咄嗟の指示が間に合って、ダイケンキは早業シェルブレードで応戦した。

クロノが繰り出したのは合計9連撃の斬撃の嵐。ダイケンキはこれを両前脚に持ったアシガタナで見事に捌ききってみせた!

 

「防がれただと!?」

 

「今だ!ひけん・ちえなみ!!」

 

「……ッ!!」

 

「チィーッ!!」

 

ダイケンキの攻撃はギルガルド本体に命中!ダメージを与えることができた!!クロノは一度距離をとり、体勢を立て直している。

 

「当ててくれやがったな……高くつくぞ」

 

「そっちこそ、調子に乗って自ら出てくるなんてするものじゃないと思うけど?」

 

「言うねぇ……ぶっ殺す」

 

さて……向こうは接触すれば攻撃力を下げてくるキングシールドと、攻撃を当て続けなければ攻撃の威力が下がる狂竜症の二つの厄介な要素がある。だけど、私のダイケンキは典型的な物理特化型……接近戦を仕掛けなければ、攻撃すらままならない。

……と、なれば。あれ、やるっきゃないよね?

 

「行くよ、ダイケンキ」

 

「ルシア」

 

「突撃!!」

 

「!」

 

私の指示を受け、ダイケンキは一直線に突撃していった。

 

「ハッ、なんだぁ?策にしたってバカ真面目に真正面から突撃なんてあるか!」

 

「ダイケンキ、抜刀!」

 

クロノの言葉はひとまず無視して、ダイケンキに指示を出す。ダイケンキはアシガタナを抜刀すると、大きく跳躍した。

 

「シェルブレード!」

 

「無駄だ!キングシールド!!」

 

「ぶん投げろぉ!!」

 

「ルシャ!」

 

「……って、はぁ!?」

 

最早ダイケンキ最大の十八番、『アシガタナ投擲』!今回はギルガルドがはがねタイプでどくづきが使えないので、シェルブレードで代用した。

水の力を纏ったアシガタナが飛んできたことに驚きつつも、クロノはなんとかキングシールドで防いだ。……そう、防いだのだ。

 

「ダイケンキは直接接触していないから、キングシールドの能力低下は不発だ!!」

 

「なんだその屁理屈はぁ!?」

 

「もう一度シェルブレード!」

 

キングシールドの防がれて跳ね返ってきたアシガタナをキャッチし、もう一度シェルブレードを発動する。まもりの技というのは、往々にして連続使用すると失敗するもの!その常識を知っている以上、無闇に連発はしないはずだ!

 

「くっそぉ!せいなるつるぎを喰らえ!!」

 

シェルブレードとせいなるつるぎがぶつかり合い、一度弾かれ合う。ここまで接近すれば!

 

「ダイケンキ!奥義装填!!」

 

「ルシ!」

 

避けられない!!

 

「んなっ、くそっ……!キ、キングシールド!!」

 

「ぜっけん・はとう!!」

 

「ルッシャアアアアアアアッ!!」

 

第三のカタナに集められた水の力が形成する巨剣が、キングシールドとぶつかり合う。……なんの、なんのなんのなんのぉ!

 

「な……キングシールドが……!」

 

キングシールドに罅割れが……今だぁ!

 

「ぶった斬れええええぇぇっ!!」

 

「ルシャアアアアアア!!」

 

バリンッ!

 

キングシールドのバリアーが木っ端微塵に砕け散った!

 

「なんだと!?そんな、バカなぁ!!」

 

斬撃は命中し、激しい水飛沫が打ち上がる。飛沫で霧が掛かったものの、すぐにクロノの姿を発見した。

 

「くそぅ……」

 

クロノは無事だったが、ギルガルドは完全に伸びきっている。戦闘不能、私の勝ちだ!

 

「ギルガルドも戦闘不能……これで、クロノの手持ちは――」

 

「まだだ!」

 

「……!?」

 

立ち上がり、ギルガルドをボールに戻すと同時にもう一つ……七つ目のモンスターボールを取り出した。

 

「まだ負けてねぇ……こいつでぶっ殺してやる……!」

 

「あの紫の竜……たしか、イャンガルルガ、だっけ?アレを出すつもり?」

 

「ん?あー……それでもいいんだが、お前の手元にいるのはジンオウガとリオレウスだろう?イャンガルルガで遊んでもいいが、どうせならもっと面白いもので相手をしてやろうと思ってな」

 

「面白いもの……」

 

クロノの口角が少しずつ吊り上がっていく。一体何を出してくるというのか……。

 

「心するがいい……これより相対するは生命の脅威。恐れよ、暴威を振るうは貪食の竜!」

 

前口上を口にしながら、クロノはボールを天高く放り投げた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「イビルジョー!!」

 

「グギャオオオオオオオオッ!!」

 

「……!?」

 

ボールから飛び出したのは、一体のポケモン。

 

濡れ光る暗緑色の鱗に覆われた体躯。

首元まで裂けた巨大な口と無数の棘に覆われた顎。

異様に太く強靭に発達した後脚と尻尾。

そしてそれらと比較すると極端なほどに小さく退化した前脚。

 

前々から、ずっと話に聞いていた古龍級生物イビルジョー……まさか、ここで本物と遭遇することになるとは……!

 

「どうだ?古龍に匹敵する脅威を持つ古龍級生物……その中でもイビルジョーは、ありとあらゆる生物を捕食する貪食竜!たった一頭で生態系を破壊し尽くす暴威そのもの!貴様のジンオウガとリオレウスで、果たして俺様のイビルジョーを倒せるかな?」

 

「倒す……倒してみせる!ジンオウガ!!」

 

「ウオオオオオオォンッ!!」

 

「さぁ、地獄が顕現する時が来た。

全てを呑む貪食の竜は、今か今かとその顎を開いている。

終末を齎す者、イビルジョーよ!万物万象、あらゆる生命が貴様の糧よ!

余さず残さず、根こそぎ全てを喰らい尽くせぇ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

推奨BGM

【戦闘!伝説のポケモン】~ポケットモンスター LEGENDS アルセウス~

【4つ首の守り神:ランディア】~星のカービィWii~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁて、殺るかぁ!イビルジョー、だいちのちからだ!」

 

「ギャオオオオンッ!!」

 

「躱して!」

 

「ウオンッ!」

 

初手から弱点技!ジンオウガのタイプを知り尽くしているのか……!とにかく回避を支持したが、どうやらこれが功を奏したらしい。ジンオウガは素早く身を翻し、攻撃範囲から素早く脱出した。今度はこちらの番だ!

 

「かみなりパンチ!」

 

「ウオオオンッ!」

 

ジンオウガはだいちのちからで狙い撃ちされないようにジグザグに動きつつ、イビルジョーに一気に接近しかみなりパンチを叩き込んだ!

 

「甘いわぁ!こおりのキバ!」

 

「グルアオオッ!」

 

「ギャンッ!?」

 

「なっ!?」

 

かみなりパンチが直撃したにも関わらず、イビルジョーは意に介さずジンオウガに噛み付いてきた!そのまま一度高く持ち上げてから勢いよくジンオウガを叩きつけると、めちゃくちゃに振り回し始めるイビルジョー。このままじゃ、ジンオウガの体力が削られる……!

 

「かみなり!!」

 

「グゥッ……ワオオオオンッ!!」

 

「グルル……!」

 

ゼロ距離でのかみなり攻撃、これは流石に堪えたようでイビルジョーはジンオウガを離した。まだまだ!

 

「畳み掛けて!インファイト!!」

 

「ワオオオンッ!」

 

「ギャオオオオッ!?」

 

……!かくとう技がかなり効いてる……イビルジョーの見た目でいわとかはがねは有り得ないだろう。ノーマルの可能性も薄い……あくタイプか?

 

「えぇい、アクアテールだ!」

 

「グオオオ!!」

 

「ギャウンッ!」

 

「ジンオウガ!」

 

まずい、インファイトで防御が下がっているところへ、ジンオウガの弱点であるみずタイプ技が直撃した!さっきからジンオウガが苦手なタイプの技をチョイスするあたり、こちらの弱点は筒抜けと見ていいだろう。

 

「おらおら行くぞぉ!イビルジョー、ディストーションバイト!!」

 

「グルオオオオオオ!!」

 

口元に龍属性エネルギーを収束させたイビルジョーは、そのまま勢いよく突撃しジンオウガに食らいつくと、高く跳躍。ジンオウガを下にすると回転しながら落下しジンオウガを地面に叩きつけた!

 

「ギャウウウッ!!」

 

「ジ、ジンオウガ!?」

 

「まだまだァ!デストラクションドラグーン!!」

 

「グルアアアアア!!」

 

「あぁ……!!」

 

ジンオウガを真上に持ち上げたイビルジョーは、そのままの態勢で龍属性のブレスを放ってきた!高く打ち上げられたジンオウガはそのまま自由落下し、再び地面に叩きつけられた……!

 

「ジンオウガッ!!」

 

「(よしよし、頑張って技名を覚えさせた甲斐があったぜ)さぁて、そろそろトドメを刺すとするか」

 

「……ッ!!」

 

「身の程を弁えろ、凡愚め。古龍級生物に勝てるわけねぇだろうがよおおお!?

イビルジョー!力業のギガインパクトだぁ!!」

 

「グルオオオオ!!」

 

イビルジョーが大きく咆哮すると同時に突撃してきた!ジンオウガは連続攻撃のダメージが響いているのか、思うように動けない……!

 

「ジンオウガーッ!!」

 

「……ッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クロスハイボルト!!」

 

「ウオオオオオンッ!!」

 

「……ッ!?躱せ、イビルジョーッ!!」

 

「!?」

 

と、その時だ!突然どこからか声が響いたかと思うと、空から何かが降ってきた!?イビルジョーは間一髪足を止め、大きくバックジャンプをすることで回避した!激しく舞う土煙……その衝撃に耐え切れず、私もジンオウガも吹っ飛ばされてしまった!

 

「きゃああっ!」

 

「グウウゥ……!」

 

すぐさま私は起き上がると、ジンオウガの傍に駆け寄り様子を見る。……よかった、まだかろうじて瀕死じゃない。でも、問題は……。

私は前方を見据える。徐々に煙が晴れ、そこから現れたその姿は……。

 

「……黒い……ジンオウガ……?」

 

「グルルル……」

 

龍属性の赤黒い電撃をその身に纏った、黒いジンオウガだった。その身から漂う覇気は、私のジンオウガを大きく上回っている。まさしく、歴戦の個体……そう呼ぶに相応しいジンオウガだった。

 

「なぁ……!?じ、ジンオウガの亜種だとぉ!?なぜここに……」

 

「ようやく見つけたぞ」

 

その声に、私とクロノは同時に空を見上げた。一体の大型飛竜の背に乗って現れたのは、ココット村で別れたアカイさんだった。飛竜が地上に着地したことで、ようやくその全貌が明らかになった。

 

「あ、蒼い、リオレウス……」

 

「見つけたぞ、貴様……」

 

「うげぇ……」

 

リオレウスから飛び降りたアカイさんは、この上ないほどの憤怒に染まった表情を浮かべていて、それを見たクロノは苦い顔をしている。

 

「よくもまぁ、好き勝手してくれたものだ……。こちら側で暴れるならまだしも、時空の裂け目を通って無関係な世界にまで手を出そうとは……祖龍もお怒りになられている。言い訳なら聞いてやるぞ」

 

「ぐっ……だ、黙れ!あれはな、苦肉の策って言うんだ!ハンターをぶちのめすには、今の俺じゃあ力不足だった!だから、力を手に入れる必要があったんだ!」

 

「それで体よく利用価値のあるものを見出したから、使ってやろうって魂胆か。己が力のみで戦い切ることなく逃げ出し、挙句には弱者から搾取して我が物顔とは……やることが幼稚だな、ミラボレアスの恥さらしが……!」

 

「ぐぬぬ……!!」

 

な、なんだかよくわからない会話が始まった……。

 

「ショウ、奴から色々と聞いているだろうが、改めて私から説明させて欲しい。

やつはご覧のとおり、我々の関係者だ。身内、と言ってもいい。黒龍ミラボレアスと深い縁を持つ者であり、その関係はシロとミラルーツに似ている……ここまではいいか?」

 

「は、はい」

 

「では、一つだけ確認を。奴はなんと言って、君の前に姿を?」

 

「えぇっと……"ミラボレアスの意思の代行者として、直接殺してやる"と……」

 

それから、私はクロノが私に話したことをすべてアカイさんに伝えた。すると……。

 

「ハッ!なるほど、そう来たか」

 

アカイさんは、クロノを見るなり鼻で笑った。一方、クロノはますます苦々しさを顔に出している。……結構辛辣なんですね、アカイさん。

 

「ショウ。クロノのミラボレアスの意思の代行……それ自体は嘘ではないが、真実ではない部分もある」

 

「へ?」

 

「まず一つ……ミラボレアスにとってクロノを差し向けるのは、完全に予定外なことだ。……違うか?クロノ」

 

「え?」

 

「……ッ!~~~~っ……!!あぁ、そうだよ!予定外だよ!想定してなかったわこんなこと!!」

 

「えぇ!?」

 

ど、どういうこと……?

 

「ミラボレアスの狙いは、君の死だ。だが、君は既にミラボレアスから呪いを受けている身……最悪、直接殺さずとも時間稼ぎさえ出来てしまえばいい。遺跡平原の巨大ティガレックスは、そのために差し向けられた刺客だった、というわけだ。

だが、奴にとって誤算があった。一つは、歌姫が既にメゼポルタを発ち、全国行脚をしていたことだ。そのために、ショウと歌姫が合流してしまった」

 

……そうだ。私にとって必要なのは歌姫のラウラさんの歌。メゼポルタでなくとも合流できていた以上、準備が整えばいつでも解呪の儀式ができたんだ!

 

「次、君たちの事情に関して理解のある人物がいたこと。たしか、シズカ・ミズハシ……といったか。彼女は我々の状況や事情にやけに明るかったそうだな。だから、ハンターとの間で無駄に話が拗れることがなかった……スムーズな受け入れがなされたのも、彼女がいてくれたおかげだな」

 

シズカさん……シズカさんも異世界人だから、同じく別の遠い場所からやってきた私たちに対して一定の理解を示してくれていた。モンスターボールに関する警告なんかも、色々とお世話になりっぱなしだな……。

 

「そして、最後。ハンターと君たちが協力関係を結んだことだ。ハンターのみの戦力ならば、多大な犠牲が出ていた可能性があった……だが、モンスターを引き連れたショウたちの協力を得たことで、ハンター側も作戦を恙無く進行させることができた。ティガレックスの攻撃目標が、ハンターのみに絞られなかったからこそだ。これによって、ミラボレアスの想定を上回る速度で巨大ティガレックスが狩猟された……まぁ、こんなところか。

それで、如何かな?何か一つでも違う点があるか、クロノ?」

 

「ちくしょー……全部アカイの言うとおりだよ……!」

 

最後の一つが、私たちとハンターたちの協力。それによる巨大ティガレックスの早期狩猟……思ったよりも時間稼ぎができなかったことに焦ったミラボレアスが、クロノを差し向けてきた、ということなのか。

 

「そして、クロノ。ポケモンを狂竜化させた程度で、ショウに勝てると思ったか?お前がショウのポケモンを倒せた大半の理由が、使用ポケモンの半数がショウにとってタイプが不明の初見ポケモンだったからにすぎない。

付け焼刃の知識と経験程度では、ショウに勝つなど夢のまた夢……そんなゴリ押し戦法、子供にだってできる。イビルジョーを繰り出したのも、なんだかんだ言い訳していたが要するにショウが想像よりもはるかにポケモン勝負が上手かったので、イャンガルルガで勝つ自信がなくなったからだろ?」

 

「うるせぇよー!さらっと人の心を抉ってくるんじゃねーよテメー!!」

 

……なんだろう、急にクロノが見た目よりもずっと子供に見えてきた。顔がそっくりな親族のアカイさんという比較対象がいるからだろうか。

 

「さて、どうする?そちらにはイビルジョーがいるが、こちらはジンオウガ亜種とリオレウス亜種だ。イャンガルルガも頭数に入れてもいいが、バトル経験は貴様と俺では天と地の差……まして貴様はダブルバトルは未経験。実質、二対一だぞ?

まぁ……そもそも貴様を逃がすつもりなど、毛頭ないがな……!」

 

「……おのれ……おのれ……おのれ、おのれ、おのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれぇ!!

 

クロノは悔しげに地団駄を踏むと、イビルジョーをボールに戻すと同時に自身の背後に時空の裂け目を開いた……!

 

「ショウ!決着は預けるぞ!!」

 

「逃がすか!ジンオウガ!!」

 

「ワオンッ!!」

 

アカイさんのジンオウガが、素早くクロノに飛び掛った!前脚が振り下ろされ、土煙が舞う。煙が晴れると、そこにはなにもなかった。

振り返ったジンオウガが、力なく首を横に振る。

 

「……ちっ、逃がしたか」

 

「アカイさん……」

 

「……すまない、ショウ。遅くなってしまったな」

 

「いえ……来て下さり、ありがとうございます。おかげで助かりました」

 

……また、勝てなかった。マガイマガド、ラージャンに続きイビルジョーにまで……古龍級生物の壁が、余りにも高すぎる……!アカイさんが来てくれなかったら、どうなっていたことか……。

 

「……宿に戻ろう、ショウ。大長老との対談もあるだろう?詳しい話は、明日にでも」

 

「……はい」

 

悔しい……こんなにも負け続けることなんて、元いた世界や時代でもそうなかったのに……。どうすればいい?どうすれば勝てる?何が足りない?何が必要?

泥沼のような思考に沈む中、私たちはアカイさんのガブリアスの背に乗ってドンドルマに戻っていった……。

 

 

 

 




はい、というわけで結果だけ見ると「ショウの戦略的敗北」ですね。アカイが来なかったらマジ負けてました。

古龍級生物は、ショウや光輝くんたちにとって成長に必要な重要なファクターとなっています。なのでね、簡単に超えられても困るって話なんですよ。

そしてアカイの手持ちに新メンバー、ジンオウガ亜種とリオレウス亜種が参戦!……まぁ、残りの手持ちもこいつら二体を見たら概ねわかりそうなものですが、どうしても出したかったので!

それでは、また次回~!


追記:
忘れてました!クロノの手持ちの紹介です!
ブロスター→ボウガン系統
みず
アクアジェット/はどうだん/みずのはどう/りゅうのはどう

ネギガナイト→ランス
かくとう
スターアサルト/ぶんまわす/どくづき/じごくづき

デカヌチャン→ハンマー
はがね/フェアリー
デカハンマー/アイスハンマー/ストーンエッジ/ぶんまわす

オノノクス→アックス系統
ドラゴン
ドラゴンクロー/アイアンヘッド/インファイト/サイコカッター

ソウブレイズ→双剣
ほのお/ゴースト
むねんのつるぎ/かわらわり/シャドークロー/ニトロチャージ

ギルガルド→片手剣
はがね/ゴースト
キングシールド/せいなるつるぎ/つばめがえし/つじぎり
入れ替え技:ジャストラッシュコンボ
狩技:混沌の刃薬/ブレイドダンス
鉄蟲糸技:風車(+つじぎり)


イビルジョー
あく/ドラゴン
弱点 火:○ 水:○ 雷:◎ 氷:△ 龍:◎
四倍:ドラゴン、フェアリー
二倍:かくとう、むし
半減以下:くさ、ゴースト、あく
こうかなし:エスパー
等倍:上記以外全部

では改めてまた次回!

改めて五人組!お気に入りをどうぞ!

  • 稲妻 光輝
  • 岩木 剛太
  • 水橋 流静
  • 赤羽 焔
  • 氷室 剣介
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