ソードアート・オンライン~レッドアイの剣士~ 作:raimu.
(絶対に生き残って見せる)と決意したあの日から約一ヶ月いまだに一層はクリアされていなかった。
一ヶ月前、村についた僕はローブを購入した。何故か小さいころから顔を見られるのが恥ずかしかったからだ。
それから一ヶ月後僕は、強がるのをやめソロでこのデスゲームを生き抜いていくことをきめた。
このデスゲームでソロなんて無茶かもしれない…だがいじめのせいで人間と関わるのが怖いから仕方ない。
僕は今フィールドでレベリングを行っている。少し大変だが、生き残る確率をあげるただ仕方ない。ある程度レベルが上がりキリがいいので宿へと戻ろうと広場を通ろうとしたところ
??「……い!それじゃあそろそろはじめさせてもらいます。」
何だろうか?広場の中心で、青い髪の男がなにやら演説をしているところだった。
僕は、気になったので演説を聞いてみることにした。
「みんな!今日は俺の呼び掛けに応じてくれてありがとう!俺の名前はディアベル!職業は気持ち的にナイトやってます!」
まわりから笑いが起こった。「……」は!これジョークか。恥ずかしこういうの慣れてないからな…そんなことはさておきディアベルさんの話の続きをきくことにした。
「今日、俺達のパーティーが迷宮区の最上部で、ボスの部屋を発見した。」
この発言にみな静かになる。
「俺達はボスを倒し、第二層に到達して、このデスゲームをいつかきっとクリアできるってことをはじまりの街にいるみんなにつなえなきゃいけない!それが今この場所にいる俺達の責務なんだ!!そうだろ、みんな!」
ディアベルさんがそういうとみな頷いた。
「よし、早速だけど攻略会議を初めていき……」
??「ちょっと待たんかい、ナイトはん」
会議が始まろうとしたときすごい頭をした人がさえぎった。「……」え?何あの頭?すごいスタイルの人がいるんだな…と驚きを隠せなかった。
「ワイはキバウオってもんや。最初に言わせてもらいたいことがある。こんなかにこれまで死んでいった2000人に詫びなあかんやつらがいるはずや。」
「キバウオさん、君の言う奴らとはβテスターのことかい?」
「当たり前や!β上がりの奴らはビギナーを見捨てて消えおった!美味しい狩場やクエストを独占しておる!そいつらに土下座させて、溜め込んだコル等をださせてもらわんとパーティーメンバーとして命は預けられんし、預かれん!」
とんでもない事を言い出した。でも全てのβテスターそんな人たちばかりではない。
このキバウオの発言に内心イラついていた。初対面の人には、一切口は出さない。だがこの発言は違う。僕は反論しようとした「そ……」
「発言いいか?俺はエギルだ。キバウオさんあんたのいうβテスターが全員、見捨てた訳じゃないぞ。」
反論しようとしたら180cm以上はあろうエギルさんという人に遮られてしまった。
まぁ結果的には良かったと内心安心した。一度キレると少しヤバいことになるので……
「あんたもこのガイドブックを貰っただろ?」
「貰たで。それがなんや。」
「これをつくったのは元βテスターだ。」
この言葉にまわり騒ぎはじめた。そういえば僕も情報屋から貰ったな。
「いいか。情報は誰にでも手に入れられたんだ。なのにたくさんのプレイヤーが死んだ。その失敗をふまえて俺達はどうボスに挑むのか、それが議論されると思ったんだがな。」
この言葉にキバウオは諦めたのか。自分のもといた場所に戻っていった事で会議は無事再開された。
この場にいるプレイヤー達は、情報屋からもらった攻略本の一層ボス
「イルファング・ザ・コボルドロード」の部分を読んでいた。
僕も読んでみたがどういった武器を使うかどういう攻撃方法をするか事細かく書かれていた。こんな正確な情報をかける情報屋はすごいな~。そしてみなが攻略本を読み終わったのを確認しディアベルが発言する。
「それじゃあ早速、今から仲間や近くにいるパーティーの人組んでみてくれ!」
「……」まずいペアやパーティーにどう入れば……いじめのせいで他の人が怖いのもそうだがなによりコミュ障だった。それなのによくキバウオに反論しようとしたな……
なんて考えていると一人の男の人が話かけてきた。
「なぁ君もしパーティーに入るところがなければ俺達と一緒に組まないか?」
へ?こんな僕に話かけてくれる人がいるなんて!感動してしまった。
そうだ返答しなければ「えっと……」まずいなんていえばいいんだ!?
よろしくお願いします、それともぜひお願いしますか
あわわどうすれば
「あの大丈夫?」
「はひ!いないので入れてください!」
ちゃんと言えただろうか……
「よろしくな!俺はキリト」
「私はアスナです。よろしくね。」
「あ、僕はルナと言います!お願いします!」
無事パーティーに入る事ができた…良かった~
今僕は宿にいる。明日は一層攻略だ。緊張する……