人外自称常識人、2度目の人生   作:白銀紳士

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ほむらちゃんマジほむほむ




ガシャン

「おめー合わせて二人だな まぁ一人じゃない分退屈しないだろ」

男は実にむかつく言い方で語りかけてくる

「じゃあな また会えたら会おうぜ」

そう言い男は外へ出て行く

さて今の状況を説明しよう

左手には手錠 ちなみに隣に少女が一人

何故こうなったかというと簡単な話、今俺の左腕は真っ黒に染まっている(厨二心が奮い立ちますな!)からだ そのせいで俺は鬼の子とされ捕まりましたとさ

もっと詳しく述べるとすると、この世界に来てから赤ちゃんとしてスタートし捨て子になってしまった

そんで捨て子になった俺はある村に拾われ育てられたが、今5歳左腕に厨二病を発症し牢屋にぶち込まれました

「はぁ・・・何でこんな目に」

元はと言えばあの像(神様(仮))のせいだ しかも力ってなんだよ、この左腕のこと言ってんのか

だとしたら・・・

「三日後、生贄にされる」

「はぁ?」

隣で俺と同じように手錠かけられた少女は言う

「三日後、生贄にされる」

同じ事を2回言うな

「生贄って、なんだよ」

少女はこちらを見て言う

「ここには神様がいるの 一月に一人の生贄をその神様に捧げなければいけないの」

「神様!?生贄!?捧げる!?」

なんというデタラメ論 神様が生贄求めるのですか

恐ろしい・・・これがよくある集落のなんたらかんたらか・・・

「今回は生贄を二人捧げよって言ってた ここでは子供に何か変化が起こると鬼の子だ、とかって騒いでその子を生贄にするのよ」

こえーよ、なんかどっかで聞いた事あるきがするよーな感じだな

って、まさか

「それってもしかして」

体温が下がってる気がする

「そう、今回の生贄は私たちよ」

人生の終着駅に到着した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ってふざけんな!」

「大きい声ださないで」

思わず叫ぶ

よくわからない世界に飛ばされて生贄エンドは酷くないだろうか

このままではいけない 

好都合な事に今は夜、ならやるべきことはただ一つ

「脱走だな」

「どうやって?手錠かけられてるのに」

忌まわしき手錠が真っ黒い左腕にかけられている 好都合だ

「そらっ」

バキィッ

カランと鎖が引き千切れ下に落ちる

「・・・」

少女は茫然とこちらを見つめ 言った

「本当に鬼の子だったのね」

「黙ってろ」

少女の手錠も引き千切る

「どうするの、これから」

首を傾げ聞いてくる

「一緒に逃げるぞ 外には見張りがいない ここから出るだけなら大丈夫だろ」

「え?」

「え?じゃない 行くぞ」

手を掴み無理矢理引っ張る

木でただ重ねただけのような入口を慎重に開ける

「大半が寝てる 静かに動けばバレないはずだ」

パチパチと外の松明が音をたてる

「ただの木の柵で村の範囲を決めてるのか そんでもって中心部にでかい御神体・・・らしきもの」

なんとでかい村だ、広さとしては立派なのにな・・・

「ねぇ」

にしても今は夜のはず なんか妙に明るいような・・・

「ねぇ」

あと目に見えないはずの場所が分かる・・・?なんだこの感じ

「ねぇってば」

あーもーうるせーな

無視するのもあれなので振り向く

「なんだよ・・・」

「なんで目を閉じて歩いてるの?」

「・・・はぁ?何言ってんだ俺は目を開け・・・」

てない 指で目を隠しても分かる 

その瞬間自分の心臓の音が妙に大きく聞こえ 体温が上がったような気がする

ボロボロの服が身体のどこに当たっているかよく分かる 血液の流れや髪の毛まで

まるですべての感覚が研ぎ澄まされたような、いや色々な物を感じ取っているような気分

もしかしてこれがあいつがくれた力・・・か?

「うっ・・・うぉぇっ」

「! どうしたの?」

あの時と同じ頭痛 吐き気 眩暈

どことなくあの像の声が聞こえるような気がする

「――――――――――」

パッと その声が消えると同時に

「はっ、はぁっはぁっ・・・」

頭痛と吐き気、眩暈は消え去った

「大丈夫?まだ人はいないけど すぐ出て行った方がよさそうだよ」

あーそうだった、まだ村の中だった

「そう、だな 早く行こう」

無くなったといっても多少の気持ち悪さは残る この感じが気持ち悪い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木の柵を越え 走る走る走る

途中で石を踏んだ時 まるでナイフで刺したかのような異常な痛みを感じた

やっぱりこれは何かの力のようだ

簡単に言ってみれば まるで五感が強化されているようなものだ

触れずとも分かるかわりにさっきみたいに踏むだけで刺されたような激痛を味わう

「やーな感じだな・・・」

走るに走って木に寄りかかっている

「そういえば、名前なんて言うの」

隣にいる少女が言う

名前・・・名前?俺の名前・・・えーっと

なんだと・・・名前が思い出せない ついに名前まで忘れるほど俺は老けてしまったのか!?

嫌な汗が流れる やばいやばいぞ このままでは身体は子供 頭脳は老人のレッテルを張られてしまう・・・!

「私は名前無いけど」

「あぁ、そうなんだ ・・・お、俺も名前無いんだ!」

名前が無い ナイスな言い訳だ

「そうなんだ、名前くらいは知っておきたかったけど でもその腕だったら丸わかりだね」

少女は立ち上がり空を見つめる

「(なんだ・・・こいつの方から妙なエネルギーを感じるぞ)」

今度は冷や汗が流れるしかも悪寒まで

「ごめんね 5歳って言ったけど あれ嘘だから」

「はぁ!?」

ヒュッ

まるで風が吹くような その一瞬の間に

「き・・・消えた?」

な、何が起きたんだ まさか超スピードとかいうやつか!?

少女が消えた場所には何か光る物が落ちていた

一瞬腰が抜けたがそれを取りに行く

短剣、刀身がまだ綺麗だ

「なんで短剣が落ちてんだ・・・」

持ってみようとするが 

「う、上手く持てない」

大きさが合わないのだ 5歳児にはサイズが合わないのか というか合わないのが普通か

「左腕なら持てるんだけどなぁ」

その時

「――――――――――!――――――――――!」

キーンと響くような叫び声

「な、なんだよ・・・!」

嫌でも分かるその声の発生源

「あの御神体のところか・・・」




なんか適当感出てます サーセン
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