僕の身体は緑谷出久   作:冬川冬樹

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いつもの悪い癖


緑谷出久:オリジン
見た目は出久、頭脳は違う!


皆、小説やアニメを見た事のある人なら1度はこう思ったことがあるだろう。

 

『僕も(私も)アニメの世界に行きたい、転生してみたいなぁ。』

と。

 

奇遇だな。僕もだよ。

 

さて、僕が今どこにいるかわかる人〜?

家?違う違う。外?それも違う。

…戦場?あるわけないやん。

 

正解は〜?

 

『僕のヒーローアカデミア』の世界でした!

…うん。何言ってんだこいつって思うよね?

でもホントなんよ。

ある日、僕は寝る時に「1度でいいからヒロアカの世界に行ってみたいなぁ」つて思いながら寝ただけなんすよ。そしたら夢の中で神様って名乗ってるやつが出てきてお前をヒロアカの世界に送ったるって言うんですもの。

 

そりゃびっくりするわな。

 

んで!

 

ここからがとても驚いたんやけどな?

今僕は年齢的に4歳くらいな訳よ。目を開けたら4歳児。

でも身体がな?なんとな?なんとな??

 

 

 

 

『緑谷出久』の身体だったんだよ。

 

最初自分の身体見て は?って思わず声に出ちゃったもん。

んで転生したならしたでいっか。ちょいちょい妄想してたしな。って自分の中で区切りをつけーの!

送られたその日がなんと、個性適性検査?だっけ。その日だったよ。

 

まぁ案の定無個性だったわ。別に悲しみは無かった。だって転生前の自分と同じだから。なんも不便ないし。

…馬鹿にされたけどな。親も泣かせてしまった。ごめんね、ごめんね出久って。お母さん、ごめんは言わないで。貴方が悪い訳じゃないから。

そんなこんなで、ヒロアカの世界で生きてく事になったから、とりまオール・フォー・ワンぶっ潰すの目標にやってきますか。今のうちにトレーニング始めよっと。

…ん?僕の転生前の名前?なんか神様に名前だけ記憶から抹消されたわ。理由はしらん。なんか不都合でもあったんじゃないの?だから緑谷出久として生きてく。

 

 

数日後…

出久「お母さんおはよ!」

母「あ、出久早いわね!偉いわぁ!朝ごはん出来てるからね。」

出久「はーい!」

モグモグ…、うっま。普通にバターつけたパンうっま。

出久「あ、お母さん。今日おやすみだし外出てきていい?」モグモグ

母「え、どうしたの?お友達と遊んでくるの?」

出久「まぁそうだね。公園で遊んでくるよ。」

母「そう、あんまり遅くならないのと、お昼は食べに帰ってきてね。」

出久「うん!」

僕の友達関係を話しておこう。皆に無個性とバレてから少し皆からは距離を置かれてる。まぁ爆豪君とその一派と同じ無個性の子が何人かいるから別に不便じゃない。てかこんぐらいが丁度いい。

出久「ご馳走様!さーて歯磨き歯磨き」トタタタタ

母「急ぎすぎると転ぶわよー」ホホエミー

シャカシャカシャカシャカ

あ、言い忘れてたね。僕の父親は、もうこの世に居ない。僕を産んでから2年くらいは居たらしいけど、海外出張の飛行機が墜落してしまったとの事。

 

既に原作と少し違っている気がする。

 

外に行く準備をして、母親の元へ急ぐ。

出久「お母さん、行ってきます!」ガチャッ

母「行ってらっしゃい、気をつけるのよ。」

 

出久(さーて、子供だし遊びまくろっと。)

 

あ〜、早く信号青にならんかなぁ…。

僕は今、信号待ちをしている。この信号を渡れば公園はすぐだ。

…ん?あの車〜、スピード速すぎん?

あ、バランス崩した。

あれ、…こっち来てね!?

やっば、早く逃げないと!トタタ

あ、間に合わんわ(察し)。

 

宙に舞った。

もう、転生生活おわるん?折角ヒロアカの世界に来たのに…

 

薄れていく意識の中で2人の男女がこちらに駆け寄ってきた。

…少なくともドライバーではない、か…。

あ、応急処置してくれてる…。

いやでも、出血量が多いからな…。

男の人「くっ、こう□ったら…!」

女の人「っ!ダメ!た□よう!それ□っ!」

 

ん?なんか飲まされた。あ、鉄の味だ。自分の血?…じゃないな。

あ、男の人の血飲んでるわコレ。おい、しいわけじゃないな。

女の人「もう、□□ようったら、仕□□い□もやるよ。」

あ、また鉄の味だ。今度は女の人の…。

あれ?なんか意識が鮮明に…。

出久「…あぁ、れ?なんで…?」パチパチ

男の人「あぁ、良かった!」ホッ

女の人「大丈夫?痛いところはない?ここがどこだか分かる?」

出久「えっと、痛みは多分、感覚無いので分からないけど。多分折れてます、よね?」

女の人「うん、見た感じ左腕と右足、後はアバラもやってるかな。」

男の人「多分医者に良く見てもらえばまた分かるだろうな。」

女の人「もう救急車も呼んでおいたから安心して。」

出久「あの、お兄さん達。お名前は…」

男の人「あぁ、俺は太陽。朝野太陽だよ。」

女の人「それで私は夜桜六美だよ。」

出久「えっ、もしかして…」

太陽「ん?どうかしたのか?」

出久「あいや、二人は結婚してないのかなって思って。」

六美「あ〜、結婚してるよ?名字違うだけで。」

出久「あ、そうなんですか。」

ピーポーピーポー

六美「お、早いね。」

太陽「そういえば君の名前を聞き忘れてた。君、名前は?」

出久「あ、僕は緑谷出久って言います。4歳です。」

太陽「出久か。その年でこんな落ち着いた対応出来るってすごいな…。」

六美「そうね、凄いわ…」

 

こうして僕は病院に運ばれ緊急で手術を受けることになりました。まぁ、全治2ヶ月って言われました。暫くは車椅子だって。ウチのマンションエレベーター多分ないから、松葉杖のほうが良いかもな…

 

ちなみに太陽さんと六美さんは付き添ってくれたりお母さんに説明してくれたりととても優しかった。

まぁ僕はこの2人を『知っているんだけどね』。

だって、漫画読んでたし、ジャンプ最高。

名前を聴いた瞬間、なんで傷の治りが早くなったか分かったもん。

なんで2人の血を飲んだ、いや、体内に入れた瞬間に治りが早くなったか。それは、2人の血の特殊な性質にある。

夜桜家の当主の血はソメイニンという物質が入っている。

「ソメイニン」はタンパク質で、細胞を進化させる「ソメイニン」の効果で、夜桜一族の五感や身体能力が飛躍的に上がる。

太陽さんのはただの輸血代わりだろうけど、六美さんは、この子を死なせたくないって事でやってくれたんだろうな。ありがとう。

しかも、出久君の身体はどうやらソメイニンに対して適性があったらしい。だからあんなに傷の治りが早かったんだな。そう思った。

 

アレ?てことは?…身体鍛えれば『開花』使えるんちゃう?

『開花』というのは、夜桜家が使える必殺技のようなもの。自分の身体にバフをかけたり攻撃に使ったりと多種多様。それが開花。

 

えっ、楽しみなんだが。

この時点で既に大幅に原作とは逸れてるよな。

 

 

そんなこんなで病院を親と一緒に後にした。ちなみに親はここいら一帯が海になるんじゃないかってくらい泣いた。

今は親に車椅子を押してもらってる。

母「もう…、ほんとに良かったぁ。」

 

そっか。お父さんを亡くしてるからこれ以上身近な人が居なくなるのは嫌なんだな。

出久「大丈夫だよ、お母さん。僕はヒーローになるんだもん。ヒーローになって皆を、お母さんを守るから。」

母「うん、うんっっ!」

 

さぁ、リハビリ頑張るぞっ!




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