3月3日、ひな祭り。誰もいないセカイにて。
「そういや、今日はひな祭りだったな…」
「ひな祭りって何?」
と、真二の言う事に、疑問符を沢山浮かべる、ミクがいた。
「えっと、ひな祭りって、確か…あーそうだ!
ひな壇飾って、女の子の成長をお祝いするための行事だったよな…」
すると、ルカが…
「それでね、お内裏様とお雛様に、お願い事を聞いてもえるのよ。
ミク」
「お願い事…?」
(全然、違うと思うけど、まぁ、いいや…)
ひな祭りは、女の子が健康で幸せになるようにお祝いする日で、
3月3日に、ひな人形や桃の花を飾って、おいしいものを食べる日。
ひな人形は、みんなを守ってくれるお人形で、悪いものを引き取ってくれる。
ひな祭りは、伝統的な行事で、昔から続いている様だ。
と、俺はスマートフォンの検索で、ルカとミクに見せた。
「悪い事を引き取ってくれて、それでね、ミクのお願い事を叶えてくれるの」
「うん」
(違うようになっていないか?もう、いっか…)
その後、ひな壇が、誰もいないセカイに飾られた。
宵崎家の、ひな人形らしい。
「これでいいかな…?真二くんに持って来たよ」
と、七段の上等なひな壇とひな人形。
ひなあられは、ミク達の為に、真二が買ってきたようだ。
「ミク。ひなあられは、食べないの?」
「みんなと食べたいから、みんなを呼んできて」
「わかった」
瑞希と絵名とまふゆが来た。
「お待たせ~!」
「そう言えば、今日はひな祭りだったね」
「そうだね」
「みんな、わざわざ、ありがとう。嬉しい」
と、ミクが感謝の一言を述べた。
「でも、何で俺等と食べるんだ?」
「みんなと食べれたら嬉しい。幸せだから。
それが、私の願い」
「そっかー!なら、ボク達でひな祭りをお祝いしようよ!」
「ミク、願い事が叶ってよかったね」
と、ルカが言いだす。ミクはご満悦の模様。
「うん。ありがとう」
ひな祭りの歌や音楽を、真二のスマートフォンで流した。
「これでいいかな?」
「うん!真二くん!ナイスサポートだよ!」
「俺もお役に立てて、嬉しいよ」
みんなで、ひな祭りをお祝いした。
「あっ、ミクの為に、ひな祭りをイメージした衣装を作ろうかな?」
「ミクの和装って事?すっごく似合いそう!奏にも作ってあげようかな?」
「わ、私は…ま、まふゆ…」
「いってらいしゃい。きっと似合うから」
「そ、そんなぁ…」
後日
ミクと奏は、瑞希の作った和装を身に付けた。
「すっごく似合っているよ!やっぱり、ボクって天才だよ!」
「はいはい。それじゃあ、撮るよ?はい、チーズ!」
と、ミクと奏は、和装姿で、写真を何十枚も撮られるのだった。