夜が明け宴が終わり、エリアとの別れを惜しむようにみんなが集まっていた。
「大変なことも多かったけど、今まで本当に楽しかったわ。ありがとうね、みんな」
「ああ、お前と出会えて良かった。大変なこともあったけど、お前との過ごした日々はいい思い出だ」
「そうだな。エリアがいなきゃ、ここまで楽しくならなかったかも知れねぇしな」
エリアとリムル、クロノがやり取りをして、他の者たちも別れの言葉を口にする。
「エリア様、今までお世話になりました」
「うん、お世話になった」
「楽しかったわよ」
「あっちでも元気で」
ホムラやサヨたちが各々でエリアに別れの挨拶を伝える。
「会えないとなると寂しくなるもんだな」
「そうね。付き合い事態は短いけど、薄いわけじゃないからね」
「貴方との日々は悪くなかったわ」
リュウやジアコモ、ドクターもどこか寂しそうにそう言った。
「楽しかった日々が思い出されるわね」
「ほとんどユウカが引っ張ってただけじゃない」
「君も人のこと言えないけどね」
ユウカ、ユイカ、ヴィオレが楽しかった日々を思い出してそう語る。そうやって、残りの者たちからも別れの挨拶が進んでいき、最後付近になった時だった。
「エリア。種族とか、もう会えなくなるかもしれないとか、そんなの関係ない。私たちは貴方の友達だよ。これからもずっとね」
「そうなのだ。きっとどこかでまた会えるのだ!」
「我と盟友なのだから当然だな!」
アイリスとミリム、そしてヴェルドラが自分たちはエリアの友達だ、きっとどこかでまた会えると言った。それに合わせて、他のみんなも、そうだ、俺たちは立派な友達だと言い合う。
「そうね、ありがとう。貴方たちの言う通りだわ。私たちはいつまでも友達よ」
みんなからそう言われ、エリア自身も嬉しそうに笑顔を見せた。それをみたルスカやレイも嬉しそうにしており、コソコソと話したあとにルスカが近づいてきて
「良かったな。本当にいい友達でよ」
「ええ、何度考えてもわたしには勿体ないぐらいだわ」
心底嬉しそうに微笑むエリアを見て、少し驚いた表情を見せたエルカだったが、すぐに戻して
「出来るじゃねえか」
「そうね。自分でも驚いてるわ」
ニッと笑い、エリアにそう言った。
「じゃ、行くか」
「そうね、じゃあね。またどこかで」
「そうだな。その日を楽しみにしてるよ」
最後にとリムルがそう言い合い、エリアたちは蟲に戻った白繭さんの上に乗り、元の世界へと帰るために、次元の彼方へと飛んでいくのだった。
ここまで呼んでいただいた皆様、本当にありがとうございます。
正直すべて書き終えるなんて思ってもおりませんでしたが、皆様の感想やアイデアのお陰で、ここまで素晴らしい作品を書ききることができました。
誠にありがとうございます。