魔力量歴代最強な転生聖女さまの学園生活は波乱に満ち溢れているようです~王子さまに悪役令嬢とヒロインぽい子たちがいるけれど、ここは乙女ゲー世界ですか?~   作:行雲流水

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0020:登校。牢屋にて。

 公爵家に呼び出されてから二日後。

 

 本来、二泊三日の合同訓練を終えた後はお休み。森から王都の学院へと戻った際には、教諭たちから予定通りに今日から授業を行うと通知されていた。

 怪我人とかいるというのに進学校みたいなものだから、この処置は仕方ないのか。用意した通学用の乗合馬車に指定の時間に乗り込んで、暫く揺られてようやく目的の場所まで辿り着く。学院の大きな門扉まではすぐそこで、馬車から降りてくるお貴族さまたちが使用人に見送られながら門へと入っていく。

 

 ――視線が刺さるなあ。

 

 とくに一年生から。身に纏う制服はみんな同じではあるが、ネクタイの色で学年が分かるようになっている。

 

 「聖女さまだ……」

 

 「……聖女さま」

 

 お貴族さまが多く通う学校だから、あとから保護者の人から苦情がでないよう、となるべく治癒魔術を施したのが裏目に出たのだろうか。

 魔獣を倒したことも、何故か曲解されて広まっているような気がするし、噂の流れ方が異様で尾ひれがつきまくっている。二年生や三年生にも噂が広がるのは時間の問題だろうなあと考えていると、この一ヶ月間一緒に並んで歩いている二人が両隣に居ない。

 

 「なんで下がって歩くの二人とも……」

 

 立ち止まり後ろを振り返る。

 

 「立場があるだろう」

 

 「ごめんね」

 

 しれっとした顔で言い放つジークと耳を垂れてしゅんとしている犬のような雰囲気のリン。二人とも四日前までは普通に隣で歩いていたじゃないかと、不貞腐れる。

 

 「聖女と露見したんだ、諦めろ」

 

 理解はしているけれども、納得がいかないというかなんというか。二人とは主従関係ではないけれど、公の場に出るとどうしてもそうなってしまう。

 はあとため息を吐いて、前を見て歩き始める。耳に届く声は相変わらず『聖女さま』というものと『あれが?』という上級生たちの疑問の声。

 聖女の役に就いている人の特徴は美人が多いし、スタイル抜群のばんきゅっぼんである。一説には豊富な魔力量が身長や胸の生育を促すのではと噂されていたりするが、絶対嘘である。だったら私はこんなにチビではないはずだ。

 

 畜生と毒づきながら途中で二人と別れ、特進科の教室へと入る。少し早い所為かまだ生徒の数がまばらで、席が埋まっていない。

 ヒロインちゃんは無事に解放されたのだろうかと、意識を巡らせていると教諭がやって来たのだった。

 

 「よーし、訓練では散々な目にあったが、みんな怪我もなく無事で戻ってきた。しっかり授業を受けろよ~」

 

 担任教諭がそんな声を上げながら一日が始まったのだけれど、教室のど真ん中の二席は空のまま。

 ヒロインちゃんは解放されていないし、第二王子殿下はソレについて騎士団に抗議をしている最中なのだろう。他の側近くんたちは登校しているけれど、いつものイケメンオーラが萎れている。

 んー、ヒロインという太陽がいないから仕方ないのかもしれないが、あからさま過ぎて少々哀れというか……なんというか。

 

 ソフィーアさまとセレスティアさまは普段通りである。ぴしりと背を伸ばして机に向かっている。

 他の人も概ねいつも通り。――というか問題児のヒロインちゃんが居ないから、教室は平和という皮肉っぷり。関係者は萎れているけれどね。

 

 ヒロインちゃんは牢屋に捕らえられたまま一生そこで過ごすのか、それとも解放されて自由を得るのか。

 

 彼女次第かなと苦笑いをしていたら、授業開始の鐘が鳴るのだった。

 

 ◇

 

 ――昼休み。

 

 久方ぶりに穏やかな時間が流れていた。食堂で昼食を済ませ図書棟から借りてきた本をいつもの定位置、ようするに中庭の隅っこで三人一緒に本を読んでいる。

 ぽかぽか陽気で気持ちいいし寝てしまいそうだけれど、寝たら確実に授業に遅刻する。頑張って目を開けておかないとなあと本に視線を落としていると、影が差した。

 

 「おい」

 

 立っていたのは、騎士団長子息の赤髪くんに魔術師団長子息の青髪くんだった。

 

 「はい」

 

 「アンタたちと話がある、いいか?」

 

 あんた"たち"というのだから三人一緒なのかと、横に居た二人に視線を投げてどうすると聞いてみると、どうやら大丈夫らしい。

 

 「わかりました」

 

 立ち上がろうとすると赤髪くんがどっかりと芝生の上に座り、青髪くんがゆっくりと腰を下ろして対面する羽目になったのだった。

 彼らが芝生の上に座っているのだから、このままだといけないので私は正座になる。ジークとリンも居住まいを正して彼らに向かう。

 

 「あーその、なんだ……。一昨日は助かった」

 

 「ありがとうございます。貴女たちがいなければ、魔獣は倒せなかったでしょう」

 

 その言葉にきょとんと三人で顔を合わせる。一体なにが起こったというのだろうか、若干むず痒さを感じながら言葉を口にした。

 

 「いえ、聖女としての務めを果たしたまでです。――どうかお気になさらず」

 

 倒したのは魔術師団副団長さまなので、私はその補助というかあまりにも高すぎる火力に周囲に被害が出ないようにと障壁を張っていただけだし。

 それに私的にはいつものように仕事をこなしただけである。どうやら臨時ボーナスもでるらしいので、危ない目にはあったけれどこれからの生活費を手に入れられたので文句はない。

 

 「アンタは俺たちのことが嫌いじゃないのか?」

 

 「何故そう思うのですか?」

 

 「その……アリスのことで突っかかっちまったからな。だから助けてはくれないだろうと考えていた」

 

 「ええ、そうですね」

 

 「それとこれとは分けて考えるべきかと」

 

 私情で見捨てたら怒られるのは私だし。しかも高位貴族のお坊ちゃんたちである。恋愛にうつつを抜かしているとしても将来は国を背負って立たなきゃいけない人だし。

 それにあのくらいで彼らを嫌いにはならない。呆れるくらいである。それに運が良かったのかソフィーアさまが割って入ってくれたし。不良の脅しとかヤクザの恐喝より怖くなかったしなあ。前世での経験もそれなりにヤバいことがあったよなあと、遠い目になる。アハハ。

 

 「まあ、アリスのことに関しては謝るつもりはないが……」

 

 ないんかーーいと心の中で突っ込みを入れてしまった。いや、いいけれどそろそろあの状況が不味いと自覚しよう。赤髪くんは伯爵家嫡子で婚約者はセレスティアさまなんだし、気付かないとあの人そろそろ切れるぞ。

 

 「とにかく、だ! すまなかった、ありがとう」

 

 そういって頭を下げる赤髪くんと青髪くんのつむじを見つつ、おかしなこともあるものだと首を傾げたのだった。

 

 まあお礼を言えるだけ素直なのか、な?

 

 ◇

 

 学院の生徒のみなさまに聖女だとバレて数日。今日は城の魔術陣まで赴いて、魔力を供給する日だった。

 

 といっても学院の授業が終わってからだし、学院から王城は近いのでそう手間の掛かるものではない。

 いつものようにジークとリンを引き連れて、城の奥まった孤立した場所にある建物の中へと進み一人で魔術陣のある部屋へと入る。

 

 魔術陣を起動する為の詠唱を紡いで、それ以降はなにもしない。私の魔力が魔術陣へ充填されるまで、突っ立っているだけだった。

 

 「――眠い」

 

 この気怠さと眠さは毎度のことで慣れてきてはいるものの、抗いがたい睡眠欲には難儀している。

 

 「お疲れ」

 

 「お疲れさま」

 

 「おまたせ」

 

 「大丈夫なのか?」

 

 「なにが?」

 

 「魔術具がないのに、魔術陣に魔力を供給しても平気なのか?」

 

 「うん、大丈夫。魔力を吸われてるだけだから。むしろちょっとだけ楽かもしれない」

 

 「そうか、ならいい」

 

 部屋を出ると毎度のようにジークとリンが出迎えて言葉を交わしていたのだけれど、今日は何故かもう一人居る。

 

 「――失礼いたします、聖女さま」

 

 「どうしましたか?」

 

 合同訓練の時に殿下たちの護衛に就いていた騎士の指揮官の人が片膝をついて礼をする。礼は不要なんだけれど、形式上必要なことなので口には出さない。

 ここは許可が出ている人だけが立ち入れる場所なので、騎士団の人が居るのはかなり珍しい。勝手に入ってきたということはないだろうが、一体なんだろうか。

 

 「失礼を承知でお願いにあがりました。――アリス・メッサリナとの面会をお願い致したく……」

 

 「……――それは構いませんが、理由を聞いても?」

 

 なんで私がという言葉を飲み込んで、どうにか違う言葉にすり替える。目の前の指揮官の人は私に頭を下げる理由はないというのに、その状況に陥っていること。

 何故、接点のない彼女に私が会わなければならないのかと疑問ではあるので聞いてみる。

 

 「アリス・メッサリナが貴女を呼んでくれ、の一点張りで……殿下方との面会も望んでいますが……」

 

 殿下たちとの面会は上から圧力でもかかって、接触禁止でも言い渡されていそうである。

 教会からは『会うな』とは告げられていないので、教会内で彼女を問題視する声はないようだ。あれ、枢機卿の子息である紫髪くんがいたけれど、教会はノータッチなのだろうか。

 

 目の前の人もほとほと困っているみたいだし、会って話をするだけならば問題はないかと、指揮官さんの言葉に頷いて城の魔術陣がある真逆の区域へと案内されるのだった。

 

 王城の片隅にポツンと立つ石造りの塔。指揮官さんによると犯罪者を隔離するための施設で、それも王族に関する犯罪を……ってヒロインちゃんが既に犯罪者扱いになってるじゃないか。

 でもまあ第二王子殿下と側近四人に近寄り、しかも誑かしたのだからそう判断されても仕方ない。どこか別の国からの刺客かもしれないし、王家を良く思わない国内からの刺客かもしれないしねえ。会うのが気が重いなあと、階段を降りていく。どうやら地下に幽閉でもされているのだろう。暗いし湿気が多いし、とにかく不快だった。

 

 「ああ、やっと来てくれたあ! ジークっ!!」

 

 あー……私と話がしたい訳じゃなくてジークが本命だったのか。鉄格子を掴んで微笑むヒロインちゃんはそういう所には頭が回るのねと感心しながら、ジークを見るとすごく不愉快そう――を通り越してる気がするんだけれど気のせい気のせい。

 少しやつれているヒロインちゃんには悪いが、ジークと話をさせる訳にはいかないので私が前に出る。

 

 「どうして貴女はいつも邪魔をするのっ!」

 

 邪魔、ねえ。自分中心で物事を考えるヒロインちゃんに分かるように大袈裟に息を吐いた。

 

 「私が邪魔?」

 

 「ええ、いつもシナリオの邪魔をするものっ!」

 

 また『シナリオ』発言。どうにも不思議な感覚なのだけれど、彼女は本や漫画の世界の中にでも居るつもりなのだろうか。確かに、魔法――というより魔術なんてものが存在し魔物に魔獣なんてものも存在する世界だ。

 

 ファンタジーな世界だとは思う。仮にこの世界が物語の世界だとしても、誰かの行動が一つでも違えばその『物語』は別の物語となってしまい完成しないだろうに。

 

 「シナリオってメッサリナさんは言うけれど、生きることにシナリオなんて必要なのかな?」

 

 少し前髪を邪魔くさく感じて、利き手で一度掻き上げる。

 

 「要るよっ! みんなと仲良くなって結婚して幸せになるんだもんっ!!」

 

 「男の人とばかり仲良くなっても……それに王国だと多重婚は無理じゃあ」

 

 不都合が生じすぎるし、王国では国王陛下や王太子殿下にしか認められていない『特別』である。

 

 「大丈夫だよ、ヘルベルトさまが王さまになれば出来るから!」

 

 ええ、国王陛下の意向を無視する気なのだろうか。王太子の座はもう決まっていて第一王子殿下なのだけれども。他国から王太子妃殿下として婚約を結んでいるし、覆すことは困難だろうに。

 やばい、政治犯だよこの子。国家転覆狙ってるよ。そりゃ牢屋から出せる訳がない……思想が危なすぎる。上層部がまともで良かったと安堵して。

 王族に連なる人たちがどんな人たちかは、第二王子殿下しか知らないけれど。この子をこの場に閉じ込めた判断は正しい。そして騎士団から国王陛下へと報告されているだろうし。この子と第二王子殿下を隔離して正解だ。

 

 「無理、どうあっても覆ることはない」

 

 「どうして? どうして思い通りにならないの? ジークだって私の味方になるんだよ……フェンリルのリルくんを使い魔にして聖女になる筈だったんだよ……?」

 

 魔獣の前に飛び出したのは、そんなことが理由だったのか。馬鹿な子だなあと憐みの視線を向ける。

 

 「思い通りになんていかないよ、人生なんて。だから自分でしっかり考えて前に進まなきゃね。シナリオなんてものを頼りにしてる場合じゃないんだよ。本の世界じゃあるまいし――……もう遅いだろうけれど」

 

 彼女がどこかのスパイでないなら、このまま幽閉か流刑くらいかなあ。陸の孤島の修道院という手もあるけれど、処分を下すのは私じゃないし考えてもしかたない。

 

 「大丈夫だよ、私は主人公だもん……困っていたら誰かが……みんなが助けてくれるっ!」

 

 「――言葉が通じない……堂々巡りかあ」

 

 諭すのは無理そうだなあ。反省して刑を軽くできる道もあっただろうに、彼女にその意思はなさそうである。

 

 「ジークっ! 助けてっ! ここから出してっ!」

 

 彼女の望み通りになるのか試してみるかと、ジークに顔を向けて場を譲ると、深々と溜息を吐いたけれど言いたいことがあるのか仕方なくといった様子で変わってくれた。

 

 「無理だな。――それに名も知らぬ女に俺の愛称を呼ばれるのは不愉快極まりない」

 

 「だってジークがそう呼んでって……」

 

 「俺はそんな事をアンタに一言も言ってはいないし、許しているのはこの場に居る二人と残りの仲間だけだ」

 

 「なんでっ! どうして……ジークはその女と付き合っているの?」

 

 凄いところに飛躍したなあ。彼女の頭の中を見てみたいけれど、お花畑だったか。

 

 「…………」

 

 ジークがかなり辛そうな顔をして押し黙るのだった。

 

 ◇

 

 急に喋らなくなったジークに違和感を感じて、ヒロインちゃんを見る。一体彼女はジークになにをしたのだろう。

 

 「ジーク?」

 

 「……兄さん?」

 

 「っ! すまない、なにか……」

 

 顔を抑えて数歩下がるジークはリンに任せて、鉄格子の向こうに居るヒロインちゃんを睨む。

 

 「何をしたの?」

 

 「え?」

 

 「……何をしたと聞いている」

 

 自分でも驚くくらいに声色が下がっていた。

 

 「な、なにも……私は何もしてないよ!」

 

 「何もしていないのに、ジークがあの状態になるはずがないでしょう!?」

 

 「でも……でもっ!」

 

 怒りで魔力が体の中で渦巻くのがわかってしまう。ぶわりと溢れる魔力と同時に私の髪も揺れて、鉄格子の金属が魔力と反応して声高い妙な音を奏で始めた。

 

 「ナイっ!」

 

 「聖女さまっ!」

 

 リンと護衛だとついて来た騎士が声を張るけれど、構っている余裕はない。目の前のコレはジークに一体何をしたというのだ。

 鉄格子の隙間に手を入れて、目の前の物体の胸倉を掴んで顔を引き寄せて互いの鼻先まで近づける。至近距離で合う目と目。若草色の瞳に私の顔が映り込んでいるけれどそれより奥から何かを感じ取る。

 

 「――っ!! ……魔眼」

 

 「え?」

 

 きょとんとした顔を浮かべ呆けたままの目の前のアレを何の遠慮もなしに突き放すと、石畳の床にどさりと尻餅をついたのを横目にジークとリン、そして見張り役でついて来ていた指揮官の人に声を掛ける。

 

 「すみません、急いで魔術師もしくは呪術師の手配を。――ジーク、大丈夫?」

 

 私の言葉に指揮官さんは同じ場所にいる他の騎士へと伝達。走って塔の階段を昇って行ったので、手配はしてくれるようだ。

 

 「あ、ああ。少しくらっときただけだ……」

 

 額に手を充てて片膝をついて耐えているジークに治癒魔術を掛けるけれど、効果があるのかは分からない。

 

 「無理しないでいいから、取り合えずここから出て外の空気吸おうか」

 

 「行こう、兄さん」

 

 「聖女さま……!」

 

 「申し訳ないのですが、先に彼を外に出させてください」

 

 「それは勿論です。――お時間を取らせて申し訳ないのですが、あとで事情の説明をお願いしたく」

 

 「ええ、承りました」

 

 押し倒されたことから回復したのか、ヒロインちゃんが鉄格子に縋りながら髪を振り乱して叫ぶ。

 

 「待ってっ! 待ってよぉ!! 私を置いて行かないでジークっ!! 大好きなのにどうしてアタシに振り向いてくれないのっ!!」

 

 「…………アンタじゃあ勃たねえんだよ。趣味じゃない」

 

 「……っ!!」

 

 女として完全否定されたなあ、ヒロインちゃん。

 

 ジークがこうして口を荒らげるのは珍しいからよほど腹に据えかねてたんだろう。きょとんとしたのちに顔を真っ赤に染めていたヒロインちゃんを置いてけぼりにして、入口へと向かう。

 ちょっとアンバランスだけれど左側にリン、右側を私が支えてようやく外にでて、王城の敷地内で少し行儀が悪いけれど緊急事態だとジークを芝生の上に座らせる。

 

 「――すまん」

 

 「ジークの所為じゃあないでしょ。一応治癒を施してるけれど、気持ち悪いとかある?」

 

 「お水貰ってくる!」

 

 どうやら騒ぎを知って駆け付けた騎士団の人たちがこちらへとやってくる。それならば護衛は不要だろうとリンが水を貰いに走っていった。

 

 「…………ジーク」

 

 「どうした?」

 

 少し顔色の戻ったジークにふと湧いた疑問を投げかける。

 

 「不能なの?」

 

 「……っ! 言葉を慎めっ!!」

 

 「あだっ」

 

 頭に遠慮のないジークの手刀が落とされるのだった。

 

 

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