魔力量歴代最強な転生聖女さまの学園生活は波乱に満ち溢れているようです~王子さまに悪役令嬢とヒロインぽい子たちがいるけれど、ここは乙女ゲー世界ですか?~   作:行雲流水

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0397:面倒なこと。

 登城せよとアルバトロス上層部から要請があり急いでやってきた。通された会議室には何故かフィーネさまとメンガーさまの姿があり、私の顔を見るなり安堵した表情を見せた。

 二人ともお城へ呼ばれても今であれば緊張するような性質ではないのに、一体どうしたのか。そして私を見るなり安堵したのも、頭に引っ掛かりを覚える。近衛騎士の方に席を勧められてお礼を伝えると、彼は私の下を離れて行く。立ったままお二人に顔を合わせると、雰囲気を察知したのかフィーネさまとメンガーさまは椅子から立ち上がった。

 

 「フィーネさま、メンガーさま、お久しぶりです」

 

 挨拶をしなければ始まらないだろうと、私から声を掛けた。肩の上に乗っているクロも『久しぶりだねえ』としみじみ呟き、ジークとリン、ソフィーアさまとセレスティアさまも目礼したようだ。

 

 「お久しぶりです、ナイさま」

 

 「ミナーヴァ子爵、お久しぶりです」

 

 深々と頭を下げるフィーネさまとメンガーさまに苦笑いを浮かべ、会議が始まるまで今少しの猶予があり、フソウで手に入れた品々の話をしようと椅子に座す。私に倣ってお二人も椅子に腰を下ろすと、フィーネさまが真っ先に口を開いた。

 

 「ナ、ナナナナ、ナイさま!!」

 

 「はい。どうしました?」

 

 凄くどもって慌てている様子のフィーネさまに内心どうしたと驚きつつ、外には出さぬまま返事を返す。メンガーさまはフィーネさまを落ち着かせようと試みているが、結局口も手もでなかったようだ。

 

 「どうしてそんなに落ち着いていられるのですか!? 鸚鵡が見つかったのですよ!」

 

 「え?」

 

 あれ、フィーネさまに鸚鵡の件を伝えていないはずなのだけれど。もしかして聖王国経由で私が問い合わせたことを知ったのか……それにしたって情報が早いと首を傾げていると、見かねたメンガーさまがフィーネさまのバトンを繋いだ。

 

 「ミナーヴァ子爵。鸚鵡の件ですが、俺はアルバトロス上層部から、大聖女さまは聖王国から帰国後直ぐに聞きました」

 

 「帰国後?」

 

 帰国、ということはどこかしらの国へ赴いていたのだろう。でも今現在のアルバトロスと聖王国では他国に赴く機会は滅多にないのに。あるとすれば留学か商家の方が近隣諸国に買い付けに赴くくらいだろう。竜の背に乗って飛び回っている私が言えたことではないけれど、お二人はどこにお出かけしていたのやら。

 

 「俺たちは昨日までアガレスへ赴いていました。表向きの理由はウーノ殿下が俺たちに謝罪したいと連絡が入り向かった、と」

 

 ならば真の理由はと問う前にメンガーさまが教えてくれた。曰く、共和国の主人公とヒーローがどんな方なのか気になるし、騒ぎを起こされても困るのでアガレスに情報収集に行ったと。フィーネさまはアガレスに渡った宣教師さんの様子も気になっていたから赴いたと教えてくれる。鸚鵡の件は、ウーノさまが主人公の肩の上に鸚鵡が乗っていたと教えてくれたのだと。

 

 「え?」

 

 あ、あれ。なんで鸚鵡さんが共和国のゲーム主人公の肩の上にいるのだろうか。

 

 「驚きますよね。私も驚きました。本気で驚いたのはナイさまが鸚鵡を探していると知った帰国後ですが……」

 

 微妙な顔のフィーネさまが言葉を零した。

 

 「俺も驚きました。そしてミナーヴァ子爵か亜人連合国の方々が怒るのでは、と」

 

 「流石に現時点で怒るのは気が早いかと。鸚鵡さんが彼女に懐いた可能性だってありますし……」

 

 ゲームの主人公が五十歳以上であれば難破船の関係者かと勘繰るが、まだ十代である。家庭で飼っていたかもしれないし、誰かから譲り受けたのかもしれない。肩の上に乗せているだけで非道だとは言えなかった。

 

 「――失礼いたします」

 

 会議室に顔を出したのは宰相さまだった。腕に紙束を抱えているので、今日の司会進行役だろうか。そろそろ会議が始まるので、転生者組で話をすることはできないと口を閉ざした。

 フィーネさまとメンガーさまの話と様子を見るなり、会議の内容は鸚鵡の件かもしれないし。鸚鵡さんが見つかったかもしれないと言うのに、割と平静でいられるものなのだとぞくぞくと会議室に入ってくる面子の顔を黙って眺めていた。

 

 「お前さんたち、よく巻き込まれているな。まあ、ナイが一番引き込まれているが」

 

 公爵さまが顔を出すなり、不敵に笑いながら仰った。

 

 「確かに私が一番なにかに巻き込まれていますが……。閣下、今回の件は難破船の船員さんが面白半分で南の島から鸚鵡を持ち帰ったことが原因です。責めるなら当時の方々にお願いします」

 

 「それはそうだ」

 

 私の言葉を聞いた公爵さまは更に面白そうに笑った。おそらくフィーネさまとメンガーさまの緊張を解きほぐすための冗談だろう。

 それに公爵さまはどうアルバトロスが動くべきか、どう動けばアルバトロスが一番優位に立ち回れるかを頭の中で考えているに違いない。会議室にはアルバトロス上層部の極一部、というか私たちが転生者だと知っているメンバーが選ばれたようで、重要なポストに就いている方々ばかりだった。

 

 「どうしてこちらへ?」

 

 殆どの席が埋まった頃、ディアンさまとベリルさまとダリア姉さんとアイリス姉さんも姿を現し、私の隣にディアンさまが腰を下ろした。

 

 「島で起こったことだからな。我々も噛ませて頂く」

 

 何故と首を傾げれば、ディアンさまが答えてくれた。確かに南の島で起こったことだし、ディアンさまたちが同席しても問題はないか。

 立ったままのベリルさまとダリア姉さんとアイリス姉さんと挨拶を交わしていると、陛下が会議室にいらっしゃる。流石にもう世間話はできないと前を向くと、陛下が集まった方々の顔を見たあと口を開く。

 

 「皆、集まったようだな。宰相、経緯の説明を」

 

 「はっ!」

 

 陛下の言葉に答えた宰相さまの説明は、私が南の島で鸚鵡さんと会ったこと、そして鸚鵡さんが番を探し求めていることを搔い摘んで説明してくれた。フソウで起こったことは皆さま既知なので説明は省くと仰ったけれど、ダリア姉さんとアイリス姉さんから『あとで教えてね』『興味ある~』と念話が飛んできた。

 

 「して、ミナーヴァよ。此度の件、どう動く?」

 

 一通りの説明を終えた宰相さまのあとを継いだのは陛下だった。単刀直入というか、私に直接問いかけてくるあたり、自分の立ち位置がアルバトロスで随分と高くなっていることを思い知る。

 

 「共和国の許可が下りれば少女と会ってみようと考えております。都合良く共和国はわたくしに興味を持っているので拒否はされまいと。問題は、一度面会を断っているのに、私が態度を急に変えたことでしょうか」

 

 なにも考えない人であれば、諸手を上げて会ってくれるだろう。強かな方であれば、何故面会を望むと警戒するはずだ。まあ、本題は鸚鵡さんなのでゲームの主人公自身に全く興味はないというのが少々可哀そうではあるが。

 嘘は吐きたくないので、正直に理由を話すことになるだろうけれど。そこから共和国と少女がどう出てくるかで、問題が複雑化するのか、あっさりと解決するのかが決まる。鸚鵡さんは番に会いたいと願っているだけだから、あとは番の鸚鵡さんの意志次第だ。

 

 「共和国は黒髪黒目信仰が厚い。お主が赴けば大変なことになる可能性もあるぞ?」

 

 「事実であれば逆手に取ることもできましょう。あくまでわたくしは共和国の少女の肩に乗る鸚鵡が目的です。それ以外を相手方が望むのであれば、話の内容次第で断るも受けるもわたくしの自由かと」

 

 少女と会う許可さえ頂けるなら、あとはどうとでもなる気がする。申し訳ないが、差別を失くしたいという少女の願いに興味はなく、自国で解決するべき案件だ。手を出して、超面倒に成り得ることもあるだろう。世界の歴史を紐解けば、当時は良かれとやったことが未来で大事になっていたりする。

 

 「以前、アルバトロスに赴いた共和国の使者が、ミナーヴァを遠くから見て涙を流しながら頭を下げていたと知ってもか?」

 

 「え……」

 

 陛下ったら冗談を……と公爵さまの顔、宰相さまの顔、そしてその他のアルバトロスの重鎮メンバーの顔を見ると深く頷き冗談ではないことを証明してくれた。嘘だと言ってよ、陛下ぁ! と言いたくなるけれど事実なら受け入れるしかない。

 マジかと心底嫌な予感を抱えていると、エルフのお姉さんズが滅茶苦茶愉快そうな雰囲気を醸し出している。当事者ではない人は良いけれど、黒髪黒目の私はどこに心を置けば良いのだろうか。神さまではないし、ただ一人の人間であるのに。ふうと深く長い息を吐いて、陛下を再度見る。

 

 「わたくしの目的はあくまで鸚鵡です。それ以外、興味はありませんが……」

 

 しかし困った。共和国に私が赴けば大事になることが決定したようなものである。面倒を避けるために少女をアルバトロスに召喚することもできるが、共和国は反対すれば入国できないし……。

 

 「ただ黒髪黒目信仰が厚いのであれば、共和国も一枚岩ではないでしょうし、なにかしら行動に移すものがいてもおかしくはない、と考えられます」

 

 その矛先が少女に向くか私に向くかも分からない訳で。私が少女とコンタクトを取りたいと知れば、無法に走る人がいてもおかしくないのだし。それとも黒髪黒目信仰が厚いなら、少女を崇めたて都合よく政治の道具として扱うのか。

 

 「ああ、そうだ。一個人であれば相手は容易い。だが相手が国となればいろいろと考えねばならぬことが増える」

 

 むー……と考え込む一同に『やってみなくては分からない』と公爵さまが声を上げた。確かに考え込んでも仕方ないことだし、先ずはアクションしてみようと少女とのコンタクトを取ることになったのだった。

 

 ◇

 

 ――面倒なことになるだろう。

 

 アルバトロス上層部と私たちの見解はコレに尽きた。会議室での話し合いを終えると皆さまがぶっちゃけたのだ。主に私がキレ散らかした場合と限定されて。

 何故、私がキレ散らかす前提なのだろうか……と文句を言いたくなるが、キレた時の行動を今思い返すと破天荒過ぎたかもしれない。まだ理性が残っていたから暴れても良い許可を得ていたけれど、仲間内を人質に捕えられれば自爆特攻も辞さないし……。

 

 長期休暇、残り二週間。

 

 面倒な問題はさっさと片付けて新学期を迎えたいものだが、共和国の出方次第でさっくり解決するか、面倒になるかが決まるはず。

 鸚鵡さんだけアルバトロスに送ってくれと願うこともできるが、ゲーム主人公の肩の上にいる鸚鵡さんが南の島出身と限らない。共和国が東大陸から西大陸への移動手段は船での移動である。おそらく医療技術や食料保存技術は優れていないので、決死の覚悟が必要であろう。そんなことを踏まえていると、やはり私が赴いて直接会った方が良い気がしてならなかった。

 

 とりあえず共和国へ出す手紙を認めようと、子爵邸の執務室へ主だったメンバーが集まっていた。ジークとリンは壁際に控え、ソフィーアさまとセレスティアさまは私の正面に立っている。

 家宰さまも横で話を聞いているので本当にいつもの面子なのだけれど、少々違う人たちが交じっていた。誰を隠そう、フィーネさまとメンガーさまである。執務室の応接机にちょこんと二人並んで座っていた。

 

 フィーネさまの意志もあるのだろうけれど、今回のことについて聖王国は最後まで関わる決意を持ったようだ。

 メンガーさまは公爵さまから『協力してくれ』と言われれば『はい』と言わざるを得ないだろうけれども……。公爵さまなら報酬をきっちり用意してくれるから、遠慮せずに伝えて欲しいなあとメンガーさまをチラリと見た。

 

 執務机に広げている真っ白な手紙用の紙に視線を落とすと、ソフィーアさまとセレスティアさまが半歩前に出た。

 

 「しかしナイが赴く必要があるのか?」

 

 「ええ。共和国の方々をアルバトロスへ召喚する方が早いのでは?」

 

 お城での繰り返しになってしまうが、お二人も気になっているのだろう。片眉を上げて小さく首を傾げるソフィーアさまと、鉄扇を広げて口元を隠しているセレスティアさまが白紙の紙に視線を落とす。

 

 「確かに来てもらう方が楽ですが、こちらから赴いた方が時間は短縮されます」

 

 こちらに来て頂く方が面倒が少ないが、長期の船旅で死亡されても困るのが本音である。枕元に恨み節を唱える人が現れても困るし怖すぎだ。

 そうなってしまうと私はまたマンドラゴラもどきのような叫び声――ジークとリンが私の叫び声はソレにそっくりだと教えてくれた――を上げなきゃならないし、子爵邸で働く人たちに迷惑を掛けるのが目に見えている。絶対にノーセンキューだから、やはり私が赴いた方がいろいろと都合が良い。多分。

 この辺りも丸っと説明すると、フィーネさまとメンガーさまは幽霊が嫌いなことを知っているので納得してくれ、ソフィーアさまとセレスティアさまは『アンデットとなにが違うんだ?』『恐れる意味が理解できませんが……』と首を傾げていた。

 

 「アンデットはジークとリンに斬って貰うか、魔術で吹き飛ばせば良いですが、幽霊って普通の剣では斬れませんし、浄化もできないことがあるじゃないですか……」

 

 誰だって苦手な物はあるだろう。私は単純に科学的に説明できない存在が苦手で、無性に怖いのだ。

 

 「個人の差か」

 

 「の、ようですわね」

 

 ソフィーアさまとセレスティアさまはそれ以上言及することはなく話を進め、フィーネさまにゲームの主人公がどんな人物なのかを尋ねた。

 

 「性格は明るい子かと。貧富の差が激しく差別を受けていますが、彼女は理不尽を解消しようと他者のために行動を起こせる方でした。その……私が知る限りでは、ですが」

 

 フィーネさまが少し言い辛そうにソフィーアさまとセレスティアさまに語る。少し言葉を選んでいるように見えるから、ゲームの登場人物であったお二人に気を使っているようだ。

 ゲームの主人公が鸚鵡を手に入れたのはお祭りの出店で売れ残っていた所を見つけ、不憫に思いヒーローに強請ったとか。大切に育てていたから、お祭りの時よりも主人公と一緒に過ごすようになって毛艶と毛並みが良くなったらしい。

 

 「大聖女さまの情報を聞く限りでは悪い人には見えませんね」

 

 メンガーさまが小さく呟いた。確かにフィーネさまの言葉を聞く限り、共和国の主人公が悪いとは思えない。本心を隠している場合もあるし、周囲に騙されている場合もあるから気は抜けないけれど。

 共和国に打診しなければならないから、どうか彼女が普通の女の子でありますようにと願う。ヒロインちゃんの時や勇者さまの時のように、中身が別物の可能性だってあるし、ゲームのシナリオを知っているなら共和国編の流れは大きく変わっている訳で。私からの接触の打診を怪しまれている可能性もあるだろうから気は抜けない。

 

 「できることなら穏便に事が済むと良いのですが」

 

 私がそう言葉にすると周囲から視線が刺さる。穏便に済むのかと言いたそうな疑念の目だった。

 

 『ごめんねえ、みんな。まさか、こんなに話が大きくなるなんて全然考えていなかったから……』

 

 クロは私の肩から降り執務机に移動して、へたんと翼を広げながら小さく頭を下げた。

 

 「流石にクロを責めるのは筋違いだよ」

 

 たまたま偶然、そうなってしまっただけ。だからクロが謝ることじゃない。それに鸚鵡さんの番を探すためにと、亜人連合国に掛け合ってくれたのはクロ自身だし、フィーネさまとメンガーさまにも鸚鵡さんの事情を伝えたのはクロである。

 今回それもあって、移動手段は亜人連合国の竜の方々が名乗り出てくれているし、フィーネさまとメンガーさまも協力してくれているのだから。気にしない、気にしない、とクロの頬を指先で突っつけば、私の手首にクロの長い尻尾が絡みついた。ふはっ! と妙な声を上げ見てはならないものを見てしまった方は放置して。

 

 「手紙の内容は勘違いを引き起こさないために事実だけを認めた方が良いですね」

 

 無駄に期待する言葉は記さない方が良いだろう。もう起こった全てを手紙に書いてしまう方が、問題が少ない気がする。南の島の鸚鵡さんの事情を共和国側に伝えても良いと許可は頂いてあるのだし。

 

 「そうだな。いらぬ誤解を招くのは避けたいところだ」

 

 「………………ええ。鸚鵡が目的であることを隠して、貴女に会いたいと記しても勘違いされるだけでしょうから。黒髪黒目信仰があるなら尚更ですわね」

 

 ソフィーアさまとセレスティアさまが同意をくれ、フィーネさまとメンガーさまも異論はないようだ。それならば、と真っ白な紙に筆を綴る。

 

 「あれ、そういえば相手の男性ってどんな人なんですか?」

 

 ふと気付いて、フィーネさまに声を掛けた。周りの人たちも鸚鵡さんの件と私がどう立ち回るのか気になって意識が向いていなかったご様子。おそらく主人公と一緒にいるヒーローくんだろうし、なにか情報が欲しいところ。勇者さまのようにぶっ飛んだ方でなければ良いのだけれど。

 

 「えっと……確か……メインヒーローは……王道のイケメンタイプで優しい方だったような。ヒロインの言動を全て認めてくれて、ヒロインがやりたいことを支えてくれていたはずです。一人称が僕でしたし。記憶が少し朧気ですが」

 

 フィーネさまが眉間に皺を寄せて、おおよそ聖女らしからぬ顔になる。どうやら今回のヒーローくんに興味は薄かったのか、記憶が定かではないらしい。

 

 「記憶が飛んでいても仕方ないですよ。時間が随分と経っていますし」

 

 フィーネさまの記憶の中にあるゲーム情報は役に立つけれど、アガレスで異世界召喚を失敗している時点で、乙女ゲームセカンドIPシリーズのシナリオは大崩壊しているようなものである。繋がっていた線が切れてしまい、残った点を無理矢理に繋げているようなものだ。異世界に住む黒髪黒目の方の代わりに、私たち五人がアガレスに召喚されてしまった。

 共和国でも黒髪黒目信仰があるし、主人公との接触でシナリオが大きく変わってしまうのか、影も形もなくなってしまうのか。現時点で誰も知ることはなく、前を向いて進むしかないだろうと部屋にいるみんなと頷き合うのだった。

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