俺は絵描きに恋をする   作:アッシュクフォルダー

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第十話 東雲彰人と宍戸真二

恋人である、東雲絵名ちゃんにお願いされて、

俺は彰人の勉強を見てやることにした。

 

「わかったよ…少し見るだけだから」

 

「本当に?ありがとう!真二くん!」

 

その、可愛い笑顔は、ある意味反則である。

 

「いいんだよ、絵名ちゃんの頼みだし」

 

「ありがとね、じゃあ、テストが終わったら、

デートに行こうね」

 

「あぁ、わかったぜ」

 

絵名ちゃんの為なら、何だってやれる、

そんな気がした。

 

本題に入ろう。

絵名ちゃんの弟である、彰人の勉強を見てやるために、

彰人を俺の家に招いていた。

 

「真二、待たせて悪い、

それと、あーよろしくお願いしまーす」

 

彰人はそう言って、俺に礼をした。

 

「そんなに、かしこまらなくても、いいから、

さぁ、やるぞ」

 

「笑わなくてもいいだろう…」

 

その後、家にあった、一台の白いノートパソコンで、

作業をしていた。

 

予想問題のテストを作っていたところである。

 

「じゃあ、数学頼む」

 

「わかった、じゃ、この問題からな」

 

シャーペンで彰人のテキストに丸を付けていった。

 

まずは、解いてもらって、答え合わせをしていく、

わからない部分は、解説していった。

 

「そこは、こっちの公式を使って、解くから、

ここ大事だから、式は絶対に覚えろよ」

 

メモを書き、彰人に見せた。

しばらく、添削すると、結構出来ている方だった。

 

無事に解けたようで、彰人からもメモを渡された。

 

「解けた、ありがと、真二」

 

「…あぁ」

 

「何笑ってんだよ」

 

「あぁ、ごめん…」

 

「じゃあ、次は国語」

 

「よし、じゃあ、やるか」

 

しばらくして、テストの予想問題を解いていったのだった。

 

 

「大丈夫か?休憩しないか?」

 

「そうだな、たまには、それも、大切だな」

 

彰人と真二は、しばらくして、会話をしていた。

 

「なぁ、姉貴と上手くいっているか?」

 

「うん、自分でも怖いくらい、上手くいっている

でも、俺は絵名ちゃんの事が好きだから、

なにせ、可愛いからな!」

 

「なにそれ、気持ち悪

やっぱ、姉貴のことしか、頭入ってないだろ絶対」

 

「アハハ…ごめんね!じゃあ、気を取り直して、英語する?」

 

「あぁ、そーするか」

 

 

そして、英語を解いた後…

 

「え?」

 

「あっ、ごめん、つい…」

 

「何してんだよ…」

 

急いで手を放した、

なんで俺、彰人の頭に触れているんだよ…

俺は変態か?

 

「ホントに悪い!結構出来ていたからさ」

 

「いや、俺は勉強は苦手だ、

しかし、今日はヤケに調子がいい

どうしてだろうな」

 

「まぁ、そんな日もある、いい意味でな」

 

「だな」

 

他愛もない話が続いた。

 

彰人と真二は、あまり共通の話題が無いが、数十分ほど、会話をしていた。

 

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