僕の身体は緑谷出久   作:冬川冬樹

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注意⚠︎この話では残酷な描写がございます。
それが苦手、嫌な人は飛ばすか、心して読んでください。


冷たい血と暖かい太陽

あれから数年の月日が経った。

今や僕も8歳!小学3年生!

小学校も爆豪君と一緒です。ちなみに仲は良くも悪くもって感じ。まぁ無個性イジられる以外は。

そして僕の身体の話になるんだが。

小学校に入ってからお母さんにウエイトを買ってもらい付けながら生活を始めました。今は0.5キロを両手足につけて合計2キロ!

案外重いもんだね。

後、夜桜の血を摂取したおかげか傷の治りが少し早くなってる。かすり傷なら少し経てば治ってしまうくらいには早い。夜桜の血ってすごいね

ちなみに太陽さんと六美さんとは偶にあってお話をしたり遊び相手になってもらってる。あの2人すっごい優しい。

 

そして今日この頃、僕は最近ウエイトをつけて走る事にハマっている。そう、この筋肉が重りによって負荷がかけられてくこの感じ!

自分が少しずつ強くなっていると感じられる。

 

出久「はぁっ…、はぁっ…、ふうぅーー…」

1時間かけて3キロ走った。結構辛いな。

そろそろかーえろっと。

 

出久「お母さんただいま!」ガチャ

 

「あれ?声がない…、なんでだ?」

まって、それよりなんだ?この匂い…

 

歩みを進める。そして次に目に見えたのは、

 

 

 

 

お母さんが血だらけで倒れている姿だった。

 

出久「っ!お母さん!?しっかりして!」

見たところ最低でも5ヶ所は刺されている。

出久「えっと…、応急処置の仕方は確か…!」

転生前の記憶と今の知識をフル稼働させてお母さんの傷をどうにか塞ごうとする。

出久「もしもし!?お母さんが…、お母さんが血だらけで!」

救急隊員『落ち着いて?すぐに救急車がそっちにくるからそれまでお母さんの近くにいてね?』

 

少しした後、お母さんは病院に運ばれた。

僕は病院の椅子でただ無事を祈る事しか出来なかった。

 

ウィーン

手術中の光が消え、中から医師の人達が出てくる。

出久「先生!お母さんは、お母さんは大丈夫ですか!?」

医師「出久くん、落ち着いて聞いてくれ。君のお母さんは…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「亡くなってしまった。」

出久「………………え?」

医師「複数の刺傷に切り傷、それによる出血多量。ここまでするとは…」

もう医師の人の話なんて入ってこなかった。

 

その後、お母さんの遺体の元へと案内された。

ナースさん「…心の準備はいい?」

出久「…」コクッ

ガチャ

 

出久「お母さん…。」

お母さんにいくら問いかけても帰ってこない。

あぁ、そっか。もう居ないんだ。

僕は泣いた。だって、人が亡くなってしまったから。身近な人が死んでしまったから。

ナースさんに肩を叩かれるまでずっと泣き続けていた。

 

出久「…」

あの後、病院を出て、自分の家に帰る道を辿っている。

でも帰って何になるんだろう。だって、お母さんはもういない。

1人で生活しなければいけないのかな。

そんな事を考えながら歩いていると…

?「どうしたんだ、そんな顔して。」

出久「…?」

顔を上げるとそこには、

 

 

太陽さんと六美さんがいた。

出久「太陽さん…、六美さんっ…」ウルウル

太陽「えっ!?ど、どうした!?」オロオロ

六美「何かあったの?」オロオロ

出久「お母さんが、死んじゃった…」

2人「「っ!?」」

出久「もう、これからどうすればいいのか分かんない…」ポロポロ

2人「「……」」

太陽「なぁ、六美…」

六美「太陽、私も同じこと考えてた。」

2人「「…」」コクリ

太陽「なぁ、出久。」

出久「はい…?」

 

 

 

太陽「俺達と一緒に住まないか?」

出久「…え?」

太陽「お母さんが亡くなった今、出久は一人だ。小学生の男の子一人だと何があるか分からない。だから、一緒に来ないか?」

六美「もちろん、今すぐ答えは出さなくていいよ。今日はもう遅いし、何時でもいいから答えが出たら私達に伝えに来てね。待ってるから。」

太陽「出久、あまり気負うなよ。」

 

 

 

・家・

出久「…お母さん、どうすればいいのかな。」

僕はお母さんがいたから色んな事が出来てたのかもしれない。でももう居ない。これからは一人で考え一人で生きていかなければいけない。

出久「でも、1人じゃ出来ない事もある。」

限界がある。

出久「太陽さん達はあぁ言ってくれてたけど…」

迷惑かけるだろうな。きっと。

それにもう前世の時点で存在知ってるし。

 

ドクン

 

出久「…ん?」

なんか夜桜の血が反応してる。なんか分かる。

 

ドクン

 

出久「太陽さん達の所に行けってことかな。」

 

ドクン

 

出久「…いいよ、従ってやるよ。」

自分で待ってちゃ駄目だ。自分が変わらないと何も始まらない。

出久「お母さん、僕頑張ってみるよ。」

 

もう、大切な人を失わないためにも。

 

 

・次の日、公園にて・

出久「太陽さん。」

太陽「…出久、大丈夫なのか?」

出久「はい。」

太陽「答えは出たのか。」

出久「はい。僕は…」

 

 

 

「太陽さん達について行きます。」

太陽「…分かった。」

 

「なら、今から夜桜邸に行くぞ。」

 

出久「はい。」

 

これは、亡き母に捧げる僕が最高のヒーローになる為の物語。




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ちなみにこの小説に出久君のお父様は出てきません。

出久くんが産まれた直後に事故に巻き込まれ亡くなった設定です。
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