取り敢えず本を読み漁って分かったことはこの国がローデシア大陸にある大国、ローデスト帝国だと言うこと。魔法があるという事。自分が女性かつ、公爵令嬢に転生した事。魔物がいてそれを狩る冒険者なるものがいると言う事である。
(どうせなら男が良かったなぁ〜)
と、なるのも無理はない。あっちから持って来た武器がほとんど無駄になっているからだ。まさに宝の持ち腐れ状態であった。
因みにアンネマリーは黒髪に赤眼の美少女である。
(魔物狩りたーい)
なんとも物騒な公爵令嬢である。因みに武器のステータスを見たら全て【破壊不能】がついてた上に、弾薬は弾薬盒から【無限に出せる】と言う卒倒する内容であった。
これ割と大問題では?と真面目に考えていた。
「お嬢様〜入りますよ〜」
「どうぞ〜」
「お嬢様、礼儀作法の講師を連れてきました。フレデリカ・ブレーム・V・ベルンカステル夫人です。」
金髪碧眼の美しい女性であった。
「ごきげんよう、アンネマリー・フリーデグンデ・V・クローム様」
「初めまして、ベルンカステル夫人」
と互いに挨拶をする。そしてフレデリカは、こう言った。
「あまり教える事は無さそうですね…マリーさん、ダンスは他の講師が付くのですか?」
「そう考えておりますが…」
「私が手取り足取り教えたほうが良いかもしれません。おそらく無駄でしょうから。」
「わかりました。旦那様にはそのようにお伝えしておきます。」
ー しばらくして ー
フレデリカは非常に困っていた。というのも…
「困ったわね…」
「どうされました?」
「飲み込みが早過ぎて、礼儀作法は必要ありませんでしたね…」
「では…ダンスの方を?」
「予定を早めましょうか」
ー 2週間後 ー
ダンスも飲み込みが早かった為、どちらも完璧になるまで仕上げた上で勉強にシフトしたがこちらも読書の関係で殆ど網羅していた。
「…ほとんど教える事はありませんでしたが、色々議論できて楽しかったわ」
「私もです。ありがとうございました。」
と、ここでお別れとなった。
その夜アンネローゼは屋敷を抜け出し、魔物のいる森にでかけた。
オークを狩るためだ。しばらくしてオークを見つけた。そして99式長小銃を構える。
ジャキ!!
「そんなに無防備だと、狩ってくれと言わんばかりです。来世で学習してきてください。」
ダーン!ジャキン!ガチャン!カラン…カラン…
どうも群れとは離れていたようでその一体だけを狩って、屋敷に戻った。
翌日、夜中に大きい音が鳴ってその元凶を探るべく冒険者による調査隊が組まれた事をここに追記しておく。