俺の知っているカゲロウデイズと違う   作:シャラシャラン

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第二話

 

 

 

 

「アヤノ大丈夫か?」

「うん……大丈夫、だよ?」

「そんな風には見えないのだが」

 

結論:やっぱりアヤノはあほの子だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校が始まって一か月。桜も散り、もうすぐ梅雨に入るだろう。

学校の勉強は相変わらず簡単だった。しかし中学の内容など覚えていないところもあるので教科書を読んだり先生の話を熱心に聴きノートもちゃんととってある。しかし元の頭のスペックがいいのか一瞬ですべてを理解できるのである。教科書なんて昨日すべて暗記してしまった。恐ろしいな自分の頭脳。しかしそんなことしてテストで点を落としたくはないので、授業は毎回真面目に受けている。

そして今日は小テストだったのだ。簡単な数学の問題が10問。俺はもちろん満点だ。他にも満点をとっている奴がちらほらといた。まぁこのレベルだったら当たり前だな。

そんな中アヤノは、

「1点……」

 その正解した一問は選択問題である。しかも勘だったそうだ。

「アヤノ、これはさすがに危ないぞ。今は基礎だし、まだ復習すればなんとかなるし、家帰ったら勉強しとけ。基礎はできないとやばい」

「勉強……きらい……」

 ガクリと机に顔をつける。

 俺はため息をする。

 

 

 

「おい如月!」

 俺は教室の扉の方を見る。

 うちのクラスの生徒だ。

「昨日の続き!サッカーしようぜ!」

 そういえばそんな約束していたな。

 たまたま昨日一緒にサッカーを遊んでいたら、筋がいいとか、うまいとか言われてクラブに勧誘されたが家の用事があるのできないと断ったが、放課後少しだけ時間があるのでその間だけ一緒に遊んだり教えあったりしているのである。

「じゃあなアヤノ。頑張れよ、なんかあったら電話してこい」

「うん、ありがとシンタロー」

 

 

 俺はかばんを持ってクラスメイトと一緒にグラウンドに向かおうと廊下を歩いていた。

「そういや如月、さっきの楯山と付き合ってるって本当か?」

「は!?」

「いや噂になってるんだぜ?投稿も下校時も一緒だし、よく一緒にいるじゃないか」

「あ~、なんだ、あれだ、とりあえず付き合ってはいない。登校と下校は方向が一緒だからだ、よく話すのは席が近いからだ」

「ふ~ん?」

「なんだよその顔」

 手をあごにあてて顔を覗き込むようにこちらを見ている。

 やめろその殴りたくなるような顔。

「いいから行くぞ」

「おうよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ明日な!」

「あぁ。ばいばい」

 

 遊び終えたのでかぼんを手に取り校門から出る。帰り際にも勧誘されたが、同じく断った。

 入学してから一カ月、俺は色々な部活に勧誘された。サッカー、野球、バスケ、バレーボール、卓球、陸上系、それに加えて文化部の新聞部、文芸部、漫画研究会、などなど。まさか今までやってきたことがこんなことを招くとは。

しかし俺は全ての勧誘を断った。理由は家事である。母さんは父さんが死んでから仕事を増やし夜遅くまで働いている、妹のモモは小学生でである。母さんがいないので俺が洗濯や料理をしている。

 洗濯はモモ一人でもある程度できるが……料理はだめだ。あいつを台所に立たせてはいけない。モモは災害レベルの料理を作るからな、あいつの料理は強すぎる。

学生服のままスーパーによる。適当に食材をカゴに放り込んでお金を払いスーパーを出る。     

 今夜はカレーにしようか。

 

 

「おかえりお兄ちゃん!」

「ただいま」

 わが妹よ、そのシャツをなんとかしろ。

 目の前には「mgsk?」と書いてある。そのセンスはどうかと思うぞ。

 

 さて今日も夕飯を作りますか。

 

 

 

 

 





原作のタグって「カゲロウデイズ」じゃなくて「カゲロウプロジェクト」のほうがいいのかな?
悩みどころですな・・・
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