……あの後欠食児童の如く食い続ける露出狂ホムンクルスと暴食騎士王の為に遠坂とパンケーキを作り続けようやく二人が満足した時には夜が開けていた。ちなみにクソ弓兵は人の横で言い続ける嫌味にいい加減我慢の限界に来たので早々に戦力外通告を出しさっさとキッチンから追い出した。……あいつ本当に何がしたかったんだ?
「ふわぁ…」
俺は今眠い目を擦り学校に向かっている所である。……遠坂は欠席を決め込んだ。連戦もあったせいで疲れも溜まってるだろうから妥当な判断だな。そして俺は疲労の溜まった身体を押して何故登校しているのかと言えば……
「……慎二が休み…?」
「……うむ。とはいえ無断欠席だそうだ。言動は不真面目だが学業には真面目に励んでいた筈なのだが……」
一時間目の始まるギリギリにやって来た俺にいつものように小言を飛ばす柳洞一成に今日も姿の見えない間桐慎二の事を聞いてみると予想外の答えが帰って来た。……間桐家に探りを入れるため慎二に接触したかったからわざわざ登校したんだがな。
「むっ?何処へ行く衛宮?すぐに授業が始まるぞ?」
「今日の一時間目はサボる。ちょっと昨日色々あって限界なんだ……保健室で寝て来る。」
「……貴様と言う奴は……まぁいい。そんな状態で授業受けても身に入らんだろう。今回は大目に見る。」
「サンキュー…まあ今日の弁当は期待してくれ。お前の大好きなハンバーグだ。」
「それは楽しみだな。…衛宮、二時間目迄には戻って来るのだぞ?」
俺は答えず背を向けたまま手をヒラヒラと振り返事をする。……この真面目一辺倒且つ寺の息子でこの学校の生徒会長である少年とは意外と馬が合う。……二人きりで生徒会室で飯食ってるせいもあるんだろうが時々腐女子勢が騒いでいる程だ。……まあ別にあいつとするのは構わないが俺はあいつには手を出した事は無い。いずれは……と思っているがあいつの家の宗教観のせいかあいつは身持ちが硬い。まあ徐々に落としてやるさ……取り敢えず生徒会長の許可も取れたし保健室に向かうとしよう。
保健室に着きノック
「……どうぞ。」
「ちーす。寝に来ました。」
「……堂々と言われると案外清々しいわね……どうぞ、ベッドは空いてるから好きになさい。」
「どうも。正直限界なんでさっさと寝させてもらいます……」
「一時間目が終わるまでよ。それ以上はダメ。」
「了解で~す。」
俺はベッドの前のカーテンを開けベッドにうつ伏せになる。特に抵抗無くすぐに俺は眠りに着いた……