人外自称常識人、2度目の人生   作:白銀紳士

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2はすぐ上がると思います




最後に聞こえたのは車のクラクションとタイヤが地面が擦れる音、

そして自分の身体が何かに叩きつけられた音だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっ!?」

まるで初めて目を覚ました時のような感覚。それと同時に妙な気味悪さが纏わりついてきた

右、左と周りを確認するも白一色の世界。その世界の中でぽつんと存在する俺と目の前の像

まるで動きだしそうな程緻密に作られている像はまるで俺の方を見ているような気がしてしまうほどだ。

「いや、動いたりしないよな?」

有り得ない事を想像してしまう、まさか喋り出すんじゃないかとも思えてきた。

おそるおそる像に触れてみる。

「・・・・」

何も、起きない

「な・・・なんだ、何も起きないじゃないか」

その何かが起きると決まっているわけではないが そうとでも言わないと気持ちが落ち着かなかった。

と、像から手を放した時

「!?」

頭痛、吐き気、眩暈、三つの危険信号が鳴り響く

思わず膝を付き、倒れる

「な・・・んだ、これ・・・」

ぐるぐると回っている錯覚 体温が上がったり下がったり

像を触ったのがいけなかったのか、軽い気持ちで触れるんじゃなかったと後悔する

時間が経つごとにどんどん気持ち悪さが増し もはや耐えきれるものではなかった

ああ、もうダメだ そう思った瞬間

「合格」

透き通る声が身体を貫く様に聞こえる まるでさっきまでの気持ち悪さが消え去ったのだ

うぉぇっと嗚咽を漏らしながらも立ち直す

「第一試験は合格、よって力を授けよう」

スッキリスッカリ快調になった頭の中で今の状況を整理する こんな言葉が出た

 

「喉乾いた」

 

突然動き出した像はまた動きを止める

そしてこう言った

「力を欲すか?」

見事なまでのスルー

「いえ、いらないです」

「力を欲すか?」

「いえ、いらないです」

「力を欲すか?」

「いえ、いらな「力を欲すか?」」

「だからいら「力を欲すか!?」」

「いらな「力を!欲すか!?」」

「いりま「力を、欲すか!?」」

「・・・欲します」

「良かろう、力を授けよう」

意味が分からない 危険信号3連発を喰らった後に合格だ、と言われて力を欲すかって 何なんだ一体

「達者でな」

「は?」

俺の足元は真っ黒な穴になっていた

「よろしく頼むぞ」

「意味わかんねーからぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!!」

落ちる、というよりは吸い込まれる 取り込まれるという感じだ

纏わりつくような ねっとりと気味悪い感覚の中に取り込まれていった




申し訳ないですが2が吹っ飛びました
投稿は明日になると思います
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