俺は絵描きに恋をする   作:アッシュクフォルダー

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第十三話 冬弥に出会う

宍戸真二は、東雲彰人と青柳冬弥と出会った。

 

「あっ、彰人くん!奇遇だな」

 

「げっ、真二じゃねーか」

 

「誰だ、この人は?」

 

「宍戸真二って言ってな、姉貴の彼氏」

 

「彰人のお姉さんの彼氏さんでしたか。前にも会いましたね」

 

「文化祭の時だな」

 

「何の用だ?」

 

「偶然通りかかっただけだよ」

 

「まぁ、そーだな、じゃあな」

 

「おいおい、そりゃねーだろ!?

なぁ、たまには、俺と一緒でも、悪くないだろ?」

 

「俺と姉貴を一緒にするな」

 

「彰人と真二さんは、仲良しなんだな」

 

「全然、ちげーし!

しかも、真二の野郎、姉貴の言いなりだし、

コイツ、ただの変人だろって、思っているし」

 

「あっ、丁度良かった、

夏祭りの、イベントがあるらしいけど、

二人とも、参加してみないか?」

 

「夏祭りのイベント?」

 

「シブヤ夏祭りって、言うんだけど、

毎年アーティストを呼んで、ライブイベントをやっているらしいし、

参加してみたらどうだ?」

 

「ちなみに、どんな、ユニットが参加しているんだ?」

 

真二はスマホを取り出して、

写真の欄をタップした。

 

「これだよ、ユニット一覧」

 

「って、どのユニットも、ダンスをメインにやっている、

連中じゃねーか」

 

「俺達は、歌がメインで、ダンスをメインにやっていない」

 

「最後のトリが、歌をメインに活動する、ユニットだって、

書いてあるし」

 

「確かにそう書いてあるな」

 

「ダンスだけじゃない、歌を求めている、人々の為にも、

参加してくれ!お願い!俺、観に行くから!」

 

「真二に、観に行かれても、困るんだけどな…」

 

「なんでだよ…」

 

「わかった、参加しよう」

 

「冬弥、正気か?」

 

「歌を求められるなら、尚更、参加するべきだ、

丁度、予定が無いからな」

 

「まぁ、そうだな…」

 

 

数日後、夏祭り当日

 

「やぁ、来てくれたんだね」

 

「そりゃ、そうだ、あんなに、言われて、

冬弥が、参加するって言いだすし…」

 

「じゃあ、詳しいことは、この人に聞いてね、

俺は、絵名ちゃんの所に向かうから!」

 

すると、男の人がやって来た。

 

「久しぶりだね、彰人、俺のこと覚えている?」

 

「翔太、お前…」

 

「まさか、参加してくれるとは、思わなかったよ、

でも、嬉しい、ありがとう!

活躍は、真二くんから、聞いているよ!

サッカーやめて、歌に専念しているみたいだね!」

 

「まぁ、そーだな…」

 

「貴重品は、ロッカーを使ってね!」

 

「そりゃ、どうも」

 

「リハーサルの準備で、他のユニットたちも、

練習しているみたいだな」

 

「あぁ、俺達も気合い入れて、練習しねーとな…」

 

こうして、彰人と冬弥は、

本番に向けて、練習するのだった。

 

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