賢者タイムにタイムリープ   作:パイナップルの後味

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タイムリープしたので初投稿です。


2回目のはじめまして

とりあえず学校に行く準備はした。正直なんで時間が戻ってるとか色々と気になることはあるけどあとででいいや。前は自転車で学校に行ってたけど今日は母がいるので車を出してもらう。車で思い出したけどバイクの免許も取り直しだし通いだした自動車教習所も18になってまた通い直しだわ、そう考えるとダルいなおい。てかどうしよう今まで仲良かったやつらと初対面なわけだろ?うわぁ俺最初どうしてたっけ、友達だったやつらと友達になるんだろ?どういう状況だよそれ。同じ学校で同じ年代にReL○FEかよ案内人寄越せや。

なんて俺が頭を抱えてうんうん唸っていると学校に着いてしまった。はえぇよもっと道路渋滞してろよ。そんなこんなであっという間に入学式は終わりいざ各クラスへと向かう。最初だから席は出席番号順に並んでいた。

自分の席を探すと左から2番目の列にあった。クラスの全員が着席し終えると担任が教壇にのぼった。

 

「これから1年間、この1-4を担当する森田ひとみです。よろしくお願いしますね。」

 

なつかしいなぁひとみチャン先生。歳は25、身長は160あるかないかくらいで髪はポニーテールで男子からの圧倒的人気を誇った先生だった。性格も人が良くて、俺的教師ランキング上位にランクインしていた。

 

「では、まずは定番の自己紹介から始めましょうか。まずは自分の隣の人と、次は各列2列ひとまとまりになって時計回りに1個ずつずれて自己紹介をしてください。」

 

この人は普通の先生がやるようなありきたりなことはしなかった。しかもそれが悪い改変ではなく、生徒にとっていいものだったのも人気の理由のひとつだろう。この自己紹介だってそうだ。おかげで最初に自己紹介したこの2列の人たちとはすぐに仲良くなれた。だから今回だって大丈夫だろう。そう思って体を隣に向けて自己紹介をする。

 

「俺は宮本高志。家はこの辺で、えーと部活は運動部に入ろうと思ってます、よろしく。」

 

「俺は盛岡健仁(けんじ)。好きなことはゲームで部活はバド部に入るつもりだ、よろしく!」

 

1年生の頃はこいつとはよくゲームをして遊んだ。明るい性格なのですぐに前のように仲良くなれるだろう。そんな感じで色々な人と自己紹介を終え、今日は初日なので軽くオリエンテーションをやって学校は終わった。体感的には卒業式を終えたあとに入学式なのでとても変な感じだ。すぐに帰ってもすることがないので古本屋に寄ることにする。古本屋はいいよなぁ漫画立ち読みできるし。金ない頃はよくお世話になったもんだ。学校からちょっと歩いたところにある古本屋、2階建てで1階がゲームやカードゲーム、2階が本となっているまあまあ広めな古本屋だ。さっそく2階に行って少年ジャ○プのコーナーに向かう。あっ、今3年前だから漫画も3年前のしかないんだったわ、なんか逆浦島太郎気分。でもハ○ター×ハ○ターは変わってなくて笑う。完結してる漫画は関係ないからブ○ーチでも読もうかなと本棚を探していると意外な人を見つけた。

 

「あれ高崎じゃん、何してんのこんなとこで…って漫画探しに来たに決まってるか。」

 

「…あの、すみませんがどなたですか?」

 

あっ、そうじゃんまだ顔も合わせてないし話してもないじゃん。さっき漫画で3年前て改めて自覚されられたじゃん何やってんの俺バカじゃん。とりあえずごまかす。

 

「あー、えと同じクラスの宮本、宮本高志。ごめんね急に声かけちゃって、しかも馴れ馴れしく…。」

 

「あ、いや全然そんなことは…、急に声をかけられてビックリしただけだから。それにしても凄いね、初日なのにもうクラスメートの顔と名前が分かるの。」

 

まー高崎とはちょくちょく話してたし男子から人気だったしな、とは言えないからはははと苦笑いでごまかす。それにしてもどうしようこの空気、こっからどうすればいいの、高校3年間分の知識と経験が役に立たないよ…。

てここ古本屋じゃん話題あるじゃんなにしてんの俺バカじゃん。(2回目)

 

「それにしても高崎マンガとか興味あるの?俺もマンガ好きなんだよね。」

 

これは全く知らなかった。別にちょくちょく話したことがあるといっても仲がいいというわけではないし…、自分で言ってて悲しくなってきた。

 

「あ、えと兄がいて、家に結構マンガがあってその影響でなの。」

 

「あーそうなの……」

 

「…」

 

結局3年間の高校生活を灰色で過ごした俺は女の子との会話が出来ず気まずい空気を作って逃げるように店を去ってしまった。

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

家に帰ってからも俺は呆然としていた。戻っても何も変わってねぇじゃねえか、クソが。自分に嫌になる。

 

このイラだちを、八つ当たりをするようにシコって発散する。最低だ、俺って…(シンジくん)

 

するとしばらくのことだった。視界がぐらつく。

 

(なんだよもぉぉぉおおお!!またかよぉぉぉおおお!!!)

 

気が付くと俺は自分の部屋にいた。この格好、この時間、そしてこの感覚、もしや。俺は1つの考えに至る。

 

(これはただ逆行したわけではなく、とあるポイントに戻れるタイプのタイムリープなのか?)

 

そして戻るトリガーは多分…恐らく…メイビー…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶頂後の賢者タイムが過ぎてからだろう…。

 

 

 

 

 

 

素直に喜べねぇぞこれ。

 

 




作者 が 感想 を 欲しそうに こっちを 見ている。
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