宍戸真二は花海陽菜と出会った。
「あっ、この前の…えっと、陽菜ちゃん?」
「…」
「もう一人の子は…神山高校だな」
「小岩井よつば!神山高校の全日制の一年生だ!」
「俺は宍戸真二。そこの夜間定時制の二年生だ。
よつばちゃんは、陽菜ちゃんとお出かけしているの?」
「陽菜に街を案内しているんだ!」
「私はその…自慢では無いが、常識に疎い」
「俺も一緒に案内するよ」
「そうか!真二は陽菜が心配だもんな!」
「そ、そうだね…」
「真二は、陽菜が好きなのか?」
「俺は絵名ちゃん、一筋です」
「すげー!一人の女性を愛している!」
「よつば。これが、恋愛に一途と言うのか?」
「あぁ!そうだ!よつばは彰人が好きだ!」
「彰人って、俺も会ったことあるよ?」
「そうか!よつばのクラスメイトで、よく遊んでいるぞ!」
「そっか」
「陽菜と一緒にお出かけ~!お出かけはワクワクもんだ~!」
「ワクワク…?」
「おう!よつばは、みんなと一緒にお出かけ出来て、
嬉しいぞ!真二!どこに行くか?」
「そうだな…遊べる場所か…」
真二は、陽菜とよつばを連れて、ゲームセンターにやって来た。
「ゲームセンター!よつば!
昆虫女王メスクイーンで遊びたいぞ!」
「ゲームセンターというのは、騒がしくて、
人が沢山いるんだな。それに、映像や画面が沢山あるぞ」
「ひょっとして、ゲームセンター初めて?」
「あぁ」
(陽菜ちゃんの好きそうなゲームか…)
「これは、何だ?」
と、陽菜はクレーンゲームに指を指す。
「あれは、クレーンゲーム。めっちゃ難しいしな…」
「これは?」
「ガチャガチャ。なんか、小さいおもちゃが出てくる」
「そうか」
「おーい!陽菜!よつばと遊ぶぞ!」
「あいにく、やり方がわからないが…」
昆虫女王メスクイーンを、よつばと陽菜がやろうとしていた。
メスクイーン博士が、あれこれ、陽菜にやり方を教えた。
「技カードに、必殺技カード、雌の虫カード…?」
「スーパーレアのクイーンカブト、欲しいな!」
と、よつばが、そのカードを欲しがっていた。
1プレイするために、100円入れた。
すると、カードが出てきた。
「おぉ!技カードの、ぶちかましだ!」
「強いのか?」
「イマイチ!」
「そっか」
よつばは、持っているカードをスキャンして、
陽菜とゲームを楽しんだ。
真二は遠目で見守るのだった。
そして、むずかしいモードで挑戦した、
よつばは、見事にクリアするのだった!
「よし!勝ったぞ!」
「これが、勝つ喜び…」
「そうだね」
陽菜の果てしなき好奇心と、その体験は、
疑問符ばかり付いている状態だったが、
陽菜は、色々な事を知っていくのだった。