魔力量歴代最強な転生聖女さまの学園生活は波乱に満ち溢れているようです~王子さまに悪役令嬢とヒロインぽい子たちがいるけれど、ここは乙女ゲー世界ですか?~ 作:行雲流水
二年生二学期が始まって一ヶ月が経った。
国と教会の判断で、フェルカー伯爵と男性に会う日取りが決まる。国を跨ぐ大商人ということで、伯爵の発言を無下にはできないようだ。フェルカー伯爵家は貿易商として名を馳せ、巨万の富を築いている。
国に納める税金や教会への多額の寄付で頭が上がらないようだった。裏事情をアルバトロス上層部と教会から教えられ、お金の大事さは痛感している身の故に『仕事としてならば』と言って、フェルカー伯爵との面談を受けたのだ。これ以上の面倒ごとは困るので、国と教会の立会もお願いしておいた。どうせ報告されるのだから、現場に関係者がいた方が話は早いし。
父を名乗る人物とフェルカー伯爵からの打診から時間が随分と経過したのには理由がある。フェルカー伯爵の庇護下にいる男性が体調を崩して、少々待って欲しいと伯爵側からお願いがあったのだ。流石に病人に無理をさせる訳にはいかないと、延びに延びて一ヶ月の時間が経過してしまった。
私は学院と教会の礼拝に治癒院と城の魔術陣の魔力補填を行っているだけなので問題ないが、アルバトロス上層部は問題解決を早々に済ませたいのに、フェルカー伯爵側の問題でやきもきしていたようだ。
とはいえアルバトロス上層部もタダで待っている訳ではない。男性の身元を特定していた。フェルカー伯爵が援助している店で働いている人だそうで、既婚歴アリなのだとか。今現在は子供はいないそうなので、死別か捨てたか……。真実はどちらにしろ、会合の後はもう関わるつもりはない。
会合はアルバトロス城の近くに聳え立っているホール――お金持ちのお貴族さまが借りて、盛大な夜会を開いているらしい――の来賓室で執り行われる。ちなみに来賓室は商談の場に使用したり、大事な話し合いをするときに借りるのだとか。
ホールを借りて夜会を催すことは一種のステータスでお貴族さまたちの間では、一生に一度は借りて盛大な夜会を執り行いたいという気持があるって。教えてくれたソフィーアさまとセレスティアさまは興味がなさそうだったけれど、バーコーツ元公爵さまが好きそうだよね、と懐かしい人物の顔が浮かんだ。
参加者は私、ハイゼンベルグ公爵さまとヴァイセンベルク辺境伯さま、王国側からは宰相さまが立会い、教会からもお偉いさんたちが招かれている。そしてフェルカー伯爵と男性だ。約束の時間に遅れるのは失礼だろうと、時間前に子爵邸から城へと転移して馬車で移動する。移動といっても約束の場所までほど近く直ぐに辿り着くのだった。
時間にルーズな所があるので、三十分前に到着した私たちが一番乗りだと考えていたのに来賓室の中には、既にフェルカー伯爵と男性の姿にフェルカー伯爵家の護衛の人が待っていた。魔術師も何名か雇っているようで、随分と護衛戦力に力を割いているようだ。過剰な気もするが、私も護衛の人数は多いので彼に指摘するとブーメランが刺さる。
ここで自己紹介と行きたい所だが、立会人の王国側の方々がいらっしゃっていない。お互い会釈だけに留めて、指定された椅子に座り、ジークとリンが真後ろに控えソフィーアさまとセレスティアさまも並ぶ。
無言のまましばし待っていると、物凄い不機嫌な公爵さま――本当に珍しい――と辺境伯さまが入室し数分遅れて宰相さまがやってきた。みんな時間前にやってくる辺り、気合の入り方が違う。というか、王国と教会の人たちの雰囲気が凄く重苦しいのだけれど。一体何があった……。不思議に思いつつ、彼らの護衛の中には副団長さまの姿を確認した。副団長さまは普段通り。
荒事もしくは魔術の知識が必要なときや、摩訶不思議なことが起こった場合は、副団長さまが同席しているけれど。荒事になるはずはないというのに。魔術で親子関係を証明できるものでもあるのだろうか。
お貴族さまに重宝されそうだから、ありそうだなあと後からやってきた方たちに頭を下げた。余計なことを考えていると、私の側には後ろ盾である公爵さまと辺境伯さまが座り、対面にフェルカー伯爵たちが向かい合う形となった。王国側と教会の方々は、右と左に分かれて座している。
――さて、なにがあるのか。
父と名乗る男性は私と親子関係を証明できるものを提示すると言っていた。科学的判定を行えないから、一体どんなものを証拠として出すのか。とりあえず話を聞いてからだな、と誰にも分からないように深く息を吐く。
「では、始めましょう」
立会人の宰相さまが声を上げて、面会が始まった。まずはフェルカー伯爵からの挨拶のようだ。父と名乗る男性は、私に視線を向けたまま外そうとしていない。
自身の娘に会えることが嬉しいのだろうが、私は実の父に会ったところで感情はなにも湧いてこない。むしろ、困惑とか迷惑だというマイナスの気持ちしか湧かず、早く終わらないかなと願ってしまう。仕事なので、感情を表に出す訳にはならないと聖女として取り繕う。
「ナイ!」
宰相さまが音頭を取り始めて直ぐ、父と名乗る男性が大きな声で私の名を呼んだ。私が自分で付けた名前だというのに、さも自分たちが付けましたというような体で呼ばれてしまうと不快感が込み上げる。座っていた椅子から立ち上がり私に詰め寄ろうとしたけれど、フェルカー伯爵が片手を伸ばして男を制止した。
「――宰相閣下、申し訳ありません。発言のご許可を」
「フェルカー伯爵、申せ」
フェルカー伯爵が進行役の宰相さまに申し出て、宰相さまは許可を出す。
「皆さま、お見苦しい所を見せて申し訳ない。彼は私の店で雇っている者で、平民故に貴族のしきたりには疎い所があるのです。娘に会えた嬉しさで、気分が高まってしまったようだ。どうか寛大な心を」
深々と全員に頭を下げるフェルカー伯爵。ここでいちゃもんを付けても話が始まらないのはみんな理解しているので、フェルカー伯爵の言葉に頷くだけだった。
公爵さまと辺境伯さまが同席しているけれど、見守り役なので話に割って入る気はない様子。立ち行かなくなった時や問題に発展しそうになれば話に加わると言っていたので、先ほどの男性の行動くらいなら静観を決め込むようだ。
私に近づけば護衛の騎士さまが立ちはだかり、最終ラインにはジークとリン、そしてソフィーアさまとセレスティアさまがいるうえに、今日は副団長さまも同席している。やはり過剰だなと苦笑いを浮かべながら、私たちから男性へ視線を変えたフェルカー伯爵を見ていた。
「まだ発言は許されていないよ。――教育が行き届いていなくて申し訳ない。黒髪の聖女の父と名乗り出た者の教養が低いとなれば、ミナーヴァ子爵の評判にも関わると以前にも申したのだが……」
「旦那さま……申し訳ありません」
店子でいいのかな。男性はフェルカー伯爵が運営する店で働いているようだ。なるほど、伯爵を頼れば私と接触できると考え、話を聞いたフェルカー伯爵は善意か益を得られると男性の味方となったようだ。
男性の保護をした時期によるが、一体彼らとの間でどんな話をして、取引をしたのやら。富を築いている大商人であれば、打算も働き頭も良いはずだ。勝算があるからこそ私と国に面会打診の手紙を認めたのだろうが、読めないフェルカー伯爵の表情にどうしたものかと考える。
あくまでも話の主導はフェルカー伯爵と私である。男性の出る幕など、話し合いが終わってからしかないだろう。
「進めよう。フェルカー伯爵、ミナーヴァ子爵と男に血縁関係を証明するものがあると聞いたが?」
「ええ、宰相閣下。――こちらを」
部下に指示を出すと小さな木箱を王国側の近衛騎士さまへと渡し、騎士さまと副団長さまが中身の安全を確認してから、宰相閣下へと手渡した。それから私の下へと渡った木箱の中身は髪の毛だった。それも細くて柔らかそうな。赤子のものであると理解できるくらいには。そして。
「黒髪……」
「アルバトロス王国では黒髪は珍しい、いえ、ミナーヴァ子爵しか存在致しません。彼が十年以上所持をしていたもので、父と名乗ったのには根拠があるのですよ」
フェルカー伯爵が右手を翳しながら言葉を紡いだ。確かに黒髪は珍しく、私しかみたことがない。
「伯爵閣下が仰るように黒髪の方はアルバトロス王国でお見かけしたことはありません。しかし過去にいた人物や国外の方のモノの可能性もありましょう」
髪の毛ならば偽装は簡単そうだけれど。黒色に染め上げれば、主張することは簡単だ。見破られることもあるだろうけれど、時間が必要だから一時の間相手を騙す為ならば十分に効力が発揮される……はず。男性が『そんな!』という顔を浮かべた。一応、フェルカー伯爵に従う意思はあるようで、事の成り行きをハラハラとした様子で見守っている。
「やはり、これだけではご納得頂けませんか」
「申し訳ありませんが……付け加えるならば、父と名乗る方が本物でも偽物でもどちらでも構わないのです。名乗り出た所で、関わる気はないのですから。仮に謀ったとすれば教会とアルバトロス王国から処罰されましょう」
話は平行線だろうし、もう終わらせたい気分なのだけれど。とはいえ、男性の表情からは諦めた様子はなく、まだ食いつく気満々そうだった。
「ミナーヴァ子爵の御状況を鑑みれば仰ることは理解できます。しかし、子を持つ親として彼の気持ちを理解できてしまう身では、話くらいは聞いて欲しいと願ってしまうのです。――少しの時間で構いません、貴方のお許しが出るならば聞いて頂きたい」
フェルカー伯爵は心優しい黒髪の聖女さまであれば吞んでくださいますよね、と言わんばかりの顔だった。
感情論できたかと片手で顔を抑えたくなるが、私の父親と名乗った経緯は聞いておかなければ、耳を貸さなかったことで何か問題を引き起こしても不味い。男性の話を聞くしかないなとフェルカー伯爵の言葉に小さく頷けば、ありがとうございますと恭しく頭を下げる彼に、嬉々とした表情となる男性だったのだ。
――フフフ。
誰かが笑ったような気がするが……気のせいかと誰にも悟られないように頭を振るのだった。
◇
私の許しといっても、状況的に話を聞かなきゃならないだろうに。私が癇癪を起して退室すれば、後から公爵さまの物凄い雷が落ちるはず。情報は大事で、王国側が男性の情報と本人から得た情報を精査する。
私が喋ることでフェルカー伯爵にも情報を与えていることになるので、余計なことは言わない。事前に家宰さまとソフィーアさまとセレスティアさまの三人で、私の情報が王都にどれだけ漏れているのかを調べて貰い、報告書として挙げて貰っている。フィーネさまとメンガーさまにも協力をお願いして、聖王国が得ている私についてのことを教えて貰い、メンガーさまからはお貴族さまの間で広がっている私についてのことをご教授頂いた。
頂いた情報を頭の中に叩きこんできたので、余計なことは話さないつもりだけれど……交渉人ではないし、こういう会談の場は苦手。メンドイと顔に出そうになるが、聖女スマイルを張り付けて――引きつっているけど――仕事仕事と納得させるしかなかった。
男性の話を聞いて欲しいと言ったフェルカー伯爵であるが、男性についての説明は伯爵自身が行うようだ。男性が私を気にしてチラチラ視線を寄越しているけれど、目を合わせない。
合わせてしまうと、都合よく解釈されそうなのでフェルカー伯爵だけを凝視する。
「彼の祖先は、南大陸の者だそうです。黒髪黒目の民族だったようで、大昔は強大な魔力を所持していましたが、月日を重ねる毎に力は弱まっていき黒髪黒目の者の数も減っていったそうです」
フェルカー伯爵の話によると、男性は西大陸出身であるが先祖を辿れば南大陸出身らしい。南大陸では出自が確りしている家で家系図も残っているのだとか。出自が確りしている家の人がどうして西大陸にやってきたのか不思議に思って問うとなんとも言えない答えが返ってきた。
「一族の間で抗争が勃発し彼の家は争いに敗れ、南大陸を追われ流れ着いた先が西大陸。彼の家はアルバトロスより南の国を安住の地と決め、長い旅を終えました」
お貴族さまや武家にはありそうな話だった。東大陸同様に、南大陸の情報を手に入れる術がない。物別れになった彼の家が南大陸に存在しているかどうかも分かりはしない。
フェルカー伯爵も男性も知らないだろうし、気にするべきことではないのかもしれないが。抗争理由は強大な魔力を持つ黒髪黒目をどう生み出すか、で揉めたのだとか。黒髪黒目を維持するか、弱体化したものの大きな魔力持ち同士を婚姻させて魔力の維持を図るのか。両方の維持は無理だった。黒髪黒目の者が減り、血が濃くなることで肉体と精神に障害を持つ者が出やすくなったのだから。
抗争に負け南大陸から逃れた一族は、黒髪黒目の維持を掲げた派閥だった。大昔、西大陸には黒髪黒目の者が多く住んでいたという話をどこからか聞きつけ移住先に選んだ。小さな船で長期間移動していれば、航海に耐えられない者が続出して数を減らした。死屍累々で西大陸に辿り着いたものの、西大陸でも黒髪黒目は数を減らして見つける事ができなかったとか。
とはいえ家の存続には血を残さなければならない。魔力を多く持つ者同士を婚姻させたり、黒髪や黒目を持っている者同士を婚姻させて、どうにか血を繋いでいた。そしてある時、一人の男児が生まれた。それが男性だったそうで。
「黒髪黒目にほど近い、濃い青髪と黒目の彼は家の者から期待されたそうです。だが古い価値観を守り続け、家から望んでいない婚約者を宛がわれたことを切っ掛けに家出したとのこと……」
男性に宛がわれたのは、魔力を多く持ち黒に近い髪色で鳶色の瞳を持つ女性だったとか。家の道具として自身と婚姻することに、なんの疑問を持っていないのはおかしいのではと男性は考え始め、黒髪黒目の再興をと願う家のやり方に反発を持ってしまった。南の国しかしらない男性が家の呪縛から逃れる為に、選んだ先はアルバトロスだった。
家から持ち出した路銀も尽きて途方に暮れていた時、一人の女性と出会ったそうだ。行き倒れた男性を助けた、警戒心もなにもみせない純真無垢なアルバトロス出身の女性に惚れたと。女性も同じ時間を過ごすうちにほのかに淡い恋心を抱き、貧乏でも良いから添い遂げようと誓い夫婦となった。しばらくして彼女が妊娠していることを知り喜んでいたが、十月を過ぎでも生まれない。
生まれないことに不安を覚えつつ待つことしか出来ないが、一年の時間を掛けて小さな赤子が生まれた。己の腕にすっぽりと収まる赤子を抱いて、十月以上に時間が掛かったというのに、他の赤子と比べると小さい事が気になるが。それ以上に男性は実家の存在が気がかりだった。
何故、家の者たちが望んで止まない黒髪黒目の子供が産まれるのだ。何故、自身の子として生まれたのだ。自身が黒髪黒目で生まれていれば……家から出ることはなかったのでは。
いや、それよりも。自身の所在が実家に知られてしまえば、子供は確実に取られてしまう。濃い青髪に黒目の男性より、黒髪黒目の赤子に価値がある。自身の血を半分持っているということは、家の血を引いているのも同義。
赤子が生まれてから三日目、産後の肥立ちが悪くあっけなく女性が亡くなった。どうしてと嘆いても、死んだ人間は戻ってこない。黒髪黒目が生まれたと聞きつけた実家に発見されること、幼子を取られることを考えると苦渋の決断を下そうとした時、子供が産まれず悩んでいる夫婦が自分の元を訪れた。
必ず幸せにするから、子供を譲って欲しいと告げられたのだ。
乳離れも終わらない赤子を男手ひとつで育てるには無理がある。彼らの身形は良く、穏やかそうな夫婦だった。実家に取られる可能性もあるが、自身の下にいるよりも身形の良い夫婦に任せた方が幸せになるだろう。赤の他人であれば実家も赤子を奪えまいと考え、生まれて間もない自身の子を、不妊に悩む夫婦に託し三年の月日が経った。
ふと気になって夫婦の下を訪ねると、血の繋がった子供ができたので貧民街に捨てたという。申し訳ないと泣いて謝る夫婦が私に差し出したものは、一房の黒髪だった。申し訳がないと貧民街に捨てた際に髪を切り、遺品として残したとのこと。三歳にも満たない子供が貧民街へ放り出されれば、死ぬしかない。男性は子供は死んだと諦め、遺品だけを夫婦から引き取った。
それが十二年ほど前。数年前から王都で噂されるようになった黒髪の聖女は自身の子だと確信していたが、会う資格がないと思い止まっていたそうだ。
この一年で黒髪の聖女の名がうなぎ上りになって、何度も耳にするようになった。私の子供だと言っても、誰も信じてくれやしない。どうすれば認めてくれる? 黒髪の聖女である彼女が親と認めてくれれば……!
勝手なものだ。まあ、勝手なのだからこちらに迷惑が掛からぬ程度で勝手にすればいい。少し気になることがある。
――生まれ変わった私に子供の頃の……赤子時代の記憶はない。
乗っとり……というヤツか。おそらく死んだ子供に私の記憶が憑依したのだろう。私はその子に上手く成り代わったという訳か……。しかしまあ、フェルカー伯爵も胸糞悪い話を、本人を目の前にしてぶっちゃけたものである。視界の端に号泣しながら私を見ている男性が映っているが、視線は向けない。公爵さまたちが不機嫌な理由はコレか。通常の精神であれば、立ち上がって男を罵倒し始めていてもおかしくはない。
けれど私の前世は元不良。親のいない友人や親から酷い虐待を受けてグレた子とかザラにいたし、これ以上に胸糞悪い話も聞いたことがあるから、割と平然としていられる。
まあ、人間なのだから己の欲望に忠実なのだろう。父と名乗る男性もフェルカー伯爵に、どこかに存在しているであろう男性の実家も。
「彼はミナーヴァ子爵に謝りたいそうです。妻に先立たれ悲しみに暮れる中で貴女の活躍を聞く度に、その気持ちが強くなり止められなくなった。彼は教会の懺悔室にも赴き黒髪の聖女さまへの面会を打診したようですが、凄い剣幕で追い払われたそうです」
潮時かな。公爵さまと辺境伯さま、教会の面々と宰相さまを見れば、こくりと頷いてくれた。どうやら好きにして良いらしい。
「――閣下」
相手は伯爵さまなので敬意を払っておく。上辺だけ。さて、上手く誘導できるといいなあと、口元をゆっくりと緩めた。