霊と踊る仙人が異世界を謳歌する   作:蔵元優輔

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今回は湯の国の観光と霜隠れを抜ける話です。


第五話

湯の国、その名の通り国内の至る所から温泉が湧き出ており、観光に力を入れている他、豊富な天然資源の恵みによって栄えている。 このため湯の国は平和主義を掲げており、軍縮の流れについては好意的。 その影響は国の軍事力である隠れ里にも及んでおり、湯隠れの里は他国から「戦を忘れた里」「ぬるま湯隠れの里」と呼ばれている。 一応湯隠れの里も有るが木の葉などの忍五大国より遥かに練度が低いとのことだった。数日前木の葉で感動の見送りを受けた俺だが、

 

「イヤ〜、楽しすぎるな、湯の国!」

 

メッチャはしゃいでいた。俺は前からやってる憑依合体での味覚共有を湯の国にいる間ずっと使っている。その結果、

 

『いやー最高でござるな、馬孫殿』

 

『おー、阿弥陀丸殿、まったくですな!』

 

『んー、酒も美味ですな♪』

 

『か〜、幾らでも飲めるぜ』

 

『ええ、本当に・・・』

 

『クー、ケプッ』

 

『ガァー』

 

『( ´ ▽ ` )』

 

『いやー、魂が洗われるなぁ』

 

最初は俺が食べたてその感覚だけ繋ぐ形にしていたが好みがバラバラなので俺が全部食ってたら、キリがないので、宿限定で個人個人をOSして飲み食いしてもらっている。体に入れた物は霊力に変換される。騒がしくすると宿にいる人たちが不審がるので陰陽術で音を消す結界を張っている。

 

『はぁー、何だか、ここが争いが起こり続ける世界になるとは信じられませんな』

 

「そうだなー、第四次忍界大戦の舞台の一つになるけどそれ以外は、平和そのものな国だなー」

 

『いや、飛段がいるだろ。この平和な国の里からとんだ化け物が生まれたな』

 

蜥蜴郎『ジャシン教だっけか?その禁術で不死になるんだよなー』

 

「ああ、禁術の実験で出来たらしい、栄養と殺戮を続けないといけないかなり不自由な体だがな、まぁジャシン教の教え的に問題ないんだろうけど」

 

『それは・・・』

 

「ま、まだ里を抜けてもいないから大丈夫だろ。暁も今の時期なら弥彦、長門、小南がやっていた平和の為の組織だしな、後にマダラを名乗るオビト、ゼツが入ってくるが、そこは止められないからなぁ」

 

『そうですな、流石に不幸になった者を全員助けるのは傲慢ですからな』

 

『ま、小南が来たら弥彦蘇生しないか聞いてみたら良いんじゃねぇか。まだ魂の繋がりもあるだろうしな。』

 

そうだな、あの三人なら魂の繋がりがなくなることは無いだろう。

 

「それに今回の旅も一年半位を予定してるしな」

 

『そうなのですか?何か重要な内容が?』

 

「ああ、物語の根深い問題、雲隠れから和平の使者が来て三才のヒナタを攫ってそれをヒアシが犯人を殺して阻止する。でも向こうは使者を殺したからって宗家の死体を要求、そこで分家のヒザシさんが身代わりに、そのせいでネジとヒナタの間に亀裂が入るって話だな」

 

『酷い話でござるな』

 

「だから俺がいれば少なくとも、使者が死んだから日向宗家の死体を寄越せとは言えないからな」

 

『そうだな、その後は?』

 

「十尾のことをハゴロモ様から頼まれたが先に陰の尾獣を集めることを優先しようと思うんだ。九喇嘛、全員集めて迎えに行ってやろうぜ?」

 

『へっ、嫌いじゃねぇぞ、そういうのは』

 

「そんで二年後くらいに雲隠れに行く。二尾・又旅と八尾・牛鬼に会いにな」

 

『そこで二人ですか』

 

「ああ、それが終わったぐらいであれがあるからな」

 

『あれ?』

 

「今現在うちはイタチは六歳前後、だから約六年後うちは虐殺がある」

 

『なるほどな、そこでダンゾウも動くか』

 

『おーおー、奴さんそこで写輪眼を集めるってか』

 

『ならばその時、うちはシスイ殿やうちは一族の皆を蘇生させるということでござるな?』

 

「ああ、あの老害には何も達成させねぇ、とことん邪魔して本人が出てきたら退場させてやる」

 

『取り敢えずここ数年の流れ、救う人物はこれくらいですかな?』

 

「いや、もう一人いる。結構好きなキャラだったのがな」

 

『ほう、そのお方は?』

 

「砂隠れの血継限界、灼遁のパクラだ」

 

『あ?そいつ原作で穢土転生で登場して数ページしか出てなくねぇか?それでキャラ好きになるとこあるか?』

 

「アニメではオリジナルエピソードで封印班のマキって人の先輩で憧れの人だっていう話があったんだよ」

 

『なるほどな、その話で好きになったと・・・』

 

「まぁな、そこでの死に方は悲惨だったがな」

 

『ほう、それはどのような?』

 

「パクラは砂の上層部に嵌められてな、霧との同盟の使者として送り出されて向かった先で騙し討ちにあってそのままって感じだったんだ」

 

『それは・・・なんともやるせないですな』

 

「ああ、だから時系列ははっきりとはわかんないがマキの見た目からこの十年以内の話だと思うんだよね」

 

『なるほどねぇ〜、それなら助けてやらねぇとな』

 

「おうっ!」

 

こうして今後のことを話して、そのまま眠りについた。

 

 

 

 

その後二週間ほど色んな温泉や観光名所を周りに回った。周りながら雷の国の方面へ進んで次は霜の国だと期待してたんだが、現在俺は・・・

 

 

 

 

 

 

 

S.O.Wに乗って移動している。

 

 

 

 

 

 

何故か?何故国を巡ったり里を見たりしていないのか?原作観光的なことをしないのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無いんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原作ストーリーもアニメオリジナルエピソードも・・・なんっにも無いんだ。自分でも思い出そうとしても思い出せなくて、レイン様に聞きもしたんだ。でも・・・

 

「霜の国ですか?ちょっと待ってくださいね・・・あれ?一期・・・無い、二期は?・・・ないっ!?アニメはっ・・・無いっ!!??オリジナルエピソードも無いのっ!!!???」

 

と、レイン様もパニックになった。マジで無いのか・・・

 

こうして皆で何かないかと探したが、隠れ里は有るが有名な忍がいるわけでもない、原作に全く関わっていないという事実が出てきただけだった・・・。

 

なので俺は今、S.O.Wに乗って霜の国を超えている。普通に歩いて観光ということもできるが、原作やアニメを知ってる俺からしたら、観光名所だと思って行ったら何もなかったみたいな感じでちょっときつかった。なので申し訳ない、霜の国の方々、飛び越させてもらいます。

 

 

 

 

 

そうして一日で霜の国と雷の国の境界線まで行き、降りてそこからは歩きで移動する。そうして数時間歩いていると山岳地帯を切り開いたような独特の景色が見えてきた。

 

ついに来たっ・・・原作のメインの里の一つ。独自の技だったり特徴的な人が多かったり、人の話を聞かない人と真面目な人の割合が極端な里・・・

 

雲隠れの里

 

 

 

 




次回から雲隠れの里が始まります。
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