ルーキー日刊ランキング、一位ありがとうございます!
なのに短くてすみません。お読みいただき、ありがとうございます!
匿名感想はこちら
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
「うーん。なりふり構ってられないから、未来視があるという事自体は言うよー。で、僕は交渉とか色々あるからさ。恵と野薔薇、悠仁を守ってあげてね。あと、悠仁はお兄さん確認したら瀕死になること! その後説得をお願い。京都校の子たちにも証言者として一緒に行ってもらうから」
「お、おお……。それって宿儺治してくれる?」
「そんなわけがなかろう、馬鹿め」
「やっぱり?」
「硝子もいるし、頑張れ!」
流石にそんなあという思いもあるが、文句は言わない言えない。
なにせ、戦力差がエグすぎるのだ。ともすれば戦意すら奪われかねないほどに。
千年準備して、運も味方させた奴に勝てるか。
でも勝たねば日本がよくわからない儀式の犠牲になる。
とにかくメロンパンだけは消しておかねばならないのだ。
最悪、人々ごと吹っ飛ばす許可を事前に得ておかねばならない五条先生の心労たるや。
それに、未来情報だという裏とりもしておかねばならないだろう。
今回のは良い試金石だ。
ということで、虎杖は瀕死になるつもり満々だ。
自分一人が痛い思いをして未来で自分を助けてくれる兄を3人救うか、大勢の人を死なせるか。
二者択一ならば、虎杖は当たり前に前者を選ぶ。
指は十本くらい取り込んでも一度安定さえすれば宿儺を出す事はないと予知能力者から太鼓判を押されているので、指は取り込む許可も得ている。
予知能力は卑怯だなとは呪いの王直々の言葉である。
まあ、絶対何か大きな代償があるだろうとのことだったが。
そして、やってまいりました。
「あなた達も宿儺の指の回収を?」
「いや、俺達の任務はにいちゃん達の回収。俺はにいちゃん達の末弟らしいんだ」
そして、虎杖はザクッと自らの心臓を突き刺した。
「「!!???? 弟!?」」
そこで硝子が虎杖の傷を癒す。
「ということで、君達は虎杖悠仁の兄だという事がわかったと思う。ひとまず、話を聞きに呪専まで来てくれないか!」
「けどよぉ」
「兄さんがなんというか」
「一応、すぐさま処刑されることはないと約束する。縛りをしてもいい」
「にいちゃん……頼む。いきなりで戸惑ってるだろうけど、俺にはにいちゃん達の力が必要だ!」
「「虎杖 悠仁……」」
そして、説得は成功した。
一方その頃。
「は? 1000万をくだらぬ呪霊とか去年の一万倍ではないか」
「特級呪霊の集団とか誰が対処するというのだ」
「そんなもの嘘に決まっているし真実でも勝てる見込み0ではないか」
「その未来視の協力者をまず出せ」
「術式と記憶を乗っ取れる呪詛師とか乗っ取られたら終わりではないか」
「だからって無条件降伏するんですか?」
「「「「「……」」」」幸い、向こうは日本の全滅が目的ではないのだし」
「おい嘘だろ。冗談でもやめてくれ。相手呪霊だぞ? 呪霊共の望む未来図は伝えたろ?」
「ぶっちゃけた話をするがな。そもそも、五条一人に勝てぬのに、五条が勝てそうにないという相手にどうしろというのだ」
「無理でもなんでも、やるしかないでしょ!」
五条の説得はとても難航していた。敬語が思わずとれるくらい難航していた。前途は多難である。
そして三日後。
「ふーん。全部バレちゃったんだ。未来予知はずるいなぁ。でも興味ある! とりあえず、また予知できるか試そうか♪」
そして、東京各所で同じ時間の周期で大規模な呪霊の事件が頻発する事となる。
高田ちゃんに呪術界の期待というプレッシャーがのしかかる!