カップリングが大好きなんです グヘヘ   作:ワユレン

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予定ではもっとぶっ飛んだギャグ系にするつもりだったけど、物語にすると中々難しい
キャラがブレブレなのはすいません!

追記:少し手直ししました


『笑顔が見たいと思った』ルナside

それは1つの噂から始まった。

 

 

 

 

 

 

私、竜胆瑠奈は小さい頃からバスケが好きだった、当然高校でもバスケ部に入部したし、2年になってからはまだ3年生も引退していないというのに部長に推薦され、ますます熱がはいった。『バスケが私の青春』そんな風に考えていたし、事実それで幸せだった。

 

藤堂智也とは幼馴染で、彼も男子バスケ部に所属している。それゆえか

 

 

 

「先輩!藤堂先輩とはどうなんですか~?」なんて言われることもあった。

 

 

確かに智也の事は友人だと思っているが、それ以上の気持ちはないし、そもそも恋愛に興味がない。

 

おそらく向こうもそんな風に思っているに違いない。バスケ馬鹿だし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ある日の部活終わり

 

 

 

 

「部長、白鳥先輩って知ってますか~?2年生の人なんですけど」

 

「うんん、知らないよ。その人がどうかしたの?」

 

 

うち学校は生徒の数が多い、必然クラスも多くなり同学年でも知らない人は多い。

 

そもそもA~H組まであって、学年問わずA~Dは北館 E~Hは南館となっている。

 

そりゃ合う機会も滅多にないわけだ。

 

 

 

「なんかその人に恋愛相談を持ち掛けると上手くいくって噂になってまして~私もお話したいな~っと思って知ってたら紹介してほしかったんです~」

 

 

 ・・・・・・恋愛か・・・

 

「それ知ってる!達成率100%、幸福度3000倍らしいよ。」

 

 

 

 ・・・・・・ちょっとどこのくノ一よそれ

 

 

 

「それにカップルを見送る時の笑顔がちょうかわいいとかなんとかって聞きました!」

 

「でもその笑顔に一目ぼれして、翌日別れるカップルもいるって聞いたけど」

 

 

 えぇ・・・・・・

 

 

「あたしの友達は好きな人とかいなかったけどなんとなく相談しにいったら翌日には恋人ができたらしいですよ。」

 

 

それは相談というより洗脳じゃないの?

 

 

まとめると、自作自演でNTRを行うくノ一・・・・・・と

 

 

なにそれ怖い

 

 

 

・・・・・・まぁ恋愛なら私には関係ないか

 

 

 

 

 

 

 

 

 部員達はもう帰り、私も体育館の鍵を職員室に返し帰宅しようとしていたおり、ふと校門前で3人の人物が話をしていた。

 

 背の高い無口そうなイケメン(けれどおそらくあれはムッツリ)と色んな意味で活発そうな女子、あと一人はこちらに背を向けていて顔は見えない。けれど、腰辺りまで伸びた綺麗な黒髪が夕日に照らされ神秘的に見えた。

 

 

「百合ちゃん今日はありがとう~!」

 

「ンフフ どういたしましてっ!徹くんもしっかりね」

 

「ああ助かったよ。じゃあな」

 

 

 

 

「またね~!」

 

 そういってムッツリと活発女は手を繋いで帰っていく。

 

 

 何してたんだろ、聞いた限りではお礼を言っていたし修羅場ではなかったのだろうけど・・・・・・なぜか気になる・・・

 

 そうして1人残っている生徒に視線を向けた時、今まで感じた事のない感覚を味わった。

 

 

 

 残っていた1人、白鳥百合はこの世に2つとない天使のような笑顔で2人に手を振っていた。

 

 

 

 

「・・・・・・かわいい・・・」

 

 

 

あまりの可愛さに私は暫く息をすることも忘れてしまっていた

 

 

胸がズキズキして体が火照っていく

 

 

 

おそらく先ほどの2人の相談事にでも乗っていたのだろうけど、問題が解決した2人よりも嬉しそうにしている。他人の幸せを自分の事以上に喜んでいるの?なんだ天使じゃないか、そうか今まで私が恋愛に興味がなかったのはこの時のための布石、つまりこれはなるべくしてなった運命・・・・・・

 

 

 

「あのっどうかしました?」

 

黙ってずっと見ていたことに不思議に思ったのだろう、彼女が話しかけてきた

 

 

「ご、ごめんなさい。あまりにもかわぃっいや、てんsじゃない、ンン! なんでそんなに嬉しそうなのかなって気になっちゃって。」

 

 

・・・ダメ近いくぁわいいぃってかおっぱい大きくない?あんなに腰細いのに・・・・・・もぅマヂ無理。。。結婚しよ

 

 

フーーー一旦落ち着いてー深呼吸ースーハーー・・・・・・oh nice smell!

 

 

 

「・・・・・・当然ですよ、見てくださいあの2人」

 

そう言いながら彼女は先ほどの2人に視線を移す。

 

もうかなり遠いが繋いだ手を楽しそうに振っているのがわかる。

 

いつもならどうでもいいと思うはずの光景に私は何故か自分を当てはめていた。

 

 

 

彼女と手をつないで帰れたら・・・・・

 

 

 

「私ああいった光景が好きなんです。たぶん自分があの立場になるよりは、

だから、私が手伝うことであの光景を引き出せたんだと思うと嬉しくないわけないですよね」

 

 

 ちゃんと力に慣れてるか不安ですが・・・・・・と彼女は付け足した。

 

 

「・・・・・・人を幸せにすることが幸せか」

 

 

バスケばかりやってきた私はなによりチームが、自分が勝つことが嬉しい。だからそんな考え方したことはない。

家族や友達ならまだわかるけど、他人の幸せなど興味はない。だって興味がないのだから。

 

 

「そういえば名前まだ聞いてませんでしたねっ、私は白鳥百合っていいます。」

 

 

他人の幸せなど興味ない・・・・・・

 

 

「私は瑠奈だよ、竜胆瑠奈。同学年だし瑠奈でいいよ。」

 

「わかった、じゃあルナちゃんだねっ。私の事も百合でいいよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 けれど彼女の幸せそうな笑顔はまた見たいと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(なにあれ聖母じゃないか・・・・・・結婚したい・・・そうか俺が今まで彼女ができなかった・・・じゃない、恋愛に興味が湧かなかったのはこのための布石!これが運命というやつか。

ッフ 全く神様にも困ったもんだぜ。そういえば異世界転生てのが流行ってたよな、『異世界転生したバスケ馬鹿は聖母に出会う!!』なんちっって!フフッフフフ)

 

 

 

 

 隠れて見ていたその男は、何食わぬ顔で瑠奈と一緒に帰ったとかなんとか。

 

 

 

 

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