ソードアート・オンライン~レッドアイの剣士~ 作:raimu.
4ヶ月前(12月8日)
僕は、二層に向かいキリトを追いかけたが「……いないか。」
時すでに遅しキリトの姿はなかった。また一人か……
「やっぱり一人は寂しいな……」自分でも何をいっているかわからない。人は怖かったはずなのになぜ……自分が気づいていないだけでキリトと接しているうちに怖さはなくなったのか?そんなバカな一年近く人を怖いと思って来たんだぞ、誰とも話さず距離を置いて……
あぁそうか自分が心を開かなかっただけまわりにほ話かけてくれる人はたくさんいたのに……
変わろう今の僕ならきっと大丈夫のはずだ。そう決意した。
それから六日後には二層のボスを倒し三層、四層ど順調に攻略を完了していった。
4ヶ月たったが結局キリトには会えていない。今僕は……
「我ら、月夜の黒猫騎士団に、乾杯!」
グラスを手に僕は五人のプレイヤーに囲まれている。
「んで持って、命の恩人ルナさんに乾杯。」
「……か、乾杯…」
次々に僕のグラスに乾杯をしている。
五人のプレイヤーから次々にお礼を言われていた。
なぜこうなったか。たまたま狩りを行っているところモンスターに囲まれ襲われている五人のプレイヤーがいたので僕がモンスターを一掃して助けただけ。
「た、たまたま襲われているの…見て助けただけだから…気にしないで」やはり初対面の人を前にすると片言になってしまう。
「そうかも…しれないけど、私本当に怖くて……あなたが助けてくれて本当に嬉しくさかったの」
彼らにしてみれば命の恩人というのは本当のことだ。しかし僕からしてみればただモンスターを倒すということをしただけのことだ。が、怖い思いをして泣いている女の人の様子をみるとなにもいえない…。
「あのすみません。失礼だとは思うのですが、レベルってどのくらい何ですか?」
ギルドのリーダーだと思われる…ケイタという人物に問われた。
「レベルは…50です。」
「俺達の倍近く……凄いですね。」
僕は隠さずにレベルを教えた。生存確率をあげるために狩りを続けていたらいつの間にかこのレベルまで達していた。
「そうでもないと思います…あ、後…普通の話し方でいいです。敬語だとちょっと話にくいです……」
「そうです……あ、じやなっかったありがとう。」
僕がそういうと話し方を変えてくれた。
「ところで、もし良ければうちのギルドに入らないか。」
「……」へ、ギルド今までソロで活動してきた僕がギルド!?はっきり言うとギルドに入りたくない……。しかしどう断れば今まで何かを断やったことがない…などと考えていると
「もちろん無理に、入ってとは言わない…けどうちの前衛がテツオだけでさぁ…」
ケイタは、そういいながら隣にいる女性の頭をポンポンと叩いた。
「こいつサチっていうんだけど、盾持ちの片手剣に変えて貰おうと思っているんだ。でも勝手がわからないみたいでさ。良ければコーチしてくれないか。」
コ…コーチこの僕が!?ムリムリムリ…他人に何かをおしえるなんてしたことないよー!
「で…でも僕が他人に教えるなんて無理…だよ。」
「そうかもしれない…けどルナが教えてくれたほうが、学べることは多いと思うんだ。」
「それに、俺達は同じ高校のパソコン研究部のメンバーなんだ。でもすぐにうちとけると思うんだ。」
「……」どうすればいいんだ。多分この人たちは悪い人達ではないと思うが僕なんかに教えられるだろうか?だがギルドに入るとなると僕のせいでトラブルが起きるかもしれない。それに僕は最前線にでて攻略を進めている……
だがこの人達の戦いを助ける際に見ていたがこのままだと危ないかもしれない……
し、仕方ない……
「わ、分かりました。いい…ですよ。」
僕は今日初めてギルドに入った。この返事にみんな喜んでいた。
ま、まぁ大丈夫…だよね。