霊と踊る仙人が異世界を謳歌する   作:蔵元優輔

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遅くなりました


第七十五話

前回、七大精霊のオーバーソウル、スピリット・オブ・アビス・黄昏を発動し、磯撫との戦闘を再開する。.hackG.U.のアーツ技を駆使して戦っていき、木ノ葉の皆や霧の皆、口寄せのカツユやマンダの協力も得て磯撫の鎮静化に成功する。

 

 

 

 

 

 

例の騒動から数日後、復旧作業や十分な休息もとれたと言う事で、やぐらからの会議へ参加してほしいと言う伝令の人から伝えられて俺達は再び会議場に集まった。そこには前回集まったメンバーが集まっており俺が助けた女性もいた・・・助けた時は分からなかったけど、あれやっぱり照美メイだよな、何か睨んでるみたいなすごい剣幕でこっちを見てるな。後は前回は居なかった男性とその後ろに青年が控えている。そっちは見た瞬間に分かった。格好がアニオリで見たまんまだ。六尾の尾獣・犀犬の人柱力のウタカタ。

 

「改めて名乗らせてもらうぜ。俺が四代目水影のやぐらだ!」

 

洗脳が解けて改めて自己紹介をし直す。・・・改めて見ると、やぐらマジで好青年だな。これでもうちょい背丈があったらミナトさんと近い感じになってそうだな。

 

「木ノ葉からの客人、今回の件では本当に世話になった!ありがとうなっ!」

 

「ワシ等からも改めて礼を言わせてくだされ」

 

「「「「「「「「ありがとうございます!!!」」」」」」」」

 

やぐらさんと長老さんが頭を下げ、側近護衛の方々も一斉に頭を下げてくる。

 

「やぐら殿、謝罪はそのくらいで。我々も対談の場を設けて頂いた身だ。改めて会話の場を設けて頂いただけでこちらとしても喜ばしい」

 

「会議に呼ぶのは当然だ、そちらにどんな思惑があろうと霧隠れの里の長である俺を助けてくれてんだ。こんなもんじゃ俺達の感謝は伝えきれないさ」

 

「その通りですじゃ・・・それで、皆様は何故霧隠れに?貴方方の受付をした青からは観光とこの手紙についてだと伺っておりますが」

 

「それで合っています。此方にいる麻倉葉の目的の1つが世界を見て回るということだったので今回の任務に共に来た次第です。幸い此方にはこの里の生まれである彼等がいましたから」

 

そう言って皆の視線が再不斬と白に集中する。

 

「・・・それ程の話ですか」

 

「はい、これから話す話は、これからの忍界を大きく左右する話になります」

 

「成程・・・それで、その人は何処にいるんだ」

 

やぐらの言葉に俺は輪廻写輪眼を発動させる。俺が瞳術を発動させた事で護衛の方々が殺気立つがやぐらが手で制する事で一旦落ち着いてくれた。

 

「この輪廻写輪眼の能力による空間にて此方を待ってます。そちらの方で話をさせて欲しいんです」

 

「それは・・・「良し、早速行こうぜ!」み、水影様っ!」

 

俺の言葉に難色を示していた霧の方々だが、そんな中真っ先に行く事を決めてくれたのはやぐらだった。

 

「み、水影様、流石にそれは」

 

「どうした?綱手殿達も驚いてない。つまりは彼の話は木ノ葉の皆は知っているのさ、火影さえもな。じゃなきゃ初代火影の孫にして伝説の三忍、綱手殿やならばその話は俺こそ聞かなきゃいけない話なのさ」

 

「う・・・そうですな、彼等がそこまでしなければならないと言うことですかな。分かりました、我々も共に」

 

長老が納得しそれに続いて重鎮、護衛の方々も頷いてくれる。

 

「葉殿、頼む」

 

「はい、天之御中」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うむ、来たな」

 

『葉、待ってたぞ』

 

『待ちくたびれたぜ!この前の戦いじゃ俺等の出番あんま無かったしな!』

 

『まぁまぁ、次がありますから』

 

『そうですよ。葉君の旅には厄介事がついて周りますから』

 

『いいじゃねーか、細けぇ事は!俺はこの後の宴が楽しみで楽しみで』

 

『オメーは騒ぎたいだけじゃねーか・・・』

 

天之御中の空間に入るともうハゴロモ様と尾獣が待機していてくれる。これももう恒例になっているな。九喇嘛、孫悟空、又旅、穆王、重明、牛鬼が談笑している様子は、俺達には見慣れた光景だけど霧隠れの方々にとってはこの世の終わりのような光景だよな。

 

「なっ!?も、物怪の類かっ!」

 

「おい、辞めろ!あ、アンタは・・・?」

 

「ワシは安寧秩序を成す者・・・名を大筒木ハゴロモという」

 

「「「「「「「「・・・はっ?」」」」」」」」

 

そのままハゴロモ様の話に移る。チャクラの始まり、母カグヤの蛮行、それを弟と共に止めたこと、尾獣の成り立ち、後の二人の息子の対立、そして現代に脅威が来た時のために、葉に尾獣の陰のチャクラを集めてもらっている事などを話した。

 

次に俺の話を始める、元々居た世界で死に、レイン様に見つけてもらったこと。多くの世界を旅することを決めたこと。そこで物語の能力を貰いその能力の持ち主達から直接修行をつけてもらったこと。千年分の修行を終えこの世界に送ってもらいその日に木の葉隠れの里に着き、そして九尾事件に巻き込まれたこと。そして湯の国、雷の国・雲隠れの里、滝隠れの里、土の国・岩隠れの里に旅行に行き、そこで二尾・又旅、八尾・牛鬼、七尾・重明、五尾・穆王、四尾・孫悟空と会い、木ノ葉に戻ってから一尾・守鶴と会う約束を取り付けている事を話す。

 

「「「「「「「「・・・・・」」」」」」」」

 

いつものように話を聞いた皆が天を仰いだり頭を抱えている。今まで全ての里との話し合いを見て来た俺はそうだが、綱手さんや再不斬もこの空気に慣れて来たかな。

 

「・・・おいおい、重要な話が来ると分かってたから覚悟はしていたが・・・何なんだ?この超最重要機密並の話は・・・マジかぁ」

 

「うむ、暁・・・名前は知っておるが未来に起こる戦争の首謀者になるか」

 

「この前の中忍試験の騒動の後、我が里のはたけカカシ、猿飛アスマ、夕日紅、ここにいる桃地再不斬の4名が暁の干柿鬼鮫と今回やぐら殿を操っていたうちはマダラを名乗っているうちはオビトに襲撃されました」

 

「彼奴が・・・」

 

「彼等は尾獣の大元、十尾の素体である外道魔像を持っており全ての尾獣を求めております。なので各里にちょっかいを掛けながら人柱力を奪取しようとしているんです」

 

「それで俺が狙われたわけか・・・改めて聞くと本当にムカつく話だな」

 

「そして俺は後の戦争や大筒木の対策もあって各里の尾獣達に会い、力を貸してもらっているんです」

 

「成程、それで俺とウタカタを呼んだ訳か」

 

そう言ってやぐらはウタカタの方に顔を向けて、他の方々もそちらを向く。皆が一斉に自分の方を向いた事にウタカタは緊張して師匠の方を向いたりかなりオロオロしているな。

 

「それで?俺等は何をすればいいんだ?」

 

「はい、ハゴロモ様の力で貴方方の体から尾獣達を解放します」

 

俺の言葉に霧隠れの里の方々が驚愕したり、武器に手を掛ける人もいた。長年の常識として尾獣を抜かれた人柱力は死ぬ。当然の反応だな。

 

「皆さん、最後まで聞いて下さい。この空間とハゴロモ様の力で人柱力のお2人が死ぬ事はありません。それは今まで行って来た里の影や人柱力達、尾獣達が証人です」

 

「そうか・・・宜しく頼む」

 

「お、お願いします!」

 

「うむ、任せておけ」

 

2人の承諾を得たので、ハゴロモ様が術を使った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『久しぶりだね、ハゴロモ様』

 

『本当だな!会いたかったぜ?』

 

「すまなかったな磯撫、犀犬。長い間待たせてしまったが漸く会えたな」

 

ハゴロモ様が先日戦った巨大な亀の尾獣・磯撫と巨大な蛞蝓に手が生えた六尾の尾獣・犀犬と談笑している。

 

「ハゴロモ様、とても嬉しそうですね」

 

「ああ、まるで久しぶりに孫に会うお爺ちゃんだな」

 

「アンタと柱間が会った時はもっと向こうがはしゃいでいたしな」

 

「そういえば師匠も柱間様に再会の喜びで抱き上げられてたな」

 

「そうだね。まるで運動会ではしゃぎ過ぎる親族だったね」

 

「煩い!そんな事思い出すな!50を超えてお祖父様に高い高いされるのがどんなに恥ずかしいか分からんだろっ!!」

 

「つ、綱手様!落ち着いて下さい」

 

「シズネ、離せ!こいつ等1発ぶん殴らなきゃ気が済まんっ!!」

 

綱手さんが弄られているのを眺めていたら、ハゴロモ様と磯撫、犀犬が此方に近づいて来た。

 

「葉よ、改めて2人を頼む」

 

『改めて宜しくなっ!おれやよ、犀犬ってんだ!』

 

『ボクは磯撫、ボクたちを止めてくれてありがとね』

 

「ああ、宜しく頼むな、磯撫、犀犬」

 

『おうよ!任せな、葉!』

 

『うん、ボクもこれからはどんどん手を貸すよ』

 

俺は頭上に手を掲げて磯撫と犀犬と拳を合わせる。その光景を見てやぐらが話し始める。

 

「さて!そんじゃあ宴を始めよう!この空間じゃあ葉が食事や酒を自由に出せるらしい。なので・・・今日は飲んで食べて騒ぎ倒すぞ〜っ!!!」

 

「「「「「「「「「うおおおおお〜〜〜っ!!!」」」」」」」」」

 

やぐらの号令で宴が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宴が始まり皆で飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎが始まった。

 

「んぐっ、んぐっ、んぐっ、ぷはぁっ!上手いっ!」

 

「本当だな!こりゃ美味い、幾らでも飲めるな」

 

綱手さんが酒を一気飲みし、それにやぐらが追従する・・・やぐらは見た目が幼いから違和感ハンパないなぁ・・・しかも綱手さんと同じくらい飲んでるし。

 

「ほっほっほ、こんなにはしゃいでおるやぐら様は久しぶりじゃな」

 

「そうですな、長老様」

 

やぐらのはしゃぐ姿を見て孫を見るかのような顔をしている長老様。それに青が返事を返す。

 

『おう、確かマンダって言ったか。良い飲みっぷりだな』

 

『が〜〜〜〜〜、ぷはぁっ!ああ、こりゃ良い酒だな。幾らでも飲める』

 

牛鬼に声を掛けられてマンダは顔をそちらに向ける。でも巨大な酒樽はしっかり咥えたままだ。

 

『そうだろ!やっぱりこの空間で食えるものや飲めるものは最高なんだよ!それも宴で大勢で騒ぐと格別だよなっ!』

 

『お前さん、あのカマ蛇の奴と契約してんだろ?あんな奴と長い間良くやってこれたな』

 

『・・・ああ、大蛇丸の奴からは1回呼ぶ度に生贄を用意させてたが、ここのメシとは比べ物にならねえな』

 

そう言ってマンダは咥えていた酒樽をおろして目の前の皿の肉の塊に喰らいつく。とても美味しそうに食べてくれているな。

 

『あんなきみ悪い奴のとこなんて行かないで、葉のとこ来るようにしたらどうだ?』

 

『ええ、あんなカマ蛇なんぞより葉君の方が断然良いですよ』

 

『・・・ああ、確かにあいつに呼ばれ続けるといずれは改造とかされそうだしな。なぁ、カツユ』

 

『ふぇ?なんれすかぁ?』

 

重明、又旅から鞍替えしないかと言われて満更でも無い反応を見せるマンダ。そのまま一緒に飲んでいたカツユに話をふると酒を入れた底の深い皿に顔を突っ込んで飲んでいたカツユが顔を上げる。カツユの顔は明らかに赤くなっておりしっかり酔っ払っていた。

 

『・・・オメェそんなに酒弱かったか?まぁ、一緒に酒飲む見たいな事も無かったけどよ』

 

『いやぁ、お酒はあんまり飲まないんですがぁ葉様のこの空間だと際限なくぅ食べ物も飲み物も出てくるのでぇ、綱手様もかなり飲まれるのでぇこの機会に私も思いっきり飲んで見ようと思いましてぇ・・・』

 

『・・・何か蛞蝓が酔っ払ってるのってシュールですね』

 

「いや〜!こんなに楽しい宴は初めてだっ!」

 

「楽しんでくれて良かったですよやぐら殿」

 

「へっ、そんな他人行儀じゃなくて良いぜ葉!お前は恩人だ、俺はそこから更に良い関係を築いていきたいからな」

 

「そっか、なら俺もやぐらって呼んで行かないとな」

 

そうして俺達はお互いに肩を組み酒を飲む。

 

「あ、あのっ!」

 

「ん?」

 

俺は皆と話していると急に後ろから声を掛けられる。声の方に振り向くと照美メイがいた。照美メイ・・・メイさんは何かを決心した表情をしていて真っ直ぐ此方を見ていた。

 

「どうした、メイ?」

 

「はい、水影様。先程のお話で葉様が五大国を纏められていき、その国々から葉様の新たな旅に共に赴く女性・・・ハゴロモ様の言葉ではお嫁さんが選ばれていると」

 

「うむ、そういう話じゃったな」

 

「ですので私、照美メイが水の国霧隠れを代表して麻倉葉様の元へ嫁ぎたいと思いますっ!!」

 

「お?」

 

「「「「「「「「「「は、はあああああ〜〜〜っ!!?」」」」」」」」」」

 

この場にいる全員が驚愕の声を上げた。俺は驚きはしたが原作を知ってるから気にしてはいたからもしかしたらとは思っていた。原作でも部下や他里の者であっても丁寧な口調で話す礼儀正しい女性だけど、三十路かつ独身の為に「結婚」「婚期」「遅れる」「破棄」という類の言葉、及びその同音異義語に過剰に反応して唐突に機嫌を損ねてたり、その度青に笑顔で「黙れ殺すぞ」と脅しをかけてたからな。

 

「メイ・・・本気なんだな」

 

「はい、私はこの前の戦いの時、葉様に命を救われました。その時から私は彼の事ばかり考えております。つまり一目惚れです!」

 

「・・・うん、お前がそこまで言うんなら俺は喜んで背中を押すぜ!メイ、幸せになってこい!!」

 

「っ!はい!!」

 

「「「「「「「「「「おお〜〜〜っ!!」」」」」」」」」」

 

 

 

「さあ!やぐら様から許可を頂きましたし、まずはお互いの事を知ることからですわねっ!木ノ葉の里では役職についてらっしゃったんですか、貴方程のお方なら色々な事に携わっていらっしゃるのでしょう!「ええ、階級問わずの戦術指南役や木ノ葉病院で先生やったり看護師達のアドバイザーやったり」素晴らしいです!戦闘面だけで無く医療部門でもご活躍なさっているなんて!では休日は何をなさっているのでしょうかっ!後お食事の好みなども聞いておきたいですね!ご趣味は!「おいっ!」はい?」

 

怒涛の質問責めにあっていると綱手さんがメイの首根っこを掴んで止めてくれた。

 

「突っ込みすぎだ!葉が珍しく困惑しているじゃないかっ!」

 

だがメイは全く動じず今度は綱手さんやシズネさんに質問をしまくっている。

 

「それより綱手様!シズネさんも!貴方方も葉様の妻の1人なんですよね!これから宜しくお願いしますわ!色々教えて下さいませ!色々とっ!!」

 

「はひぃぃっ!この方押しが激しすぎですぅぅぅっ!!」

 

メイの勢いに2人が質問責めされているうちに、こっちもやる事やっとかないとな。

 

「やぐら、それとこれを返さないとな」

 

そう言って俺はアイテムボックスから断刀・首斬り包丁、爆刀・飛沫、雷刀・牙を取り出す。

 

「おお!それは我が里の忍刀!!」

 

「波の国での任務の時ここにいる桃地再不斬と無梨甚八、黒鋤雷牙の3人と戦闘になりまして、2人を俺が打ちました。この刀はその時に戦利品として持っていた物です」

 

「成程、しかし何故首斬り包丁が2本あるのですかな?」

 

「ああ、それは首斬り包丁の特性を利用しまして。再不斬が持っていた首斬り包丁を真っ二つにして後で血を吸わせて直したんです」

 

「成程な、そんな方法で・・・葉、今回の一件の礼をしたいんだ」

 

「礼なんてそんな」

 

「後で他の皆にも聞くがやっぱりお前から聞いときたくてな。俺や磯撫の為に真正面から戦ってくれたんだ。何でも言ってくれ」

 

「うう〜ん、そうだな・・・・・あっ!あのさ、忍刀の事なんだけどさ」

 

「ん?忍刀七人衆の忍刀か」

 

「うん、あの7振りが欲しいって言ったら貰える?」

 

「葉殿、それは・・・」

 

「・・・分かってると思うが七人衆は殆ど里抜けしてしまって忍刀もお前が持って来てくれたのを合わせて4振りしかねえ。それ等は流石にやれねえぞ?」

 

「それは勿論重々承知しているよ。出来るんなら新しく打ってもらってそれを貰えないかな〜ってね。勿論必要な物があればこっちでも探すし、お金ならこっちが出すよ」

 

「何で忍刀が欲しいんだ?お前のオーバーソウルって奴には武器だったり鎧だったりするんだろ?」

 

「手数は多いに越した事はないからね。それに、忍刀七人衆の忍刀は憧れてたんだよね。他里にない独特な力、それも他里に恐れられる存在にまでなっている忍刀七人衆、かっこいいじゃんっ!まぁ忍刀がこの里で重要な戦力なのは分かってるから出来れば、だけどね」

 

「・・・う〜ん、結構時間が掛かるけど良いか?」

 

おっ?断られるの前提で言ったのに、案外あっさり承諾を貰えたな。

 

「良いの?」

 

「ああ、お前さんなら奪われる心配はほぼ無いし、悪用するなんて思えねぇしな」

 

「やぐら・・・ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

俺達は霧隠れの観光をしながら新しく下忍になった忍び達の戦闘訓練の手伝いなんかをしながら過ごしていた。その間にやぐらはミナトさんやエーさん、オオノキさん、シブキさん達と飲み会を開いたりした。やぐらもノリが良いからエーさんやオオノキさんから気に入られシブキさん、ミナトさんは比較的若い影や里長同士で話が合うようでとても楽しそうだった。今は首斬り包丁を借りて新人七人衆の訓練に付き合っている。相手は原作で唯一里に残った双刀・ヒラメカレイを授けられた長十郎だ。

 

「くっ・・・自分の力は敵を斬った数、だから斬らなきゃっ!」

 

「そうだ!もっと来い!」

 

「チャクラ解放!」

 

長十郎はヒラメカレイで貯めたチャクラを解放して、チャクラをヒラメカレイに纏わせて斬撃の威力を高める方向をとったようだ。それを見た俺はスピリット・オブ・アビスを呼び出す。そして首斬り包丁に闇を纏わせる。

 

「ならこっちも行くぜ!闇纏い・無明斬りっ!!」

 

「うおおおおおっ!!」

 

俺達の得物が衝突し辺りに衝撃波を発生させる。少しの間拮抗した後、お互いが武器を収める。

 

「はあ、はあ、はあ、よ、葉さんお強いですね。流石です」

 

「何言ってんだ、長十郎だって凄いよ。今現在里に残る唯一の正式な忍刀七人衆なんだから」

 

「そ、そんな・・・僕なんてまだまだです。もっともっと努力しないと」

 

「うんうん!良い心掛けだ。努力は継続してこそだからな。じゃあ続きやるか」

 

「は、はいっ!お願いします!!」

 

俺達はそのまま訓練を続けた。原作通りの真面目で小心者だけど里の事を思う優しい子だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな日々を続けていき半年程経った時、俺達は木ノ葉の里に帰る日になった。俺達の見送りの為にかなりの数の人達が集まってくれた。

 

「それじゃあ特使の方々、気をつけてな。葉、また飲み会でな!楽しみにしてるぞ!」

 

「おう!ミナトさん達のスケジュールと合わせて連絡するからな」

 

「こいつ等すっかり飲み仲間だな」

 

「まぁまぁ、良いじゃないですか再不斬さん」

 

「そうですよ先生。これで五大国の絆がまた1つ強くなったんですから」

 

「そーそー、お兄ちゃんはそうでなくっちゃ!」

 

「それじゃあ行くか!水影殿、皆様、ありがとうございました」

 

「ああ!皆、元気でなっ!」

 

「「「「「「「「「「葉さん、皆さんお元気で〜〜〜っ!」」」」」」」」」」

 

こうして俺達は新たな旅の仲間を加えて木ノ葉の里への帰路についた。

 




次回は木ノ葉に帰ってからの話になります。
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