俺の知っているカゲロウデイズと違う   作:シャラシャラン

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第八話

 

 

 

 

 

夏が終わり、木の葉が落ち始めた時である。

 

「お前ら文化祭だ」

 

 先生が言ってきた。

 

「と言う訳で、来月には待ちに待った文化祭だ!お前ら楽しみだろ?私もだ!」

 先生が一番うれしそうじゃん。あの顔遠足前の小学生と同じ顔だぞ。

「ってわけで如月!お前まとめてくれや!」

「俺ですか!?」

 俺は驚き席を立つ。

 周りの奴はそれをどう勘違いしたのか、手をたたき拍手を始めた。俺がそんなに喜んでいるように見えるか?

「がんばってシンタロー!」

 アヤノはうれしそうだった。

 仕方が無く一番後ろの席から歩いて教壇に立ちチョークを持って話をすすめることにした。先生から渡された資料にはお店をするときの注意事項などが書いてあった。お店の部屋決めや、食品を取り扱うときの注意点など。数多く存在していた。まずそれを一通り皆に説明する。

「これを踏まえたうえで何か案はあるか?」

 

「やっぱり食品系が売れるんじゃ?カフェとか?」

「でも注意事項が多すぎるよ」

 でも案なので黒板に書いておく。

「食べ物だったらフランクフルトとかポップコーンとか屋台で出したら?」

「なるほど」

 俺はそれも黒板に書く。

 教室内で食べ物を売ってもよいが、教師陣はできれば外で売って欲しいとのことだ。場所によっては売り上げも期待できるだろう。外での屋台(食べ物)と書いておく。

「劇とかは?」

「劇をするのか!?」

 演劇部の奴が得意げに言ったがそれは時間がかかりそうだな。

「むりむり~」「いやできるって!」

 いや俺としてはできるだけ控えたいです。

「やっぱりお化け屋敷っしょ!」

 そんなときとある女の子がそれを大声で言った。

「いいね!」「確かに面白そう!」

 黒板にお化け屋敷と書く。

 しかしお化け屋敷か。それだったら楽しそうだな。お金は低く設定してお客の量で稼ぐか。断然劇よりかはいい。

「もうこんなものだろ。それじゃあ票をとるぞ。お化け屋敷がいい奴」

 全員が手を上げた。

 俺も一緒に手を上げてから赤色のチョークでお化け屋敷を大きくまるで囲む。

 学園祭でお化け屋敷をすることが決定しました。

 

 次はどこの教室を使うかである。

 もちろん狙うは大き目の教室。あそこならばそこそこの規模のものが作れると考え第一希望はその教室を選択した。第二希望は他の教室を選んでおく。

 生徒会に用紙を提出した。

「あら伸太郎君」

「お久しぶりです会長。これ学園祭の書類です」

「あら、ありがとう」

 ここの生徒会長はなにかとお世話になっている。

 ちなみに三年生である。今年で最後だとかぼやいていたな。

「それでは」

 部屋を出てすぐに帰る支度をする。

 これから学園祭か。うまく行けばお化け屋敷で決定だろう。過去の学園祭を見ると上級生が食品系のお店を出し、下級生がアトラクションなどの遊ぶスペースを作ることが多い。絶対に通るだろう。

 それよりこんなカオスなクラスをまとめられるのだろうか。

 

「あ!シンタロー!」

 

 俺の癒しキャラが来た。

 

 

 

 

 




今までの事情を活動報告にも書きました!
是非一度目を通していただけると嬉しいです。

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