「うん、何で僕個人のエピソードまで書く必要有るのか教えてくんない?」
「?…必要だろ?」
「いや、結局お前の話なんだから要らないだろ?…と言うか、どうせなら桜たちの事をもっと書いたらどうだ?」
「お前の事はあいつらの事以上に大切だからな。」
「……何かお前、最近どんどんポンコツになってない?」
「俺は本心を言ってるだけだぜ?」
「…早急に脳の検査をして貰う事をオススメするよ……とか言っても、お前はどうせ病院なんて行かないんだろうけど。と言うか、お前また血吐いたな?…ほら薬だ、これ飲んで今日はもう寝ろ。」
「……お前が添い寝してくれたら寝る。」
「寝言は眠ってから言え…と言うか、どうせもう何も出来無い癖に同衾してどうするんだよ…」
「…"嫁"と一緒に寝たいと思ったら何か可笑しいのか?」
「……コレなら昔の捻くれ者のお前の方が色々楽だったかもな…つか、日本は今の所同性婚は認めてないだろ。」
「嫁発言自体は否定しないのな。」
「ホント、お前そこは全然変わらないのな…正直昔は…半分僕をからかって遊んでるだけだと思ってたよ…」
「俺は最初っから本気だったぜ?」
「…初対面時は大して僕に興味無かった癖に良く言うよ…と言うか、結局桜や遠坂の事は良かったのか?」
「普通にお前の方が良い…身体もお前の方が極上だ。」
「とっくの昔に不能になった奴に言われてもな…全く、結局僕の何が良いんだか。」
「……知りたいのか?」
「ずっとはぐらかしてたのに、今になって話してくれるのか?」
「ただし…長くなるぞ?」
「……どれくらい?」
「お前の魅力なら、ハッキリ言って原稿用紙100枚分くらい書けるな…ちなみに口頭なら、一週間はぶっ通しで語らないと「良し、分かった…もう喋らなくて良いよ」何だよ…てか、結局嫁に関して否定しないのか?」
「どれだけの付き合いだと思ってるんだ…今更、伴侶扱いされても特に思う所は無いよ…もう随分前から、桜の所よりここに顔出してる時間の方が長いしね……ただ、一つ良いか?」
「ん?」
「…既にやってた事業は全て後継者に引き継ぎ。しかもその金もお前の手元には入らない契約で、今はほぼ僕の稼ぎのみで生活…且つ、元々お前は料理が得意だった…どちらかと言えばお前が嫁じゃないか?」
「…俺の若奥様ムーブがご所望か?」
「……無いな。と言うか、僕もお前ももう若くないし…何より、そのプレイ意味無いだろ…お前はもうその、出来無いんだから。」
「…悪いな。」
「ふぅ……いや、良い…どっちみち僕も最近は減退気味だ、特別、そんなにヤりたいとも思わない。」
「…本当か?」
「ああ。」
「……そっか。」
「…さてと、僕はそろそろ帰「泊まって行かないか?」お前……分かった、今日の所は泊まって行くよ。」
「……良いのか?」
「良いって言っただろ……で、やっぱり添い寝希望?」
「ああ。」
「…分かったよ、寝巻きに着替えて来るから良い子で待ってろよ…士郎。」
「早く来てくれよ…慎二。」