霊と踊る仙人が異世界を謳歌する   作:蔵元優輔

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遅くなりました!目にアレルギー反応が出てしまい書くのが遅れてしまいました。


第六十六話

前回、俺が柱間さんを結界内から追い出してから綱手さん、ミナトさん、ヒルゼンさんと大蛇丸、扉間さんの戦いが再開された。途中又旅や孫悟空、九喇嘛の協力と俺の策略により扉間さんが穢土転生の呪縛から解放される。そのまま決着かと思われたが、俺の須佐能乎と柱間さんの木人の術の衝突が見える。扉間さんの発言から俺達の戦いを見学する事になる。

 

 

 

 

 

 

 

場面は俺が柱間さんを蹴り飛ばしたところから始まる。沸遁の爆発力で試験会場から見える森まで行き、ある程度離れたのを確認して真下に広がる森林に柱間さんを蹴り落とす。柱間さんは難なくバランスを立て直し着地する。

 

「ふむ、やぐらから中々離れたな。ここなら彼奴の命令も届かんだろうな」

 

「ええ、そう思ってここまで貴方を運んできたんです」

 

「はっはっは!皆への配慮すまんな!してどうする?大蛇丸とやらの命令は届かんが術に縛られているのは変わらんぞ?」

 

「それなら考えがあるんです。今から俺のチャクラを貴方に注ぎます、それで大蛇丸から主導権を奪います」

 

「ほお!彼奴が使っているとは言え扉間の作った術を上書きするか!良い良い!お主優秀な忍びだのう」

 

「ああいえ、俺は忍びじゃ無いんですよ」

 

「ん?そうなのか?猿飛や綱が頼りにしておったから相談役や護衛かと思ったが・・・ならばお主は何者ぞ?」

 

「俺はシャーマン兼仙人ですかね」

 

「ん?仙人は分かるが、シャーマンとはどう言うことぞ?」

 

「はい、今から簡単に説明しますよ」

 

そこからチャクラを流しながら俺の話をした。俺が元々居た世界で死に、レイン様に見つけてもらったこと、多くの世界を旅することを決めた事。そこで物語の能力を貰いその能力の持ち主達から直接修行をつけてもらったこと、千年分の修行を終えこの世界に送ってもらいその日に木の葉隠れの里に着き、そして九尾事件に巻き込まれた事。そして湯の国、雷の国・雲隠れの里、滝隠れの里、土の国・岩隠れの里に旅行に行き、そこで二尾・又旅、八尾・牛鬼、七尾・重明、五尾・穆王、四尾・孫悟空と会った事を話す。今は戦闘中だから取り敢えず俺の話のみでハゴロモ様の話は扉間さんも交えて話す事にしとこう。

 

「いや〜〜〜、とんでもない話を聞かせてもらった!葉、お主凄まじい人生を送っておるのう!成程、お主の体から五尾のチャクラを感じたのはそう言うわけか」

 

「はい、いずれは一尾の守鶴、三尾の磯撫、六尾の犀犬も仲間に誘おうと思っています」

 

「成程な・・・」

 

取り敢えずこの場で話せる内容を話終わり、大分チャクラを渡し終えたので柱間さんが体の動きを確認している。

 

「さて、大分体の感覚が戻ってきたな。これからはお主が術者と言う事になるがどうする?」

 

「取り敢えず俺としてはお二人を縛っておくつもりは無いですね」

 

「そうか・・・ならばここで俺と戦ってみんか」

 

「えっ?」

 

「いやなに、猿飛や綱が信頼するお主の力を見たいのもある!・・・後はそうだな」

 

言葉を切る柱間さんの顔を見ると、とても無邪気で好奇心の塊のような笑顔をしていた。

 

「六道仙人の力や尾獣達と心を通わし、俺の木遁を難なく対処して見せたお主の底が見たい」

 

「・・・貴方にそこまで言われちゃ、やらない訳にはいかないじゃ無いですか」

 

「おお!ではっ!!」

 

俺の返事に柱間さんは喜び構える。そして俺達は合図もなく、同時に飛び出し拳をぶつける!

 

「「うおおおおお〜〜〜っ!!!」」

 

お互いの拳を払い柱間さんが俺の顔面を上段蹴りで蹴りにきて、それを俺はSAMURAI DEEPER KYOの梵天丸の技で迎撃する。

 

「飛鷙昇脚っ!!」

 

俺達の蹴りがぶつかり合い拮抗するが、俺はそこから足首の向きを変えてかかと落としに移行する。技の威力は凄まじく柱間さんの蹴り上げた右足を根元からへし折りそのまま地面に蜘蛛の巣状の亀裂を作った。その衝撃で柱間さんは片足を切り飛ばされながらも距離を取ろうとする。

 

「おお!凄まじい威力だな!良いぞ、葉!」

 

「じゃあ今度はこういうのはどうですか!O.S!武神!!」

 

俺は距離を取ろうとする柱間さんの上にジャンプし武神を作り出す。そしてそのまま振り下ろし技を放とうとする。

 

「なんのっ!!」

 

柱間さんが印を組んだのが見えたが、俺はそのまま技を放つ。

 

「ゴールデン中華斬舞っ!!」

 

技の衝撃で砂埃が起こるが、俺には確信があった。止められていると。砂埃が晴れると印を組む柱間さんの前に巨大な木の腕が生えてて武神を白刃取りしていた。

 

「今度は此方の番ぞ!木遁・皆布袋の術(ほていのじゅつ)っ!!」

 

柱間さんが新しい印を組み、周りからかなりの数の木の腕が生え、俺を取り囲む。その腕が一斉に襲いかかってくる。俺は武神を手放し春雨とフツノミタマノツルギを手にとった所で無数の腕に襲われる。

 

「さて、これはどう返す?」

 

技が当たり砂埃が立ち込めていた場所には腕が重なって小さいドームのようになっている。柱間さんが腕の下敷きになっている俺に声をかけた瞬間、木の腕の至る所に切り傷が入り、次の瞬間にはバラバラに砕け散った。その場には大小様々な装甲が生まれ、それが一つに連なり一番大きい装甲に巨大な刀を持った独特の形の鎧を纏った俺が立っている。

 

「O.S、スピリット・オブ・ソード・白鵠」

 

俺のスピリット・オブ・ソード・白鵠を見て満面の笑みを浮かべる柱間さん。

 

「ほお、俺の木遁で傷1つつかんか。凄まじい防御力だな」

 

「行きますっ!!」

 

俺は宝雷剣を回収して白鵠を構えて切り掛かる。柱間さんは俺の斬撃を躱しつつ新たな印を組む。俺もそれを見て術を発動する。

 

「木遁・木龍の術!」

 

「(この世界に来てから余り使ってないけど、やってみるか)秘術・少名碑古那(スクナヒコナ)!!」

 

俺は輪廻写輪眼を使い瞳術を発動する。俺の目の前の木龍が瞬時に縮小されその場から消えて、他の木龍は白鵠で斬り払っていく。

 

「おお!?木龍が消えた!それにその目は・・・輪廻眼か。という事はあれはその眼の固有能力か」

 

「阿弥陀流・真空仏陀斬りっ!!」

 

「っ!飛ぶ斬撃か!だがまだまだ「大黒天っ!!」」

 

俺は柱間さんが真空仏陀斬りを躱した瞬間、柱間さんの目の前に先程少名碑古那で縮小して異空間にしまっていた木龍を出現させた。

 

「ぬおっ!?ぶっ!!」

 

柱間さんはいきなり目の前を覆うように出てきた木龍に反応できずそのまま押しつぶされていた。だが投げたスピードが有ろうと、穢土転生に物理ダメージは入らないので柱間さんは、木龍の残骸から普通に立ってきた。

 

「はーっはっは、お主は多彩な術を持っておるのう!扉間と気が合いそうだ!・・・さて、そろそろ体も温まってきただろう?それでは・・・俺も全力を出すとしよう!!!」

 

「分かりました・・・俺も全力で挑ませてもらいますっ!!!」

 

そう言って柱間さんは印を組み、これまで以上に大地が揺れ、俺も対抗するために術を発動する。

 

「木遁・木人の術っ!!」

 

「須佐能乎っ!!」

 

柱間さんのしたから先程の木龍を首に巻く樹木で出来た巨人、木人の術が発動され俺も漆黒の4枚の翼を広げ、至る所に光のオーラを纏わせた4本腕で頭に角の生えた鴉天狗、完成体須佐能乎を発動する。

 

「「うおおおおおおおおっ!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面はミナトさん達と大蛇丸と音の四人衆がいる戻ってやぐらの最上部に戻る。俺と柱間さんの怪獣大決戦の余波から身を守りながら俺達の戦いを見守っている。

 

「くっ、まさに災害と言える戦いですな。扉間様」

 

「ああ、兄者とあそこまで戦える者はあのマダラ以来だろうな」

 

「くっ、これが木ノ葉創設以前の戦いだというのっ!!」

 

「ぐっ、洒落になんねーぞ・・・」

 

「俺らじゃ時間稼ぎも出来ん戦いぜよ・・・」

 

「うっせっーぞ、クソども!泣き言なんざ吐いてんじゃねーぞ!!」

 

「多由也、女がそんな言葉使いをするもんじゃ「うっせー、デブ!」」

 

冷静に会話をするヒルゼンさんや扉間さんと対照的に大蛇丸や音の四人衆はもう混乱しっぱなしのようだ。

 

「だが思ったよりこっちに衝撃は来てないですね」

 

「それはあれだろう」

 

扉間さんが指差す方を見ると大地の化身であるスピリット・オブ・アースが地面に手を置いていた。

 

「スピリット・オブ・アース!」

 

「あの巨人が里に来るであろう衝撃を中和しているようだ。それでもあの二人の衝突が強すぎて余波が来ているがな」

 

「これが・・・余波?」

 

「お、おい!あいつバカデケェ武器出したぞ!」

 

左近が叫び、皆が釣られて見ると俺の須佐能乎が青い刀身を持つ巨大な刀を構えている所だった。

 

『あれは阿弥陀丸のオーバーソウル、スピリット・オブ・ソードだな』

 

「スピリット・オブ・ソードか・・・葉はあのオーバーソウルは小回りが効き辛いからと余り使ってなかったが、あの須佐能乎が持てば通常の刀サイズに見えるな」

 

九喇嘛の言葉に綱手さんが返していると須佐能乎がスピリット・オブ・ソードを巨体を感じさせないスピードで振り下ろす。それに負けじと木人はスピリット・オブ・ソードの刀身の側面を殴って軌道を変える。打ち払われた須佐能乎はすぐさま手首を返し今度は切り上げを放つ。それも木人は避け、逆に殴りかかってくる。それも須佐能乎が躱し反撃に斬りかかる。そこから避けては殴り、避けては斬りの攻防戦は続いた。その迫力とスピードに恐怖を感じ始めた時、須佐能乎の動きが止まる。

 

「なっ!葉の須佐能乎の動きが止まった」

 

「おお!須佐能乎の足元を見よ、木遁の腕が須佐能乎の足を雁字搦めにしておるぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ(あの一瞬でガッチリ固められたな、抜け出せねえ)」

 

「ふっ!これで抜け出せんぞっ!」

 

「確かに抜け出せないですけどね、こっちにはまだまだ手があるんですよ!穆王っ!!」

 

『ええ、行きましょう!』

 

俺は天之御中を目の前に展開して穆王を呼び出し技を放つ。

 

「『五山跳びっ!!』」

 

穆王は俺の空間から出て元のサイズに戻りながら突進し木人を倒す。そのままの勢いで穆王は木人を踏み潰した。とてつもない衝撃が地面にはしるが、その衝撃は先程までの攻防と比べ物にならないレベルだったが、スピリット・オブ・アースが軽減してくれているが・・・俺は須佐能乎を解除し穆王に乗りながら、穆王が踏みつけた場所を見ていると衝撃が収まり、砂煙が落ち着いてくると穆王が踏みつけた場所には木で出来た人型のドームが出来ていた。あれが内部に入ることで爆風等から身を防ぎ 尾獣の攻撃を受け流すための防御術として使われた木遁・榜排(ほうび)の術か、マダラは獣の難を逃れるって言ってたけど確かにあれなら九喇嘛の尾獣玉の爆風を防ぎ切ったのも頷けるな。

 

「うむ、葉自身の力も強大なのは分かっていたが、そこに須佐能乎や六道の仙術、尾獣達の力も合わせたら何とも強力な戦力よ。九尾を操っていたマダラをも超えるやもしれんな・・・葉よ、お主のここまでの力、しかと見せてもらった!」

 

そう言って柱間さんは腰を落として両手を合わせる。あれは、まさか!

 

『葉君!千手柱間はあれを使うようです!!貴方風に言えば奴の超本気という訳です!!』

 

「ああ、俺も分かるよ。柱間さんに仙術チャクラが物凄いスピードで集まっていくのが」

 

俺達が話している間に、柱間さんは仙術チャクラを集め終わり仙人モードに入った。本当に一瞬でなるな、正にバグキャラだわ・・・そのまま柱間さんは自身の最大の術を発動する。

 

 

 

 

 

 

「仙法・・・木遁・真数千手っ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

柱間さんから膨大なチャクラが立ち上り大地が躍動していく。そして柱間さんの下から木人が現れ、さらにその下から千の手を携えた観音様が現れる。その姿は尾獣達や須佐能乎を超える大きさだ。マジで山を軽く越すな、過去回想でアシュラも使ってたけどこれ本当に人の術か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同刻、やぐらの上の皆も柱間さんの真数千手が見えて驚愕している。

 

「なっ!?扉間様、あれはまさか」

 

「ああそうだ、サル。兄者の奥の手、真数千手だ」

 

「あれが話には聞いていましたが、あれが尾獣さえも上回る絶対的な力、真数千手ですか」

 

ヒルゼンさんやミナトさんは話に聞く真数千手に戦慄しているようだ。無理もない、尾獣を相手にかなりの被害を出した九尾事件があった木ノ葉に更に強大な真数千手に対抗する術は無いに等しい。

 

「叔父上様、お祖父様があの術を出したという事は」

 

「ああ、兄者も俺と同じように若造の呪縛からは解放されているだろう。その上で千手を使ったという事はそれだけ葉とやらを認めたんだろう・・・後はそうだな、楽しくなっていったんだろうな」

 

「ええ・・・」

 

「柱間様はそういうお人じゃよ、ミナト」

 

楽しくなって里を破壊出来るような術使うなというこの場にいる全員の心の声が聞こえてきそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうだ、葉!これが俺の奥の手、真数千手だっ!!」

 

「これが・・・」

 

原作でも3回くらいしか出なかったが、間違い無く最強の術の1つ、仙法木遁・真数千手・・・穆王も尾獣の中では1、2の巨体なのに一般人から見た猫みたいな差がある。

 

「穆王、戻ってくれ」

 

『葉君、大丈夫ですか?私達から初代火影もあの術らバケモノですよ』

 

「ああ、 俺も切り札はある」

 

『分かりました。必ず生きて帰ってくださいね』

 

穆王は天之御中の中に戻り、俺は六道仙術により空に浮く。

 

「ほお空に浮くか、ますます面白いな!それで五尾を消してしまったがどうするつもりぞ?」

 

「こうするんです。O.S!S.O.F!!!(スピリット・オブ・ファイア)」

 

俺の後ろに炎の根源とも呼べる精霊を呼び出す。

 

「ほお、先程の二体とは別の巨人か!だが良いのか?俺の木遁を退けた風の巨人でなくて」

 

「ご心配なく、スピリット・オブ・ファイアは火の大精霊。風のスピリット・オブ・ウィンドより分かりやすいあなたへの対抗策ですよ」

 

「そうか!・・・ならば遠慮はいらんなぁっ!!!」

 

そう言って柱間さんは真数千手の背中の腕を数本動かし、此方をに向かって殴りかかってくる。それに対して俺はスピリット・オブ・ファイアと共に迎撃の技を放つ。

 

「魔皇焔っ!!!」

 

千手の腕が俺達の近くに来た時、スピリット・オブ・ファイアの腕から爆炎を放ち焼き払っていく。

 

「おおっ、しっかり対応してきたな!良い良い、お主ならこれも撃っても問題ないだろうっ!!」

 

まさか、″あれ“をやる気か?須佐能乎を纏わせた状態の九喇嘛をぶちのめした究極の暴力、頂上化仏・・・・・ここかな、使い所は。

 

「スピリット・オブ・ファイア・・・“あれ“をやろう」

 

俺は後ろにいるスピリット・オブ・ファイアに向けて言い放つ。スピリット・オブ・ファイアも俺の言った意味が分かりグッドサインを出し答えてくれる。ありがとうな。

 

「何か策がありそうだな。覚悟が決まった、と言う顔をしているぞ」

 

「ええ、勿論あります。スピリット・オブ・ファイア!ヒトダマモード!」

 

俺は一旦スピリット・オブ・ファイアのオーバーソウルを解き、ヒトダマモードにする。

 

「(ん?あの巨人を人魂にした?何を見せてくれるのだ?)」

 

「ハオ様、見ていてください・・・これが俺の、俺とスピリット・オブ・ファイアのオーバーソウルっ!!」

 

俺の声と共に手の中のヒトダマモードのスピリット・オブ・ファイアが激しい炎を生み出し俺を包み込み巨大な炎球を形成する。炎が破裂しその中から新たなオーバーソウルを纏った俺が現れる。体に装着される部分は黒雛と似てるが爪部分は分離しており黒雛より大きくなっている。最も異なっているのは肩部分と背中部分でハオ様みたいにマントがないので肩にも装甲を追加、背中にあった松明型の砲身が無くなり展開式の補助翼と円状の噴射口型のパーツが付き追加されて炎で出来た光輪が追加されていてハオ様の黒雛の黒からイメージカラーも真紅と言える赤に変わっている。これが俺がハオ様や葉さん達と作り上げたスピリット・オブ・ファイアの新たな姿!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「甲縛式O.S!(オーバーソウル)S.O.F(スピリット・オブ・ファイア)・暁月(あかつき)!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、里にいる全ての人は空を見上げた。激しい光が起こりそれを見て太陽が舞い降りていた、そこから太陽が爆ぜその中から見たことのない俺の姿が現れた。それを見て真数千手が出て困惑していた人達は魅入られていた。それはやぐらの皆も一緒だった。

 

「なんと神々しい姿じゃ・・・」

 

「葉君・・・君は本当にすごいね」

 

「葉・・・」

 

「あのように小さき形なのになんと言う存在感か・・・」

 

「なんだってんだよ、あれ・・・」

 

「ただでさえバケモンが出てきたと思ったらまたあんなバケモンが出てくんのかよ・・・」

 

「綺麗・・・」

 

「すげえ・・・」

 

ヒルゼンさん、ミナトさん、綱手さん、扉間さん、左近、鬼道丸、多由也、次郎坊と続いて暁月を纏う俺について話している。

 

「な、何という事なの。これは、これは本当に人が扱う力なの・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

「おお!何という存在感か、それがお主の切り札の1つなのだな」

 

「ええ、俺と俺の先生達の修行の成果の1つです」

 

「そうかそうか!葉よ、その力がどれ程の物なのかこの技を受けて見せてみよっ!!」

 

柱間さんがそういうと真数千手の腕が全て動き俺をロックオンしている。そして俺に向かって撃ち出される。

 

「頂上化仏!!!」

 

撃ち出された拳が迫る中、俺は落ち着いて対処する。俺は背中部分の補助翼を展開して炎の光輪から剣状のエネルギーをガンダムシリーズのドラグーンのように生成、展開する。

 

「迦楼羅(カルラ)!!!」

 

巨大化した炎剣が拳を薙ぎ払いながら千手に突き刺さり、その後俺の爪部分の先から圧縮された太陽を思わせる火球を生成して打ち出す。それが千手に当たると炎剣と共に大爆発をする。爆発が収まるとそこには崩壊した千手の足部分の残骸が少しあるだけだった。

 

「おお・・・はーっはっはっは!いやぁ、負けた負けた見事な技だった!俺の負けだ!!」

 

負けたのに凄く楽しそうだな、この人。まあ、木ノ葉崩しでの俺の役目は終わりかな?

 

 

 

 

「貴方達・・・引くわよ」

 

「「「「はっ!!」」」」

 

「お前を逃す気はないが?」

 

撤退しようとする大蛇丸一派に扉間さん達は抑える姿勢を見せる。

 

「そうなったら里に仕掛けた仕掛けが放たれるわよ?それでもいいのかしら?」

 

「「「「「「なっ!?」」」」」」

 

大蛇丸の発した事に驚愕するヒルゼンさん達。

 

「そんなのは出鱈目だ!」

 

「本当か嘘かなんてどっちでもいいでしょう?それを確かめる手段は今のところないのだから」

 

確かにそうだ。この場で確かめている時間はない。

 

「・・・失せろ、若造」

 

「「二代目様っ!」」

 

「確かめることが出来ぬ今、此奴をどうこうするのは得策ではない。今は里の事を考えよ」

 

「・・・分かりました」

 

「さて、話が済んだようなのでこれには失礼するわね。でもいずれはリベンジをさせてもらいますから覚悟していてくださいね」

 

そう言って大蛇丸達は消えた。これでなんとかこの場の戦いは終わりを迎えた。

 




次は守鶴戦を纏めていきたいと思います
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