デュエル脳はテラを救う   作:G1N

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ちゃうねん


ニアーライト終わる頃には、ついでに色々書き終わってるつもりやってん


これはちゃうねん


関係ないねん(背後に隠された数々のゲームとyoutube再生履歴)


Underthief

――時刻は少し遡り

龍門 スラム街

要人護送 近衛局との合流ポイントまで 残り…

 

「ぐわあああっ!?」

「何なんだあいつ等は!只のトランスポーターじゃないのか!?」

「あったりー!あたし達"ペンギン急便"は、ご依頼頂ければ!スペシャルなサービスをお届けするよーっ!」

「い、イカれ野ろ、が…ッ!?」

「…脆い」

「わ、わぁ…」

「最近のトランスポーターって、此処まで充実したサービスが受けられるのね……」

 

千切っては投げ、千切っては投げ……

実際には千切る云々はしていないが、あんまりな戦力を持ったペンギン急便の強さに、ロドス一行は思わず呆気に取られていた。

 

「ほらドクター!私達にもちゃんと指示してくれないと、このままずっと此処で暴れることになっちゃう、よっ!」

「ほいきた!おりゃぁー!」

「うわあああぁぁ……!」

 

暴れ回る天使様は片手間に、手に持った守護銃の高レート射撃を次々とレユニオン部隊員へと命中させる。

一方では、手持ちの武器を持ち合わせていなかった為に、素手で戦っているクロワッサンの怪力投げが繰り出され、数人のレユニオンは廃屋の中へと姿を消した…

 

「…前線は大丈夫そうだし、このまま合流地点に移動しよう」

「で、ですが、レユニオンの部隊は未だ私達を追跡して…」

「アップルパーイ!!」

「のわあああああぁぁぁ!?」

「数だけは多いな…、邪魔だ」

「い、いつの間にっ!?があっ…!!」

「……彼らがこの状況で着いて来れると思うかい?」

 

ドクターの答えに、誰も異を唱えるメンバーは居なかった。

現に、その背後で警戒すべき敵たちが空を舞っているのだから…

 

「エクシア!合流ポイントまでこのペースで頼めるか!」

「もーまんたーい!」

「良し…アーミヤ、このまま部隊の統率を頼めるかな」

「了解しました」

「フランカ、ミーシャの容体は?」

「依然悪いままよ。…あたしが言うのも変だけど、本当に彼女をこのまま引き渡すの?」

「…そうだね、現状で出来る応急処置には限度がある。……アーミヤ」

「はい、ミーシャさんには根本的な源石病の治療が必要です。チェンさんにはロドスでの治療を許可してもらえる様に要請するつもりですが…」

「私からもお願いするよ。…さて、移動しながらになりそうだけど、私は念の為に別行動の彼と連絡を取ってみるよ」

「ユウリさん、大丈夫かしらね?」

「分かれる手前、あれだけ元気でしたし大丈夫なんじゃないですか?」

「…リスカム、貴方も言うようになったわね」

「あ、あはは……」

 

――

 

手元の端末を操作し、一人の部隊員との連絡を図る。

無機質な機械音が発せられた後、通信が開始される。

 

「…ユウリ、聞こえるかい?」

『~ッ!ユウリッ!ユウリだ!』

「良かった。そっちは無事か…」

『ユウ…ね、あんたこ……知って……』

「……?」

 

最初に聞こえた声の主は間違いなく彼の声で間違いない。

だがその後に端末から発せられた声、2人目のこの声には聞き覚えがあった。

 

「ユウリ…?誰かと合流したのか?…其方の状況を説明してくれ」

『……レイカル……界……』

『…あんたカードの……のね』

 

通信が不安定になっている。此方の端末に不備は無い為、恐らく彼の端末に問題があるのだろう。

若しくは、端末の問題ではなく、通信環境の問題…

ただ、チェルノボーグの際とは状況が違う。源石による通信の不具合が起きているとは考えにくい。

 

『じゃ……ぎ、タルラの……』

『だあああああ!?!?』

「ユウリ!?」

 

ユウリと会話をしている相手、途切れ途切れに聞こえてくるその口調から、一人の人物像に行き当たる。

…ユウリは、レユニオンの幹部であるWと接触している可能性が高い。

彼女はこの龍門でも対峙したが、ユウリがロドスと行動を別にした際、同じタイミングでその場から姿を消していた。

その二人が、再度同じ場所に引き合わされた様だった。

 

『主導…は……でしょ……ほら……ないと…』

『あ゛っいっでででで!!』

『ちょ、やめっ…ヤメロォー!!』

 

上手く聞き取る事が出来ないが、会話の内容をから、ユウリは既に敵の手に落ちている可能性が高い。

それも相手に捕らえられ、必要な情報を引き出すために拷問を受けている。端末から聞こえてくる悲鳴がそう物語っていた…。

 

「くそっ…、W…!ここまでレユニオンの手が早いとは……!」

「ドクター、ユウリさんは…」

「マズい状況になった。ユウリは既に敵の捕虜として捉えられている可能性が高い」

「え…、そ、それ!本当なんですか!?」

『俺は…エル中アイ……たんだよ!…れで満足か!』

「っ…!」

 

既に何らかの情報をWへと伝えてしまったようだ。

……恐らくこの通信状況の不具合は、Wが使用した源石爆弾の影響だろう。

あの爆弾が起爆した直後であれば、端末に影響があってもおかしくない。

 

『三つ数えたらあんたは下まで真っ逆さまゲ~ム』

『ヒョ!?』

「……!」

 

端末に近づいて来たのか、将又運命の悪戯か…先程までノイズで会話が聞こえなかった声が、この言葉だけがハッキリとノイズ無しに聞こえた。

この状況で聞こえて欲しくない言葉を、端末越しの爆弾魔は発したのだ。

 

「ユウリ!そこから逃げるんだ!…ユウリ!」

『さぁ~ん!』

「――ッ!?」

 

端末越しに聞こえたWの声を皮切りに、大きな爆発音が周囲に響く。

ドクターの周囲で通信内容を把握してしまった部隊員は言葉を失う。

内容を聞いていた者達は、既に通信が切れた端末をただ見つめる事しかできなかった。

 

―――

――

 

「…ふぅ、ようやく合流地点ですね。フランカさん、リスカムさん、周囲の警戒を維持してください」

「「了解」」

「ふぃー、こんなんなるんやったら、ウチも装備持ってくるんやったわ」

「ゴム弾…残弾よーし、うーん!暴れた暴れたぁ~!」

「ペンギン急便の皆さんも、協力感謝します」

「これが今回の任務である以上、問題ない」

「頼もしい限りですね。…ペンギン急便の皆さんには少しの間待機してもらう事になりますが、よろしいでしょうか?」

「いいよ~」

「エクシア」

「おっと、…こほん。了解であります」

「…はぁ」

「ふふ…、私はこれからチェンさんの所へ向かいます。ミーシャさん」

「うん、…うぅ」

 

表情には出さないように努力しているようだが、ミーシャの体調は思わしくない。

アーミヤが彼女の手を取り、一部の隊員達がそれに続いてこの場を離れていく。

 

「…ドクター、ユウリさんの事が気になりますか?」

「まぁ、流石に爆発音まで聞こえたらね…」

「あの時聞こえた会話内容だが…ユウリと話していた相手は、恐らくレユニオンのWだ。あの声には聞き覚えがある」

「それって、ついさっき場を離れた二人がまた鉢合わせたという事ですか…」

「運悪くね、彼が無事だといいけど」

「何の話?二人してサボり?」

「…違う。フランカじゃあるまいし、ましてドクターがそんな事する訳ないでしょ!」

「あら、…まぁ彼なら大丈夫じゃない?ほら、丈夫そうだし?」

「……」

「黙り込まないでよ、あたしだって心配はしてるんだから」

「だけど、通信も繋がらない、相手の所在もすぐには分からない…なら今は出来る事をするべき、でしょ?」

 

現在の状態では、とてもじゃないがユウリを探し出して合流する事は難しい。

それ以前に、ロドスは既に合流地点にまで辿り着いた。これからの行動方針も慎重に判断しなければいけない。

 

「…そうだね。フランカ、リスカム、君達の捜索に出ている部隊員達はまだ展開中だね?」

「はい、…と言っても、大きく動けば他のレユニオン部隊に気付かれる可能性があるので、現状維持させる他ないだけですが…」

「それでいいんだ。此方を追って来るレユニオンも今は姿を眩ませている」

「そしてさっきの戦いも含めて、相手の被害は少なくはない。次があるなら、周囲の戦力を集結させる事も視野に入れてくるだろう」

「その時はスラム内の動きがより精密に見えるはずだ。…彼らの連絡を待とう」

 

―――

――

 

――別視点

龍門 スラム街 地下

 

…う、ん?

あ…、生きてるっぽいな、俺…

な、なんかまたデジャヴな感じがするが……

身体が、身体痛ぇ…

 

「う~ん、このデュエルディスクは高く売れそうなんだけどなぁ」

「ん、ぐっ…!がっちり装着されてて外れそうにないし…」

 

誰だ…?

俺のデュエルディスクが弄られてるような…

 

「…このデッキ、レアカード0じゃん。売れるかなぁ…」

「というか、何でこの人こんなところで寝てるんだろ。さっきの爆発に巻き込まれたとか…?」

「…まぁどうでもいいかぁ、お?良さげな端末はっけーん!」

 

お、おい待て…!

もしかしてコレ、俺の持ち物盗まれてないか…?

 

「これならデッキはいいかな。売れない紙束を持ってても嵩張るだけだし」

「紙束じゃねぇ!」

「うぎゃぁっ!?」

 

飛び起きると同時に、がっしりと盗人の腕を掴む。

俺に捕まれた腕を力任せにブンブンと振り回しながら、相手は必死に拘束から逃れようとする。

 

「はっ…離してー!」

「端末返せ…!その他の物も、盗ったやつは全部返せぇ!」

「ぼ、暴力反対ぃ~…!」

「何を言う…!正当防衛だコラ…!」

 

こ、コイツ…!腕の肉付いてない割には、割と力があるじゃないか…!

互いに引っ張り合う不毛な争いを続けている最中、相手の顔を確認すべく目を凝らす。

紫色の髪に、コータス特有の長い耳。

首にはチョーカーを付けてて、あれ…?

腰には鉤爪が装着され、一纏まりに括られた縄…という事は

 

「お、お前…!ろ、ロープ……!」

「こ…、この縄はぼくが、元々持ってたやつだよ…!」

 

違う、そうじゃない

 

「も……もうっ!き、君…力強すぎ…!」

「このまま俺がアンタをブン回してやろうか…!」

「あっ、痛っ…!痛いってば!」

 

傍から見れば、人気の無い地下で、か弱い女性を襲う不審者である。

というか、一連の流れの声だけを聞いたら、完全に俺が暴漢である…。

事情を知らない人物が通りがかる前に、早めにコイツから盗られた物取り返さないと…!

 

「しつこいってばぁ!もうっ!」

「ふ、ふふふ…、俺はこのまま警察まで連れて行っても構わないんだぞ…!」

 

ずりずりと少しずつ、力任せに移動を始める。

 

「う、う˝ぅ~っ!…わ、分かったよぉっ!返す!返すからぁ!」

「よし」

「ちょわああぁっ!?」

 

込めていた力を急に抜いたことによって、ロープは俺の逆方向へと倒れ込んだ。

 

「さあ返せ!今すぐだ!」

 

…と同時に、今度は倒れ込んだ際に吹っ飛んできた足を掴む。

 

「ちょ、ちょっと!女の子の足を掴むなんて!」

「俺から盗ったもんは俺の方に放ってくれればいいから、その代わり全部返せよ」

「何で離してくれないの!」

「信用ならないからに決まってるからだろ!」

「……ちぇ」

 

あっコイツ、絶対離した隙に逃げるつもりだったな…




……あー、皆さん。ニアーライトは楽しめましたか(震え)
私はニアーライトの最終盤…
まさか騎士の皆が捕まっても尚、アンソニー達と脱獄を成功させてまでグランドマスターの元へ向かって行くシーンに涙が止まりませんでしたね…
え…嘘をつくな……?

いや、まさかニアーライト終わって、次の復刻イベントである孤島激震まで期間終了してしまうとは…
習慣になっていたことを止めると、どうしても続きからやるハードルが上がってしまうものでして…

一先ずアークナイツ3章までの内容物は書き終えておりますので、そこまでは最終校正も行いつつ投稿していければと思います。

デュエル回のぶつ切り云々について

  • 文量マシマシ一括投稿
  • 文量マシ、デュエルと日常は別途投稿を希望
  • そのままの君で居て
  • そのままでいいがデュエルと日常は別途ry
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