デュエル脳はテラを救う   作:G1N

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デデデストローイナインボー


Sacrifice & Destroy

Turn 4

 

W

LP4000 手札0 伏せ1 《ミラーフォース・ドラゴン》

 

ユウリ

LP1500 手札2 伏せ0 《OToサンダー》《バニーラ》《ロードランナー》《サクリボー》《アンサイクラー》

 

 

「…カード、ドロー!」手札3

「……」

 

どうやら《仕込みマシンガン》の様なカードを伏せている訳じゃなさそうだな。

ドローの引きも悪くない。後はWのドロー次第だな…

 

「メインフェイズ、場の《OToサンダー》を守備表示に変更、カードを1枚伏せてターンエンドだ」

 

 

Turn 5

 

W

LP4000 手札0 伏せ1 《ミラーフォース・ドラゴン》

 

ユウリ

LP1500 手札2 伏せ1 《OToサンダー》《バニーラ》《ロードランナー》《サクリボー》《アンサイクラー》

 

 

「あたしのターン、ドロー」手札1

「そのままバトルフェイズよ、《ミラーフォース・ドラゴン》で《バニーラ》を攻撃!」

「きゅー!?」

「…ほう?」

 

《バニーラ》

通常モンスター

星1/地属性/獣族/攻 150/守2050

甘いものがとっても大好きな甘党うさぎ。

世界一甘いと言われる甘糖人参を探し求め、

今日も明日もニンジンをかじりたい。

 

攻撃力が高い《OToサンダー》じゃなくて、守備力の高い《バニーラ》を狙ってきたか。

となるとあの伏せカードはもしかしたら…

 

「攻撃宣言時に永続罠《闇の増産工場》を発動し、そのまま効果を適応する!」

 

《闇の増産工場》

永続罠

このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。

自分はデッキから1枚ドローする。

 

「このカードの効果で、場の《サクリボー》を墓地へ送るぜ」

「自分から壁モンスターを墓地に送る…?」

「そうさ、《闇の増産工場》の効果で1枚ドローする」手札3

「そしてこの効果処理で俺のフィールドのモンスターが減った為、戦闘の巻き戻しが発生する!」

「…成る程ね、戦闘は続行するわ。対象も同じよ」

「なら、墓地の《サクリボー》の効果を発動!このモンスターを墓地から除外することで、《バニーラ》は戦闘破壊を免れる!」

 

《サクリボー》

効果モンスター

星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200

(1):このカードがリリースされた場合に発動する。

自分はデッキから1枚ドローする。

(2):自分のモンスターが戦闘で破壊される場合、

代わりに墓地のこのカードを除外できる。

 

「《レベル・レジストウォール》のモンスター効果を無効にする効力は、モンスターがフィールドを離れた時点で失われる」

「だから《サクリボー》を墓地に落としたのね…。その場凌ぎにしては上出来じゃない」

 

解説までしてくれるぞ。さすがクソ(いい)女。

 

「あたしはこのままターンを終了するわ。精々足掻きなさい」

 

 

Turn 6

 

W

LP4000 手札1 伏せ1 《ミラーフォース・ドラゴン》

 

ユウリ

LP1500 手札3 伏せ0 《OToサンダー》《バニーラ》《ロードランナー》《アンサイクラー》 《闇の増産工場》

 

 

Wの勢いが完全に失われた今、今度は俺が流れを掴む番だ。

 

「俺のターン、ドロー!」手札4

 

手札4枚の内、2枚はWに知られているカード。

このカード達は上手く使ってやらないと、アイツの予想を上回る動きは出来ない。

だけどあの伏せカードがどうも気になる…。俺の予想が正しければ、アレは《破壊輪》だ。

それを確かめるには…

 

「《闇の増産工場》の効果発動!場の《バニーラ》を墓地へ送り、新たにデッキからドローする!」手札5

「さっき守った《バニーラ》を、今度は自分で墓地へ…?」

「これで俺の俺の手札は十分に回復した。…さて、追い詰められたのはどっちかな?」

「浮かれちゃって…、《ミラーフォース・ドラゴン》を倒す手段は確保出来たのかしら?」

 

場と手札、双方を俺がアドバンテージを得ているこの状況。

確かに今の俺の唯一の懸念点は、《ミラーフォース・ドラゴン》をどうやってこの場から退場させるかだが…

 

「手札から、《馬の骨の対価》を発動。《アンサイクラー》を墓地に送り、更に2枚のカードをドロー!」手札6

 

《馬の骨の対価》

通常魔法

(1):効果モンスター以外の自分フィールドの表側表示モンスター1体を墓地へ送って発動できる。

自分はデッキから2枚ドローする。

 

《アンサイクラー》

通常モンスター

星1/地属性/機械族/攻 100/守 100

トライクラー、ヴィークラーを兄に持つ三男坊のアンサイクラー。

 

「この期に及んでまだ手札を増やす気なの?」

「今欲しいカードが手札に来ないんだから仕方ないだろ!」

「あんたのデッキ、本当にどうなってんのよ…」

「良いだろ別に!これでも少ない所持カードの中で上手く回してる方だよ!」

 

さてさて手札は…

おい嘘だろ。まだ引き当てられないのか……

ま、まぁまだ6ターン目だし、こんなもんか…?

 

「も、モンスターをセット…」

「更にカードを2枚をセットしてターン終了だ」

 

 

Turn 7

 

W

LP4000 手札1 伏せ1 《ミラーフォース・ドラゴン》

 

ユウリ

LP1500 手札3 伏せ2 《OToサンダー》《ロードランナー》セットモンスター1 《闇の増産工場》

 

 

「あたしのターン、ドロー!」手札2

「…こっちも決定力不足ね。運がいいのか悪いのか」

「だけど、バトルはさせてもらうわ。バトルフェイズ!」

「…!来るか!」

「《ミラーフォース・ドラゴン》で《ロードランナー》に攻撃!」

「《闇の増産工場》を発動!《ロードランナー》を墓地へ送る!」手札4

「ならそのセットモンスターよ!ミラーバースト!」

「…っ、っぐぅ……!」

 

やはり、此方の攻撃力が高い《OToサンダー》を敢えて残しているように感じる。

読みが正しければ、伏せカードは《破壊輪》で間違いない筈…

 

「アンタが破壊したモンスターは《トライクラー》だ。このモンスターの効果により、デッキから《ヴィークラー》を特殊召喚!」

 

《トライクラー》

効果モンスター

星3/地属性/機械族/攻 300/守 300

このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、

自分の手札またはデッキから「ヴィークラー」1体を

自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

 

《ヴィークラー》

効果モンスター

星2/地属性/機械族/攻 200/守 200

このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、

自分の手札またはデッキから「アンサイクラー」1体を

自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

 

「更に、リバースカード《リグレット・リボーン》を発動!戦闘破壊された《トライクラー》を再び場に蘇生させる!」

 

《リグレット・リボーン》

通常罠

自分フィールド上のモンスターが

戦闘によって破壊され墓地へ送られた時に発動できる。

そのモンスター1体を選択して自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターは自分のエンドフェイズ時に破壊される。

 

「本当にしつこいわあんた…。もしかしてそのしつこさであの女がイラついてたんじゃないでしょうね」

「……否定は出来ない!」

 

というか、実際にそんな風に言われてたしなぁ…

 

「あたしはこのままターンエンド!…あんたもそろそろ動かないとマズいんじゃない?」

「言われなくても…!」

 

Wも思ったようにデッキが回らず、伏せるカードも引けないようだ。

まだ、まだ逆転のチャンスはある…!

 

 

Turn 8

 

W

LP4000 手札2 伏せ1 《ミラーフォース・ドラゴン》

 

ユウリ

LP1500 手札4 伏せ1 《OToサンダー》《トライクラー》《ヴィークラー》 《闇の増産工場》

 

 

「早く来てくれよ…。カードドロー!」手札5

「……」

「来なかったようね」

「め、メインフェイズ!《闇の増産工場》の効果だ!場の《トライクラー》を墓地へ!」

「今度こそ…!」手札6

「……」

「…アンタのデッキ、もう半分割ってるけど。一体何時になったら反撃してくるわけ?」

「も゛お゛お゛お゛……」

 

このデッキで戦うの辛いよ゛お゛お゛ぉ゛……

もっと新しいカードが沢山欲しい……

 

「モンスターをセット…、カードをセットしてターン終了……」

「馬鹿みたい」

「うるせぇ!!」

 

 

Turn 9

 

W

LP4000 手札2 伏せ1 《ミラーフォース・ドラゴン》

 

ユウリ

LP1500 手札4 伏せ2 《OToサンダー》《ヴィークラー》セットモンスター1 《闇の増産工場》

 

 

「あたしのターン!カードドロー!」手札3

「…正直、此処まで粘られるのは想定外だったわ。けど、そろそろお終いにしましょう」

「な、何だと…!」

「手札から、魔法カード発動!《魔法石の採掘》!」

 

《魔法石の採掘》

通常魔法

(1):手札を2枚捨て、自分の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。

そのカードを手札に加える。

 

「そ、そのカードは…!」

「知ってるみたいね?《魔法石の採掘》は手札2枚を代償に、墓地の魔法カードを手札に加える魔法カード」

「手札の《ブレイクスルー・スキル》と《ゴブリンのやりくり上手》を捨て、あたしが手札に加えるのは勿論!《クリティウスの牙》!」

 

アイツの使うカード微妙に古い感じがするのは気のせいか?

ちょいちょい俺の心を擽ってくるんだが…!

いや《ブレイクスルー・スキル》は普通に現役か。芝刈りデッキとかで見かけるし…

 

「そのまま《クリティウスの牙》を発動!場の罠カード、《破壊輪》と融合させる!」

「やはり伏せていたカードは《破壊輪》だったか…!」

「あんたが気付いてたのは分かっていたわ。《闇の増産工場》で《OToサンダー》を墓地に送るようなら、チェーン発動して爆破してやろうとも考えてたけど…」

「この子が召喚出来るなら話は別よ!来なさい!《デストロイ・ドラゴン》!」

「ガギュオオオオォォ!!」

 

《デストロイ・ドラゴン》

融合・効果モンスター

星8/炎属性/ドラゴン族/攻2000/守3000

このカードは「クリティウスの牙」の効果で自分の手札・フィールドの「破壊輪」を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。

(1):1ターンに1度、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。

そのカードを破壊する。

その後、破壊したカードがモンスターカードだった場合、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

 

「更に《デストロイ・ドラゴン》の効果を発動!対象は《OToサンダー》よ!」

「やはり来たか…!《闇の増産工場》の効果を発動する!対象は《OToサンダー》だ。これにより対象モンスターを墓地へ送り1枚ドロー!」手札5

「ふぅん…さっき言った事を逆にした訳ね」

「でもこれで、また壁モンスターが減ったわね?」

「うっ…」

 

《デストロイ・ドラゴン》の効果でモンスターを破壊されればダメージを受け、更に打点の高いモンスター2体で此方のモンスターを戦闘破壊される。

幾らモンスターを横展開させても、相手と渡り合える戦力でないとこの状況は厳しい…

流石に旗色が悪くなってきた…

 

「さぁ、《デストロイ・ドラゴン》で《ヴィークラー》に攻撃!」

「ギー!?」

「続けて《ミラーフォース・ドラゴン》でセットモンスターに攻撃!」

 

セットモンスター

《雀姉妹》

リバース・効果モンスター

星2/風属性/鳥獣族/攻 200/守2000

(1):自分メインフェイズに発動できる。

このカードを裏側守備表示にする(1ターンに1度のみ)。

(2):このカードがリバースした場合に発動できる。

自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。

 

「ぐぅっ…!?だがこの瞬間、《雀姉妹》の効果発動!デッキから1枚引いて、手札から1枚捨てる!」

 

違う、このカードじゃない!

まさかデッキの一番下か!?流石にそこまでは引き切れないぞ!?

 

「万事休す、といった感じかしら?場に伏せてるカードも発動させないし…」

「…いや、俺のライフはまだ残っているぜ」

「はいはい…、ターンエンドよ」

 

 

Turn 10

 

W

LP4000 手札0 伏せ0 《ミラーフォース・ドラゴン》《デストロイ・ドラゴン》

 

ユウリ

LP1500 手札5 伏せ2 《闇の増産工場》

 

 

「俺のターン…!」

「来い…来い…!ドロー!」手札6

「…うぎぎぎ!」

「まだ逆転出来ると思ってるの?おめでたい頭ね」

「ったりめぇだろうが!…《闇の増産工場》の効果!手札から《タスケルトン》を捨てて、1枚ドロー!」手札6

「……」

 

やべぇ……

手札に有効札がまだ来ねぇ……

 

ユウリの手札

 

漆黒の戦士 ワーウルフ

エレキテルドラゴン

天よりの宝札

災いの装備品

移り気な仕立屋

断頭台の惨劇

 

手札が6枚もあるのにまともに動けないってマジか…

 

「くそぉ…モンスターをセットしてターンを終了する」

 

 

Turn 11

 

W

LP4000 手札0 伏せ0 《ミラーフォース・ドラゴン》《デストロイ・ドラゴン》

 

ユウリ

LP1500 手札5 伏せ2 《闇の増産工場》

 

 

「このターンで終わりかしら、ドロー!」手札1

「《デストロイ・ドラゴン》の効果発動。対象は《闇の増産工場》、もう逃がさないわ…!」

「…なら《闇の増産工場》の効果で、最後に場のセットモンスターを墓地へ送る」手札6

 

セットモンスター

《漆黒の戦士 ワーウルフ》

効果モンスター

星4/闇属性/獣戦士族/攻1600/守 600

(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、

相手はバトルフェイズに罠カードを発動できない。

 

「あら、これで邪魔なモンスターまで居なくなったわね。最後は随分潔いじゃない?」

「まだ終わりじゃない!リバース発動だ。《ホーリーライフバリアー》!」

 

《ホーリーライフバリアー》

通常罠

手札を1枚捨てる。

このカードを発動したターン、相手から受ける全てのダメージを0にする。

 

「このカードは手札を1枚捨てる事で、発動したターンの間、俺へのダメージを全て0にする!」

「そのあからさまな遅延行為、いい加減見飽きてきたわ…。ターン終了よ」




後書きになります。

今回は前回述べた通り3部構成になりました。
私はデュエルの構成を練っている時、プレイヤーのデッキはマスターデュエルにてデッキレシピを作成しながら考えています。
ユウリ君の場合レア度も参照しているので都合が良いんですよね。(あと私は紙の方は詳しくないし…)

レア度が低いからあんな手札になるんだ。という訳ではなく、特定のテーマに偏らないように意識してるせいで、手札事故ならぬデッキ事故を起こしています。

ユウリ「オマエノシワザダタノカ」

デュエル回のぶつ切り云々について

  • 文量マシマシ一括投稿
  • 文量マシ、デュエルと日常は別途投稿を希望
  • そのままの君で居て
  • そのままでいいがデュエルと日常は別途ry
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